メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

問題点

2013-05-19 21:53:38 | アルビレックス新潟

新潟 2 - 3 大分

前半に失点して、後半早い時間にCB同士の激突で2人とも負傷退場して、それでも追い付いたんだけどまた勝ちこされて、また粘って同点にしたけど、最後の最後に突き放された、っていう試合。

とりあえず、達也とレオが新潟での初ゴール。この2人がいなかったら、今年の新潟はどうなっていたんだという選手。素直におめでとうと言いたい。

が、この試合の守備なぁ。

クナンと健太郎がいないと、今年の新潟の守備は成り立たないことが分かった。

うちは今年ほとんどマンマークという形をとっているから、カウンターを受けるとマーカーが追いつけないことはこれまでも何度もあったけど、最終ラインでは相手FWをクナンと健太郎が抑えてくれていたから何とかなった。とにかく一度跳ね返せばセカンドを拾われても攻撃陣が戻る時間を作れるからね。

でも、この試合のようにCB2人が代わってしまうと、それまでほとんど仕事させていなかった相手の高松と森島の2人にボールが収まるようになる。追いついて前掛かりになっている状態でそれをやられてしまうと、攻撃陣は守備に間に合わないから、後ろから走りこんだ相手が簡単にフリーになるんだよ。

それでも最後の場面ではDFラインに何人か選手はいた。なのになぜ決勝ゴールの土岐田がフリーになったかというと、一つは選手がボールウオッチャーになっていたというのもあるだろうが、本質的にはそこに居た選手は土岐田をマークする役割を負っていなかったからだと思う。

サイドバックの土岐田をマンマークするのはポジション的に亜土夢かと思うが、当然この時は間に合っていない。DFはいたのだから、本来誰かがスライドして土岐田のマークに行かなければならないのだが、今年の新潟の守備はとことんマンマークだから、自分のマーカー以外には付かない。だからフリーでやられる。

チームの方針としてこういうやり方になっているのだから、選手はあまり責められないがこれじゃあ今後も同じ失点をするのは目に見えてるよね。

監督に言われなくても勇気をもってマークを捨てる、最終ラインのカバーに入るっていう、これまでの新潟ができていたことをできる選手が出てきてほしいんだけど。。。もっとも監督がそう考えていないんじゃあな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする