村上和隆
京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
新:村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
新:関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい⇒滋賀人生勉強会・クリック
村上原基今日の一言
最近大手企業で莫大な赤字を出す会社がある
私は東京の大学を卒業して、当時関西の超大手企業に就職した
その後10年目で「この会社は倒産する」と訳の分からんことを言って会社を辞めてしまう
そしてこともあろうに京都の倒産寸前の零細企業に転職してしまう
しかし、私の貢献もあって、その零細企業も2年で急速に業績回復した
そして3年後に更に、京都の中堅半導体ベンチャー企業に転職する
この企業は入社当初、業界びりけつだった
しかしその後急速に日本一の超優良企業へと変身する
その後16年前、私はその会社を退職し大阪のコンサルタント会社に転職後、
更にコンサルタントを自営して今は70歳老後の暮らしを楽しんでいる
そういう中、一方、私の勤めていた会社はどうなったかというと
平成25年迄に、これらの企業はどちらも明らかな赤字企業へ転落した
一つは松下電器(パナソニック)
もう一つは京都のローム株式会社である
どちらも世間的には赤字なんてことは全く考えられない会社だったはずだ
立派な企業が何故そんな短期間に崩壊していくのか?
なんと松下電器と言えば入社当初経営の神様:松下幸之助がおられた会社
ロームと言えば、信じられない超高収益を数年続けた会社だ
そんな立派な会社がある時を境に急速に崩壊していくのは、
①経営者の資質・人格
②経営理念・哲学・長期的展望
③奢り・油断・固定観念
④次期経営者育成の失敗、経営者の交替失敗
⑤繁忙に謀殺、疲弊化
⑥経営層の思い上がり・堕落
⑦社内意思疎通の悪化
⑧研究開発の停滞
⑨組織の膠着・やる気減退・苛め・安易なリストラ
⑩人事管理の手抜き・放置、頭でっかち社員
⑪労働生産性の低下を放置
⑫がんじがらめ、時代遅れの社内規則
その他いろいろな原因があるが、
会社があまりに良い業績が続くほど、皮肉にも
認識が甘くなる、「こんな立派な会社がつぶれることはありえない」と安易になる
松下電器なんか、私にはかなり出鱈目に見え、社員の認識は完全にそんなもんでしたね
社内でもごく一部の社員にはすでに見えてくるもんですが、経営層には見えないのですかね?
「奢る平家は久しからず」成長企業が急速に没落するには、何がしかの原因が存在する
よくあるのが、外国の経営者に変えると再生することがあるが、
そういった会社の多くは、急速な没落の原因を見逃す・放置していたんでしょうね
冷静に原因をつかんだのは、外国人だったということですかね
まあ順調が続くと困難な局面になっても、幸か不幸か、それに対応できる経験もノウハウもない
社員も順調な時代に入社した未熟な者が大多数を占めている
反面、創業時からの生え抜きの古手幹部は会社を退職させられている
原因を見逃す張本人は、誰が何と言おうと、社長と経営層なんです
・従業員がやる気をなくした
・社員が大企業病にかかっている
・改善や改革が思うように進まない
・無駄が多い
・社員の資質の低下
・・・・
自分以外のせいにし、しかも少々のことはしかたがないと
経営者が原因をきちんとつかみ、確実又は大胆な手を打ない
経営者も人の子、しかも歳をとり気力も体力も低下していく
会社は手におえないほど巨大化してしまう
従える経営陣も増え、自分でうまく統率できなくなる
矢鱈に厳しくなるか、まかせっきりにしてしまう
名経営者も名将も永遠ではない、一時的な成功者に過ぎない
名経営者も名将も偶然・ラッキーだったに過ぎないのだ
松下幸之助もローム(株)の創業社長も例外でない
よほど優れた人でないと経営者は務まらるものではない
完璧な経営者は存在しないのである、そんな生易しいものではない
うまく行っているときは、経営者のおかげにし
駄目になると、社員のせいにする
”会社の業績が良いのは俺のおかげだ”みたいな雰囲気が充満してしまう
やたらに威張り散らす・裏で甘い汁を吸う取締役や幹部や社員達も出現する
そうなると、業績が良いことによって、むしろ会社は確実に駄目になって行く
私が「松下電器はつぶれるから辞める」と言ったのも、何となくそんな雰囲気を感じたから
大した理論的な裏づけはなかった、肌で何かこの会社はおかしい・危ないと感じただけ
松下電器は当時日本一の超優良企業でしたから、当然「村上はアホか」だったですがね
他人のせいにする
そして他人の問題や原因を細々調べあげ、鞭打ちの如く何だかんだ叱咤激励する
でもそれは無駄な努力で、一向に良くはならない
なぜならば
自分自身のせいで悪くなったのだから
それを他人のせいにして、あれこれやったところで無駄なのだ
他人のせいにして一向に改善しないという例は人間の世界には矢鱈に多い
そしてやっと経営者が交替することになるが、すでに時遅し
変わった経営者がほんの一時は、改革の嵐を吹かすが、最終的にはむしろ悪くしてしまう
そうなると、どんどん右肩下がりや悪循環に陥り
進むも退くも上手くいかずに、再三のリストラで一時、息を吹き返すが
ついに致命的な赤字を出し、会社全体がやる気をなくしていく
勧奨退職で有能な社員は先に辞め、残っているのはカス社員ばかりになる
リストラした会社の株価が一時だけ上がることがあるが、
そういう会社の株を買うのは、私は大反対である
なぜかというと成長戦略がない、交替した経営者が見かけ倒しのお粗末さだからだ
私に言わせると
会社というのは、実は最も業績が良い時に暗い将来が垣間見えてくるものだ
名経営者や名将が大きな成果を上げていることは永遠に続くと勘違いしないことだ
いつまでもあると思うな我が会社
私の山の家の一階の部屋です。廃材をもらって自分であれこれ改造しています
やや昭和調にしています。私が好きなのは障子やふすまやガラス戸ですね
京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
新:村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
新:関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい⇒滋賀人生勉強会・クリック
村上原基今日の一言
最近大手企業で莫大な赤字を出す会社がある
私は東京の大学を卒業して、当時関西の超大手企業に就職した
その後10年目で「この会社は倒産する」と訳の分からんことを言って会社を辞めてしまう
そしてこともあろうに京都の倒産寸前の零細企業に転職してしまう
しかし、私の貢献もあって、その零細企業も2年で急速に業績回復した
そして3年後に更に、京都の中堅半導体ベンチャー企業に転職する
この企業は入社当初、業界びりけつだった
しかしその後急速に日本一の超優良企業へと変身する
その後16年前、私はその会社を退職し大阪のコンサルタント会社に転職後、
更にコンサルタントを自営して今は70歳老後の暮らしを楽しんでいる
そういう中、一方、私の勤めていた会社はどうなったかというと
平成25年迄に、これらの企業はどちらも明らかな赤字企業へ転落した
一つは松下電器(パナソニック)
もう一つは京都のローム株式会社である
どちらも世間的には赤字なんてことは全く考えられない会社だったはずだ
立派な企業が何故そんな短期間に崩壊していくのか?
なんと松下電器と言えば入社当初経営の神様:松下幸之助がおられた会社
ロームと言えば、信じられない超高収益を数年続けた会社だ
そんな立派な会社がある時を境に急速に崩壊していくのは、
①経営者の資質・人格
②経営理念・哲学・長期的展望
③奢り・油断・固定観念
④次期経営者育成の失敗、経営者の交替失敗
⑤繁忙に謀殺、疲弊化
⑥経営層の思い上がり・堕落
⑦社内意思疎通の悪化
⑧研究開発の停滞
⑨組織の膠着・やる気減退・苛め・安易なリストラ
⑩人事管理の手抜き・放置、頭でっかち社員
⑪労働生産性の低下を放置
⑫がんじがらめ、時代遅れの社内規則
その他いろいろな原因があるが、
会社があまりに良い業績が続くほど、皮肉にも
認識が甘くなる、「こんな立派な会社がつぶれることはありえない」と安易になる
松下電器なんか、私にはかなり出鱈目に見え、社員の認識は完全にそんなもんでしたね
社内でもごく一部の社員にはすでに見えてくるもんですが、経営層には見えないのですかね?
「奢る平家は久しからず」成長企業が急速に没落するには、何がしかの原因が存在する
よくあるのが、外国の経営者に変えると再生することがあるが、
そういった会社の多くは、急速な没落の原因を見逃す・放置していたんでしょうね
冷静に原因をつかんだのは、外国人だったということですかね
まあ順調が続くと困難な局面になっても、幸か不幸か、それに対応できる経験もノウハウもない
社員も順調な時代に入社した未熟な者が大多数を占めている
反面、創業時からの生え抜きの古手幹部は会社を退職させられている
原因を見逃す張本人は、誰が何と言おうと、社長と経営層なんです
・従業員がやる気をなくした
・社員が大企業病にかかっている
・改善や改革が思うように進まない
・無駄が多い
・社員の資質の低下
・・・・
自分以外のせいにし、しかも少々のことはしかたがないと
経営者が原因をきちんとつかみ、確実又は大胆な手を打ない
経営者も人の子、しかも歳をとり気力も体力も低下していく
会社は手におえないほど巨大化してしまう
従える経営陣も増え、自分でうまく統率できなくなる
矢鱈に厳しくなるか、まかせっきりにしてしまう
名経営者も名将も永遠ではない、一時的な成功者に過ぎない
名経営者も名将も偶然・ラッキーだったに過ぎないのだ
松下幸之助もローム(株)の創業社長も例外でない
よほど優れた人でないと経営者は務まらるものではない
完璧な経営者は存在しないのである、そんな生易しいものではない
うまく行っているときは、経営者のおかげにし
駄目になると、社員のせいにする
”会社の業績が良いのは俺のおかげだ”みたいな雰囲気が充満してしまう
やたらに威張り散らす・裏で甘い汁を吸う取締役や幹部や社員達も出現する
そうなると、業績が良いことによって、むしろ会社は確実に駄目になって行く
私が「松下電器はつぶれるから辞める」と言ったのも、何となくそんな雰囲気を感じたから
大した理論的な裏づけはなかった、肌で何かこの会社はおかしい・危ないと感じただけ
松下電器は当時日本一の超優良企業でしたから、当然「村上はアホか」だったですがね
他人のせいにする
そして他人の問題や原因を細々調べあげ、鞭打ちの如く何だかんだ叱咤激励する
でもそれは無駄な努力で、一向に良くはならない
なぜならば
自分自身のせいで悪くなったのだから
それを他人のせいにして、あれこれやったところで無駄なのだ
他人のせいにして一向に改善しないという例は人間の世界には矢鱈に多い
そしてやっと経営者が交替することになるが、すでに時遅し
変わった経営者がほんの一時は、改革の嵐を吹かすが、最終的にはむしろ悪くしてしまう
そうなると、どんどん右肩下がりや悪循環に陥り
進むも退くも上手くいかずに、再三のリストラで一時、息を吹き返すが
ついに致命的な赤字を出し、会社全体がやる気をなくしていく
勧奨退職で有能な社員は先に辞め、残っているのはカス社員ばかりになる
リストラした会社の株価が一時だけ上がることがあるが、
そういう会社の株を買うのは、私は大反対である
なぜかというと成長戦略がない、交替した経営者が見かけ倒しのお粗末さだからだ
私に言わせると
会社というのは、実は最も業績が良い時に暗い将来が垣間見えてくるものだ
名経営者や名将が大きな成果を上げていることは永遠に続くと勘違いしないことだ
いつまでもあると思うな我が会社
私の山の家の一階の部屋です。廃材をもらって自分であれこれ改造しています
やや昭和調にしています。私が好きなのは障子やふすまやガラス戸ですね
