早くも令和の時代になって一か月も過ぎてしまいました。時間は容赦なく過ぎていきます。
皆様お変わりありませんか。最高に素晴らしい季節の日本の5月も過ぎ去り梅雨の季節が迫っています。
ご隠居はこの処、ばあ様の世話をしていたら自分も腰を痛めてしまい運気は低下気味で弱ってしまいました。
事務所の通り沿いのたちあおいの花が日に日に派手な色になって来ました。
真夜中の 急患の処置 すべて了え(おえ) 医局に戻り 狐寿司食う
(朝日歌壇 東京都 石黒敢さんの作品)
今まで救急車などの世話になったことなど皆無でしたがここに来てばあ様が骨折したとか転倒したとかで何回かお世話になりました。
真夜中に行ってもスタッフの人達が親切で感謝しています。特に若い人たちが頑張っているのに接すると日本も捨てたものじゃないなと思います。
医学部の入試ではいろいろ問題が発覚しましたが沢山の人達が合格できないのも現実です。
その人たちの分まで頑張ってほしいなと思います。
何十年も朝起きて夜には寝る生活だったのでこんな緊張した世界が夜間い毎日繰り広げられているんだなと思います。(もちろんドラマではよく見ていますが)
緊急手術が終わってカップヌードルではなく稲荷ずしを食べるというのがうれしいですね。
さて治療が終わって鎮痛剤かなんかで処理して入院しなくていいとなるとほっとしますが・・・・。
夜中になってタクシーを呼ぶのも大変(特に休日)です。
その間も救急車が次々と病棟に到着します。
帰りは空車で帰るので美浜消防署方面に帰る車があったら乗せていってくれないかなと思ったりして(もちろん冗談です)。
明治神宮御苑 ハナショウブ
6月3日に久しぶりに出かけましたがまだ早かった。あと一週間ぐらいで満開でしょうか。
平成と言う時代もやがて忘れられて令和の人達がかっ歩して歩くのでしょうか。
朝日新聞の3月の記事に
「読み継がれ 心の糧に 平成の30冊1位~10位」と言うのがありました。
1位 村上春樹(1Q84) 2位カズオ・イシグロ(わたしを離さないで) 4位(宮部みゆき 火車)この辺はみんな読んでいます。
3位が町田康の告白でした。
ご隠居はこの告白と言う本を全然知らなかったので読んでみました。
文庫本で850ページ余りの大作です。
明治26年大阪府南東部の赤坂水分村で起きた大量殺人事件(10人殺人)をモチーフにしています。
金銭トラブルによって名前通り10人殺害された当時のビッグニュース(河内十人斬り)
大阪の伝統芸能である河内音頭の代表的な演目だそうです。
長い小説ですが主人公の城戸熊太郎と舎弟の谷弥五郎が中心であまり沢山の人が出てこないので読みやすい。
でもこれが3位かなとも思います。
「音楽的な口語文体が全編にわたって冴え、ある種の英雄抒情詩のようなスケールを獲得している」
と言う評もあります。
さて6月梅雨を楽しみましょう。紫陽花の花が大好きですが今年も綺麗に咲いてくれるかな。
梅雨の合間に青空がのぞいて綺麗な飛行機雲見たりしたら嬉しいですね。
いろいろ人生はあがったりさがったりですが・・・。