村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第82号 村上和隆の人生塾「一言」  何事によらず、全ての前にやっておくことはマナーである

2010-02-22 21:01:49 | 人生
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業
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82.マナー(気配り)は全ての基本である (例)私の守っている、他人の家にお邪魔した場合の心がけ・気配り

何によらず、日本では古来弟子に対して最初から芸を教えずにまず、礼儀作法からというようなことがあったのです
会話だって同じことでして、まずは礼儀作法=マナーから入るべきですよね
ところが最近の若い人も無論大人でも結構お付き合いのマナーに欠ける人が多いのは情けない話ですね

例えば、私のやっているコンサルタントの先生やISO審査員のような、本来模範的であるべき人ですらも案外マナーのできていない人や無神経な人がいるもんです
そういう人に対していくら立派そうな先生や審査官であっても「あのコンサルタントや審査員にもう一度来て欲しいですか?」とお客様の感想をお聞きすると、答えはNOですね
そのNOの原因は、①マナーの悪さ②会話の下手さ③やさしさや気配りのなさ④役立たない、という順番ですかね

さて次に、あくまで一例としてマナー(相手への気配り)のお話をしましょう
相手のいかんを問わず、私は他人の家や会社を訪問したときに礼儀というかマナーを自分なりに決めてしっかり守っています
それを次に紹介します。

しかし私の場合、これらは普段自分の家でも全く同じようにやっていることで他人の家や会社を訪問したときだけ格別にやっているものではありません
よくあることですが、自分の家では、ひどいが、他人様の家ではきちんとできるという人がいますが、これでは、心がこもっているとは言えませんね
普段から身につけておいて、いついかなる時も、普段どおりに、きちんとできるのということが大事ですね

1 きちんと事前に用件や訪問者、訪問時間の約束をしておく
2 約束の時間にきっちりにお伺いする、早くても遅くてもよくない
3 食事の心配をするような時間には訪問しない、又は食事時間前に帰るような時間設定をする
4 前の日から、身だしなみをととのえておく
5 前日からニンニクや酒など口臭に結びつくものは食べない
6 必要に応じて、1000円程度の土産を持参する、小さいもので、しかも気の利いたもの
7 事前にトイレに入り顔・頭髪・歯・目・衣服の掃除など身だしなみを確認し整える
8 トイレで当然用を足しておく
9 外でコートなどは脱いでおく
10 許可が出ても、タバコは絶対に吸わない
11 玄関では脱いだ靴を端に寄せ方向を変えてきちんと置き直す
12 せっかくお宅訪問をしたのだから、家のことなど良い点をみつけ褒める
13 座る席は、まずは入り口に近いほうに座る
14 畏まったお宅の場合、いきなり座らずに立って待ち、先方から、座るように言われてから座る
15 洗面所などを利用する場合は使用後にきちんとテイッシュで水や汚れをふき取る
16 トイレを借りる場合は、尿を飛散させないように、座って用を足す
17 宿泊して風呂をもらう場合は、入浴前にお湯で身体や尻などをきれいに洗い入る
18 浴槽で温まって、身体を洗った後は、シャワーで荒い流し、洗った後は浴槽に入らない
19 浴槽の周囲や抜けた毛などはタオルやテッシュなどでふきとっておく
20 ハンカチとテイッシュは必ず持参しておく
21 最終的にシャワーの水を床に20秒くらい万遍なくかけて洗い流す
22 食事では音をたてないで食べる、ゲップをしない
23 飲み物がでたら、少なくとも終わったら隅っこにきちんとまとめてから立ち上がる
24 食事などは残さず、皿についた醤油やマヨネーズもできるだけきれいに食べる
25 終わった食器は片付けるか端に寄せておく
26 使用後の皿は重ねない
27 場合にもよるが、特別の理由がない限りは、訪問時間は1時間を目安にする
28 または最初に「今日は何時頃までには次の用事がある」というようなことを言っておく
29 ゆっくり座ってからも相手の家のことや相手の良いところを見つけて褒める
30 自分だけ一方的に話をせずに、あくまで相手中心なり、先方の好む話題を中心に会話を進める
31 そこにいない他人の悪口などは言わない、もし言う場合は、かなり慎重に言う
32 相手に十分な気配りをし、楽しい会話をすることを心がける
33 固い雰囲気にならないように終始なごやかにする
34 欲を言えば、お互いに何か得るものがある出会いとするように努力する

頭は良いが、金持ちだが、美人だが、一流会社の人だが、会話は上手いが、・・・・マナーが悪いでは、全てが台無しですね
飲食店などでよく言われることは、メニューの良し悪し以前に店の清掃・清潔・気配り・オモテナシが大事と言います
マナーは、何事においても基本的に大事なことですが、これ以外にも、基本的なこととしてきちんとしておくべきこととして、例えば、人格や品格を磨いておくこととか、趣味や読書や教養や様々な体験や人生観なども積み上げておくなどということなども大切なことですね

自分がやらずに誰がやる
今すぐやらずに、いつやるのか
変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない

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第81号 村上和隆の人生塾「一言」  幸福を外に求めない・物に求めない・楽に求めない・・・・

2010-02-18 07:40:33 | 人生
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業
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81.幸福を外に求めない・物に求めない・楽に求めない・・・・
                                  2009年2月吉日 村上和隆
平和で豊かで便利な日本でも、不満や欲望には際限がない
① 美味しいものが食べたい
② 楽がしたい
③ きれいになりたい
④ あちこち旅行がしたい
⑤ 立派な家に住みたい
⑥ 自動車が欲しい
⑦ 美人と結婚したい
⑧ お金がもっと欲しい
⑨ 新しい服が欲しい
⑩ 楽しい人と友人になりたい
⑪ 立派な家具が欲しい
⑫ いつまでも若くいたい
まあ世界には、その日の食べ物にも困る悲惨な暮らしをしている人々も多いというのに、これだけ恵まれた日本でもむしろ不満や欲望は増すばかり
一体、人生をどう考えているのだろうか?

際限なく欲望を満たすのが人生の目的でもあるかのようですね
例えば美味しいものを食べたとします、でも「あー幸福」と思うかもしれませんが、そんなのは一瞬です
永続しないのです、というより、むしろそういう幸福を味わったことが更なる新たな欲望の追求に結びつくのです
「もう一度食べたい」「ずーっと美味しいものを食べ続けたい」「もっと美味しいものを食べたい」・・・・

私は、60歳の頃から、こういうことを、真剣に抑制し捨て去るようにしてきました。
そうすると、当初は確かに禁断症状のようなものでそれがストレスになるようなこともありましたが、
やがて、むしろ爽快というか、贅沢を求めなくても平然としていられるようになってきました

最近では、むしろ無意識のうちに、質素を求める気分のほうがより強くなってきたような気がしています
そして質素な生き方は、いろいろな面で自分を向上させたり、経済的にも楽になったり、世の中のお役にたつことを実感するようになってきました。
一膳の飯でも美味しいと感じる、一汁一菜の粗末な食事でも美味しいと思う

今日も健康で元気でうれしい
平和な暮らしができてうれしい
皆当たり前ではないのです、何もないということでも実にありがたいことなんです

平凡や普通であるという幸せに感謝したいものだ

私の体験によると、贅沢をしない効果は次のようなものですかね、それは予想外に大きく、素晴らしいものですよ
① ストレスが減る
② 健康になる
③ 経済的に余裕になる
④ 時々贅沢なことをすると、非常に幸福を実感する
⑤ なにを食べても何をしても美味しい・楽しい
⑥ ガツガツしなくなる
⑦ 不幸を感じることが少なくなる
⑧ 忍耐力や我慢することが平気になる
⑨ 資源の節約になる
⑩ 地球環境にやさしくなる
⑪ 以前に比べて、物事の本質が見えてくる
⑫ どんどん自由な境地に近づいていく
キツネが落ちるというか、悪霊が落ちるというか、見せ掛けの・マボロシの幸せから解き放たれるというかそういう心境ですかね?

まあ麻薬患者のことを考えて戴くと、こういうことが理解して戴けるかもしれませんね
贅沢や欲望を満たすために貪欲になる人は大げさに言えば、麻薬患者のようなものです
麻薬が幸せだと勘違いする、麻薬が切れるのが怖い、麻薬を吸っていればかろうじて幸せを感じられる・・・ということですかね

浦島太郎の話ではありませんが、亀を助けたばかりに、竜宮城につれていかれます、そこで美しい乙姫様や鯛や平目の踊りを見、美味しいものを食べて
楽しい数日が経ち、それに飽きて戻ってみれば、なんと年寄りになっていたという話ですが、乙姫様が言うように玉手箱を開けなければよかったものが、開けたばっかりに老人になった自分に気づくことになるのです
浦島太郎の話を良い爺さんの話と思っている人が多いのですが、一見良い爺さんが陥りやすい過ちを諭しているのですねー
これは現代人にも通じるのですね、高度成長によって亀を助けて、竜宮城に行き、豊かで便利な暮らしをしていて、よせばよいのに更に開けてはならない玉手箱をあけたために、今はすっかりお爺さんの惨めな日本になっていたということです

麻薬患者にとって、麻薬を止めるなんてことは、考えられないこと、極めてつらいことなんですね
しかし、どうでしよう、私のように少しでもやめていくと、「なーんだ、止めたほうがいいじゃないの」ということがわかってくるのですね

でも止めるということが、こんな簡単なことが、実は、最大の難関なんですね
止めること、そうすればそこに大きな幸せがあると、何度も言っても聞く耳を持たないのです、
耳を持っていても、心や身体が伴って行かないのであります

仏教や禅で「捨てよ」「無」「空」とか言いますが、修行中の見習い僧でも、簡単なようでなかなかできないことのようです
禅修業をしようというような素養のある人でさえ、そんなものですから、いわんや凡人には難しいのでありましょう

① 外に求めるのではなく内に求める
② 物に求めるのではなく、心に求める
③ 贅を求めるのではなく、素を求める
④ 取るに求めるのではなく、捨てるに求める
⑤ もっとに求めるのではなく、もうに求める
⑥ 量に求めるのではなく、質に求める
⑦ 欲に求めるのではなく、足に求める
⑧ 大を求めるのではなく、小を求める
⑨ 多を求めるのではなく、少を求める
⑩ 華美を求めるのではなく、清楚を求める
⑪ 勝ちを求めるのではなく、負けを求める
⑫ 得ることを求めるのではなく、与えることを求める

幸福というものを外に求めてはいけないのですが、まだ未熟なんですねー、ついつい外に外にと、物に物にと求め続けるのであります
そうして永遠に外や物にと求め続け、何の成長もないまま、幸せを実感することなく一生不平不満の中にいき続けるのであります

何事も、ほどほど・控えめ・節度・質素・・・が肝心のようです、それが幸せや健康の元なんですね
うつ病なんてのは言わば「贅沢病」なのかもしれませんから、原点に戻って、質素でほどほどに生きれば直ると思いますよ

自分がやらずに誰がやる
今すぐやらずに、いつやるのか
変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない

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第80号 村上和隆の人生塾「一言」社会に巣立つ人・大学に進学する若者へ

2010-02-11 08:41:36 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後12~3月は京都市伏見区の本部事務所に常駐しています
●人生相談・会話相談・健康体操・パソコン相談・田舎暮らし相談にのっていますのでどうぞ⇒クリック
京都本部
4~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています

80.社会に巣立つ人・大学に進学する若者へ(今年大学に入学が決まった親族の若者SSさんに贈る言葉)  2010年2月吉日 村上和隆
日々、一流の人間を目指せ
日々、一流の生き方を求めよ

そのために、常に自分の生き方が一流であるかを問い続けよ
一流の生き方を模索し、真面目に一つづつ実行し、身につけて行け

道元・ 白隠・ 親鸞・ 二宮金次郎・・・数限りなく非凡な先人がいる
日本人として、多くの日本の先人・賢者に貪欲に学べ

一流の人間とは何かを問い続けよ
日々、一流の人間の生き方を追求せよ

古来高名な僧が「衆生本来仏なり」と言う、人間も皆、尊い仏性を備えている
仏性を持つ人間が、日々一流を求めずして人生に何の意味があるのだ

「一流な人間とはどうあるべきか」は自分自身が考えろ”一流”に決まった定義があるのではない
その結論を出すことが一流の人間の最初で最後の課題でもあるのだから

自分は、一流の人間とは何かを問うこと自体を最初から放棄していないか
自分は、一流の人間になることを頭から諦めていないか

苦しいから・つらいからと泣き言なんか言うんじゃない
安易さや・安楽を求めることは、若者の役割ではない

すすんで苦を受け入れる広い心さえ持てば、苦しいことも良き師・良き友となる
平穏に逃避することこそ、確実に苦につながることを肝に銘じるべきなのだ

安易な生き方は、薄汚い・元気のない負け犬の老人にも劣る
安易な生き方は、一流の人間からほど遠い

汗を流せ・涙を流せ・つらさは一流人間の肥やしであり勲章なのだ
自分を人間以上にするのも、人間以下にするのも自分次第だ

この門出は、ゴールではない、厳しさへの旅立ちだ
「一流の人間なんかなりたくない」と言う者には、若者の資格はない

怠惰・自堕落な生き方は、どんどん人間を崩壊させていくだけだ
麻薬のように、ますます不幸へと自分を引きずりこむだけだ

病・老・災害・事件・事故・争い・貧困・苦難が次々に襲うはずだ
そんな時、人間はうろたえ、なんともひ弱で、お粗末なものだ

そんな時でも、平然としていられる人間になりたいものだ
そんな時こそ、他人を励ますような人間になりたいものだ

豊かで便利で平和な社会に生まれたことを幸せにするのも自分次第だ
良き時代に、引き篭りや人生の落伍者になるなんて、何とも情けない

物欲・金欲・食欲・名誉欲・権力欲・愛欲・性欲などに溺れてはいないか
そんなものは、できるだけ早いうちに、徹底してキッパリ捨て切ってしまえ

若者よ我が人生の目的を模索せよ、自分の天命・使命・役割を知れ
自分にしかできないこと、自分だからできることは一体何なんだろう

軽率に欧米や金持ちや秀才や美人の表面的な真似なんかしてはならない
日本人として一流の人間になりたいのなら、古の賢人や自然や神仏に学べ

何かのきっかけで安易さに逃避したいことが、何度もあるだろうが
逃げてはならない、心を穏やかにして、忍耐強く、我慢強く求め続けるのだ

質素・倹約・謙虚・誠実・勤勉・素直・親切・創意・健康・元気・真剣・・・・
そして、一流の人間の生き方を周囲の人にも、及ぼして欲しい

他人に説明できないような破廉恥な生き方だけはしたくない
自分がやらずに誰がやる
今すぐやらずに、いつやるのか
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第79号 村上和隆の人生塾「一言」 欧米文化に溺れ、横着になり、結果的に自らを苦しめ崩壊へ

2010-02-07 10:10:58 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
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79.欧米文化に溺れ、どんどん人間は横着になり、結果的に自らを苦しめ崩壊へ導く

ますます便利で豊になるということは、本当に良いことなのか?
ますます人間は横着で怠惰で傲慢になっていく
特に若い人にとっては、大きなマイナスである、人間が人間じゃなくなってしまう

欧米文化ウイルスの世界的な蔓延によって、現代は人間を人間でなくしていく
いったい、人間はどこまで人間でなくなっていくのか?
恐ろしい、今に気がついたら「人間は一体何だったのか?」わからなくなる時代が来るのではないか

多分それもこれも戦勝国の欧米の流儀を世界全体に無理やり適用してしまったことに起因するのだろう
欧米文化は、①闘争的②ゲーム的③刹那的④効率的⑤機械的⑥記号的⑦デジタル的
⑧破壊的⑨個人的⑩物質的⑪利己的⑫攻撃的
そんな文化を世界標準にしてしまったツケが確実に世界や地球を崩壊へと導く

欧米は良いことをしてきたと思っている、「世界はどんどん豊かになってきたじゃないか」と
しかし、異常なマネーゲームによる世界経済の崩壊や環境破壊や国家財政の破綻や格差社会など深刻な問題を拡大している
結果的に欧米の責任は重大である、
欧米こそ「欧米文化の反省とその是正」について世界に新たな考え方や社会システムを提言すべきなのだ
又は日本こそが堂々と提言すべき時がきているのだ、日本のみがその資格と力量を持っているのかもしれない

今やその間違ったやり方が、蔓延しつつあり、高い精神文化を誇ってきた中国やインドや
ブラジルを欧米流の節度なき発展へと誘惑している
経済発展や物質的発展も行き過ぎると、人間自身の崩壊になり、とりかえしがつかなくなることを知ってか知らずか?
何事も行き過ぎれば、結果は悲惨なものとなるのであって、皮肉にも、良いと思うことほど、
いき過ぎは良くはならない

自分の身の周りの家事や少しのことでも行わない代わりに、くだらん悪知恵や悪知識ばかりが増える
自ら考えなくなり 考えが浅くなる、借り物になる
あくまで借り物の考えで、考えが浅いから、身体までも病的になっていく

身体を使って動く・行うことが減るから、怠け心がどんどん身についてしまう
動ける五体満足な身体を、この世に貰い受けたというのに、凄まじいほどの怠け心が湧き、怠けた分だけ欲張りを生む
しかも、その欲は真面目なものではなく、つまらない・くだらないものばかり

麻薬患者のように、つまらん欲・自堕落な欲を追い求め続ける
麻薬患者のように、次第に、極めて悪性の依存に陥り抜け出られなくなる
多くのくだらないことをやりたがるから、自分自身の人間としての本質的な成長は全く停止したままだ

人間としての、”本来仏としての自分”を振り返らない
真っ当な人間になるべく、自らを反省し、直そうとしない、改めようとしない
それどころか、悪知恵をつけ、どんどん、つまらんことに貴重な人生の多くの時間を費やす

だから、一向に幸せ感がない、むしろ不満がつのるばかり
それどころか麻薬患者のようにもっともっとと麻薬を求め、幻想・幻覚・幻聴に苦しみ始める
麻薬だけで、麻薬さえあれば幸せになると信じ込んでいるからだ

麻薬が切れるとイライラする
麻薬が切れないように、麻薬を買うのに金を必死に工面する、犯罪も犯す
儲けた金は全部麻薬に使ってしまう

麻薬をやめて自分自身で自分自身のあるべき人生を真剣に考えることだ
麻薬以外の本物のことが何なのか、俄かには、わからないのだが
それこそが人生の大きな仕事の一つであることを忘れてはならない

熱帯地方や温帯の日本はもともと自然の豊かな恵まれた土地なのであり
一方北に位置する欧州は、必しも恵まれた環境ではなっかた
欧州各国は、最先端の武器を開発し、恵まれた地域を侵略し、植民地化してきた

欧米文化を全面否定はしないが、欧米文化は麻薬のような危険性を孕んでいる
安易に日本やアジア・アフリカが導入すべきではなく、欧米文化に対しては、慎重さや節度や注意深さが必要だ
そうしないといつしか欧米文化の麻薬的な側面が自分を苦しめ、崩壊へと導いてしまう

欧米も欧米文化を過剰に受け入れてくれとは言ってないし、私も欧米文化を否定しているのではない
欧米以外の国が無闇矢鱈に無批判に貪欲に、欧米文化の安易な部分を取り入れることが怖いのだ
欧米は、昔から欧米流の考え方や生き方が必要であったからそういう風になったに過ぎないのだが
どうしても欧米の豊かな暮らしに憧れて、ろくに分析・評価・検証もせずに、
見かけの良さに目を奪われ、自らすすんで、その落とし穴にはまっていく

遠回りしても行き着けばよいのだ、古来、日本人には世界一優れた日本文化があるじゃないか
現代人は、ともすると見せかけの良さに目を奪われ、欲張り・近回りしようとするが大きな間違いだ
人生とは、遠回りが基本なのだ

現代は世の中の原点・大基本から大きく乖離している
現代においては、常識と良識も乖離する一方だ
そういう現代において、世の中の常識にさからって、原点・大基本に戻るほうが正解だ

自分がやらずに誰がやる
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