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村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

長尾のログハウス、セルフリフォームし、価格も値下げ

2017-10-10 08:18:40 | 森の暮らし

安曇川長尾のログハウス売り出し中
9/20価格引き下げました(こんな良い物件チャンス二度とない) 従来540万円 ⇒ 変更後450万円 ⇒更に変更360万円
その後外回りを整備し、自分でリフォーム工事など実施し、以前よりすっきりさせました

55歳から20年安曇川長尾の山で暮して来た
じつに不思議で誰にも出来ない貴重な体験だった
ログハウスも元々上物で綺麗だ、当初は3500万円くらいしたらしい
私がその後の改装を含めて1400万円くらいで購入した

長尾の山中と京都とお客さんへの出張という姿で12年暮らした
そして67歳から山暮らしが主体になり、すっかり山人になった
そうこうするうちに京都には戻りたくない思いがつのり
たまたま偶然に私の希望する良質で格安な平屋を見つけた

72歳から麓の安曇川の町の田中に移り住んだ
町といっても隣は田舎の村、私の住む所は都会からの移住者の町
72軒、そのうち別荘として使う人もいるので実質45軒くらいの町
その大半は老人で、私のような一人暮らしが多い
子供は10名もいるだろうか?

こんな小さな町でもコミニュケーションは少ない
道路には自動車も人もほとんどいない、よく言えば静かな町
でも家は京都大阪に比べると庭付きで広い、空き地もある
私だけがいまだに山と町の二重生活だ
72歳までは京都と安曇川二重生活だたのだが・・・・

そこで今や山のログハウスは売渡たい
72歳頃、将来体力的に山暮しに限界を感じたが
今や、その時の予測は正解であったと思う
田中に暮らし乍ら山に毎週通いセルフリフォームをやってきて、ほぼ完成した

20年も暮らすとおっさんの家、おっさんの庭になっていた
それをアチコチ問題を見つけながらリフォームしてきた

・一階和室の薪ストーブは取り外し
・鹿よけの囲いも少しは綺麗に直す
・一階の土間もややすっきりと
・一階の正面入り口付近もすっきりさせ水道洗い場も小ぎれいにした
・二階のベランダの古い波板屋根も全面改装した
・一階のアチコチの入口もしっかりした扉を造った
・サルよけの野菜小屋も撤去した、汚い感が一掃された
・隣との塀も雪で壊れないようにすっきり直した
・裏の勝手口付近もおっさんの雰囲気を治し、センスアップ
・あとは不用な資材を半減した
以上だが、汚い・おっさんの家や庭を普通のログハウスの戻した
・庭に植えていた木や草もゴチャゴチャしたところは撤去した

まあ山暮しと麓の町、同じ安曇川でも、暮らしは大きく違う
やはり山暮らしは楽しかった、そういう体験が360万円で手に入る
多分10年住んでも300万円くらいでは売れるだろう
差引60万円の出費しかかからない計算になる
不具合による格別なリフォームは必要ない

羨ましい
私も長尾の山から10分のところに住んでおり、山には友達もいる
売却後も山との付き合いは続けたい











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429.20年安曇川長尾のログハウス周辺の現在を公開:最高の暮しを引き継いで下さい

2017-04-15 21:01:06 | 森の暮らし
指導や講演を依頼出来ます    村上原基 
   滋賀事務所: 滋賀県高島市安曇川町田中(通称:竹の里)     
村上原基人生勉強会
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
    ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談にお越し下さい⇒滋賀支所又は京都事務所へ

出来た・出来ます

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安曇川田舎暮らし案内ボランティア
安曇川の暮らしをご案内します車でお越し下さい
同乗させて戴き私の家を中心に紹介します。  9時~12時までに安曇川駅にて解散
JR安曇川駅集合9時、村上同乗
田舎町田中の家⇒長尾山の家⇒安曇川駅周辺
ご希望で朽木、新旭、高島を時間が許す限り回ります
  ご希望のより、田中の空き家もご案内します
メイル

テーマ 安曇川長尾のログハウスの今、平成9年4月15日、タラの芽が出始め桜万開の日

長尾の安曇川べりの桜並木です


 ログハウスは角地で前と左右が空き地になっている、特に横は大きな林
 この3空き地は私が勝手に使っています
 なお林はログハウスは建っておらず、最近土地として売りに出ています
 私の勝手な予想ですが、土地の買い手は現れないので、依然、当分私が使えそうです
 前後の土地も空き地で私が整備・管理し使っています

 幸か不幸か限界地になり新たなログハウスが建つ見込みはない
 自分の好き勝手に自然を改造し使うことが出来る、誰の反対も抵抗もないのだ

 山は都会より田舎の町より数段楽しい場所です。
 でも虫・暗闇・静か・作業の嫌いな方にはお勧めしません
 山では一日仕事があります。その仕事をして夕方皆でビールを飲む
 今頃から秋までは山菜や果物を楽しめます
 昨日もタラの芽やこごみやヨモギの天ぷらで一杯やりました。
 都会が良いとか田舎の町が良いなんて粋がって、言ってる人はまだまだですね

庭に面した外居間:土間の応接間


土間の応接間、案外山の付き合いは兄弟以上に深いのだ、都会に近づくほど人間関係は希薄になる


今は山菜の天ぷらで缶ビールで飲み会だ、夏は毎夕缶ビール持ち寄りの飲み会


工作場所:土間の応接間の後半分です。工作場がないと山の生活では困るのだ


角からの庭のながめ、狭いながら庭もかなり広い、野菜も花も植えられる


同じく角、左側が広い林です、林は綺麗に整備されていて、歩けます


角からの離れ(右)と母屋(左)、右奥は隣家だ、飲み友達


道路をはさんで庭とログハウス、ログも上物だ、購入後土間を増設している


家の横の道をはさんで林の休憩・お話・飲み会場所です


庭の離れ、ぼろくなったので、なんなりと使うとよい


横の林に面した道路からログハウスの側面:台所側、増設した出窓も見えます


ログハウスの横道、私の道路みたいなもの、駐車は林や道路好きな所にどうぞ


ログハウスの横道の林、林はいつも綺麗に清掃しています


ログハウスの裏庭、裏庭は私の所有ではありませんが、整備して20年使ってます


ログハウスの後ろと横の道の光景、桜も咲いてます


同じくログハウスの後姿


広い林のやや奥からのログハウス側面、台所側だ、購入後3カ所出窓を増設している


ログハウス側面の道に面する広い林、林も勝手に使っています


ログハウス前の広い林、秋には一面紅葉が色づきます


ログハウスの後部からログハウス横の林に面した道の景色


林の奥からのログハウス、最初に建った頃の価格は2000万円ほどしたそうです


林の中ほどからのログハウス横の景色


山暮しは多分地球上において特に日本においては最高な暮らしの一つであろう
昔の多くの日本人は山人だった、それがやがて平地で農耕をやるようになり
更に現代は都会に多くの田舎の人が大規模に移住するにつれ
山暮しを捨て去り、本来すごく楽しい事だった山暮しを忘れてしまった
山暮しの文化も耐えてしまった。今や高い税金をかけて守っているのはつまらん都会の文化だけ
大昔から長期間、お世話になってきた山暮らしの文化をきっぱり捨て去ってしまった

だが平成の都会人の私が20年暮らして思うことは、可能であれば山暮らしは楽しい
山に都会そのものを持ち込むことは許されないが、ある程度利用しながら
山の生活をもっと発展維持していきたい、そのタイムリミットはもう間近だ
やれ町家の保存とか古民家の保存などと、どうでもいい箱ものの保護だけでなく
今や完全に失われようとする山暮らしの文化を、細々でもいいから保護して欲しい
しかし山で一生懸命山暮らしを維持してきた私達には、全くもって冷たいのだ
一切なにもしてくれない、保護は皆無、無視、拒絶、拒否、何が環境保護だ

皆さま是非、環境抜群の我がログハウスの山暮らしを引き継いで欲しい
450万円で買っても、将来200万円で売れば賞味250万円の出費で済む
私はすでに1000万円くらいの実質出費をしてきたのにくらべれば何ということはない
この素晴らしい山暮しを「我こそはと」引き継いで欲しい、私も数年は応援から
山暮しの良さは都会のそれとは比べる事の出来ない、異次元の生き方なのだから

4月6日余呉湖から賤ケ岳を散策してきました。桜はまだでしたが
雪もなく楽しい登山でした。賤ケ岳は低い山でしたが、結構74歳には少々こたえました



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397.平成27年4~12月日安曇川(長尾村→田中町)引っ越し報告

2015-12-02 13:34:58 | 森の暮らし
都会にも郊外・山手・下町・繁華街とある
田舎にも山奥・村・町・繁華街がある

今回は、安曇川長尾=山奥から → 安曇川田中=町へ出てきた感じ、
しかしそうは言っても所詮は田舎の町、都会人から見れば村にしか過ぎないでしょうか?
都会の人には田舎の山奥→村→町が理解出来ないでしょう
ところが私は18年間安曇川の山奥でひっそり暮らしてきた過去があるため
田舎の安曇川の長尾→田中はすごい都会で出てきたような錯覚に陥っています(錯覚ではないかもしれないが)

暮らす環境というのは都会と田舎なんて大雑把な区分ではなく
もっと細かい生活環境の区分があることを皆さんは知らないまま一生を終えてしまう
私は、今年、山奥の人間が田舎と言えども町に出てきたという体験を味わっている。

東京→大阪→京都→安曇川長尾→安曇川田中→あの世?
東京浅草の浅草寺裏に生まれて以来
生きる場所変え、それぞれ楽しみ、今、田んぼの中の摩訶不思議な田舎町にたどり着いたところ
都会の皆様は田舎を一括りで認識しているでしょうが、田舎も更に分類されるのです



ところで
シロアリ駆除も20万円かけて農協さんに依頼してやりました。
実態として、ほとんどの木造家屋は管理が悪くシロアリ被害にかかっているそうだ
まず木造家屋を買ったらまずシロアリ駆除、詐欺業者が多いらしいから、農協がお勧め

それでもそれを含めても3百数十万円でこんなゆったりした平家を持てたことは幸いだ
京都でしたら1千万円でも全く無理、しかも家や周辺の環境の良さは京都の比ではない
安曇川田中が日本だと仮定したら、京都は中国北京PM2.5並の絶悪環境である、しかも数倍の家の価格だ

それにつけても安曇川田中も実に良いところだ
・空き地あり、
・畑あり、
・自然あり、
・山・川・湖あり
・かつ都会的な店や病院あり、
・静けさあり、
・きれいな空気や水あり
・自転車でゆったり、安全・快適にサイクリングが楽しめる

町でもかなり田舎、
森:私のお勧めⅠ・・・18年間経験
田舎町:私のお勧めⅡ・・・これから経験します

数か月田中に暮らして思うことは、、たんぼの中の田舎町ではあるが都会的なものに毒されていること
是非まずは私のように山奥で、ひっそり10年暮らしてみて下さい、
住む環境のそれぞれの良さがわかり、相対的順位づけが分かってきます

ところで
2組の人が内覧に来られましたが、幸か不幸かまだ売れていません。
売りたくないが、売らざるを得ない
あー悲しきかな


●平成27年12月2日現在の安曇川の村上和隆は安曇川長尾の山のログハウスは
5か月かけて18年間に溜まった不要物の処理、必要な荷物の安曇川田中に引っ越し、過去あれやこれや気分にまかせ作り続けてきた物の撤去作業に追われてきました。
おかげさまでほとんど物はなくなりすっきり最低限度の物だけのある家に戻りました。
不思議なものでこれでも十分暮らせるどころか、かえって快適なのにおは驚きました。
”断捨離・捨てきれ”というのは本当だったんだなあーとつくづく思い知らされました。猿よけの野菜小屋も一応全部撤去しました。

猿よけの野菜小屋も一応全部撤去し花壇に戻しました

猿よけの野菜小屋も一応全部撤去した庭の全景です、手前の網で今年はゴーヤが30個以上できました、畑は日当たりが大事ですね

玄関の塀はさすすが撤去困難でそのままです

裏庭は他人の地所ですが、18年間管理し使わしてもらってきました、さすが売るだんになるとはみ出した部分は撤去し敷地内に収めました、たぶん裏庭の地所は持ち主も放棄したものと思いますが、リッチランドは全体的に放棄地になってしまっているようです、昔高いお金で買った所有者も高齢化や死去し、今更こんな山奥に家を建てる人はいないようです。それだけにこのログハウスは貴重な物件です。540万円で買い、将来350万円で売ればそれほど負担もなく自然の暮らしを楽しめると確信しています

家の中で暮らす場所は一階和室の出窓の書斎です、裏庭が一望出来草花や鳥眺めてを仕事ができます、都会では自然を眺めて部屋に過ごすなんてことできなくなりましたよね

今年は一旦寒くはなったが、その後暖かい日が続き紅葉はまばら、それでもここは紅葉が多いので秋景色は十分楽しめる、家の前と横が真っ赤に紅葉した林なんてこんな贅沢ありますか、
写真の軽自動車は田中に引っ越しのために買った中古の安物の車ですが、今度の引っ越しにはすごく役立ちました。
左前の座席を外してかなり長い物も運搬できました、便利なので、左前座席は未だにとりはずしたまま使っています。


●一方、安曇川町田中(竹の里)の新居はどうなったか?
平成27年12月2日現在の安曇川の村上和隆は安曇川田中の町の平屋新居は、
長尾に暮らしながら4か月かけて、田中にやって来ては少しづつ素人リフォームし、11月26日頃一段落しました、家の前は駐車場と庭の陽よけ波板屋根の設置に始まりベランダをガラス戸で囲い、冬の暴風対策や大工作業場作り、自転車置き場に始まり洗面所や居間の収納など私流の改造に取り組んできました。
11月16日には友人と飲み会を実施ワイワイ騒ぎました。
ところで山では山全体の広大な地域を一人で管理している毎日でしたが、さすがここ田中は畑の中の田舎と言えども一応住宅地、一しきり大工仕事や周辺の清掃が終わるとやることがなくなって、やや当惑しています、便利で快適もいいが、やはり自然な環境の山は退屈がなくていいですなー。
まあ今は晩秋ですから春になれば、また野菜作りなど仕事が生まれてくることでしょう。エアコンや大型冷蔵庫や石油ストーブを買い、平和堂なで自転車で買い物に行く、まあ都会的な便利暮らしに戻ってしまい戸惑う、可哀想な私めでございます。
左は手作りの駐車場、右奥は庭の家側に屋根をつけて雨の日も庭に出られるようにしました。また夏の暑い日差しを遮ることを狙っています。


全体はこんな感じですが、一人暮らしの老人には住み心地良しの家になりました。冬は周辺の山の方向すなわち左奥からかなりきつい風が吹くそうでそこらへんは二重に波板などで遮断壁を全面に設置しました。350万円の家に見えますか???

波板の屋根の下には京都で捨てるはずの木の板を二枚持ってきて、テーブルにしました。ここで陽を浴びながら仕事をしたりお茶したり優雅なものです。左奥に自転車はスポーツ車とチヤリン子計二台を保管する場所を確保しました。

テーブルではかくのごとく仕事をできます、今年は柿が豊作で干し柿が沢山できました、干し柿は本格的に寒くなったら干せば1~2週間で美味しくできますよ。

田舎の家玄関は広い、私的にはそれを幸いにいろいろな収納を設置してしまいました。便利なこと安全で暮らしやすいことが一番優先です

居間は床の間のある立派なもの、しかし私としては自分の生活空間にしてごたごた物置いてしまっています。まあそんなに来客もないのでソコソコで良いでしょう。高齢者が快適に暮らせることが第一、客のことは第二
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331.自然から遠ざかる現代人

2013-06-18 08:58:05 | 森の暮らし
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい滋賀人生勉強会・クリック
村上原基今日の一言

今70歳、山で暮らして14年、私は徐々に山で暮らす時間を増やしてきた
最近はほとんど山でひっそり暮している、不便で面倒なことも多いが
特に最近は不平・不満・不自由・不便さ・不快さを感じることない

この山に土地や家を所有している人は大阪・京都の人が中心
200区画くらいの別荘地、家を建てている家は30軒弱
その中で、ほとんど山に暮している人は3軒、その他頻繁に来る人は6軒程度
我が山に来る人をつらつら分析すると次のようなものか

 ①最近も立派な家を建てた人もいる
   ⇒でもほとんど来たり泊まることはない
 ②家を建て続けている人もいる
   ⇒ところがある時を境に、ほったらかしにする
 ③すごく高そうな立派なログハウスがある
   ⇒ほとんど来ないし泊まらない
 ④立派なログハウスがある
   ⇒時々来るが、なぜか日帰りだ
 ⑤時々来るが
   ⇒バーべキューして酒飲み大騒ぎして帰る、静かに自然を味わうことはない
 ⑥時々来るが
   ⇒空調をきかせ、ゲームし、テレビ見て昼寝して付近を散歩して帰ってしまう
 ⑦時々来るが
   ⇒家の周辺は雑草だらけ、木も伸び放題、自然の中の作業は一切しない
 ⑧時々しか来ないから
   ⇒家はカビ臭い、布団も湿気る、ダニや虫もはびこる、
    正直、閉めぱなしのログハウスは不衛生で、ぞーとしない
 ⑨時々しか来ないから
   ⇒家の手入れや補修もできていない
 ⑩時々来るが
   ⇒3日とか6日とか長く滞在することはまずない
 ⑪一緒に来る人もあるが
   ⇒自然に目を向けたり、自然に溶け込むことはしない、自然の話しもほとんどない
 ⑫一緒に来る人もあるが
   ⇒虫を嫌がり、やたらに都会的なことを持ち込む



日本は山国だが、多くの日本にとって山は自然としてではなく
単なる観光的な場所、遊戯場、居酒屋程度にしか見られていない

自然に親しむ・溶け込む・一体になるなんてことはさらさらない
私の友人や知り合いが来ることはあっても
自然の景観や暮らしぶりについて深く対話する人はほとんどいない
自然について何一つ知識・経験・基盤がないから当然だが
自然の都会的な面、食べ物や遊びや快適な家や付近の買い物や温泉などにしか興味がない

まあ京都観光に来るよそ者の旅行者と同じだ
京都に観光に来る人の多くは、本物の京都を観に来るのではない
飾り立てた、普段着ではない余所行きの豪勢な歴史的な場所や上辺だけを観たり、味わいに来る
京都の本質なんかには、全く興味もないし
本物の京都を理解しようなんて意志や願望もない、むしろ真実は見たくない
観るのは、京都の観光業者や神社仏閣の関係者の客商売による演劇ものでしかない

「京都に5回も行った」「京都が大好き」なんてよそ者は絶対に信じない
彼等は京都の実態・人々の生の暮らし・裏を見ないし、知らない
現代人に共通することは、本質を見ずに、枝葉末節を見て嬉しがる
私も東京・大阪から更に40年京都に暮らしてみて、やっと京都が少しだけ理解できてきた
私のような人が京都を本当に知っている、愛しているよそ者だ、
むしろ部分的には普通の京都人より知っているかもしれない

多くの日本の観光者は、京都の人々の普段着の暮らしに入り込むことはない
旅館・寺・庭・名所旧跡・京都土産や豪華な食事にしか興味がない
舞子さんは美しいし、舞や振る舞いは素晴らしいが、それで京都が分るわけではない
京都の人にはあまり興味のないものに、観光者は目を奪われるのだ
京都に長く暮らすと寺も神社もお庭も大して興味がなくなる。日常でしかない
山も同様で山に長年くらしてきた私が興味あることに、来訪者は一切関心を示すことはない

旅行だけの旅行は意味がない
より良き場所を探すという目的を持って、もし良い場所があればそこに移り住む
それこそが真の旅行だ、
そうでないと旅行は観光に過ぎない
京都観光して、もし京都が気にいったら、勇気をもって移住するべきだ
でも私の体験では、特に京都や山奥に移り住むのは大変、覚悟が必要です

自然は本質に近い又は本質そのものである
ところが現代の都会人は本質を観ようとはしない、むしろ毛嫌いする
本質から現実を観るのでなく、現実をそのまま眺めてしまう
だから良し悪しが定まらないか又は極めていいかげんだ

山にまで都会的なものを探して、それがないことを知るとがっかりする
虫・不便・静寂・闇夜・退屈がかなり嫌いだ
まことに、扱いにくい人達、御しがたい人達、深みのない人達・・・
自然はそういう都会人には重い、向き合い難い存在になっているのだろう

自然から遠ざかる=本質を無視すると私は思う
本質に触れるために、私は積極的に自然に交わって暮してきた
私の山暮らしの実験でも、それは正しかったように思う

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194.今年も早々山の暮らしが始まる、欧米文明に汚染された、すさんだ心を山で癒す

2010-03-02 09:40:54 | 森の暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業
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平成11年に会社を途中退職し経営コンサルタントになって、山の中古ログハウスを購入し、毎年春~秋に山の暮らしをしてきました
滋賀の琵琶湖、湖西のここら辺は昔は豪雪地帯だったと地元の人が言います
また最近ここ20年くらい徐々に、温暖化のせいか、冬でも雪が減ったとも言われます

よそ者の私でさえ、ここ4年くらいの更なる急速な暖冬には、びっくりしています。山に暮らすとその異常な変化がよーく実感できます
自然の中に暮らすと、自然がそういう大きく急激な変化に耐え切れず、もがき・苦しんでいるのが実感できます
確か、当初、平成11年頃は4月でもまだ、かなりの残雪がありましたし、2月3月は寝雪が30~40cmくらい道路に積もっていました

最近は、12月に雪が結構早く降りだすのですが、1月2月にはあまり降らないのです
11年前には1月まで雪が降らずに、水道も出ていたもので、1月まで山で暮らしていました
それが最近は11月末に早くも山を降り、逆に今年のように3月の上旬~中旬にはすっかり暖かく残雪もなくなり
3月には山の暮らしを始めるのがここ4年くらいに大きく変わったことです

もっとも琵琶湖の西の湖西地方と東側の湖東地方では全く冬の気候は違うようです
春の早いのはどちらも同じようですが?
湖西の安曇川あたりまでは、暖冬化していますが、湖東は関が原や彦根は今年もかなり雪は降ったようです

豊かで便利になって、日本でも山や田舎が見捨てられ、田舎の子供の世代は、大方都会暮らしになっています
その結果、相当に腰の曲がった親達が田舎に残って農業をして、日本の食糧自給率を細々と支えているのです
その結果、腰の曲がった親達だけの田舎は、過疎化し、限界集落になり、放棄されていっているのです

都会の便利さと豊かさを都会の人が享受するために、地球の気候は凄まじく大きく狂い、
田舎は、見捨てられただけでなく、根本である自然まで年々狂わされつつあるのです
田舎や自然を自分の住むべき場所として意識せず、時々訪れる憩いの場所としてしか認識できなくなったのです
「俺の知ったことか」・・・・、都会の便利さと豊かさが田舎を崩壊させていることに気づこうともしない

しかし山で暮らしてみると、そういう「自分さえ良ければ」というエゴイズムはとんでもない人類・地球の崩壊の入り口だということがわかってきます
都会と田舎を定期的に行き来している私には、極論すると天国と地獄を往復している気分がするのです
「都会は天国、田舎は地獄」みたいに思っている人が多いようですが、私としては「田舎こそが天国、都会は凄まじい地獄」としか見えません
私のように感じている人は、日本でも1%以下くらいのものでしょうがね

今年もこの広い山には私とご夫婦の一家族だけ、・・・なんとも私としては異常としか思えないのです
コンクリートとアスファルトの東京・大阪・名古屋・京都の狭苦しい、薄汚れた都会は、多くの人と安っぽい欲望がうごめいているのです
「村上さんは、田舎暮らしですか?優雅ですね」なんて言われるが、日本人の大多数が、本当にそんな他人事の感覚になってしまっているのです

そういう問題ではない、日本人が田舎や自然を捨て去ったことが大問題だと言いたいのです
「村上さんは、田舎暮らしですか?優雅ですね」ではなく、私が「皆さん、都会暮らしですか、そんな優雅な暮らししていて何も疑問を感じませんか?」と言いたいですね
真剣に都会暮らしの猛反省と今すぐにでも暮らし方の大変革をしないといけないと真面目に私は思っているのです
都会に暮らしてもかまいませんが、全てを機械文明・電気文明・石油文明に大きく依存しきって安心している生き方は本当に安心に値するものなんですか?

都会で、テレビで、国会で、学会で、雑誌で・・・口角泡飛ばして、喧々諤々と「やれ経済だと科学進歩だの、情報社会だの、グローバル化だの」と、私に言わせれば「いい加減にせい」というようなことを朝から晩まで考えられ、”屋上屋を架すような無益なこと”をしているのです
エゴ丸出しで、自分以外や孫子のことなんか無視して、まるでこの地球を人類をいかに早く滅亡させられるかを競っているとしか私には見えないのですが。

もっとも、このままでは、その前に日本国の崩壊が近い将来起きる可能性が大きいですね

見識豊かなはずの多くの有識者は、地球破壊や人類滅亡を早める装置やしくみや制度を次から次に考えだすのです
これだけ科学が進歩し、衣食住に困っていないのに、経済発展をいかにすべきかなんて、経済成長率をいくらにすべきかなんて馬鹿げたことをくそ真面目に研究し議論しているのであります

「いい加減にしなさい」「衣食足りているのに何をこれ以上求めるのやら?」わかりませんーね、欧米化???
豊かで便利で平和な日本では、政治家も大きな舵取りをする必要がないし、しようともしません
しかし私の経験からも、「それほど大きな実感なないが、どうもおかしい?」という段階で慎重を期して、手を打つことこそが政治家や指導者がすべきことなんですがね
世界一膨大な借金を減らすどころか、ますます増やすなどという暴挙を国民が選んだ民主党がしているというのだから日本も、もう1~2年しかもちませんよ、ある日突然、円の大暴落の日が視界に入って来ました
円も株券ですから(円も株券というとビックリする人がいるのは信じられません)暴落するんですよ、紙切れ同然になることもあるんです
今、円高なんていうのは、他の国が一時的に経済悪化しているからというだけですよ、ある意味、今が円を外貨という株券に乗り換える最後のチャンスかもしれません?

民主党が期待を裏切って、最もやってはならない人気とりのバラマキによって財政悪化を加速しています。鳩山おぼっちゃんは、もう背筋が凍る恐怖感を覚える超赤字予算を堂々と通したんです

「株式投資なんか怖くてやってません」なんて言う貴方、”円こそ今最も危ない株券”なんです、それこそ外貨MMFなんかに投資しておくほうがずーっと安心ですかね
小沢・鳩山が日本の地位向上になると期待したのは浅はかでした。でもこんなに短期間に化けの皮がはがれたことは、せめてもの幸いでしたね。このままでは、日本の地位は更に激落ちですよ
自民党の意味のわからないお坊ちゃん首相連続3発でしたが、民主党の小沢世間知らずさんと鳩山お坊ちゃんには、正直あきれはて「いかにも凄い人のようであったのが、首相になった途端、こんな頼りない無能な人だったのか」と、日本の印象又又、悪くなったが、国民としては、もう簡便して欲しい
結婚したばかりなのに、すぐに別れたいようなそんな心境です、それに一頃もてはやされた奥さんも、今になっては、そのお坊ちゃんの奥さんだったことでメッキが剥げ、幻滅していますが、嘘つき・裏切りは許せません

更に、更に、更に、・・・もう一つ日本国民にとっての悲劇は、予想外にお粗末な民主党以外に目下変わる政党がないということですよ

ところが、私のこういう考えが異常ですとか、極論過ぎるとか、大袈裟なとか、信じられないとか、村上さんはわかっていないとか、そんなことしたら日本は衰退すると大声で非難するありさま
狂った人間とか、傲慢な人間とか、頭でっかちな人間なんて、そんなものなんでしょうが、こういう人が妙に自信をもち過ぎるのは困ったものです

もう何を言っても受付ないのです。頑固者か又はまさに麻薬患者のごとしですね
いいですか、昔から今まで「衣食他って礼節を知る」というのは日本でもっとも良識のある常識的な格言なんですよ
知ってますか?農村は腰の曲がった年寄りが狭い畑で作っていて、豊かなはずの日本は食は不足しているんです
外国が日本を滅ぼすにのは簡単です、中国などが食料の輸出を止めればいいんです
最低限食は基本ですが、その基本を無視して、バラマキで借金ばかり増やすのが期待はずれの民主党なんですよ

今に年金も、健康保険も、高齢者介護、巨大地震・・・などのリスクによって次々に崩壊する危機が迫っているのです

日本人はもっと今の十倍百倍くらいの危機感を持つべきですね、それも現状のままで良いではなく、現状を全面否定するくらいの意識改革が必要だと私は思います。しかも大事なことはその時期はまさしく今なんです。今しかないのです
今を逃すと取り戻せないのです。癌みたいなもので「まだ大したことない」と思っている段階で早期発見・早期治療が命運を分けるのですがね?

私のように世間の人が都会へ都会へ、贅沢へ贅沢へ、楽へ楽へという時に辺鄙な山で暮らすことに生き方を大きく変えていく
こういう感覚こそが大事なんですがね、世間が大騒ぎしてから、狼狽しているようでは、人間の値打ちがありません

衣食足るでなく、欧米文明に汚染され、元々ほっそりスリムな日本人が肥満児のように更なる過食に陥るのです、抑制できなくなり、止めるべきなのに必要量の何倍何十倍も求めてしまうのです
数倍くらいなら、まだ許せるんですが、現代は多分100倍1000倍の欲望過剰に欲望肥満児になってしまったのです
そして肥満児のように、100kgでも200kgでも300kgになっても止められないのですが、それが都会中心の欧米型現代文明の悲しき姿なんです
① 「衣食足って、不足を覚える」
② 「衣食足って、衣食を求める」
③ 「衣食足って、礼節を失う」
④ 「衣食足って、堕落する」
⑤ 「衣食足って、利己的になる」
⑥ 「衣食足って、多忙になる」
⑦ 「衣食足って、人類の崩壊を目指す」
⑧ 「衣食足って、地球環境を破壊させる」
⑨ 「衣食足って、基本を忘れる」
⑩ 「衣食足って、抑制・我慢を忘れる」
⑪ 「衣食足って、限度を越える」
⑫ 「衣食足って、欲望に火がつく」
欧米流のこんな馬鹿げたことを、このまま続けていると、近い将来に「衣食足りず」と言う時代が来るような気がします。
皮肉な話ですが、「衣食足って、衣食を欠く」となるということですよ

欧米文化に汚染され尽くした現代人は、どんどん妄想がひどくなり、大きな”ツケ”や”負の遺産”を子孫に残そうとしているのです
だいたい東南アジアに欧米流をそのまま持ち込むのは大間違いなんですがね?
皮肉なことに「子孫に美田を残さず」ではなく、「子孫に貧田さえも残せない」「子孫に膨大な負債を残す」可能性が大きいのです

資源はなくなり、温暖化し、食料は不足し、分捕りのための戦争が起こり、やがて、豊かさは一変してどん底の貧困へと向かう時代に向かおうとしているのです
BRICS:中国やブラジルやインドが経済発展するというのですから、悪化の速度は加速度がついて、日本の衰退は無論のこと、世界的な崩壊へと間違いなくつながっていく段階に突入してしまったのです
中国やブラジルやインドが経済発展によって、もはやバブルなんかとは比べものにはならないほどの地球規模の巨大な崩壊が確実に始まったのです
幸か不幸か資本主義の甘い汁の味を知ってしまった”自分勝手な我侭坊やの中国という元共産国”は、良くも悪しくも影響が大きいのです

資本主義が共産主義に勝っていることが証明されたなんて喜んでいる場合じゃないのです
資本主義の行き過ぎた競争がどんな結果をもたらすか、すでに皆さんは、さんざ、わかっているはずなんですが、現実は、その逆で、ますます競争へと世界を駆り立てようとしているのです
BRICSの経済成長は、不景気な世界の救世主ではなく、最後のトドメを指す刺客でしかないことをそのうち歴史が証明することになるのです
環境というのは、人間が衣食足ることなんですが、そういう精神を踏み外し、欲望の暴走により、衣食を保障してきた自然環境を悪化させようとしているのが西欧文明主義ですかね

もう遅いのですが、「もったない」「自然の暮らし」「質素倹約」「謙虚」「ありがとう」「いただきます」「勤勉」「誠実」「和」「助け合い」なんて日本文明が世界を救うはずだったんですがね、第二次大戦による日本の敗北が今日の世界の哀れな姿をもたらしてしまったのです
そしてその日本が敗戦後、衣食住など物を必死の追い求め、経済発展などという麻薬を吸い続けてきたのです。その結果が今日のこの様ですよ
正直言って「もう手遅れ」です、世界一優秀であった「和主義」の日本が再度世界をリードしない限りは、又は、日本人だけでも・せめて自分だけでも、日本本来の自然中心の生き方・暮らし方に戻るべきなんです
少しでもいいですから山や田舎の暮らしをする日本人が増えて、愚かしい欧米流の現代文明に気づいて欲しいですね
欧米文化が戦後急速に日本を含めて世界中を誤った物質中心文明へと引き釣りこんだのですが、それが世界中に蔓延してしまい、鳥インフルエンザのように世界に蔓延し、蝕んでしまったのです
悲しいことですが、愚かな西欧文明依存から勇気を持って離脱しない限り、どんな妙案があろうと、多分もう、根本的な取り返しはできないでしょうね

これらの現代文明病を治すには、都会に暮らす必要がないリタイーアーした高齢者などが、一人でも山の暮らしを始めるのが良いようにつくづく思いますね

まあ何でもそうですが、実際に最悪の事態になって、やっとその深刻さに気づくのですが、それを防ぐために事前の抜本策を打つのが政治家や役人や有識者の責務なんですが、全く期待できないことがわかってきましたから、自分自身で防衛するしかないのですよ
防衛手段をやっていますか?やっていないのであれば、そういうことをやっている人のネットを検索し今すぐに自己防衛を開始して下さい

オリンピックでメダルがとれたのどうのと、他人のことで一喜一憂している、そんな安易な状況の日本ではないし、座して死を待つような場合じゃないですよ

日本はすでに数年前から実質崩壊しているんです、癌で言えば、末期がんなんですよ、民主党がそれを悪化させようというのですから、日本がギリシャのように崩壊するのはもう時間の問題ですよ、しかもギリシャの場合のようにどこの国も助けてなんかくれませんよ

自分がやらずに誰がやる
今すぐやらずに、いつやるのか
変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない 12年手作りでやってきたホームページ

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188.猛暑&異常低湿度が好きなの?都会を捨てられない現代人?

2009-06-29 13:20:30 | 森の暮らし
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所
12~3月は京都市伏見の本部事務所に常駐しています
188.今日も京都に出てきたが,室内の温度は30℃湿度は36%異常低湿度

山に10年以上住んでいるが、毎年猛暑の夏でも、山の格別な涼しさには感激している
山で長年暮らしてみて、日本の暮らし方として、今更ながら、適正であるということに気づいたのである
今年も梅雨に入ったが、山では、夜~朝:21~22℃、昼間も室内や木陰は25℃くらいで汗をかくことはない、夜は寒さを感じ布団をかけて寝るのである
この一見大したことのないような事実が、自然の素晴らしさ・偉大さを表現している
もっとも森も間伐されず、高齢化と財政破綻による管理放棄が進み、虫の害や雪の害で年々痛んでいる、しかし自然は長い年月で見れば、やがて正常を回復するだろうが

滋賀県安曇川の山中から仕事で京都市伏見区の事務所に出向くことが何度かある
こういう場合、いつも確実に、京都の猛暑地獄というか灼熱地獄を嫌というほど実感するのである。その不快さは筆舌を絶する
しかも京都の猛暑&低湿度のほうが高湿度の山の中よりかなり不快なのである。これだけは不思議ですね。京都では室内でじっとしているのに、どんどん汗が噴出すのである。
「よくもこんな猛暑を我慢して暮らしているなー」「何でもかんでも手当たり次第、不平不満を言う人々が、高い電気代を払いクーラーかけて身体を悪くしても都会から離れないで我慢しているのである」
身体につくづく良くないのだ、温度もさることながら夏の都会の湿度は梅雨や雨降りの日を除くと砂漠のように湿度が低い一年中火災の危険にさらされているのである
梅雨時が唯一正常な湿度だということをもっと知るべきだと私は思うのだが?
人間というのは、いざとなると、随分と辛抱強いものみたいだ、一体どこまで猛暑の都会で我慢するのだろうか?

私は最近京都に来ると鼻血が出るのである。それが年々ひどくなっていて、最近は冬だけでなく、梅雨時を除き一年中そういうことがおきるのである
それもそのはず、どうやら、山の湿度は一年を通じて60%を割り込むのはごく稀なのだが京都では湿度20~30%なんてのはざらなんだ
間伐されない管理放棄の森の木は虫の害を受け、都会の木は水気を失い猛暑と大気汚染更に虫の害で瀕死の状態だ、人はそれを見て何を思うべきや?

元々、大昔から、日本人の祖先は、山中で湿度の高い暮らしをしてきたのである
当然、道路は舗装でなかったし、都会でも野原や庭や草花や川や水溜りや池などが沢山あった
それが野原や道路は舗装でと家はコンクリートで覆われ、川は暗渠などで地下に埋められてしまった
そこへきてクーラーや自動車や工場の排熱によって暖められることで異常に湿度が低い状況が定着してしまった
ひょっとすると、都会は、砂漠の何倍も乾燥し、身体に有害ではないかと勝手に心配している。砂漠は昼は暑いが夜はすごく寒いらしいし、自然の環境であることは確かであるのに都会はいかにも不自然なのである
不自然(非自然)というものは、実を言うとこんな恐ろしいものはないのである。不自然は更なる不自然(人為的・非自然)を生み出し、不自然のスパイラル(渦)に引き込まれていくのである

気象庁の天気予報でも、気温の予報はするが湿度の予報や実績のデーターを公表しない
気温も異常であるが、都会の湿度は年がら年中すごく異常なことになっているのに気付いていない

家電メーカーは除湿機なんてとんでもない身体に悪い機械をあたかも「素晴らしいもの」のように宣伝して売りつけてきた
そして市民は、まんまと、騙され、一家に1台2台と設置し、ガンガン除湿をする。しかも最近は深夜も含めて一日中なのである
こういう文明の利器が益々人間を自然な暮らしから更に遠ざけ、人間の身体を弱くしていくのだ
湿度20~40%なんて都会の暮らしに、除湿機が必要なわけがないのである梅雨時が唯一湿度が正常になるのに、それを知らずに除湿する、この都会人のなんとはない行為がすでに異常なのである

都会ではジメジメしていると感じても湿度は山の80~90%の半分~1/3にも満たないことを知るべきなのだ
温度が高ければ湿度が高くなって当然なんですが、都会では、なんと猛暑&低湿度である

森は夏の暑さでも冬でも湿度が保たれています、除湿なんてとんでもないことである。もし、そんなことしたら森は禿山になってしまうのである
都会の猛暑&低湿度は身体にかなり悪い、梅雨時はジメジメしていて良いのである。ジメジメを大いに楽しむ・享受すべきなのだ
熱帯のジャングルは猛暑だが高湿度で自然が維持されていることを忘れてはならない、こういう状態こそ自然なのである
ひょとして「夏の都会は湿度が高い」なんて思い違いをしていませんか?
嘘と思うならば湿度計を買うべきだが、家庭には、何故か温度計はあっても、湿度計がないのである
地球温暖化とかなんだかんだとマスコミが騒ぎ重大問題としてとりあげるが、猛暑に関連して都会の異常な湿度の問題の重大性を取り上げることは少ない

山が涼しい理由は、木や草が多いからです。地面への日差しをさえぎるとともに、草木の根が、土の深い所から水分を吸い上げ蒸発する水分で一日中冷やされているからである。言うならば環境に優れた森のクーラーなのである
都会には木や草はないから、家電製品として木の何倍も環境負荷を排出してクーラーなるものをガンガン動かしているのである
かなり雨が降らなくても森のこの働きは途絶えることはない。素晴らしいというか凄い
文明の利器?のクーラーは、(環境に悪い有害な)都会の木なのである、その違いは、森の木は自然で環境に好ましく、クーラーは地球環境破壊の凶器なのである
自動車以上にクーラーは環境に悪いのは明らかだ、こんなものが熱帯地方に普及しないことを祈るだけだ

森は夏でも涼しいくかつ環境に良いが都会のクーラーは都会をむしろ暖め、しかも環境に悪いのである
人間の考える技術とは比べるまでもない
大人と子供、プロとど素人の差があるのだ
もし、どうしても都会に住むのならば、不便でも高くても、森の付近を選んで住むべきである

自然の叡智の自然の環境に暮らすべきか?お粗末な人間の浅知恵の作ったコンクリートとアスファルトの都会の環境に暮らすべきか
答えは、言うまでもなく明らかなはずである
しかし人間は人間が開発したものを、英英と積み上げてきた自然の営みより上と考えるのだ
しかも人為的な発明に文化勲章や多額の表彰までする恐ろしさだ。人間はどんどん麻薬に溺れていくのである

人間は何か大きな勘違いをしている、しかもその間違いに気づかない、又は敢えて気づこうとしていない
堕落する人間、そして崇高な自然そのどっちを人は選択すべきなのか

「自然に優しい」とか「地球に優しい」などと不埒で不敬なことを軽々しく言う人間がいるが、そんなことを言うべきではない
人間なんて小ぽけなもののやること(=人為的又は非自然)に従ってはならないのだが、
どうも人間のやることは麻薬のような怪しげな魅力(魔力)があるようだ
さあ、まず都会という人間の作り上げたとんでもなくお粗末・下劣・愚劣なものを捨てるべきなんだ
たかが都会の猛暑と思うなかれ、都会の猛暑から何を学び、何を感じ取るか?

ささいな兆候に過ぎないかもしれないが、小さな兆候から何を感じ、どんな行動をとるべきなのか?
「ノアの箱舟」である、他人が意に介さないときでも自分だけは何かを感じ取れるかそれが生き物としてのあるべき姿なんだろう
都会と田舎を真正面から比較対比してどちらが良いのか評価してみることが必要な時期になっているようだ

変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない

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186.急速にすすむ森の荒廃/禿げ山化:自分に損にならないことは、ニュースにならなくてよいのか?

2009-04-14 07:55:56 | 森の暮らし
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所
12~3月は京都市伏見の本部事務所に常駐しています

186.自分に損にならないことは、ニュースにならなくてよいのか?
「ミツバチ不足で野菜や果樹ができなくなる」というニュースが流れましたが、都会の人には「一体それがどうしたの?」「何か問題なの?」「ミツバチなんてどうにかなるでしょ」という浅はかな思いだけでしょう。
しかし農家にとっては死活問題なのです。山に暮らしている私のような人間にはその問題のあまりの大きさを実感できます。

そして、農家に打撃ということは、消費者である都会の人の経済にも大きくふりかかってくることを知るのには時間が必要なようです。
「自分に直接の損にならないことは関係ない、どうでもいい」現代はそういうことがあまりにも多いのです。
企業も企業の業績さえよければ社員が首切られるのも正当なこととされるのです、政治も法律もそのような方向に向いているのです。

私は10年山の中で暮らしていますが、2~3年前から山の木が急速に枯れていくことをホームページで報告してきました。
しかし昨年・今年の山は木の枯れ方が半端でなくなっているのです。
今年は冬に雪が少なかったにもかかわらず例年より倒木が増えたのです。高島市周辺の山でも、高い木の真ん中でポッキリ折れている木が山肌に目立ちます

政治家・有識者・マスコミの人、一例にすぎませんが、是非私の住む安曇川長尾にでもお出で下さい、日本中に進む山の木の枯れていくあまりの凄まじさを見て下さい。いつでも案内と説明を致します。

山は管理放棄され、間伐されないので、陽も当たらず、温暖化によってか、虫も増え、木が弱ったこともあって枯れが加速しているのでしょう。
しかし周辺に住む田舎の人もそういう光景を見ても特に問題だからと行動を起こそうとはしない
その理由は次のようなものだと思う。
① 輸入材に依存し、山の木を長い間、使用してこなかった(無用の長物になっている)
② 山の木が枯れても地元の人は直接困らない
③ 高齢化で山を管理する経済力・体力・気力がない
④ 過疎化で山の管理ができない
⑤ 政府も格別すぐに困ることはない、選挙にもあまり関係ない
⑥ 政府や役所への働きかけもない
⑦ 木が枯れても10年も経てば山は再生すると思っている
⑧ 対策しようにも、県も村の役所もお金がない
⑨ 関心が薄いのでマスコミも話題にしても価値がない
⑩ 都会の人も山の実情を知らないし、直接あまり被害者意識はない
⑪ 山へ出入りする山林がなくなっており、放置されて道路も荒れている
⑫ 限界集落など山の森や木以前の問題が解決できなり状況である

したがって多分日本中の管理放棄された森がここ数年木が大量に枯れていくまま放置され話題にもなっていないと思う。
ミツバチなんかもすでに2006年ごろから問題になっていたのですが、今年はもうどうしようもない状況に追い込まれている
昨年までマスコミでもそれほど話題になっていないことが、環境問題に追加してミツバチの問題が食料の自給に暗い影を落としている

日本は島国と言われているが、実は山国である。
その山が例え一時的にしろ全国的に木が枯れ又は立ち枯れたままの状態が続くのは相当に大きな問題ではないのだろうか?
山に長年暮らす私はとしては、大きな問題だと思うのですが、なぜマスコミでも政治でも問題にとりあげていないのだろうか?
① たち枯れた木、立ち枯れ寸前の木が山に増える
② 大量の木が一挙に枯れてしまう
③ 森は大量の枯れ木の倒木で一杯に覆われる
④ 森の保水力が急速かつ大幅に減ってしまう
⑤ 年中高いはずの山の湿度、今後急速に低下し乾燥する
⑥ 弱った木、湿度の低下、強烈な太陽の日射が直接長時間当たるようになり更に状況は悪化する
⑦ 温暖化や山の乾燥によって、更に山の温度が上がる
⑧ 虫が繁殖する
⑨ 虫が、元気な木までを加速度的に食い荒らす
⑩ 山の気温・湿度・寒暖差・暖冬・真夏の高温化などによって生態系が更に崩れる
⑪ 木が枯れると鹿や動物の食料がなくなり更に木の皮やタネなどを食い荒らす
⑫ 木が枯れ、根っこが弱り、保水力もなくなり大雨・台風で地すべりなどが多発し山肌がむき出しになる

ゆっくり進む山の木が枯れる現象も、ミツバチ以上に、そろそろ我慢の限界を超え今後加速度的に進行するように思う
山に10年も暮らしているとその気配がわかるが、地元の人も含めて山に暮らす人は激減している
山で10年暮らしているが、地元の人も役所の人も、政治家も山の見学や調査や聞き込みなんかに来られることはない
山の森の木は自分ではどうしようもない、木々(植物達)は、動物でないから動けない、座して死を待っしかないのである

本来都会の人間である私が、何故か、たまたま山に暮らしていることという理由だけで、一人孤軍奮闘して間伐や清掃をしている
しかしそんな私の努力なんかしれたもの、ご覧なさいここ3~5年日本の山の問題は大きくなりやがて麓の村や町そして都会にも大きく影を落とすことになりはしないのだろうか?
ミツバチも山の木も最初は現地の問題であるがやがて都会の人に大きな重石となって来るがそのときはすでに取り返しがつかないのである。
「大丈夫です20~30年経てば山は元通りになります」というがそれも局地的な出来事の場合はそれでもいいかもしれないが、
ミツバチ問題同様にこれが全国規模で一斉におきると、短期間であっても、自然災害や山の砂漠化みたいなものは都会の人も含めて大きな被害を覚悟しなくてはならいと私は確信するものです。

日本の国は都会だけでできているんじゃない都会の上流に山があることを忘れてはいけません
日本の国は都会だけでできているんじゃない都会の上流に農家が頑張っていることを忘れてはいけません

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184.村上さん「枯れる木は枯れさせるほうが良いんです」と言われて思ったこと

2009-01-26 08:48:15 | 森の暮らし
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後12~3月は京都伏見本部事務所に常駐しています
4~11月は事務所は滋賀支所http://www.meico.org/siga_sisyo_syoukai.html

私は10年滋賀県安曇川の山中で一人暮らしています。8年目くらいからやたらに木が虫に喰われ枯れていくのに気付きました。
そして高島市役所にメールし、どうすべきか、市として何か対応しているのかを問い合わせたのです。

私は、市の人が、「ありがとうございます。そうですか、早速対処しましょう、こういうことをしています…」というような回答が来るのだろうと思っていました。
しかし私の期待に反して、回答は意外なものでした。
「村上さん虫食いの被害はすでに全国的なもので、ここだけのことではありません、
地球温暖化の影響もありますが、それら虫食いの被害を受けている特定の木を保護するのはいろいろな意味で困難です、
自然というものはある木が枯れても次に別の木が生えてきます、それが自然の生態系というもので、何十億年もそういうことを繰り返してきたんです。「枯れる木は枯れさせるほうが良いんです」
そういう自然の力にまかせておけば良いのです、いや、むしろそのほうが望ましいのです。

私は「随分いい加減な役人だ」と思いながら次の質問をしました。
「ところで良い殺虫剤があったら教えてくれませんか?又はそういうものを市が支給してくれないのですか?」
「村上さん殺虫剤をまくとむしろ、別の被害が大きいのでお勧めできません。またそんな予算もありません」
でも世間知らずというか自然知らずの私は「なんと横着な役所やなー」と思ったものです。
当時は、他の人にも「これこれしかじか、全く役所というのはいい加減だ」などと触れ回っていたものです。

その後2年間、山の木は、私の住む場所だけでなく全国的な規模で更にどんどん枯れていったのです。
昨年平成20年晩秋には付近一帯で大掛かりな枯れ木伐採を約60万円の大金をかけてやるはめになったのです。
そして沢山の枯れ木を伐採した直後に感じたことは、付近の景観や心地良さが大きく変わったことです。
陽が一杯にあたり、なんと明るくなった、なんと美しくなった、すがすがしくなったことでした。
今まで沢山のひ弱な木で暗かった付近一帯が明るく、残った木も心なしか元気になったような感じがしたのです。枯れる木を無理して生かそうとすると、他の木が全滅する恐れがあったのですね。

その後最近になって、サブプライムローン問題なんかが起こり、久しぶりに、高島市の人が言った一言を感慨深く思い出したのです。
そうか「枯れる木は枯れさせるほうが良いんです」はそのとおりだなー。じたばた狼狽せずに無理やり維持するより、駄目なものは駄目と諦め、何年かかっても一からやり直すべきだ。

昨年来、サブプライムローン問題により世界中が経済的に混乱していますが、これも同じことが言えるのです。
森の木も枯れる木は切り倒すか、自然に倒れるのに任せるしかないのであって、市の人が言ったように殺虫剤をまいたり、姑息な手段をしてはならないのです。
今回の未曾有の混乱においても「姑息なことに頼らずに根本を正せ」の精神を忘れてはなりません。
殺虫剤をまくのはいかにも簡単ですが、本質的な改善にはならないばかりか、むしろ弊害を更に増やしてしまい、事態は更に悪化するのです。
過去日本や世界がやってきたことは、むしろ次々に姑息な手段を積み上げてきたのです、その結果が現代社会です。

自民党麻生坊や一派が定額給付金などを多大な労力と税金を使ってばら撒くというのはまさに愚かな政策です。
こんなその場限りの政策を国民はもはや期待していないのです。もっと将来の不安を解消することに使って欲しいのです。
とりあえず安易に殺虫剤をまく式の政策を無理やり実行しようとしている自民党は、無策な集団、政治を放棄した無能集団、無謀なやからと言わざるをえません。

個人的にも人生や暮らしのあらゆる面で、その場限りの対応をするのが現代人の常識になっているのは末恐ろしいことです。
是生や暮らしのあらゆる場面で、こういう安易・安直な習慣をやめ、「本質から変える=改革」「再発予防策」「根本対策」を実施して欲しいものです。
多くの場合、自然の意思にまかす、自然治癒力にまかすことが最善の策であるのです。
最後に、
「迷ったら自然に訊け・迷ったら自然に従え、迷ったら自然にまかせ」
すよ

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170.静かな自然の森での暮らしの開始時チェックリスト

2008-09-21 16:27:30 | 森の暮らし
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

10年、滋賀県高島市安曇川長尾の森で暮らしています。森に住む私のような都会人は、かなり珍しいと思います。私の体験からの森での暮らしの場所・家の選定の参考にして戴ければ幸いです。当社では10年の森暮らしの実体験から、森に住もうとされる人に、場所や家を購入する又は家を設計する場合のアドバイスをやっております。滋賀支所におい出になる(無料)か貴方の希望の場所の現地へ同行します。(有料)⇒クリック

1.敷地
200坪は欲しい但し周囲に家が建つ心配がなければ150坪でもよい
隣の家から自分の家の距離10mは欲しい
日当たり・見晴らし・風とおしを確認する
家の10m以内の下や上に崖がない
笹や竹や蔓系の植物は事前に掘り起こし、抜いておく
北側は2~3mの空地をあける
北側は高い木を伐採しておき日当たりや風とおしをよくしておく
付近に農家があって農薬が飛んでこない
付近に自動車が大量に走る街道がない
暴走族やヤクザや
熊・鹿・猪・猿・蜂の被害を確認しておく

2.隣・近所
煩い人や周囲が汚い人や臭気が出るような隣家は避ける
隣の家の大木の倒壊の危険
マナーの良い人
ごみ処理などがきちんとできている
あまりにも奇抜な人がいる場所は避ける
近隣の人が自然を心底愛する人である
音楽マニアや夜遅くまで騒ぐ人は要注意
どちらかというと隣近所は、かなり離れているほうがよい
付近にゴミが不法投棄されていない
付近に小川がある

3.道路
舗装がしっかりしている
道路に物が放置されていない
道路がきれいに清掃してある、または後日清掃できる
洪水などで道路が崩落しないか確認する

4.雪
冬に根雪になりにくい場所
雪かきができる場所

5.木
倒壊してくる恐れがあるので、異常に高い木は事前に切っておく
杉や檜が少ない場所、雑木林がよい
敷地内の背の高い巨木は事前に伐採しておく

6.家
東南側に庭をもってくる
壁には棚を多く設置しておく
玄関や水周りは北川へ
1階建てが良い
できれば普通の家屋がよい(ログは維持が大変)
窓ガラスは二重ガラス
家の基礎はコンクリートべた打ちであること
北向きのベランダはすぐに腐る
ベランダの地面もコンクリートべた打ち
雨水の側溝は葉や土がたまらないようになっている
家や施設に腐った箇所がないか確認
蚊や虫やねずみや蛇除け網戸は絶対に必要

7.冬
冬がかなり寒い地域では、冬は都会で暮らすほうが無難である
冬住む場合、雪のふる地域では、自動車の車庫が必要
北側は防風の木があるとよい
屋根は、雪が落ちる傾斜で、雪がお隣に落ちないこと

8.施設
土間はあると便利、土間はコンクリートうち
2階を屋根つきベランダにし、その下を土間にする
物置はやや大きめのを戸外に設置
玄関の外はやや大きめのひさしをつけておく
バイクや自転車置き場を外に設置
家の中にカビが生えることがあるので事前に対策しておくべきである
物干し場を戸外と土間に設置しておく、ふとん干し場も考えておく

9.屋根
アンテナを設置するなど屋根に上がる階段や屋根に1㎡の平面を設ける
屋根は歩けるような工夫をしておく
屋根はガルバリュームかステンレスがお勧め
屋根は断熱したり空気がとおる構造にし夏場高温にならないようにする
屋根のひさしは1mくらいあること

10.ベランダ
ベランダは使用目的・使用頻度を事前に確認不要ならば作らない
ベランダはできればアルミやプラスチックの腐食しない材質を用いるとよい
ベランダと家は切り離して設置する
ベランダは向き・景観・屋根の有無・蚊よけなどを工夫しておく

11.水周り
洗濯機は排水方法を含め設置場所をよく考えておく
少なくとも冬以外は水が利用できること
風呂の水は側溝へ
台所の排水は水と屑を分別し、排水は地下浸透とする
夏場のお風呂は太陽光温水器などを利用するとよい
薪で焚く露天風呂にするのもお勧め
豪雨の場合に水はけがきちんとできるようにしておく

12.トイレ
トイレや風呂は家の外に外付けする、家の中に作るのはもったいない
トイレは簡易バイオトイレでよい
食料屑はバイオ処理し発酵させ肥料にする

13.通信
住む場合は固定電話も必要
インターネットは低速しか利用できないことを覚悟する
携帯電話が通じるか確認

14.庭・畑
庭を用途で分割しておく
野菜作る場所は地面を掘り返し土も入れ替えておく
野菜作る場所は、鹿や猿よけの金網のあるしっかりした小屋を作っておく
畑を大規模にやると大変なので手間のかからないものや量は少なめに
庭などには必要な場所以外はできるだけコンクリートを打たない
家の周辺に木の柵を使用しない、短期間で蟻が住み着く
人が近寄った場合の自動照明や必要に応じて監視カメラをつける
庭の植物を植えない場所の雑草対策をしておく
ガラス張りの2㎡くらいの温室なんかを設けておくのもお勧め

15.遊び
鉄棒・バドミントン・バスケット・壁打ちテニス・ゴルフ・芝生・卓球台
芝生・すべり台・ブランコ

16.窓
天窓はいらない
窓は外の景色を見るためには大きめの窓にする
戸締り・盗難予防はきちんとやっておく
窓も目的・用途を考えて個別に形状・構造など仕様を決める

17.冷暖房
寝る場所を決めておく、特に夏涼しい場所にすること、2階は暑い
ねんのため湿気取りやちょとした暖房にクーラーは1台あったほうがよい
夏場の風とおしや日よけを考えておく
除湿機や換気扇を必要数設置しておく
薪の暖炉は薪を割って蓄えたり、手間がかかるので最初はつけない

18.電気
外部照明も事前に考えておく
コンセントは大目に設置しておく
オール電化におしておくとプロパンガスが不用となる
外部コンセントもつけておく

19.大工、雑仕事
大工や雑仕事などをすることが多いので作業場を決めておく
大工用の木材などを置く場所を作っておく
電動工具はある程度購入する

20.その他
いざという場合、助けてくれる人がいる
いろいろ探せば、250~500万円くらいで森の暮らしは可能です

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164.滋賀県湖西の森に暮らす村上和隆の一日

2008-08-02 17:00:28 | 森の暮らし
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

164.滋賀県湖西の森に暮らす村上和隆の一日

梅雨が終わり本格的夏に入って、森・山は涼しい快適な時節になっています
日々、大自然の簡素なシンプルライフを楽しんでいます

夜2時頃一度目を覚めます
もし喉がかわいている場合は、口をゆすぐ(夏の山では夜就寝中にはほとんど喉が渇きませんが)
布団の上で村上隆式ヨガを40分入念に行う(若さを保ち、身体が蘇える)

その後、4時までまた熟睡する(熟睡が二回あることになる)
4時NHK放送の「ここのの時代」を聴く
5時に窓を全部閉め切る、クーラーを15分かけ除湿(午後1時までログ室内の涼しさが保てる)

4時頃、鈴を転がすような日暮の泣き声を心地よく聞きながらまたウトウトと寝る
6時頃起床
朝の散歩や水遣り、午前と午後、山には爽やかな風が吹き渡る

朝食(牛乳ヨーグルト・パン・ハムエッグ・サラダ(今はパセリとしそとピーマンは庭から)・コーヒー)
魔法瓶の中のような涼しい室内でテレビやパソコンで仕事
ちなみに山では日中、蝉はほとんど鳴かない、静寂がある

昼食
午後2時~5時は野外で野良仕事と大工仕事と運動で汗かく
2個のバケツの水を太陽光で暖めたお湯で汗流す
6時頃また20分くらい日暮が泣く(今日も一日終わったよ!)

夕食
テレビ見る
外は完全な闇夜になる(満月の日だけは夜も歩けるが)
午後9時に就寝

週一回安曇川の町へバイクで食料買出し
一月の経費は、夏電気代2500円と食費30000円その他バイク水道代など6500円計39000円也
週一回麓までバイクで5分、料理用や飲み水用の水を汲みに行く
最近困るのは鹿と猿の害だ、自衛しているが野菜や草花は油断すると喰われる(でもまあいいか)
見ていると、日本の農家の実態は、腰の曲がったバアサンがほとんどだ、あと何年かで農業生産者が更に激減する
猿・鹿・猪の駆除も高齢化のために進まない、日本の食料確保も大変だ、どうしても輸入に依存せざるを得ないと思う
人間から見放され、管理放棄の日本の森も瀕死寸前、日本の山村の人間も木々も高齢化し、ついに自然は崩壊していくのでしょうか?
崩壊寸前の森で、自然の恵に触れ、すでに10年も暮らしていられるのは、ある意味、幸せなのかもしれません


何億年も黙々と繰り返す自然の営みは的確である
偉大な自然は、欲張らず・奢らずなすべき責任を果たしてくれる
自然の暖かい懐に抱かれて、大きな恵を受けることの素晴らしさ
自然の叡智を実感しています

ところで京都などの町では埃や有害物が多いのですが、山はほとんど埃が出ません
都会は汚いものを日々大量に吸っていることに驚かされます
今年7~8月は山に籠もり、京都には行ってません
京都は猛暑だそうです。ぞーとします、でなく、考えるだけで大汗が出ます

訪れる人もない山にて、森のおじさん村上和隆より


このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
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