昨年だったと思うけど、広い草原とそこで草を食む牛が映し出されている熊本県の観光ポスターを見て、そこに行きたいと思ったんだ。
それから熊本県ということだけを頼りにその場所を調べたら、そこがどこなのかはすぐに分かった。
そして今年、たまたま5月11日に鳥栖で試合があり熊本を訪れるチャンスを得た。
それがここ、阿蘇の草千里ヶ浜です。かつて見た写真に比較的近いアングルで撮ったつもり。
正直に言うと、草の緑が濃くない。牛がいない。正面の山肌が一部崩れている。池の水が少ない。等の理由で、ポスターほどの感動は受けなかった。
でも、想像はしていたんだ。時期的にそれほど緑が濃いわけないし、流れ込む川が無いので池の水は簡単に増減するし、昨年7月の大雨の影響で阿蘇地域のいたる所で崖崩れの跡があったし。(でも、牛はいてほしかったな。馬はいたけど)
せっかくなんで正面の山(烏帽子岳)に登ってみましょうか。
最初の写真の場所からゆっくり歩いて50分程度で烏帽子岳山頂に到着。この写真じゃわかりづらいけど、草千里ヶ浜が火口跡というのが形で分かる。
その前に草原でひと休み。バスもあるにはあるけど、本数が少ないので自分は歩きます。
絶えず噴煙を上げ続ける火口は大迫力だが、自分には硫黄の匂い(火山ガス?)がきつく長居できる場所ではなかった。自分の他にもむせている人がいたけど、多くの人は平気そう。マジ?
この後周辺を散策して戻ってきたら、やっぱり火山ガスが多かったようで、火口周辺は立ち入り禁止になっていました。先に行っておいてよかったね(もっとも、この数十分後には解放されたようだけど)。
今日はいったん山を下って宿泊。続きは明日なのだ。