本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

勝者の思考 : Primero⇒independencia#41

2009-10-27 23:55:57 | Primero⇒independencia
iPhone 3GS PERFECT GUIDE (パーフェクトガイドシリーズ)
石川 温,石野 純也,小林 誠,房野 麻子
ソフトバンククリエイティブ

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最近の日経新聞をはじめ、書籍マーケット(ビジネス+マニュアル系の本でも)、I-Phoneに関する記事が増え始めている。
マニュアル関係の本は、使い方が正直わかりにくいところも最初は少しだけあるので、大賛成だし、知を共創するというアップルなどのプラットフォーム型ビジネスを補完する上で、大賛成だ。
でも、たしかに、一時的な成功しか見込めない中で、I-PHONEを使ってビジネスを刷るという本が増えてきていること、もしくは、某ゲーム大手がI-PHONEに対抗するゲーム機器を出そうとしているのは、あまり本質を得ていない気がする。

アップルが成功したのは、I-phoneだけに限っていうと、タッチパネルがどうこうだとか、ブラックベリーに対抗するためにどうこうだとか、いろんな議論が考えられるだろうが、独自のプラットフォーム型のビジネスを着々と作り続けてきたことではないだろうか?

勝者の思考の枠組みというのを学ぶ上で、2009年10月27日の日経新聞11面は非常に興味深い、事例として、コマツ社長のコメント「新興国向けは一律に価格を下げるという発想ではなく、他者が追いつけない最先端モデルを投入する戦略を貫く」
もうひとつが、スズキ社長のコメント「今は最終的にどういう車が、エコカーとして主流になるか、いろんな見方が出ている過渡期」「今肝心なのは、王道を行くこと」「開発力の向上や低コストの製造ノウハウの蓄積など、メーカーとしての力を蓄える覚悟を示す」
というどちらもコアスキルに重点を置き、さらなる進化を遂げようとしている。
アップルのビジネスモデルをそのものを学び、自社に置き換え、顧客に対峙する、そのことを本気で考えていくことが世界一になるには必要なことだろう。
関連書籍は、以前紹介しているもので恐縮だが、次以降で再紹介する。
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等価交換 得るものあれば、去るものあり : Promero⇒independencia#40

2009-10-27 23:20:39 | Primero⇒independencia
お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方
午堂 登紀雄
日本実業出版社

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世界一なる⇒そのために有効な戦略を立て、戦術を考え、できるだけ早急に実行をする。
日経新聞10月27日の一面の柳井正氏の「国内で閉じた個人や社会に未来は無い」「世界一にならなければ、グローバル競争に勝ち残れない」という言葉に触発され、気になっていた未読部分を一気に読み進めました。ようするに世界一の自分になるように、すべてできることを速攻する。

・ ものを買うということ⇒
買った以上他徹底的に使い倒す:得するように思えても使いこなす自信が無かったら、それを買わない。支払う金額に見合うだけの価値がそのモノやサービスにあるかと自分で思えるか?得られるリターンを考えお金を使う。

【サンクコスト的な発想で無駄な投資を排除する。】
150p.すでに払ったお金はサンクコストととらえ、満足度の高い時間を手に入れるほうに意識を向けてみましょう。
⇒時間 という概念
=元を取るというより、自分の時間ということを忘れない。
★ お金を使うたびに、そのお金が自分に何をもたらしてくれるかを考えることが必要。

159p.
[お金のバリューチェーン]
SPAなどの例をとるとわかりやすいが、バリューチェーンの上流で買えば値段が安くなるし、下流に行けばいくほど値段が安くなるということ。

172p.
[お金を稼ぐために本当に必要な力とは?]
問題解決能力
フィナンシャルリタラシー
⇒自分の体で感じ、自分の責任で判断し、人の先頭に立って行動する力を養うことにウエイトを置くべき。

【無駄使いをしてはじめてわかるお金の使い方】
無駄遣いをして後悔する:それこそ最良の投資教育
:お金の失敗は若いうちにどんどんしておいたほうがよい。 176p
★ 無駄遣いをするなら人生の早いうちに徹底的にやって、思い切り公開する経験をしておいたほうがいい。
⇒お金の使い方は、実際にお金を使うことでしか身につかない。
181:自分の納得のいくお金の使い方を体で覚えることが先決。

【お金耐性をつける】
勇気がある人というのは、恐怖心を抱いていないのではなく、恐怖心を抱きながらも行動する度胸がある」
⇒お金を失い、お金が無い状態にさらされることで、自分のお金耐性がわかる。そのことで、お金に振り回されない強い心が養われる。


★ お金:
結局は品性を磨くことに意識を振り向けないとついてこない

【好奇心の大きさと収入は比例する】

★ ★ 好奇心に蓋をしない ★★
お金が無いからといってあきらめたり、夢のスケールを小さくしたりはしません。
お金が無ければ稼げば意思、あるいはどこかから調達してくればいいという発想が共通した発想。
アグレッシブに行動すれば、人や、お金がついてくる。結果的に帳尻が合う。

それゆえ、自分には絶対にやり遂げられるという自信というか、確信に近いものがある。

小さい自分で満足しない。自分の世界で満足するよう、自分を押し込めない。大きく発想する。大きく欲する。
感動と好奇心にお金を使う。

【ハングリー精神に火をつける】
絶対成功してやるという強い思い。
★ 負けてたまるか!!負けてたまるか!!負けてたまるか!!

【見た目に投資する】
たとえお金が無くても、持っていそうな演出をすること、儲かっているという印象を与えれる 工夫をするということも大事。
⇒スーツが無理でも文房具、かばん、カードケース、財布、靴、めがねなどに投資し、小物でじぶんをよく見せることも可能。

<お金の多さで価値観=本心をゆるがせない>
□ リストラで失業しても、そのことをネタだと楽しめる。
□ 月収の三分の一を本代に当たられる
□ 年収が今の半分になっても、おもしろうそうな会社への転職を決断できる
⇒一時的にお金がなくなっても、収入が減っても、「また稼げばいい」と思えることが大切。本心にうそをつくな!!


最後に~
人生は等価交換:
何かを得ようとすると、何かが犠牲になる。
自分の価値観を、自分が目指す結果に向かうように、少しずつ修正していく必要がある。
方法は、
「ひとや本と出合い、自分の頭で考えて実践すること」
「学び・稼ぎ・返す」


ps.お金の使い方と接し方については、ある程度この本にて、回答が出たのではないでしょうか?
後、別途章立てしてもよかったのですが、時間節約のために、やはり、ノウハウを得るために焦点を得た読書では、考えるための読書と比較して、直接PCにてメモをしたほうが考えて読もうとするし、必要なところを集中して読もうとするのでいいかもしれません。
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