リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

常連客

2020-07-12 05:40:10 | オヤジの日記

国立駅前の「はなまるうどん」が閉店した。

 

国立駅前の店は、頻繁に利用したというわけではないが、娘とたまに行った。各地のはなまるうどんは、よく利用する。

なんと言っても安い。かけうどんとかき揚げで500円くらい、揚げ玉は無料。もう、大満足です。

なぜ国立駅前店が閉まるのかはわからない。売り上げが減ったというのが、常識的な考えでしょう。

コロナの影響もあるのだろうか。

いずれにしても、慣れ親しんだお店がなくなるのは、さびしい。

 

今週、たまに行く国立の花屋さんで花を買った。ミニひまわりとナンチャラいう花だ。

女店員さんに言われた。「十日くらい前も、同じ花を買われましたよね」

ああ、覚えられていたのか。

なんか、居心地が悪いな。

私は、日陰者なので極力なじみの店を作らない人生を歩んできた。

昔、虎ノ門の法律事務所に勤めていたとき、近所に安くてうまい定食屋さんがあった。500円で、うまい刺身定食やしょうが焼き、トンカツ、天丼が食えたのだ(消費税が適用される前だから正味500円だった)。

しかし、毎日は行かない。2週間に1度程度だ。そのほかは、自分で作った弁当を食う。まわりには、店員さんに「常連客風」を吹かせるサラリーマンが何人かいて、私はそれが嫌だった。所詮は常連客何百人のうちの1人なのに、「俺だけ特別感」をアピールする姿が鼻についたのだ。

その店は、ご飯も味噌汁もおかわり自由だった。それで500円って、今ではありえないでしょう。

その店で、その「常連客風」を吹かせるサラリーマンは、「俺、ご飯を3杯はお代わりするよ。味噌汁も3杯だ」と店員に得意げに言って、昼休みを店で過ごすのである。

「俺、1時まで食い続けるからね」

本当に、どうでもいいことだが、私には、そんなことはできない。私は、その店にせいぜい10分くらいしかいられなかった。

店の外で客が並んで待っているのに、店に1時間なんて、空気を読めなさすぎでしょう。しかも、内容のない会話を店員に押し付けるのだ。俺は特別、だって思っているんでしょうね。俺は常連客だから許されるんだ、という感じか。あるいは、井森美幸さんに似た店員さんに惚れているとか。

 

そういう姿を見たからというわけではないが、人嫌いの私は、常連客には絶対になるまいと思った。

武蔵野に住んでいたころ、お気に入りのラーメン屋があった。つけ麺がうまかった。毎日行ってもいいほどの美味じゃった。全体にさびれた感があって、それも私好みだった。

私は、ラーメン道を押し付けるこだわりの店が苦手だ。鉢巻きしめて「らっしゃい!」は、鳥肌が立ちます。

この店に行くのは、3から6ヶ月に1回にガガガ我慢した。

ひっそりと店に入り、カウンターの隅っこが空いていたら隅っこに座って、生ビールとつけ麺を注文する。

俺のことなんか、覚えてないよな、と確信しているから、居心地がいい。厨房の大将も絶対に話しかけてこない。安心する。

金曜日、武蔵野から国立に越してから3年4ヶ月ぶりに武蔵境に行った。昼メシどきだったから食い物屋を探した。あのラーメン屋さん、まだやっているかな、と足を伸ばしたら、店はやっていた。

前は、行列ができていたのに、行列はなかった。少し寂しさを感じた。

 

店に入った。

するといきなり、大将に言われたのだ。

「あらあ、お久しぶり、つけ麺ですか」

顔を覚えられていたのである。1年に3回程度しか行っていなかったのに。

プロって、すごいんだな。俺なんか、人の顔なんかすぐに忘れるのに。顔どころではなく、名前も年も猫アレルギーだとか星座なんかも忘れてしまうからね。

今日パンツ履いてきたかも忘れてますよ。

「武蔵境から引っ越したんですか」と大将が聞いてきた。客は、他に一人だけ。さびしいね。昔はギュウギュウだったのに。ソーシャルディスタンスを守るため、席が一個おきにバッテンをつけられていた。席の間には、アクリルボードがあった。コロナ対策は、怠っていないようだ。安心だね。

 

武蔵境から国立に越したんですよ。

46から51歳に見える大将は、「ああ、僕、国立の桜満開の頃は、毎年行ってますよ。今年もコロナはありましたけど、家族で行きました。最後に回転寿司で寿司を食べるのがルーティンなんですよ」とおでこをポリポリかきながら言った。

「あのお、いつもどおり、生ビールもですか。つけ麺は、少し遅らせたほうがいいんですよね」

そんなことまで、覚えていてくれたのか。

「先生、あまりもので申し訳ないですけど、牛タンがあるんですよ。お代はいりませんから、どうですか」

俺、先生じゃないけど、いただきましょうか。

うんめえな。生ビールに合うな。

 

でもね、これって、俺の嫌いな常連客の会話だよね。

3年4ヶ月行ってなくて、常連客ってありえないけど。

牛タンを食い終わったころ、大将が言った。「そろそろ、つけ麺茹でます」

ああ、お願いします。意外と居心地がいいものだな。

つけ麺が出てきた。

相変わらず、うまいね。

食事のレポートは、しません。

スープの味がナンチャラとか太麺がナンチャラとかチャーシューがナンチャラなどというのは、他の人がしてください。

 

星みっつです!

 

食い終わったあとで、大将が言った。

「いま正直苦しい時期ですけど、僕は店を閉めないって決めているんですよ。僕だけじゃなくて、みんなが苦しいんだから、ここは、我慢のしどころです。先生、もしまた気が向いたら来て下さい」

そうだね、リンゴやナシは剥かないけど、気が向いたら来るよ。

大将が昭和のズッコケをした。

 

大将、生ビールとチャーシュー、ザーサイ小皿、小ライスを追加。

 

 

なんか、俺、常連客風吹かせてないか。

 

 


やらかしてないですよ

2020-07-08 05:40:01 | オヤジの日記

日曜日、友人の極道コピーライター・ススキダとパソコンで会話した。

モニターで見ると一層怖い顔だな。年に1から6回、職務質問されるのもわかる気がする。

 

「麗子(ススキダの奥さん)の友だちから話があってな。誰か小猫を貰ってくれないかって言うんだ。白黒のブチで、ハチワレだ。生後3ヶ月。セキトリに似ているんだ。画像を送ろうか」

いや、いい。見たら飼いたくなる。

「飼いたくないってことか」

飼いたくないというわけではない。ただ、いま俺の頭の中では「猫の思い出箱」にセキトリが充満しているんだ。

ノラ猫時代が7年、家猫になってから3年2ヶ月。セキトリは、俺にたくさんの幸せをくれた。

あんなでかい体なのに、とても穏やかで、俺はセキトリが他の猫と喧嘩したところを見たことがない。怪我をしたこともない。悠々と道や塀の上を歩いている姿は、神々しささえ感じたな。

家に来てからも穏やかで優しくて賢かった。シャーは言わない。猫パンチもない。爪も出さない。

猫に不慣れな息子も娘もすぐに、セキトリのことを好きになった。

娘のお友だちも毎週のようにやってきて、セキトリと遊んだ。抱き上げて、「セキトリ、重いなあ。普通の猫の倍だね。モフモフだね」と言って喜んだ。ただ、ひとつだけ欠点があるとしたら、顔がブッサイクだったことだ。

「確かに、セキトリは穏やかで人懐っこかったな。おまえの武蔵野のアパートの庭の段ボール箱に住み着いていたとき、俺が顔を出してもセキトリは、怖がりもせず俺に抱かれていたもんな。そして初めて国立のお前の仕事部屋に行ったときも、3分もたたないうちに俺の膝に乗ってきたからな」

セキトリには、お前が鉄砲玉だってことを教えていなかったからな。

 

「じゃあ、今回はパスか」

悪いな、気を使わせてしまって。

もし、次に猫を飼うとしたら、俺は自分の目で、生まれ変わったセキトリを見つけたいんだ。それはきっと、俺にしかできないことだと思う。

ところで、チャールズ(ススキダが引き受けた保護猫)は、元気か。

「ああ、ありがたいことに元気だ。おまえに色々と教えてもらったからな。もはや、完全な家猫だよ。セキトリほどではないが、物怖じしないいい子だ」

定期検査を忘れるなよ。

「もちろんだ。ところで、今週の9日で、2ヶ月だな。49日を忘れちまったから、その穴埋めに、ブリザーブドフラワーを送った。ついでにクリアアサヒを1ケース送った。セキトリの祭壇の前で語り合ってくれ」

おまえ、完全に俺を泣かしたな。

「セキトリを亡くしたあとのおまえは、尋常じゃない落ち込みようだった。いつもはバカばかり言っていたからな。戸惑ったぜ。今はマシになった。回復しているってことだ。新しいセキトリをゆっくり見つけてくれ。俺も麗子も、ずっと待ってる」

 

また、泣かしたあ。

 

 

得意先の中村獅童氏似の会社が、6月半ばから動き始めた。イベント会社だ。

このご時世、イベントはかなりハードルが高い。だから、最大限の注意を払って、少しも漏らさぬように対策を練っている。

獅童氏似の会社は池袋にあるのだが、いま事務所はほぼ機能していない。なぜなら、全員がテレワークだからだ。

「誰もが危険な池袋になんか行きたいと思いませんよ。夜の街には行きませんけど、ほぼ隣接していますからね。近づくのは、『バカの極み』でしょう」

ということで、獅童氏似との打ち合わせは、パソコン内で、ということになった。往復2時間半の電車移動がなくなった。楽ですわ。今どき、中央線と山手線には乗りたくないからなあ(乗っている人、申し訳ない。通勤電車、過酷ですよね)。

そういえば、4月初めに、獅童氏似に2人目のお子さんが生まれた。つまり、いま3ヶ月になる。ちょうど首が座ったころだという。画像を見せてもらったが、可愛いね、天使だね。

「あー、もう、こんなときに申し訳ないけど、幸せすぎて幸せすぎますよ。毎日が楽しいです」

獅童氏似は、生まれた直後から、週に一回数回頼みもしないのに、LINEでお子さんの画像を送ってくるのだ。まあ、人の幸せにお付き合いしたとき、こちらも幸せになりますからね。

 

打ち合わせが終わったあと、獅童氏似が突然言った。

「そういえば、Mさん、Mさんちにはでかい猫がいたんですよね。いま画面の近くにいますか。いたら見せてくださいよ」

いや、いや・・・・・こここここにはいないないんですよね(半分涙声)。

勘の鋭い獅童氏似は、即座に反応した。

「ああ、俺、やらかしちゃいました? やらかしましたか?」

いや、別に、やらかしてはいないけど。

「最近ですか」

5月9日ですね。

「ああ、やっぱり、やらかした。Mさんが最低気分のときに、俺、毎週得意げに娘の写真を送っていましたよね。ごめんなさい、本当にごめんなさい。Mさんの気も知らずに」

だって、こちらが教えなかったんだから、仕方がないよね。

「いや、ダメですよ。これはダメなやつです。本当にやらかしちまった」

頭をかきむしっていた。

 

いえいえ、本当に、やらかしていませんから。

赤ちゃんの写真を見て、俺はとても癒されたんですよ。命っていいなって思ってました。

「ああ、でもMさんの猫ちゃんも同じ命なんですよね。やっぱり、おれ、やらかしちまったんじゃないですか。ごめんなさい。俺、頭を冷やします。またあとで、連絡します」

 

その日、獅童氏似からの連絡は来なかった。

来たのは、すぐあとに、LINEで自分の頭を叩くゴリラのスタンプだった。

 

獅童氏似さん、何度も言うけど、やらかしてないですよ。

 

 

話は変わるが、大きな災害が起きたとき、いつも思うのは、自衛隊、消防、警察の方々のありがたさ。

頭が下がります。

 

いま人命の重さを一番知っているのは、この方々かもしれない。

 

 


東京都知事せん?

2020-07-05 05:40:04 | オヤジの日記

今日は、東京都知事選。盛り上がっていない。

本当に、選挙戦やっていたの。

 

最近、テクニカルイラストの達人・アホのイナバ君とパソコンで会話する機会が増えた。

「Mさん、都知事選行きますよね」

一応都民だからね。

「誰に入れますか。僕、誰の演説も聞いていないんですよね。さっぱりわからなくて」

いつもは聞いているのかい。

「いや、一度も聞いたことはないです。いつも直感です」

じゃあ、いつもと同じく直感で投票すればいいさ。

俺は、現職の知事には投票せん。

「え? ゲンセキのチチって、誰ですか」

予測不可能な答えを出してきたな。付き合わないことにしよう。

 

今のチチは、曖昧なことしか言わないからね。「夜の街関連には注意してください」なんて、政治家の言うことではない。具体的にどう注意すればいいかを指導するのが、政治家の役目だ。指標を示せないなら、チチの資格はない。

夜の街が心配なのは、言われなくても誰もが知っている。

私は素人なので、トンチンカンなことしか言えない。

たとえば、休業要請を解除して営業が再開される前に、東京都が緊急会議を開いて、自治体の職員に業種別のガイドラインを作って、感染防止の指導をすることはできなかったのだろうか(全体のガイドラインはあったのだろうが、業種別はなかったのではないか)。

ホストクラブの場合は、こういう感染対策をしなさい。夜の接客の場合は、このような感染対策、居酒屋やカフェではこのような感染対策をしなさい、換気の悪い店では、このような換気対策をしなさいというガイドラインを作って、個別に指導する。

その種の法律が整備されていないなら、緊急で法案を通す。都民の命を守るための、それぐらいの努力はできると思うのですが。

会見で「夜の街注意」などというボードを掲げて、まるで、あんたらが頑張れよ、と言わんばかりの説明では、真剣さが伝わってこない。あなた任せの他人事ではないか。

要請とお願いばかりで、具体的な政策がない。口で言うほどPCR検査がはかどっていない。検査費用が高すぎる。病院と医師、看護師さんにばかり負担をかけて、国も都も高みの見物だ。

何ひとつコントロールができていない。

都民に自己責任を押し付けるなら、トップのあなたも、それぞれの段階で責任を取るべきだ。

 

テレビに毎日出ているから、それがアナウンス効果になって、名前は売れる。たとえ中身がなくても、映像の力は強い(話の空っぽさなど、ほとんどの有権者は気にしないから)。

あの前都知事の舛添要一氏もかつて厚生労働大臣だったころ「消えた年金」で、ほとんど毎深夜テレビで記者会見をして、顔を覚えられて、まるで有能な政治家のような扱いをされるようになった。

都知事になれたのは、前職の猪瀬直樹氏のポカのおかげなんですけどね。

前都知事も現都知事も、前職がやらかした結果、都知事の椅子が転がり込んできたというわけです。

もちろん、有能な部分は、我々一般人よりおありでしょうが、それが有事に発揮されるものかは、有事にならないとわからないんです。

 

今は典型的な有事ですよね。

その有事に、曖昧なことしか言えない政治家ってどうなんでしょう。

「いま東京都は財源が枯渇しているから、どんなにコロナが蔓延していても休業補償は出せない。だから休業要請はできない」とはっきり言ってくれた方が、人は納得するのではないでしょうか。

あー、東京都は、そんなに困っているんだ。協力しないとね、と思う人が1000人くらいは出てくるだろう。

だが「感染拡大要注意」などという他人事のボードを掲げて原稿を読みながら説明している姿は、都知事のものではない。

指導力が、まったく感じられない。

とは言っても、知名度があるから、都知事選は安泰だろう。

だけど、都知事シンパには申し訳ないが、あと4年間、この人に知事を任せるのは俺は嫌だな。

 

パフォーマンスだけの小泉純一郎氏に影響されて、パフォーマンスだけの政治家になって現知事になった人。

そんな人に俺は投票したくないな。

「すみません、Mさん、僕にはなにを言っているか、さっぱりわからないんですけど」

ああ、ゴメン六面七面八面六臂、俺もわかってもらおう思ってと言ったわけじゃないんだ。ただブログの行数を稼ぎたかっただけなんだ。

そのあとイナバ君が言った。

「この間、火の玉が夜の東京を横切りましたよね。あれ、ボク見ていたんですよ。いきなりでしたよ、いきなり。びっくりです」

それは、私も知っている。私は映像鹿しか見ていないが。

しかし、イナバ君。君はあんな遅い時間まで、空を見ていたのかい。何か願いごとでもあったのかい。

「いえ、うちのモネとドガ(イナバ君の愛犬)が突然窓の外を見て、吠えたんで庭に出てみたら火の玉が見えたんですよ。この世の終わりかと思いました。そういえば『konoyo no owari』って言うバンド、ありませんでしたっけ。

sekai no owari だね。

 

「ところてん、Mさん、最近将棋が盛り上がっているじゃないですか。藤井ナントカのおかげで」

藤井聡太七段だね。

「ソータ、ソータでしたね。ところてん、将棋をする人って、どうやって暮らしているんですか。将棋じゃお金にならないですよね」

ずいぶん初歩的な質問だね。うちのヨメも何度も同じことを聞いてきた。

将棋が金になることが想像できないようだ。プロ野球選手やサッカー選手は、球団に所属して契約して金をもらう。あるいは、他のプロスポーツは、スポンサーと契約したり試合に勝ったりで金を稼ぐ。

それに対して、プロの棋士の場合は、実力でクラス分けされていて、その実力に応じてサラリーをもらえる。だから、サラリーマンに似ている。サラリーマンと違うのは、タイトル戦というのが定期的にあって、それに勝てば別途賞金がもらえることだ。

「そのタイトルの賞金って誰が払うんですか」

スポンサーだ。ほとんどが新聞社だ。勝ったら、それぞれの主催するタイトル戦の名前が、それぞれの棋士の名前のあとに付けられる。それは、棋士にとって大きな誇りだと思う。

「給料もスポンサーからもらうんですか」

いや、たしか日本将棋連盟だったと思う。日本将棋連盟が、どれほどの金を蓄えているかを私は知らぬ。きっと我が家族が、2万年は暮らせるほどの額だと思う。

 

「ところてん、Mさんは、将棋をしますか」

するだよ。小学1年くらいからやっていた。でも、ヘボだったね。10回やって、1回勝てるかというところだ。イナバ君もするのかい?

「僕も小1のころからしていました。僕の場合、10やったら全部勝っていました。大人とやっても5回のうち4回は勝ちましたね」

天才か、君は天才だったのか。

アホは、どこに消えた? 君は今まで私を騙していたのか。

若いころ、研鑽を積めば藤井七段くらいになったかもしれないのに。

 

「Mさん、『けんさん』ってなんですか。僕、『けんさん』と呼ばれたこと一度もないんですけど」

 

藤井七段が、こんなアホだったら、イヤだな。

 

 

最後に、今週の怒りコーナー(そんなコーナーなかったよ)。

 

習近平は香港を殺した。

 

自国の民も殺しつつある。

次に殺すのは、どこだ。

台湾か、インドか、ヴェトナムか、北朝鮮か、韓国か。

彼が地獄に行くまで、いくつの国を殺すのだろうか。

 

日本は、アメリカの傘の下にあるとはいえ、トランプは自国の経済を豊かにすることと次回の大統領選挙にしか興味がない。中国が仕掛けてきたら安保条約にのっとって、1発は反撃するだろうが、すぐに撤退するだろう。

アメリカが射程距離内の中国が放つ長距離ミサイルに怯えているから。

 

習近平は、私にとって早く地獄に行ってほしいナンバーワンの男だ。

ちなみに、ナンバーツーはプーチン。

 

 

ゴー トゥ ザ ヘル

 


精悍死闘

2020-07-01 05:37:28 | オヤジの日記

夏が来ましたね。

 

まだ本格的な暑さにはなっていないが、夏は好きだ。夏は嬉しい。

もちろん、暑さが苦手な人に喧嘩を売っているわけではありません。

人には、季節の得意不得意があると思う。私はガイコツ体型なので、寒い冬は苦手だ。道端ジェシカの土に霜降り明星しているのを見ると、ここは氷の国か、誰もシャーベットなんか頼んでねえぞ、雪の女王は来なくていいから、と思ってしまうお茶目な男だ。

寒いのは辛い。私は手袋は、100円ショップでしか買わないのだが、これが全然温かくない。指先から手のひら手の甲全体が凍えるんです。これは100円ショップのだから? たとえば、金持ちが使うような千円の手袋って、温たたかいんですか。

去年の誕生日に、18歳上の友だち・ジジィにもらった手袋は、高そうだったけど、あまり温たたかくなかった。ジジィごめんな。でも、一緒にもらったマフラーは、とても温かかかったよ。ありがとう。

北極圏で使うような手袋でないと、私には役に立たないのだろうか。でも、北極に行く予定はないからなあ。買っても無駄だよな。高いだろうし。かさばるだろうし。

本格的な冬は、靴下を2枚。ナンチャラいう温かくなる素材の股引きをはいて、ナンチャラいう肌着を着て、ジーパンはいてシャツ着てセーター着てダウン着てマフラー巻いて手袋には使い捨てカイロを入れて出かけるのだ。

面倒くさいよ。

それでも、寒いのよね。

私は、永遠に「暖冬」という言葉を信じない。永遠という言葉なんか知らなかったよね。安室チャー〜ン。

 

暑くなると私は復活する。タンクトップ、短パンさえあれば、どんなに暑くても生きていける。

家族3人が暮らす部屋には、それぞれエアコンが付いているから27度前後。快適らしい。

それに対して、私が暮らすダイニングは、冷気が漏れてこないので、昼間は30度手前。夜が28度。それで、ちょうどいいのです。

買物のときは、タンクトップと短パン、スポーツサンダルで行く。この格好なら、たとえ猛暑日だとしても、チャラヘッチャラ。

ガイコツは熱波が骨に届くと、それが栄養になって元気になるんですよ。

そして、夏の方が食欲が出るから、2キロくらい太る。

子どもたちが独立したら、沖縄に住もうと思っていたのだが、速攻でヨメが却下。ヨメは、暑いのが苦手なのだ。

人って、面倒臭い。おまえの方が面倒くせえよ、という方、正解です!

 

前述したが、私が暮らすダイニングには、エアコンがない。1/fゆらぎという機能と勝手にイオンが出てくる機能がついた扇風機だけだ。でも、意外と快適。

ちなみに、晩メシのときは、ヨメの部屋のドアを開けて、サーキュレーターをつけるから、ダイニング全体がいい具合に冷える。

そして、冬はDAINICHIのでかい石油ファンヒーターが絶大な威力を発揮してくれて、幸せなんです。私は、もしファンヒーターを発明した人がクラウドファンディングをしていたら、500円を寄付するだろう。千円は無理かな。

 

私の知り合いには体に脂肪をつけていらっしゃる人が多いので、みな夏はきついという。ズボンもきつそうだけどね。

最近まで知らなかったのだが、ちまたには制汗シートなるものがあって、それで身体を拭くと少しは涼しくなるらしい。

知り合いのあのデブもこのデブもそのデブもあんなデブもこんなデブもそんなデブも陽気なデブもみんな制汗シートを使っていた。

せ・い・か・ん。

そんなの一時しのぎだろ、と私が言うと、あんなデブに、「少しでも涼しくなれば気分が変わるんだよ。リフレッシュできればやる気が出るんだ。最初からやる気のないおまえが言うな」と褒められた。

陽気なデブは、「俺は、ひと夏にこれを50個は使うな。バッグに最低3個は入れておかないと安心できないんだ。ヒツズ品だな」と言う。

必需品だけどな。陽気だな、おまえ。

 

月曜日、テクニカルイラストの達人・アホのイナバ君とパソコンで会話した。

「Mさん、汗ふきシール使ってますか」

シールもシートも使わないねえ。

「僕は、去年から汗ふきシール使い始めたんですけど、気持ちいいんで今年も使おうとしたんですよ。それで、この間初めて行ったドラッグストアの中を回ってみたら、汗ふきシールが見当たらなかったんですよね。店員さんに、『汗ふきシールはどこですか?』って聞いてみたら、『ない』って言われたんですよ。他のドラッグストアで聞いても『ない』ですよ。おかしいなと思って、コンビニに行ったら目立つところにあるじゃないですか。最近ドラッグストアには、汗拭きシールはないんですかね」

普通は、汗拭きシールで通じると思うけど、2店とも余程鈍感な店員さんだったんだね。これが、「汗かきニート」だったら伝わらないだろうけれど。

今度ドラッグストアで聞くときは、精悍死闘! ないですか、と聞いてみたらどうだろう。もし貸したらかしたら、教えてくれるかもよ。

「セイカンシトウですか。わかりました。やってみます」

 

その日のうちに、イナバ君から連絡がきた。

「Mさん、セイカンシトウ、ドラッグストアにありましたよ。店員がすぐ教えてくれました。ありがとうございます」

よかったね。

「ところでMさん、僕の奥さんが作ったシシトウが、たくさん収穫されたんですけど、送りましょうか」

 

 

はい、し死闘  ください!