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これからの消費を支える企業側に必要な視点として5つのポイントを挙げている。
これまでは枝葉末節とさえ思われていた新時代での技術を自分たちで構築していくそういう姿勢が生死をわけるのだろう。
「今の会社にはそういったことができない」
「とうてい、上の人間はそんなことを聞き入れてくれない」
組織に対する不満は自分に対するけじめ。
そう思うなら、自分で能力を徹底的に開発し、スピードを上げ、独立するしかない。
著者があげる5つのポイントとは、まずひとつのキーワードとして、
企業が発する物語の重要性。
〈大きな世界観に突き動かされた結果として現在進行形の中でつむがれている物語〉が必要だという。
〈困難な問題の解決に向けて企業がリーダーシップを発揮している〉
ということがキーワードのようだ。
今後の消費のキーワードは「創造性、論理感、問題解決」というのがキーワードになってくるということのようだ。
消費者は本当の自分になるための消費を行っているという。
その前提として、インターネットにて、
比較検索ではなく、「指名検索」をされることが重要で、そのためには、「検索を促すネーミング」が前提で、「自己投資型消費を支える物語」が必要となる。
ここで、物語というのが必要となってくるわけだ。
そして、その社会性から生じた創造性・倫理観・問題解決につながりそうなキーワードに対して、導線が必要となり、その物語は今のインターネットのAISASの考え方からいうと、共有されることが必要ということだ。
事例としては、グーグル、パタゴニア、ディーナンドデルーカ、キッザニア、東京マラソン、アイフォン、フィライターグなどが挙げられている。
仮に自分が独立したいなどというと、多くの人は反対する。
そこで、自分の本気度合いのレベルを上げていかないといけない。
今時分が感じる社会的弱者に追いやられつつある若者を救う。この命題は今後の長い日本の成長力を停滞させることであろうし、よいことでは絶対ないし、自分のミッションステートメント*に合致する。
やろうと決めたなら、まずできることを増やし必ずやる。
自分の人生。もちろんアドバイスを周囲から頂き、いかし、後押しされることもあるだろうが、最終的に重要な判断を下すときは他人の意見は無視する必要が出てくるかもしれない。
本気で生きる。自分の責任のある人生を生きる。