1989年夏、北海道の旅も20日目、
前半は友人タケと二人旅、後半は一人旅。
JRの周遊券が期限を迎えた朝は、
道東、厚岸におりました。
帰路は・・・フフフ・・・、
寝台特急「北斗星」のB寝台「個室」を予約してありました
前回、北海道から帰宅する際、
2日連続夜行列車という手段をとってみたところ、
結構きつかったので、
今回は、前もって北斗星の予約を取りに行ったわけなのです。
乗車日の1ヶ月前、早朝に横浜駅のみどりの窓口に並んだんだっけか。
B寝台6180円+特急3090円、計9270円。
厚岸からは寄り道をせずに、
北斗星の乗車駅である千歳空港駅まで行きました。
(現在とは駅名が変わっているかな?)
厚岸は牡蠣で有名で、名物の駅弁もありますね。
厚岸から釧路まで普通列車で約1時間。
釧路から千歳空港駅まで、特急おおぞらで約4時間。
途中、時間があれば夕張駅に行く汽車にも乗ってみたかったのですが、
旅の最後で何か・・・汽車に乗り遅れるとか・・・あっても困るし、
時間的にもあまり余裕がなかったので、
次回のお楽しみに、ということで。
おおぞらが走る石勝線の車窓から、
たまに、エゾ鹿が見えたりするので、森林の多いところでは、
目を凝らしたりしました。
都会に住む人間には、野生動物も珍しく、
・・・当地の方々にとっては、時に害獣なのかもしれませんが、
そういったところも北海道の魅力のように思います。
列車の旅は好きなほうだと思いますが、
列車そのものにはほとんど知識はありません。
それでも、特急おおぞらに何度か乗ってみて、
エンジン(?)の「グォ~ッ」という呻りと、
「今惰性(下り坂?)で走ってますよ~」的な軽い線路の響きは、
郷愁を感じさせるのであります。
車窓や汽車の音・・・しばしお別れ、北海道1989年。
さて、千歳空港駅では、おみやげ物に目を凝らし、
当時おいしいと言われていた「夕張メロンシャーベリアス」も購入。
1個200円だったので、高く思われましたが・・・、
その他、いくつか名産を買い求め、
・・・旅の終わりで、財布の紐はゆるくなりまして・・・、
この、学生時代の旅は、
学業に本腰を入れながらも、
バイトに精を出して貯めたお金を使っているので、
普段はケチでも、使うときは使う、そこが肝心。後悔せぬように。
寝台特急「北斗星」のB寝台の個室は、
実はこの時は2度目でした。
1度目は初めて北海道に来たときの往路でした。
そんなわけで、わくわく感はそこまでなかったのですが、
駅弁の美味しそうなのを買い、
個室なのをいいことに、ほとんどごろごろして帰ってきました。
個室は気楽だね~。 ~あと1回つづく~