本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

気軽に起業するとか言ってはいけない理由とそれでも起業した方がいい理由とは?爆速で成長する方法を日本に!

2020-02-23 15:32:12 | 2019年始動。革命のスタート。
ブリッツスケーリング

【Twitter用】
各項目を内容としてマネジメントに必要なコンテンツとして取り上げられる

自分のもう一つのコアスキルヒューマンリソースをベースとしていること

【学びたいこと】
スピードを上げマネタイズを加速する方法

★★★国連が定めた持続可能な経済成長という目標を達成するためには。世界は2030年までに6億個の新しい職をつくり出さねばならない。32

①この本
著者:シリコンバレーでメンター
リンクトインの創業メンバーでもある。ペイパルの創業メンバーであり投資家 インスタグラム、フェイスブックの投資家でもある。②-aテクニック1〜3

【概要】
経営者であり、投資家でもある著者がシリコンバレーの経営者から見出した法則と成功に、企業の発展段階、拡大に必要な知恵。

スタートアップの成長戦略

例えば、
ZARA 「顧客の欲しいものを誰よりも速く届ける」313
成長阻害要因と闘いながら直感に反する法則を守り、カオスを受け入れ、スケールしないことでも実行する。314

独自の市場創出・制圧
ネットワーク効果
ゼロから数十億ドル級の世界的な大企業に成長するという奇跡がどうすれば生まれるのかを実例で説明する。33

レシピではなく、「成功の確率を大きく高める行動パターン」36

スタンフォード大学での講義がもとになっている。
ブリッツスケーリング:
◉起業が信じられない速度でスケールアップするための一般的なフレームワークと特定の手法38
総力を挙げて成長に集中する電撃戦。成長しながらチームや企業を運営するための戦略と技術のセット。
先が読めない環境で成長するには、効率なんて考えるより、とにかくスピードが重要だ。

◉スタートアップからスケールアップに至る最速かつ直接的な経路20
シリコンバレーだけ存在したスタートアップの驚くべき巨大化を支えた秘密とは何だったのか?31

ブリッツスケーラー:
エアビーアンドビーの創業者 アリババ アマゾン アップル グーグル マイクロソフト

ポイントは、
◉フィリーミアムなど最初は「効率の悪い成長」が前提となる。
・市場規模
・ディストリビューション
・粗利性
・ネットワーク効果
・プロダクトマーケットフィット
・オペレーションの拡張性

コア:
膨大な成果を出すには市場に素早く参入することが決定的に重要な戦略167


覚悟の書

0-0-0
★★★「ほら、ここで同じ場所にとどまるには全力で走らなければならないの。どこかに行きたければ、少なくとも倍の速さで走らなくてはなりません。〜赤の女王のアリスへの言葉『鏡の国のアリス』311

①の後に、気軽に起業するとかいうなよ
★★★スタートアップのデフォルトは死ぬことなので失うものはない。324
スタートアップの結末のデフォルト値は「死」だ。素早く決断してよく動き、なんとしてもそのデフォルトを避けなくてはならない。隅々まで気を配っている時間はない。277

行動のタイミングを測ることは難しく、決断のチャンスはあっという間に去ってしまう。
たとえ行き先が見えなくてもいい、なにがあろうと効率よりスピードを優先するという戦略。2〜ビルゲイツ

★★★会社を立ち上げることは、崖から飛び降り、落ちていく途中で飛行機を組み立てるようなものだ。291

②-bここは取り上げたい
◉前提:
ひとつかマルチか
・一つの商品の収益性が高い場合
成功するスタートアップは必ず、最初はプロダクトがひとつだけだ。その集中力こそが、会社の初期段階に自分より大きいライバルを倒すカギとなる。229

・一つの商品では収益性が低い場合
マルチスレッド234

組織をマルチスレッド化するなら、最適な経営手法は各スレッドを別会社だと考えるといい。234

③-a起業家に必要な資質
<創業者に必要なこと>
自分を学習マシンにする必要がある。258
巨人の肩に乗る。258

自分のメンターたちを取締役会だと考える。259

【資質】
・誰よりも速く学ぶ
・常に最初に反応する必要がある

③-b
【直感に反する9つの法則】
1:カオスを受け入れる
スピードのために効率を犠牲に:フリーミアム261

4:恥ずかしいプロダクトを公開せよ!271
市場に早く出れば、改善に必要なフィードバックを早く手に入れられる。271

MVP実用最小限の商品272

6:顧客を無視せよ
ユーザー自身がサポートしあうコミュニティをつくる

エアビーアンドビーは創業1年でアメリカからヨーロッパへ拡大し、世界的大企業になった。その裏側にあった行動を理解する。

③-c志向
★★★ブリッツスケーリングを実行すると決めたら、次に考えるべきことは「どうすればもっと速く動けるか」だ。
大切なのは、ほかの会社が普通はしないことをする、あるいは他の会社がすることをしない、ということだ。178

★★★ブリッツスケーリングを実行するのは、市場が大きいか、急成長しているか、できればその両方があてはまるときだ。181

①の後に〜
【ブリッツスケールの3つのテクニック】
◆テクニック1:ビジネスモデルのイノベーション ◉最初で最も基本的
急速な成長を遂げる革新的なビジネスモデルを発見し、設計すること。
「ビジネス」というのはごく単純に、顧客を獲得してサービスを提供し、売り上げを立てることだ。63

ライバルにはっきり勝るビジネスモデルをつくる。64

 優れたビジネスモデルの共通の特性
 成長要因1 市場規模
 成長要因2 ディストリビューション
 ★★★優れた販売チャンネルを備えたプロダクトは、それらを欠くプロダクトにほぼ間違いなく   
    勝つということだ。84

 ★★★最も強力な獲得イノベーションは、バイラルとインセンティブを独創的な方法で組み合わ
    せることだ。91
   ▲
  口コミでブームを起こすには、サービスは無料またはフリーミアムでなければならない。90
  
 成長要因3 粗利率の高さ
 成長要因4 ネットワーク効果
 まずニッチな市場に焦点を当てて足場を築き、そこから周囲へと拡大していく「ボウリング
 ピン」戦略を推奨する。101
   ▲
 まず勝者総取りの状態をつくることにフォーカスをし、利用者を増やす。
 
 ★★★独創的であり誰も気づかなったほとんどのチャンスは、既存の支配的プレイヤーがマー
    ケットの変化に適応したがらないから生まれる。
    優れた人たちに話しかけてみよう。会話を続けて自分たちのアイデアを説明し、この後
    何を検討すべきなのか教えてほしいと頼んでみよう。107

<確立されたビジネスのパターン>
・プラットフォーム
・フリーミアム
無料は、ディストリビューションとバイラル性を促進するツールとして圧倒的に強力だ。同時にネットワーク効果を効かせるために必要な臨界量のユーザーをできる限り素早く集めるのにも役立つ。119
・マーケットプレイス
:書い手と売り手が素早く、効率的に発見できるような市場121
・サブスクリプション
・デジタルグッズ販売
 ラインスタンプ

<イノベーションを成立させる法則>
根本的な法則1:ムーアの法則
ネットフリックスはここで思った以上に時間がかかった

根本的な法則2:自動化

根本的な法則3:最適化ではなく適応に重点を置く135

根本的な法則4:反逆的思考を持つ136
★★★「自分では重要な真実と考えているのに、周りの人が誰も賛成しないのはどんなことですか?」
優れた考えに巡りあうことは滅多にないが、それは才能の欠乏というより、勇気の欠乏から来ている。〜ピーター・ティール136

★★★ほとんどの素晴らしいアイデアは、最初はバカげた企てに見える。反逆者であるというのは、愚か者が反対しているということではない。賢いひとが反対していることを意味する。137

 ◉私がこの本を書いた動機の一つは、世界中の起業家にブリッツスケーリングができるビジネ
  ネスの設計方法を体系的に示して、成功を手助けすることにある。104


★★★「何がやるべき仕事なのか」の発見に集中しなければならないと考えた。つまり顧客がプロダクトを購入するのは「何かある仕事」をさせるためだ。78

◆テクニック2:戦略のイノベーション68
★★★20ドルのコストがかかるサービスを一ドルで売れば、顧客は猛烈に増える。しかしこれでは持続的な価値を構築できない。68

◆テクニック3:経営のイノベーション73

核心:
会社を始めることは成功に直結しない。成功をおさめるのはライバルよりも圧倒的に速く成長する方法を見つけたごく一部のスタートアップだけだ。31

ネットワーク効果:
プロタクトやサービスが普及すればするほどその効能も上がる現象。22

インターネット時代に生き残るには1等賞を取らねばならない。23

<マネジメントのイノベーション>
キーポイント1:小さなチームから大きなチームへ
1と2は企業の発展段階で必要な人材は変わるということ。
キーポイント2:ゼネラリストからスペシャルストへ
ブリッツスケールの初期段階では、スピードと適応力が必要なので、頭の回転が速く不確実で変化の速い環境でさまざまな仕事を片付けられるゼネラリストが大いに重宝される。202

【引用した文章】
★★★成長か緩慢な死か? 〜マッキンゼー53

★★★われわれの強力な武器は、常に変化していることである。〜インクレディブル・ハルク269

★★★真の天才はテクノロジー・オタクではなく、ほとんどの場合、ビジネス・オタクでもあるのだ。63

★★★達成目標は「ゼロからじっくり1にする」ことではなく、「ごく短期間で1を10億にする」ことに切り替わる。48

買うな。最後には良いプロダクトが勝つ。〜マーク・ザッカーバーグ 14
コメント
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