村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

35.山と都会を往復していて今年は何故か異常だ、私は不気味ささえ感じる

2006-06-29 10:46:05 | 森の暮らし
①冬はとてつもなく雪が多かった
②桜が遅かった、その後も全般的に花の開花が1~2カ月遅れている
③6月末なのにサツキが咲いている
④山では今年は木が例年になく異常に多くの葉を茂らしている
⑤その他例えば、山では、モグラが激減した
⑥降雨が多い場所がある一方、空梅雨の地域がある
⑦山では、杉花粉や檜の花粉がほとんどなかった
⑧山では日照が少ない
⑨株価が異常に急落したが、それほど混乱してない
⑩地震雲の発生やカラスが鳴きわめくことが増えている(昨年から)
⑪昨年から鹿が増え、草木の芽をやたら食い荒らす
⑫小泉首相が辞め、政治やその他増税や負担増などいろいろ変わる
※ここにあげてない異常現象は、各地でもいろいろな形で増加しているのです。

私の全く勝手な印象であり、観測ですが、あとで振り返ってみた時に次のようになるような気がします。(注:私は占い師ではありませんので、時期や状況はややずれるかもしれませんがお許し下さい)
災害や大きな事件が起きると、後で「そう言えば何かそういう不気味な予感がした」なんていうことが多いのです。最近はそういう第六感が衰えていますが、やはり何か前兆現象というものはあるものです。

 ◎ 今年については、結果的に全般的に経済も社会もかなり良い年になるのではないかと思います。(長年の節約から開放され、久々まとまったお金を使う1年でしょう)
 ■ しかし来年平成19年は中頃以降ひょっとして最悪の年になるような予感がします。(注:単なる村上和隆の予感に過ぎません)
   ⇒今年はいろいろな面で例年になく周囲を見直し、備える時期であるように思います。
      (どういうことが起きるかは私は特定できません、人それぞれ最悪の状況を予想するしかありません)

あくまで凡人である私の直感です。ご判断は皆様におまかせします。私は勝手にそう思いそういう行動を開始しかけています。今年は、何だかだと凶悪事件や想像を超えたけしからんやからの出没などがあるのですが、むしろ総じて良い結果になるような気がしています。「なんだ過剰に心配していたがむしろ結果はすごく良かったじゃないか、これからはあまり心配し過ぎないで、自信をもってはりきってやって行こう」そういう楽観ムードや油断が蔓延しかけたまさにその直後に、皮肉にも、とんでもない最悪の事態が起きることが歴史上多いのです。
まあ勝手な村上和隆のつぶやき、独り言、ぼやきに過ぎませんが、そういう感じ方を時々持つことも大切なんではないでしょうか?
「災害は、忘れた頃にやってくる」「油断大敵火がぼうぼう」と昔から言うじゃありませんか?なにか良くなって行く時こそゆとりがあるのですから、慎重さを取り戻すべきです。
会社を定年退職した、そういう時は1~2年自重し、身体を休養し、健康診断し、家内全般を見直すような慎重さやゆとりが大切なんです。
よくあるケースですが、「さあ退職した海外旅行だ、好きな趣味をやるぞー、家も建て直すぞー」、そして1年後「お可哀想に、お亡くなりになりました」とか「重病で寝たきりになりました」なんてことになるんです。

来年後半以降予想されること。私にもよくわかりませんが、
①巨大地震
②巨大洪水
③大型地すべりの頻発
④超大雪
⑤日照り・大旱魃
⑥大規模黄砂・花粉症
⑦増税・災害負担増加
⑧災害による大都会の崩壊
⑨社会不安・凶悪犯罪増加
⑩通信をはじめインフラの崩壊
⑪企業活動の停止・大混乱・経済失速
⑫更なる国家財政破綻

当然、何もないことを願いますが、高齢化や介護負担が急増する中で財政建て直しをしようとしていますが、かなり思い切ったことを早急に実施しておかないと以上のような緊急事態が起きれば、「日本沈没」は現実のものになり、財政建て直しどころか国家の存続やその日の生活さえ危うくなることを危惧するのは私だけでしょうか?
消費税増税なんかも、やり方には工夫が必要ですが、末期癌のように、更に状況を悪くするのを待つのはナンセンスです。むしろ今すぐにもやるべきではないのでしょうか?状況の良い時に問題の根を絶つことが早急に求められているのではないでしょうか?小さな政府・業務の大幅効率化・役人の削減・軍備費など不急のものを大幅カットしてでも財政建て直しを急がないと災害や事故やテロや世界的経済不況などは待ってくれません。小泉さんは良くやったという一部の人々がおられるようですが、百歩譲って、小泉さんが良くやったとしても、あくまで最悪の過去に比べての話であって、総合的な実態は小泉さんが首相になる前とそう変わっていません、というか、むしろ日に日に悪化していると言うべきかもしれません。

政治家とか役人というのは、無能かつ不誠実・無責任極まりない存在ですが、それだったら他の政党や政治家がやったら良くなるかと言うと、小泉さんなんか、まだましなほうかもしれません。政治家や役人には有能とか誠実なんて言葉は当てはまらないのです。少しましかどうかという程度の評価しかないのです。それほど人民のために政治をやったリーダーなってのは、歴史上もごく稀で、人民の犠牲を強いる政治家がほとんどなんです。そういう認識を持って、極小の政府・役所に切り替えないと、更に事態は悪化するだけで、無能で不誠実な政治家や役人の好きなようにされるだけです。

政治家や役人とは、
①もっとも無能であり
②もっとも出鱈目であり
③もっとも無責任であり
④もっとも不正を働き
⑤もっとも信頼できない
のですから。

日本は、世界に類稀な有能な国民が沢山いるというのに、政治家と役人と自然災害がこの国を駄目にし、崩壊へと導く恐れが来年、身近に迫っていると直感している今日この頃の私です。
まあ世界稀に見る優れた日本であっても、当面夢はなく、とてつもない災害や事件・事故や災いの恐怖だけがある厳しい時代ということですね。来年がその年にならないことを祈るだけですが、祈るだけでは駄目ですよね。何らかの行動を今年中にやっておかないとね!!
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34.冷え性・血行不良を真剣に直そうとする63歳

2006-06-22 16:49:41 | 健康・医療
嬉しいことに、63歳の私めは人様から50歳前半くらいに見えると言われることが多いのですが、どっこい身体はもうかなり衰えているのです。
またコンサルタントとして普段大層立派なことを言っているわりに、歳をとって身体が弱ってくるとつい「もう歳だ」などと決め付けてしまうのです。
しかし、ある日散歩中にふとある整体院にかかりました。その先生から言われました。「村上さん歳のせいにして冷えを放置し、諦めると本当に年寄り臭く弱り、そのうち歩行すら困難になってしまいますよ」。私は、その言葉に強く反応してしまいました。ものは言いようですね。さすが先生と思いました。細木数子流とでも言いましょうか、実にうまく的確な言い方を知っておられる。
なるほどそのとおりなんですが、私の悪い癖で、いつものことですが、少し努力してすぐに諦めてしまうのです。中途半端なんです。そして更に老人臭くなって行くという悪循環に入るのです。
分類上、老人である私もご多分に漏れずあちこち身体の不調があります。低血圧のせいか冷え性です。
その整体の先生は更に具体的に「貴方は日ごろ身体を冷やす暮らし方をしていませんか?」「例えばクーラーや扇風機にあたる、薄着する、シャワー浴びる、夜もふとんかけずに寝る、冷たいもの食べる・・・・」そこでハットしたのです。
自分は冷え性だという自覚は嫌というほどあるのです。しかし先生の言うような冷えの原因になるような行為をむしろ積極的にやっていたことに気づいたのです。「なんて自分は愚か者か、お前さんは、本当に経営コンサルタントなのか?」と反省しました。
そこでまず冷え性について改めて調べてみました。原因と対策ですかね。

■冷え性とは
・冷え性=血行不良
・抹消血管(毛細血管)の血行障害

■原因
①貧血
②冷たいものとりすぎ
③クーラーあたり過ぎ
④入浴後身体冷やす
⑤低血圧
⑥ホルモン異常・変動やアンバランス
⑦年齢
⑧薄着
⑨肥満
⑩虚弱
⑪ゴムきつい下着
⑫冷え性の人に限って汗かくのがきらいで涼しい環境を好む
一番いけないのが諦めること原因を取り除かないことです。

■冷え性からの怖い病気など
①むくみ
②腹痛・下痢
③肌荒れ
④疲労・倦怠
⑤頭痛・肩こり
⑥心臓病などの引き金
⑦腰痛・手足のしびれ
⑧月経痛・生理不順
⑨胃もたれ
⑩不眠・熟睡できない→仕事中の居眠り
⑪頻尿
⑫便秘及びそれによる二次的病気
放置する益々、確実に悪くなるそうです。

■対策
①空調や強い風にあたらない
②暖かい服とし、半そでや肩出しは止める
③暖かい食べ物
④少しくらい汗かいても平気でいること
⑤吸湿性の下着、きつくない腹巻、きつくない靴下
⑥毎日ストレッチ
⑦軽めの運動ウオーキング等
⑧鉄分・ビタミンE/B1摂取
⑨座り作業は30分毎に立ち軽くほぐす
⑩38~40度くらいのお湯に20~30分ゆっくり入る(重曹をスプーン3杯入れるのも良い)
⑪入浴後は、冷やさないように衣服を着る
⑫夜寝る時は薄くていいからきちんとかけて寝る(やや汗かくくらい)
※対策は総合的でないと駄目のようです。

■緊急処置
放置するのはまずいですからとりあえず応急処置も必要です。あくまで応急処置ですから、結果的には自分自身で対策をし努力を続けないと永遠に直りませんが、総合的にきちんとやればかなり直るということです。
①鍼灸
②整体
③温泉
④マッサージ
⑤三陰交(内くるぶしの頂点から親指を除く指3-4本上の高さ)湧泉(足の裏の土踏まず)気端(指先端)
http://www11.ocn.ne.jp/~hwanglee/cure/lumbago.htm
⑥漢方薬
⑦温熱
⑧ストレッチ

■私の対策効果
まだ数日ですが、冷える感じが序序に改善されてきたように思います。
これはいいぞ!!先生が「そのうち歩けなくなります」に対して、少し望みが見えてきました。
やはり専門家の意見は素直にきいて、受け入れ、愚直に努力するべきですね。

■私の対策状況報告 
特に私が重視している対策は次のとおりです
①扇風機をやめる、避ける
②電車やスーパーでは長袖の上着を持参し上に着る
③家の中でも下着(ステテコとランニングシャツ+長いズボント長袖のシャツ)
 今どきの若いものは、ステテコやももしきなんか履かずに、格好つけて下着が薄いわりにクーラーにあたるから将来的に冷え性だらけになりますよ)
④常時汗をかき気味にする
⑤冷たい飲み物・食べ物は止める
⑥寝る時もきちんとパジャマを着、タオルケットや場合によって薄い布団を足にかける
⑦座り作業は20分毎に中断する
⑧朝晩ストレッチ各20分以上
⑨ゆるめの腹巻とごむなし靴下
⑩姿勢をまっすぐにする
⑪暇があれば姿勢伸ばしや軽いストレッチ
⑫部屋は風とおしを良くするとともに窓は二重三重の完全断熱

■最悪のケース
①クーラーのきいたところで生ビール
②女学生の短いスカート
③冬は無論、夏クーラーのきいた場所でのスカートや短パン、背中出しや腹出し
④ハイヒールや悪い姿勢
⑤アイスクリームや冷たいコーヒーや何でも冷たいもの飲む
⑥扇風機に直接あたる
⑦クーラーがびっしりきいていて、汗かかないどころか寒いくらい
⑧会社によっては女性が毛布かけて仕事している
⑨上半身も薄着1枚
⑩汗かいたからシャワーしてそのまま身体冷やす
⑪長い時間座ってパソコン・事務・テレビ見る
⑫冷え・懲りの症状をそのまま放置しておく

■最後に五箇条
○第一条:汗かき歓迎
○第二条:脱クーラー
○第三条:厚着
○第四条:ストレッチ
○第五条:暖ためて飲み食い

人間とは、例えば沢山生ビール飲みながら胃薬飲むような、片方でさんざ悪いことやっておきながら、他方で良いことやろうとするから、効果が少ないのです。はじめから悪いことやらなければ、それで済むことなんですがね。人間の浅はかさにはがっかりしますが、でもきちんとやりさえすれば「人生薔薇色」なんですよ。

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33.たかが屁されど屁、いい屁・無臭屁・適量の屁:おなら対策

2006-06-18 05:27:25 | 健康・医療
■おなら(屁)対策
 「たかが屁されど屁、いい屁・無臭屁・適量の屁」
夜寝て布団の中が臭くて寝れないなんてのや、仕事一時中断とか、はた迷惑なんてのも考え物ですよ
 ①おならが臭くないですか?
 ②所かまわず、おならがしょっちゅう出ませんか?
 ③おならの量が多くないですか?
 ④人前でおならをしてまずい思いをしていませんか
 ⑤おならのおかげで身体が臭くなっていませんか?
 ⑥ニンニクなど食べてないのにおならが臭くないですか?
  (個人的にはにんにくや餃子はやめました、タマネギに切り替えました)

 理想的には、次がチェックポイントです(私も次のような状況まで改善しました)
 ①おならが臭くない
 ②あまり頻繁にしすぎない
 ③量が多すぎない

・おならの種類
 1発酵型:イモ・豆類などを食べてその成分が腸内で発酵して生じるガス
      →一時に食べ過ぎないこと
 2腐敗型:小腸で十分消化されなかったタンパク質が腐敗して発生したガス
 どちらかというと後者は少なくしたいですね
・おならの成分
 窒素、水素、二酸化炭素、メタン、アセトン、酸素、硫化水素、アンモニア、アミン、インドール、スカトール
 などざっと四百種類。飲み込まれた空気中のチッ素が主で60~70%を占めています。
 次いで水素が10~20%、炭酸ガスが約10%、他は微量ですが、個人差がかなりあります。
 
・おならに悩んでいる人に必要な対応
 ①大腸の病気がないか注意する
 ②ストレスについては、まず発散を心掛ける
 ③マメ類やイモ類など、繊維の多い炭水化物は、ガスの元、少なめにとる
 ④つばを過剰にのみ込まないように意識する
 ⑤過剰な飲酒を避ける、過食をつつしむ
 ⑥適度な運動をする
 ⑦便秘を治し、冷えを避ける
 ⑧ガムの噛み過ぎ、炭酸飲料を多くとり過ぎない
 ⑨よく噛む・ゆっくり食べる
 ⑩善玉菌の食料となる、ヨーグルトやオリゴ糖入りの乳酸菌飲料、海藻類、きのこ、温野菜などを摂る
 ⑪臭いものを控える(ニンニク、餃子なんかは2切れ以内に)
 ⑫我慢しないが先決です
・我慢したおならはどうなる?
 おならを我慢しますと、行き場がなく腸にたまり、腸壁から吸収されて呼気や皮膚から排出され、肝臓、腎臓など
で処理され外に出ますが、毒素を含んだガスは腸管を傷つけ、肝臓機能や免疫力低下につながるとも考えられて
いますので、我慢は禁物です。
スカンク(好かん臭)サヨウオナラ
ところで人間は美人でもブスでも皆オナラをするのですよ。もしオナラをしない人がいたとしたらそれは病気です。大事なことは良い屁をすることですよ。「へーそうですか?」
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32.日本株下げ過ぎこんなこともあるんだ?

2006-06-14 09:58:56 | 株式
日本株下げ過ぎこんなこともあるんですね。

そもそもの下げの理由はあったし、更に昨日・今日の異常な下げは、まあなんとなく理由がありそうですが、それにしても常識はずれの下げ過ぎ。(過剰期待/過剰落胆ですか?)
絶好の買い場ですが、残念ですが、自由な金がない。ざんねーん。
良い株式を仕入れるこの上ないチャーンスですね。
多分、遅くとも、来週後半までには、上げ相場に入るのは間違いないでしょう?

株式というのは、賭け事ではありません。良い株式に投資しその会社の事業の発展を支えるのが株主の使命です。博打打的なデイトレーダーなんて軽蔑の何者でもありません。「良い株式を長く持つ」ですよ。もっと真面目な投資家になりませんか?
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31.エレベーターが危ないなんて常識ですよ、もっと気をつけましょう

2006-06-12 21:32:00 | 暮らし
今回のエレベーター事故で「えー、まさか、こんなことあるのか?」と思っている方々が多いようですが、現実にエレベータ事故はかなり多いのです。
どうも多くの方は、たまたまあまり事故の経験がないので「安全だろう」と勝手に思い込んでいるのです。
ものすごく危ないのに事故に遭わないから安全だと思うというのは、極めていい加減なものの考え方なんです。

①自動車の事故
②飛行機の事故
③乗り降りを含めて電車の事故
④階段での事故
⑤滑りやすい床での事故
⑥シャッターの事故
⑦自転車の事故
⑧ツマヅキの事故
⑨鉄棒や遊園地の遊具の事故
⑩カッター、刃物の事故
⑪ゴルフ・スキー・・運動の事故
⑫落石・枝・蜂・遭難等森での事故

ところがエレベーターなんかでも慎重に確認して乗る人を全く見たことがありませんし「注意してエレベータに乗りましょう」なんて張り紙も見たことがありません。「手をはさまないように」くらいですかね。

①床がきちんとあることを確認する
②床が上下にずれてないか確認する
③ゆっくり慎重に乗り降りする
④戸は完全に開いたことを確認
⑤閉まる戸に手や身体を差し込まない
⑥異音・異常な動きがないか確認
⑦降りる時は余裕をもって外に出る
⑧自転車などを持って乗り降りする場合は、よほど慎重に乗り降りする
⑨携帯電話をもって乗る
⑩できるだけ階段を利用する
⑪牛ぎゅう詰めで乗らない
⑫外国製エレベーターは乗らないか、又は気をつけて乗る

エレベータなんてのは安全な部屋ではなく、空に上る絨毯みたいなもので、ロープとモーターとブレーキでできているんですから、その一つが壊れてもとんでもない事故になるのは当たり前なんです。とてつもない事故がありえるという覚悟で危険一杯という感覚で利用することです。
エレベーター以外の場合も同様です。ラッシュで無理やり電車に乗るなんてのも危険ですし、たかが床を歩くことでさえ滑って大事故になる場合が意外に多いのです。
特に最近のハイテクな機械はマイコンを搭載していますが、マイコンなんてのは半田付け不良・ソフトのバグ・回路の破損・劣化・温度や湿度・雷・静電気・地震の影響なんてことがありえます、保守点検でも一番苦手なのはマイコンや電子回路なんです。壊れているかどうかわかりにくいし、いつ壊れるかわからないからです。
まあハイテク機械は完璧ではありませんから、「石橋をたたいて渡る」べし。
一般的に機械の不安全さを予測して予防・緩和・対応処置を準備するということが全くできない人が多くなっているのは、こういう事故が今後も増えることを意味しています。事故を防ぐのは、唯一自分自身の心がけでしかありません。
現実に今回も中学生は死んでしまったのですから、シンドラー社が悪いのなんのと言っても後の祭りですね。
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30.普通の人間は絶対に「人は人になれ」ない

2006-06-08 13:52:41 | 人生
最近豊かで便利になればなるほど、どんどん「人は人でなしになっている」ように思われませんか?
自分自身の場合を考えても、いろいろ立派なことを言うわりには、むしろ逆に駄目人間になっていくのを止めようもありません。
一番良い対策は豊かさも便利さも全て捨てることなんでしょうが、ドップリと便利さと豊かさに浸かってしまうともう抜け出せそうもありません。
日本はかつてジャパンアズN0.1と言われ、経済大国とも言われ、日本人の優秀さを世界に披瀝したものです。
ところが裏を返せば、日本が世界一、便利さと豊かさにドップリ浸かってしまっているということになるのです。昔私の幼少の頃には、日本は不便さや貧しさが沢山ありました。ところが今や本質的な貧乏人や飢える人は激減し、一億、中流意識の時代になってしまったのです。
そういう日本の事実を冷静に考えるとすれば、現在及び今後の日本は音をたてて堕落していく運命にあるのです。「奢る平家は久しからず」というように野球の巨人軍の成績が不振なように、奢る者の運命・末路は哀れなものです。
世界一・世界に勝つことは、日本もそろそろ右肩下がりの段階にさしかかったことを意味するのです。時あたかも高齢化・少子化の時代を迎えています。こういう状況は20年後30年後の日本の没落をさらに加速することになるのですが、こういうことはどうやっても避けることはできません。
江戸時代300年の平和が続いたなんてことは奇跡的なことなんですが、そのために文化や芸術は進歩しましたが、やはり副作用としていろいろな複雑な問題が多くなって、ついに崩壊し、明治維新を迎えることになるのです。平和・栄華・発展は、無限ではありません。否、もし続くほど、結末はむしろ恐ろしいことになるのです。
大昔、マンモスは敵なしでのさばっていたようです。しかしその敵なしのマンモスは、今地上に現存しないのです。

自然から学ぶ尊い教えは、「自然という言葉そのもの」なんです。

自然とは、
①原理原則を精査又は正しく認識する
②原理原則を確立する
③原理原則を厳密に守る
④原理原則を安易に変えない
⑤不自然な手を加えない
⑥不自然な手を加えたら、すぐにその排除を検討する
⑦無理なことは、むしろやらない
⑧問題があれば、都度細かく調整する
⑨良い・悪いでなくあるがままを受け入れる
⑩状況の大きな変化の有無を監視する
⑪予想される大きな状況の変化に備える
⑫常に不自然になっていないか、原理原則から逸脱していないかチェックする

自然の法則・原理原則にそって生きていけば大きな問題はないのですが、人間は弱いので、どうしても離れていく運命にあるのです。
原理原則から離れていくことが最も恐ろしいことなんです。しかし人間は一人では生き、暮らすことは出来ませんから、人間同士の利害の衝突が起き、争いがおき、自分勝手なことをやる多くの人の中で生きていかざるをえません。そうすると自然の原理原則なんかに拘ってはいられません。否、むしろ原理原則から大きく離れ融通をきかせてないと生きていけなくなってしまうのです。そして次から次に、武器や便利な道具や手法のような不自然な科学・文化・技術が生まれてくるのです。科学・文化・芸術なんてのは、人間の自分勝手(エゴ・利己主義)に過ぎないのです。
そもそもの発生時点での良し悪しは問題ではありません。例えばダイナマイト・レントゲン・自動車やその他ほとんどもものが結果的に重大カツ深刻な影響や問題を及ぼしてしまうのです。
ということは、人間がいかに立派なことを言おうと、人間は原理原則を無視する、逸脱するように考え・行動するものであると言えるのです。そう考えると自分を含めて人間というのは、随分恐ろしい許しがたい罪深い生き物ということになります。
私は「人は人になれ」という言葉をいつも心にかけていますが、「言うは易く・行うはとてつもなく難し」なんですね。
日頃、学校や会社や社会で時間をかけ勉強し、いろいろな教育を受け、偉い人の話を聞いたところで、結局「人は人になれない」のですね。
「人が人になる」ということは、かくも難しいことですから、相当腹をくくって覚悟の上で努力しないといけないようです。少しでも「人は人でなし」でもいいと思えば、それこそ永遠に人にはなれませんね。
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29.異常繁殖した鹿や猿や猪等の始末:増えたらタイムリーに減らす

2006-06-02 14:42:21 | 森の暮らし
最近滋賀をはじめ全国各地で村落や町中に鹿や猿や猪や熊が降りてきて悪さをするという報道を聞くことが多くなりました。そういう野山に住む動物の被害というのは、実際に被害にあったことがない人には、到底理解できないような頭に来る出来事なんです。
私の住む安曇川長尾でも、最近特に、年々頭に来ることが多くなっています。ということは山には、腹をすかしやせ細った生き物が増え過ぎており、森ではやせ細った病気にかかった木が増え過ぎているということなんです。

①猪があの牙で土や木を掘り返す(なんだ、誰だ、すげーてな感じです)
②やっと花が咲く紫陽花などの花芽をある夜、一斉に全部食い荒らす(なんだよもう少し待ってくれよ)
③桜の木の皮を食い荒らす(少しは考えろよ、かわいそうに桜は死んだぜ)
④野菜を猿が食い荒らす(柵をしてもさあ食べごろという前日に根こそぎ、荒らしまくる血も涙もねーのかよ)

まあ、あいつら、わざわざ、よりによって良い時期に食い荒らすんだが、でも怒りのもって行き場がない。

そこで被害にあっている住民達は、それらの生き物を減らすため、追い散らすために、生け捕りや殺すことを希望するのですが、法律の壁によってそれが許されないのです。もっとも簡単に捕る殺すと言っても、それをやる人間がいないんだから手遅れなんだが。
このままだと、いい加減にしてくれ、もう畑作らねーぞ、田舎や山付近には住まねーぞ、そのうち都会の真ん中まで生き物が来ても知らねーぞ。「もういい、勝てにしやがれ」となるしかないでしょうね。
その上、動物愛護団体なんていう人が地元までわざわざ来て「生き物を殺してはならない」なんて言うのです。

環境問題というのは、バランスであって生き物を殺すも殺さないも、大事なことは、しごく当然な原理・原則なんですが、バランスを回復することなんです。増え過ぎたら早めに間引かないと生き物にとっても人間にとっても、取り返しのできない大きな不幸が襲ってくるのです。実は「生き物の数を減らしてくれ」と切望しているのは他ならない生き物達自身なんです。
そういう例は過去沢山あります。大事なことは闇雲な動物保護ではなく、生態系バランスなんです。生態系バランスを正しく理解していないと環境問題はかえって最悪の事態になってしまうのです。
廃棄物が多過ぎるんです。減らさないといけないのです。でも廃棄物をリサイクルすることが凄く良いことのように言われ、信じ込まされてしまうんです。
森の現状を正しく知らない政治家・環境担当の役人ども・有識者は、「森に木を植えよう」なんて馬鹿なことを言っているのですが、森の現状を知っている人はむしろ「木を切れ(間引け)」なんです。昔戦後復興時に、林業の方達が間引きを前提に倍の密度で木を植えてきた結果なのです。
都会からたまたまやってきたガキどもや奥さんが木の苗木を植えて「私は環境に良いことした」なんて言って帰っていくんです。お前達間引きするために山に登ってきたんじゃないんか?間引くべきところが間引きしないために、森に日がささず、木は日を求めて、木同士が競ってひょろひょろ伸びるだけで、どんどん元気を失って行くのです。

このまま早く木を切らないと、森は一瞬にして崖くづれや一斉に枯れるはずです。
生き物も同様です、鹿が村落や町に下りてくる理由は、

①生き物が増え過ぎた
②食べるものが相対的に減ることになる
③山の木が弱って木の実や果実が減った
④鹿などはやせ細って大きく育たなくなった
生き物も木も多くなり過ぎて限界まで弱っているのです。食べ物がない、そこで町に下りてきて、必死になって命がけで人間に危害を加えても食べ物をあさるのです。
「鯨を捕ってはならない、鯨は頭が良いから」と馬鹿なことを真剣に言う英米の国の動物保護団体があります。しかしこのまま放置すれば、当然の結果として、ブラックバスのように巨大な鯨が増え、小魚を食べ尽くすことになるのです。そしてそのうち鯨自身も餌不足になって発育不全になるのです。
現代は、あちこちで、バランスを大きく崩しているというのに、法律の壁や動物保護団体や事情を知らない政治家や都会育ちの役人や学者さんが、それが良いことのように言っているのです。
「動物保護、植林が環境にやさしい」なんてのは、幻想に過ぎません。世の中もそうですが、特に自然というのはバランスをとるシステムであることを努々忘れてはなりません。

異常繁殖した鹿や猿や猪等の始末、増えたものはタイムリーに減らすことなんです。減ったものはタイムリーに増やすことなんです。どちらが良いどちらが悪いなんて論争は愚かしい限りです。山に住む私達の実感は、もうすでに手遅れな感じなんですが、多分そんな思い切った処置はいつ迄たっても、なされないでしょうね。だって生き物を殺すなんてことを政治家は、選挙に差し支えるので、言いたくありませんからね。
でも生き物の異常繁殖は、他人ごとでもないし、笑ってすますことではありません、早めに真剣にやっておかないとえらいことになります。こういうことは、情に流され、いい加減な気持ちで、タイムリーにきんちんとやっておかないと、悪循環に陥り、山自体の崩壊につながる恐れもあり、今ならまだできる範囲ですが、手遅れになると、後年大きな後悔をすることになるのです。
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