水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

こじ開ける

2009-02-16 21:31:44 | 岐阜都実行委員会
さて、そろそろ今年の桜まつりに向けてプランを考えんといかんかな。

これまで学生の子達が中心になって盛り上がるよう企画を組み立ててきましたが、今年はそうした子達も社会人になる子が多いので、それなりのかたちに仕立て上げる事が重要になってきました。

また、今年は10年前のバブル不況を思い出させるような景気の悪さに就職が決まらない子達もいます。

精神的にも経済的にも追い込まれている子達が多いので、企画を提案してもなかなか高揚して来ないかも知れません。

でもね。

そんなことは、今も昔もなんにも変わらなくて、政治経済や社会の風潮がどうであれ自然発生してくるのが芸術の本質なんでね、作る喜びと方向性をしっかり見せてあげれれば自ずから活路も見えてくるように思っています。

そんなわけで、とりあえず今年の岐阜都実行委員会のテーマは、オイラの独断と偏見により

「可能性をこじ開ける」と言う事にしましょうか!

景気の良かった頃には可能性を絞り出す事に重点を置くべきだと思いますが、これだけ世界的に不況と言う事なら、分野を問わず、何かしらの可能性が無いか模索していると思うんですよ。

模索と言うのだから、基本的には可能性を見つけられていない状況が蔓延している訳なんだけど、逆に考えれば、可能性さえ示すことができれば、今までよりも多くの人達に話を聞いてもらう機会も増えて実現しやすい状況でもあるんですよ。

もちろん、どのような可能性を提示して行くかが問題になってくるんですが、既に、「学びの森」(各務原)での展覧会を機会に似顔絵のワークショップの企画が実現できているし、既に可能性はこじ開けられつつあるんですよ!

これまで参加してくれた人達が、それぞれのやりたい事を素直に発言する事が重要かな。もし、自分のかなにそうした可能性について見つける(発言する)事が出来ないようなら、全力で他の人の可能性をサポートする事をお勧めしたいですね。

不況な時にはね、利己主義でプランを実現させようとしてもなかなかうまくいかないと思うから、とりあえず、他の人の勢いに乗るつもりで、お節介なぐらいに後押しする方にまわってやると可能性が開けてきます。

まぁ、どこに行っても、苦しい状況の中で無理してやっている事が多いから金銭的な利益は望めないかも知れませんが、物質的、精神的な支援は意外と受けやすいように思いますからね。

それと、昨年までご支援いただいたものを無駄にしてしまわないように、活かしたり、再活性化できないか模索するのも重要なように思います。

楽しみだ!!

イラスト展示

2009-02-11 15:05:05 | 岐阜都実行委員会
中部学院の学生ホールでのイラスト展示

3ヶ月ごと、四季折々のイラストを展示できればと言う趣旨の企画で行なうことになりました。

          

学びの森での美術展をきっかけに中部学院さんとの協力を得て実現した企画でお邪魔にならない程度のこっそりとしたものですが、これからも何かしらこうした交流をもってる事は、僕達にとっても大きな可能性に繋がるように思えています。

もちろん、大学を頼り、おんぶに抱っこする事を考えず、僕達自身が芸術文化としてどうあるべきか、何を成すべきかを考えて、その時に話を聞いてもらえる研究機関(大学)としての窓口であって欲しいと思っています。

また、僕達の活動は公共空間での芸術活動を通して様々な可能性を引っ張りだす事に意味があります。

作品を展示する事で
「なんで、こんなものを!」とか
「こんなことができるならもっと良いものを」とか
「。。。。。。。!?」とか

まぁ、耳を塞ぎたくなるような強烈な意見があるかも知れませんが、そこから始まる可能性を見つける事が真の創造力だと思っています。

正直辛い作業です。

だから、話しだけでも聴いてもらえる、そこに行けば何の解決になっていなくても元気が湧いてくる。。。そんな場所、そんな集まり、そんな環境が必要なんだよね。

僕が考える環境芸術とはそういうものです。

決して、巨大なプロジェクトで都市景観を考えたり、流行のエコロジーについて語る事だけではありません。


新年会

2009-02-11 14:16:06 | 岐阜都実行委員会
先日、中部学院の子ども家庭支援施設ラルーラで、岐阜都実行委員会として一緒に活動してくれている黒古君が、似顔絵のワークショップを通年で行なうことになりました。

新聞でも紹介されなんだか盛り上がってきましたよ。

                    

また、同時進行で同じ大学施設内にイラストと美術作品を定期的に展示して行くプランも実現しますます若手の彼らの活動の場が広がってとても嬉しかったな。

で、一昨日の新年会では、そんな活動報告も出来て、おいしいお酒も飲めて楽しかったですよ

       
       
          (この明るさがあれば大丈夫だね!)



オイラの考えていた当初のプランでは、大脇紀子さんが中心になって児童福祉の場に活動のフィールドを広げて欲しかったんですよ。

でも、大脇さんは数年前、事故で大怪我をしちょっと不自由な状態で、今もリハビリで頑張っているけど未だかなり難しい感じかな。

             

だけど、今回、学びの森でも美術展を実現させて、その後、中部学院さんと連携して美術展を行い、将来的には周辺の幼稚園とかの園児児童をとの交流が生まれれば、大脇さんに手伝って欲しいとお願いしていたし、

本人からも「是非実現しちゃいましょ!!」と元気はつらつな返事をもらっていて、あれから随分時間がたったけど、何とか実現できることができた。

              

今、中心になって動いてくれているのが脊板さんたちだけど大脇さんが復帰できたら是非仲間に入れてあげて欲しいと思う今日この頃です。