7つの習慣―成功には原則があった!スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナーキングベアー出版このアイテムの詳細を見る |
どれだけ、がんばっても、一日にできることは限られている。手帳の季節に差し掛かっているということもあるので、ここで時間の概念を見ておきたい。本書第三の習慣●重要事項を優先するより。
≪時間管理の四つの世代≫というのがあるという。*本書211ページ参照
第一世代は「メモ」や「チェックリスト」を特徴とし、時間やエネルギーに対する私たちのさまざまな要求を認識し、それを整理することを狙いとしている。
第二世代は、「カレンダー」や「予定を書き入れる手帳」に代表されており、先を見据えて、将来の出来事をスケジュール化しようとすると言うことを特徴としているようだ。
第三世代が上記二つの概念に「優先順位付け」「価値観の明確化」及び「目標設定」の概念を加えたもので、現在の時間管理の主流だという。これは時間の効率化・能率化を主眼としたものだという。
第四世代は、モノや時間に集中するより、「大切な人間関係」や「生活の役割」あるいは、「大切な目的の達成」に焦点を合わせているという。これは本書の言葉を借りていうと、緊急ではないが重要ではないこと。
つまりは、自分のミッションステートメントと照らし合わせ行うべきことを中心に管理しようということだ。
大げさに捉えすぎると危険な方向性に先走りそうでもないが、時間管理のパレートの法則に照らし合わせ、80%の結果は20%の活動から生み出されるということであろう。日常の雑事につかれきるのではなく、価値観を見極め、策定し、それに伴い、生きて生きた眼の時間管理、いや自己管理が必要ということなのだろう。
ブログをつけると言うことをしばらく怠っていたが、自分の意見を整理し、自分のミッションステートメントに照らし合わせてみても、自分の中での気づきを少しでも多くの人と共有するという意味で重要なことなのだろう。