東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

湯殿山、羽黒山

2008年07月08日 09時17分45秒 | 国内旅行
 あまりにもいい温泉に浸かって、いい食事も出来て、これで今回の旅行は8割方よかったんだけど、いまさら温泉のはしごはいいと思う、

 そうだ、出羽3山にいこう、

 東北では最高のデスチネーションではないか、9時ごろ出発した、雨が降ったりやんだり、東北中央自動車道に入る、誰も通っていない、自動車専用でたいした道なんだから、信号はないし、イギリスみたいに国道の最高速度を上げてやたら高速を作ることはないのに、、、

 月山方面の標識ではいる、よく見ると月山スキー場の方だ、昼食に入ったコーヒーとサンドイッチの店で地理を聞く(この店はよくなかった・この旅行随一のはずれ)道を引き返して湯殿山をナビに入れる、

 湯殿山



 巨大な鳥居と、参拝客用施設が出来ている、駐車場で参拝バスに乗り換える、



 湯殿山の本宮につく、靴、靴下を脱いで行かないといけない、

 うわー

 びっくりだ、こんな神社は日本中にないだろう、内容はぜひお出かけになることをおすすめしたい。あと、足湯なんかに浸かっていい気分で参拝を終わった、

 テレビ(NHK、7日、12時20分で放送していたのに驚いた)

 今度は羽黒山五重塔を入れる、鶴岡を通って、向こう側からのアクセスだ、羽黒山のアクセスは割りと簡単だ、駐車場(無料)も近い。

 羽黒山、いい、

 駐車料金も、拝観料もない、神域はたちまち静かになり、何の音も聞こえない、巨大な杉が立っている、入り口の仁王門からずっと石段がつずく、意外なことに下り坂でなだらかに低いところへでる、

 あ、、見えた、、、五重塔だ、



 国宝五重塔は杉の巨樹の間にすっきりと立っていた、ほかのどの塔とも違う立地だ、しばし見とれていた、

 さてどうしよう、帰ろうとするが仁王門までの上りもつらい、石段はこのあと、

 2447段!!!



 本殿まで行くか、上り始めた、参拝客は少ない、おなじ石段が延々とつずく、汗がでる、幸い雨が上がってそんなに熱くない、首にハンカチを巻いて汗を防ぐ、

 二の坂の休憩所だ、

 転げるように座り込んで、きのう食べられなかった力餅、竹の子汁、水を買う、おばあさんほか3人でやっているのだが、品物は仁王門の駐車場から、

 かついで、

 来るそうだ、ご苦労なことだ、ここで、宿を紹介してもらう、力餅こちらで搗いているんだとか、竹の子汁のうまいこと、こちらまでの段数きた証明書を発行してくれる、ここまでで、石段は半分である、聞いたんだけど上にバスがあり、5:15にでるんだって、聞いてみないといけない、帰りは石段を降りなくてもいいらしい、オーストラリアからの3人、お母さんと息子の2人とお話しする、こんな石段はあと四国の金比羅山、山寺、くらいかな、という話になって、山寺にいくのもいいなとおもう。

 石段を延々と登って、、、上って、、、ついた、、、



 本殿はかやぶきで、厚みが2メートル50あるという、ひろい用地があるものだ、いまは自動車道路が出来ているがその昔はこの石段を登って、よくこんな大建築を作ったものだ、フシギなことに拝観料を取らない、かやぶきの鐘搗き堂があり、除夜の放送で有名だ、お寺は普通拝観料を取る、神社はとらない、こういう合体なところは、とらないのがすがすがしい、信者の施設は巨大で拝観料なしですみそうだ、石段と5重の塔は間違えなく世界遺産なんだけど、巨大な信者施設、先ほどの湯殿山の巨大鳥居なんか見ていると怪しくなる、世界遺産目指して施設を作れといいたい、

 2447段の石段と五重塔

 これは見たほうがいいと思う、

 5:15のバスはわれわれ2人だけ乗せて、さっきの駐車場まで戻った、休憩所で紹介された宿に行く、NHKきょうの料理で紹介しているおばさんが仕切っている、



 すばらしい女将だ、夕食は3組だった、なんと山であった、

 お母さんと息子、オーストラリアの3人が来ている、、、、



 それぞれ、インターネット、旅行記で調べたんだって、オーストラリアの人は連泊だそうだ、山ほどの旅館があるのに、

 偶然は恐ろしい。