村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第11号 村上和隆の人生塾「一言」   些細なことでも暮らしのあらゆる事で真剣勝負

2008-03-31 08:46:30 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

11.些細なことでも暮らしのあらゆる事において、真剣勝負という言葉を思い出し、真剣勝負の気持ちを取り戻そう

昔の日本では、真剣と真剣をあわせ命をかけて戦うなんてことが年中あったらしいのですが、現代は当然そんなことはありませんし、日本では戦争も軍事教練もないですから、幸か不幸か、命をかけて真剣で勝負をする機会は、ほとんどありません。

平和というのは良いことですが、日本のように、こんなに長いこと平和続きでは、真剣勝負どころか、緊張感はなく、生命や暮らしぶりについて真剣に悩んだり、考えることもなく、人間はどんどん甘くなり堕落していくだけですね。
こんな安易な時代だからこそ、私は物事をやる時に「真剣勝負する心構え」というのを多く持つべきだと思っています。

非常に身近な小ぽけな例で言いますと、人は、毎日歯磨きをしていますが、厳格に日に3回5分かけて歯磨きをしている私のような人から普通の人を見ると、30秒くらいでいい加減・出鱈目・物臭であり、全く磨けていないのです。
歯磨きも真剣勝負の気持ちで磨かないと虫歯・歯槽膿漏だらけになってしまいます。
なぜ歯磨きがきちんと出来ないかというとその原因は、真剣勝負を避けている又は全く忘れているからなのです。真剣勝負というと凄い大袈裟なことと思い違いをしている人が多いのです。

どんな小さなこと、例えば料理・掃除・洗濯・挨拶・会話・歩く・・・・何でもかんでも、一生懸命やるとすれば、それは正に真剣勝負の姿勢に変わるんです。
真剣勝負をもっと積極的にするには、

①忘れかけている真剣勝負という言葉を思い出す
②真剣勝負が全くできてないことを自覚する
③真剣勝負していないことを強く反省する
④真剣勝負をしないのは自分がだらしなく、弱いからだと自覚する
⑤真剣勝負をしないといつまでも負け続けることを知る
⑥真剣勝負することは格好良いなーと思う
⑦真剣勝負することに憧れる
⑧真剣勝負をいつも唱える
⑨真剣勝負すると生き生きしてくることを期待する
⑩真剣勝負をするという姿勢によって、本来の人間らしさを取り戻す
⑪真剣勝負によって自分の弱さを克服していく
⑫真剣勝負によって互いに切磋琢磨する

昔に比べて飛びぬけた豊かさと平和が続くと、命をかけるほどの真剣勝負をしないことに慣れてしまい、腑抜けになっていくのです。
技術進歩や経済発展は情けない人間を大量生産しているのです。もう一度真剣勝負という言葉を思い出しましょう。

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150.政治家「どちらが悪いかなんて」ことを議論するのが立法機関の役割ではない

2008-03-30 08:10:30 | 政治
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

アーホーの福田おぼちゃんや自民党が、野党や国民が反対する中、暫定税率の期限切れで、それを何とか維持しようと、未だに懲りずに強引な手法を続けようとしている。

世界から見放されても、日本国民からも見放されても、自民党よ、なぜお前らは変わろうとしないのか?国民の目線になれないのか?
自民党は、世界に類を見ないとんでもない非常識な政党で中国や北朝鮮以下だ。あまりにもひどい、悪どい。

過去、暫定税率を異常に長い年月、絶対多数の数の力によって、引き伸ばして維持してきたことは反省もせずに、安倍おぼっちゃんに続き、逆切れ福田おぼちゃんや自民党は、無能を露呈し、策もなく、あくまで自分達の道路利権(国土交通省・道路業界・政治家の選挙の票)を維持し、税金の無駄使いを続けたい一途で、今度は、声高に「野党が悪い」とわめき出だした。

まあ万年与党で、ふんぞり返り、強引に法案を通してきたつけで、完全に無能な政党であることを露呈しているのが、今日この頃の、この最悪の様である。なにしろ自民党は、かなり前から、議論しても、話しにも何にもなってない最悪の政党(凄盗)ですからね。自民党は議論するより、議論を封ずることに慣れ過ぎてき過ぎた。

一体、彼等には良識・常識・見識がないのか?あるのエゴ・利権擁護・傲慢だけなのか?

「自分は正しい・お前さんが悪い」なんて、企業では考えられないことだ。まあ呑気なことです、こんなのは、子供の喧嘩以下でしかない。政治家が喧嘩で勝負を決めるなんてまるでやくざの世界の何ものでもない。

もう、いい加減、早く解散して国民の最後の判断を貰え。かなり厳しい評価であろう。多分自民党消滅しかありえない。

4月1日に暫定税率廃止、それを自民党が再値上げ、それで選挙、自民党が消滅するというシナリオが見えてきました。

再値上げ・再可決させるのが民主党のねらいであり、もし自民党が再値上げ・再可決したら、まんまと民主党の罠にひっかるという仕組みだ。民主党は「再可決してくれ」と思っているはずだ。そうすれば自民党を苦もなく、一挙壊滅へと追い込めるのです。今回は国民は、一致団結し自民党を許しはしない。どちらにしろ民主党へ大きな追い風になるのは間違いない。やっと小泉さんの言うとおりになるのだ。今年は、むしろ株価上昇か????

利権政治家・道路族の古賀誠、藤野公孝、渡辺具能、荒井正吾、三ツ矢憲生、盛山正仁、宮沢洋一、二階俊博、藤井孝男、細田博之などの狼狽ぶりが目に見える。

大混乱しているのは自民党だけで、国民は喜んでいます。値下げですからね。国民はここ十何年間、混乱し続けてきたんだ、ホームレスや自殺した人も沢山いる「その間自民党よお前らは、何してきたんだ」と言ってやりたい。

福田さんが暫定税率廃止で「国民にお詫びをした」らしいが、とんでもない、国民は大喜びで、言うことが全く逆、支離滅裂だ。福田ぼっちゃん、おかしいというか、ついに頭まで狂ってしまったようだ?吹けば飛ぶような福田おぼちゃんは、自民党の象徴なんです。実に情けない・くだらない・みっともない首相だ「早く失せろ」と言いたい。

もし、今度、自民党が消滅しないのであれば、私はもう日本国民及び、日本の政治に絶望を禁じえない、日本の政治を諦めるしかない。

「自分が悪い」という自覚を持てない、情けないあまりにお粗末な自民党議員よ早く隠居してくれ、そろそろ若者へ譲れ。兎に角認識が甘い、このドラ息子どもめ

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149.ここ何年も止めることに挑戦し続けていますが、指導者は率先垂範、手本を示す

2008-03-29 10:07:47 | 暮らし
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

私は以前からいろいろなものを止めてきました。
村上和隆の止めるへの挑戦
床屋・新聞・雑誌・新幹線・特急電車・タバコ・自家用車・外食・生命保険・固定電話・都会だけの暮らし・エアコン・暖房・ペット飼育・肉過食・甘い菓子・甘いジュース・食べ残し・テイッシュ・毎日飲酒・宴会等での大量飲食・海外旅行・物見遊山の旅行・温泉行旅行・ゴルフ・本やCDを買って読む・タクシー・年賀状・FAX・レジ袋…などをやめて来ました。
やってみると、新聞なんか全く無用ですし、散髪も自分でできます。
そして最近も次々に止める挑戦に取り組んでいます。しかしまだ止めるべきなのになかなか止められないことが沢山あります。しかし今年、その困難なものもやっと達成が見えてきました。それは、

①エレベーターに乗らない
②エスカレーターに乗らない
③間食しない
④無駄な買い物、お金の無駄使いしない
⑤テレビのつけ放ししない
⑥過食しない

の6つです。
これらは、私も長年挑戦してできなかったことばかりでした。しかしやれば効果は健康と節約と環境の3倍得られます。

資源高騰・食料高騰・地球温暖化が問題になって地球環境化防止サミットが何だのかんだの言っていますが、まず政治家や役人が手本を見せるべきなのに全く他人事のように無駄使いをしています。

「私、政治家や役人はこんなにもいろいろ止めています、だから国民の皆様もどうぞ・・・・」ということが全くなく、他人事のように、G7の馬鹿首相が集まって、洞爺湖で豪華なホテルを使い、膨大な警備をし、莫大な税金を無駄使いし、贅沢三昧の会議なんです。
「インターネット無料チャットをSKYPEでやれ」と言いたくなります。本当に腹だたしいことです。

指導層が手本を示さずに、「努力せずに、環境負荷を減らす方法がないか?」なんて甘いこと考えるのは無駄ではないのですかね。
暫定税率の問題でも、「これだけ大赤字・火の車なのに、こんだけ国民が困窮しているのに、まだ高速道路作り、国土交通省に無駄金使わせて欲しい」はないでしょう。

家庭でも会社でも親やトップがまず自らやるのではありませんか?歴史上の改革は皆そうでした。
例えば、江戸時代、米沢藩主の上杉鷹山の改革では、藩の武士達の猛烈な反対や抵抗に耐え抜き、藩主の鷹山は黙々と改革を率先して実施するのです。自らはボロをまとい貧しい食事や暮らしを実践するのです。新しい産業を一から立ち上げていくです。
上杉鷹山

つらいことを国民にやらせようとするのに、自分達はのうのうと贅沢や無駄をする様を見て国民は「あの首相ならば、あの政治家ならば、あのお役人のためなら俺もやるぞ」と言うでしょうか?
現代の日本の政治家や役人や先生や親や上司に欠けていることは、つらいことでも、自ら辛抱して無駄を止めて、手本を示すことではないでしょうか?
「少しは私を見習って爪の垢でも煎じて飲め」と言いたい。村上和隆の止めるへの挑戦


まあ安倍や福田の甘えたお坊ちゃんが首相では、自民党は改革はできないでしょうから、解散して自民党を自ら早くつぶすことですね。
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第10号 村上和隆の人生塾「一言」   世界に冠たる日本の精神文化の伝承も途絶える時が来ている

2008-03-28 07:57:34 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

10.世界に冠たる日本の精神文化の伝承も途絶える時が来ている、なんとか自分だけでも日本人でいたい

戦後欧米化が急速に入り込んで来たのですが、そう言いながらも、当時はまだ日本の文化や伝統や精神というものは色濃く残っていました。
しかし欧米化の巨大な波は年を追ってどんどん日本を侵食して行きましたし、旧来の日本文化に比べて便利で、効率的で、見栄えも良いなどの理由から、安易に受け容れてしまったのです。
そして欧米流の豊さや便利さがどんどん暮らしの中に入り込むようになると、もう堰を切ったように日本文化や日本精神は切り捨てられて行きました。

下駄・和服・和室・畳・和式・和風・日本の田舎・障子・火燵・ぞうり・伝統行事・日本料理・礼儀・言葉…まさに絶滅危惧種同様に絶滅の危機に貧する状況までに確実に悪化してきました。

企業では団塊の世代の大量退職により技術の伝承に危機が迫っていますが、今から50年くらい前までは当り前に行われてきた世代間の伝承が困難になっているのです。

日本文化や日本精神というのは、島国日本・平和国家・単一民族国家の日本に独特のものであって、もし安易に日本で消うせてしまえば、もう二度とこの独特で素晴らしい文化や精神が復活することはないのです。多くの動植物が種の絶滅の危機に瀕しているのと同様で、止めるのが困難なのかもしれませんが、自分だけでも日本の文化や精神を受け継ぐということにもう一度チャレンジしてみたいものです。

そうしないと自分は自分でなくなり、難民同様になってしまいますし、欧米人のような、合理性一点張り・大雑把な人種に属したままは、ご免蒙りたいのです。

最近では、むしろ一部の欧米人のほうが日本文化や日本精神が失われることを嘆き、来日し、禅・仏教・柔術・芸道・芸術・日本古来の職人仕事・日本の家屋や道具・庭・武士道・暮らしぶり・・・・・など一生懸命学ぼうと努力している始末です。

しかし彼等には到底無理ですから、ここは一番、日本人自身が日本人であることに誇りを持ち・欧米流に決別し、日本人であることにこだわりるべきだと思うのです。
日本人なんですから日本人らしい日本人に戻りましょうよ。
少なくとも、いい加減に、欧米化した日本人ということかだけは抜け出したいですね。
最近は、女(男)が女(男)らしくなくなり、親が親らしくなくなり、政治家が政治家らしくなくなり、先生が先生らしくなくなる・・・・・そういう時代の流れですから、難しいのは百も承知の上ですが。

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第9号 村上和隆の人生塾「一言」   便利な道具や過剰なマスコミの功罪

2008-03-27 09:08:01 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

9.便利な道具や過剰なマスコミの功罪、必しも良いことだけではない、自然の掟【無用なものは滅びていく】

現代は、グローバルな自由競争や技術進歩により、便利さや豊かさが一人歩きし、更に加速してしまい、一生懸命追いつこうとしても進歩に追いつけなかったり、そういうものに引きずられ過大な影響を受けてしまう人々が出現しています。

異常に早いスピード狂時代に、有用や無用な情報が沢山氾濫していますが、日本では大手新聞社だけでも130社、テレビ局も約100社もあり更に出版関係を含めるとマスコミの数は膨大なものになります。インターネットの時代に何でそんなに沢山必要なのか不思議でなりませんが、よく会社がつぶれないものです。
良くも悪くも毎日、巨大なマスコミの影響を強く受けて暮らすようになって、自分で考える必要がないような時代になって行きつつあるのです。

テレビや雑誌などマスコミは非常に便利で楽しいもので、人は考えなくてもいい又はマスコミと同じような考えをすればよいという傾向が、今後どんどん加速していきます。最近は、自分で料理する家庭が少なくなっていますし、女性が当り前のように料理することは、もう昔話になっています。

ワープロは、漢字を忘れさせ、電卓は計算を忘れさせ、エレベーターは足腰を退化させているのです。
”便利さ”が自分自身でやるという本来の姿をどんどんゆがめていくわけです。便利な道具である一方、人類を退化させる恐ろしい凶器になりつつあるのです(包丁が使いようで凶器に変わるようなものです)。

自らの人生をきちんとする上で一番大事なことは、自分自身の頭を使って考え、汗して働くということです。現代人は、自分の身体の各部分を使わずに、安易にエアコンやエスカレーターや自動車やテレビなどの電気製品や水道やガス・・・・に頼ってしまうのですが、最近私はあえて、こういう人間を駄目にするものを避けるようにしています。

考える葦である人間にとって最も大事な”考えるという行為”をテレビ・マスコミやインターネット依存症ということであっさり捨てようとしている人間はもう末期的なのでしょうか?

レトルト食品や弁当買って料理をしなくなったように、考えることもマスコミや専門家やパソコンがやるようになれば、人間は人間でなくロボットやコンピューターに取って代わられ、手足はもとより頭もなにもかもまともに動かず、衰退・堕落・崩壊・していくのでしょうね。

ロボット・アイティー・自動機などは、人間の本来の自然の力や働きを真っ向からぶっ壊す以外の何物でもないのですね。
なんてことはない、技術進歩や経済進歩が人間を衰退・堕落・崩壊へと押しやっているだけなんです。

自然の掟【神は、無用なものを容赦なく滅ぼしていく】

現代は、ある意味、「孤独の時代」だと言うことができますが、孤独になって自分自身で考え、自分自身で行動するということであれば、ある意味では大いに良いことなのかもしれませんが、どうもそうはなっていないようですね。

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第8号 村上和隆の人生塾「一言」   平和とか、平穏というのは、本当に良いことなのか

2008-03-26 12:39:47 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

8.平和とか、平穏というのは、本当に良いことなのか

戦後悲惨な戦争で負けたということもあって、日本は平和国家を旗印にし、おかげで驚異的な経済発展を遂げてきました。
平和が望ましいというのは確かにそうですし人殺しや悲惨な紛争・戦争は嫌ですし、私も平和主義者の一人です。

しかし人が切望する平和・平穏は、皮肉なことに、幾つかの問題を引き起こしてしまうのです。すなわち自分だけが平和・平穏であるなんてことも、永遠に平和・平穏が続くなんてことも有り得ないのです。
また長い平和・平穏によって日本の若者は、生きがい、気力・体力、働く意欲を奪われてしまったとも言えるのです。

①平和・平穏により危機感が薄れる
②平和・平穏が当り前になり緊張感がなくなる
③いざという場合の備えを疎かにする

どんな事でも、良い面だけではない、よく効く薬ほど副作用があるのです。平和・平穏が続くと、目に見えないところで、じわじわと争いのタネが増殖していくのです。
平和というのは、何もない状態とか平穏無事な状況とか言い直しができますが、平和・平穏の有り難味も忘れて、ノンベンダラリンの無防備状態になっていってしまうのです。平和⇒油断、「油断大敵」というやつですね。
そういう無防備状態を例えば、俺俺詐欺やリフォーム詐欺など油断する人々を狙う者が現れてくるのです。健康だからなどと、この世の春を呑気に謳歌しているとある日突然、癌を宣告されることがあるのです。

油断したら、縄張りが奪われるというのが、自然界の生き物や人間界の掟なんです。
立派な木や美しい草花でも、油断していると、外来種やより強い木や草花に生育地を奪われるということも、よくあるのです。

だから平和とは、悲惨な戦争に対しては望ましいことなんですが、”平和=良いこと”かというと、必しもそうも言い切れないのです。
むしろ戦争状態の国より平和が長く続く国のほうが弱く、危険であるということを歴史も証明しているんです。

個人のことでで言えば、病気もせず・ハンサムで・人付き合いもよく・仕事もばりばりやって・給与も高く・貯金もあって・子供も順調で・・・・なんて人が、ある日突然どん底に落ちるなんてことがあるのです。
平穏無事な日々を暮らしていて、それが長く続いている人ほど、いざという時に弱いということを夢夢忘れてはなりません。

贅沢・平穏・無事・順調・・・は味方というより、むしろ大敵であることも注意しなくてはなりません。良かれ悪しかれ人生は戦いなのであります。

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第7号 村上和隆の人生塾「一言」   一生かかって捨てるために生きると考えてみたら

2008-03-25 08:05:41 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

7.オギャーと生まれたら、死と向き合い、一生かかって捨てるために生きると考えてみたらどうでしょう

人は誕生という言葉は良い言葉で、お目出度いと思い込み、死という言葉は口にするのもタブーであって、四でさえ極端に忌み嫌うのです。
冷静に考えてみれば、人間の誕生は、長くつらい旅の始まりであり、重いものを背負い歩き出す、ある意味で悲しい瞬間でもあるのです。
それに対して、死というのはゴール・旅路の終わり・到達点・安息所と考えることもできるのです。乱暴ですが、人間は生まれた時から、「死への長くつらい旅立ち」又は「楽しいドキドキする冒険」が始まると言うことが出来るのです。

貴方が、いつか死ぬるときに、”安心し切って穏やかな死”を迎えることができるか?苦難に満ちドタバタした死を迎えるかは貴方の日々の心がけ次第なんです。

ですから、誕生も死も大差ないくらい重みのある大事なことであり、よくよく考えてみれば、相対立するものではなく、出発がなければゴール無し/ゴールがなければ出発もないのです。

どちらも”目出度くもあり、どちらも目出度くもなし”なのです。ゴールまでの道のり・長さ・険しさは、人によって著しく違うのです。80歳くらい迄長く生きる人もいれば、10年・20年そこそこで短い人生を終える人もいるのです。
男は79歳女は85歳まで生きられるなんて保証されているわけでないのです。死を忌み嫌うのではなく、むしろ常日頃”自分の死に場所”・”死に方”を真剣に考えることこそが大事だと思います。

日々なんとなく元気で生きていると、明日にでも死ぬかもしれないということを忘れて日々安易に漫然と浮かれて生きることは、決して良くはないのです。
早死にした人に「あの若さで死ぬなん、可哀相ね」なんてこと言いますが、それがその人の運命だったんです。むしろ生まれた以上は、常に死を想定・覚悟し、死ときちんと向き合うことが大事なことなんです。

死は、良くも悪くも貴方の最終到達点ですし「終わり良ければ全て良し」とも言うのです。貴方が今3万円持っているとします。次の給与の日までは20日あるとします。その間、あちこちへ支払いもしなくてはいけませ。
そうであれば貴方はいろいろ考えを巡らし、その3万円を極力大事に計画的に使うはずです。しかし、もし20万円も持っていたとしたら、そんなことは全く考えようともしないでしょう。はたしてどちらが良いのでしょうか?

死から目をそむけ、自分の死を真剣に考えることを、貴方は避けていませんか?よくよく考えてみると、すでに生まれた貴方にとって、誕生より死のほうが十倍~百倍大切なのです。
もし「明日死ぬ」と言われても、「自分の人生に十分満足している、いつ死んでも悔いはない」と泰然自若、言い切れることができるでしょうか?
”どう生きるか”と同じくらい”どう死ぬか”が大事なことですが、いざ死ぬ直前に「こんな死に方は、したくなっかた」とそのことに気付かされるのです。

よく言いませんか?「出会いより別れのほうが人を磨く」別れとは、本来悲しいだけのものではないのですが、単純に、分かれは哀しく・ありべからざるものと思い込んでしまうのが人間の小さな心なんです。

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第6号 村上和隆の人生塾「一言」   人生で守るべき20項目「日常の暮らしできちんとすべきこと」

2008-03-24 07:46:00 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

6.村上和隆人生塾で守るべき20項目「人間が日常の暮らしできちんとすべきこと」

村上和隆人生塾を3月に開校しましたが、当塾で基本に戻って、努力して戴きたいことを次に掲げます。

これらをまず最低限守れるようになる又はその基盤を構築することが必要です。村上和隆人生塾の初級や中級ではここら辺がまず最初の難関ですね。
村上和隆人生塾の会員に応募する場合も、中級・上級の方の場合は、ある程度までは、出来るようにしておいて下さい。

ちなみに皆様も毎年一度はチェックして、自分の人生への姿勢の変化を確認し、問題点を是正して行って下さい。

  一、質素・倹約      裕福な人が苦手な項目
  二、挨拶・礼儀      努力が必要な項目
  三、謙虚・堅実      抜け落ちやすい項目
  四、健康・健全      現代人が苦手な項目
  五、家事・労働      現代人が苦手な項目
  六、本来無一物      かなり高度に難しい項目
  七、整理・整頓      努力が必要な項目
  八、清掃・清潔      現代人が苦手な項目
  九、創意・工夫      努力が必要な項目
  十、勤勉・努力      努力が必要な項目
  十一、心配り・配慮   現代人が苦手な項目
  十二、現場・現物    抜け落ちやすい項目
  十三、調査・分析    抜け落ちやすい項目
  十四、腹八分目     意外に非常に困難な項目
  十五、感謝・報恩    抜け落ちやすい項目
  十六、明朗・快活    人によって難しい項目
  十七、読み・書き    難しい項目
  十八、目的・目標    難しい項目
  十九、和親・調和    難しい項目
  二十、管理・改善    かなり難しい項目
5点法で採点して、平均的な人は、合計が多分40点くらいになると思います。
60点が当面の目標それ以上は登山同様にかなり到達困難なはずです。
     ※印刷用は→http://www.meico.org/murakami_jinseijyuku.html

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148.あまりにもお粗末な自民党は、選挙大敗どころでなく崩壊が確定的だ

2008-03-23 10:57:29 | 政治
日本の政治は混乱し、海外からも見放される事態になっています。
政治が最低であれば、少子高齢化・若者の無能化、財政破綻、ドル安・・・・日本の株価がどんどん下がるのは確実になって来た。あまりにもひどい。

すでに自民党の政治は、日本国民からだけでなく、世界からも見放されている。
今日23日の日曜日の日曜討論をはじめテレビ番組を見ても、自民党は、全く反省すらもなく、抜本的な打開策が出て来ないで、野党がけしからんという話ばかり。完全に野党に落ちた。

今や堂々としている野党に対し、無策で、手も足も出ずに、オタオタ・タジタジ・オドオドしているだけだ。しかも、こんな混乱期に、国家の長が「僕、止める」のオボッチャンの安倍にびっくりして、更に「あーあー、ほーほー」「わけがわかりません」の恐ろしいほど無能なオトボケ福田ではね・・・・あんなヘナチョコお坊ちゃん簡便して下さいよ!江戸幕末期のように自民党も人物が枯れてしまっているのです。

福田首相なんて呼ぶことさえ、はばかるほどあんな無能首相や政治家を戴いているなんてことが、日本人として、すごく恥ずかしい、絶望的で、虚しい。最早、崩壊寸前の江戸時代末期の狼狽するだけの徳川幕府そのものだ。
まるで他人事のように税金を無駄使い、失敗しても平気、大赤字なのに懲りずに更なる無駄やお粗末な政治を重ねる。もういい加減にしてくれ、この素人ども・この間抜け野郎ども・この盗人ども・・・・・。

相変わらず議論になってなく、普通の会話すら出来ない、まるで子供の喧嘩以下であり、主張の根本は、未だに自分達の利権擁護だけで、支離滅裂、あまりにもお粗末だ。

自民党の大敗どころか、自民党が無くなるのは、時間の問題で、もう明確になったような気がする。
江戸末期の徳川幕府のように、勝海舟や西郷隆盛のような、日本の将来を見通すことの出来るしっかりした人によって、自民党は一刻も早く政治の世界から去って欲しい、それ迄は、日本の株価上昇はなく、下落が続き、株価1万円割れも間もない?この国自体が、ホームレス国家になるなんてことにもなりかねない。もっと危機感を持て。

過去、自民党を主体とした政治家や役人があまりにも出鱈目に、多くの無駄な物を作りこんできたが、それらを一刻も早く、そぎ落とし、整理し大掃除をする時期がきている。過去の物を維持することも、高齢化時代の国民の最低限の暮らしも、大災害時の対応も、何もできない状況をなんとか早急に打破しなくてはならない。それには今の旧態依然の自民党政治家はなんとも邪魔であり、無用の長物である。

自民党は長い年月あまりにも楽をし過ぎ、我がまま・気ままに政治をおもちゃにしてきたのだ。その甘さや無能さの本性が露呈してきたのだ。日本国家の非常時にまだ、異常な利権擁護の自民党政治が一日でも続けば、日本人が飢餓や難民にならないなんて保証はない。

こんな優秀で勤勉な日本を世界の笑い者にするなんて、情けないことにしている自民政治は断じて許せない、もう我慢の限界だ、自民党首脳よ恥を知れ、一刻も早く去れ。
オトボケの福田さん、あんなんだったら私にもできますよ、「あーあー、ふーふー」言ってれば良いのですから。貴方が今できる最善のことは、解散を決意することだ!いろいろの事情で出来なくても、少しでも誠意が残っているのであれば、今すぐ決断すべきだ。未練がましい曖昧な貴方の態度が、この国を今後も益々世界の笑い者にしていくだけだ。世界からも国民からも見放された自民党は、もう終わりにしてくれませんか?「自民党は、懲り懲り、もうたくさんです」

自民党もここは潔く白旗あげて降参したほうが長い目で見ると良いのは明らかなんですが、そうしたくても、そういうことができる勝海舟みたいな人が自民党には、全くいなくなってしまった。
もうどうしようもない、もうどうにも身動きすらできないでいるのだ。いつまでこんなお粗末な状況を無駄に続けるのか、どちみち自民党最後のヘボ将軍である福田君の責任は大きいぞ、福田君よ、徳川慶喜はどうしたんだっけなー?それくらい知っているだろうな?

一方民主党にも吉田松陰や坂本龍馬や高杉晋作や西郷隆盛はいない、一体この国はどうなるんだ?世界の笑い者を指導者に持った国民は不安におののく日々である。

また国民も国民だ、こんなとんでもない奴らを懲りもせずに、選挙で選ぶんだから。
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第5号 村上和隆の人生塾「一言」   原因を分析しようとしないから同じ過ちを何度も繰り返す

2008-03-21 09:07:33 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

5.原因があるのに分析しようとしない、だから同じ過ちを何度も繰り返す

歳をとると物忘れが激しくなります。60歳以上の多くの老人の方は、「私も、もう歳です」と、いとも軽々しく、問題は全てを歳のせいだと言うものです。
一見「そうです、そのとおりですね」なんてことになりそうですが、実を言うと、ここに大きな落とし穴があります。

年齢だけでなく人というものは、問題が起きると、その原因を何か自分以外のせいにして納得してしまう癖があるのです。
こういう何でも他のせいにする生き方を当然のようにしている人には、いろいろな不幸が襲ってきて、本当の幸せなんか永遠に来ないばかりか、不幸が次々に襲って来るはずなんです。

年寄りになると、何でも歳のせいにしていませんか?”歳とる=きちんとできない”のが当り前という認識が間違っているのです。
物忘れで失敗する原因は一つでなく、少なくとも二つはあるのです。

①歳のせいで脳が衰えている
②忘れないように又は忘れてもいいように確認とか管理が不十分

という、二つなのです①ばかりのせいにするのでなく、歳をとったら②の確認や管理が大切になって来るのです。一般に何か事故・事件・災難が起きても、当面の事態の火消しばかりで、原因の分析ができない人・分析をしない人がほとんどなんです。

何故なんでしょうかね?または何故だと思いますか?私の推測ですが、実に単純なことでして、人間は”面倒なことをしたがらない”というのがその理由のようです。
せっかく万物の霊長として生まれた人間なのに、人間は、何とも物臭な・横着な生き物なんです。

歳とると神仏に拝む老人が急激に増えますが、貴方が、もし物臭で横着な人間であれば、神仏に「幸福にして下さい」なんて祈らないことですね。そんなのは神頼み・気休めであって何のご利益もないはずです。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
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