村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

475.近所の家財整理を2軒体験しての感想

2019-04-17 10:49:06 | 暮らし
指導や講演を依頼出来ます    村上原基 
講演例
  ・自分の人生論 ・山暮らし ・会話上達  ・老後の暮らし ・自主防災 ・資産運用 ・

   滋賀事務所: 滋賀県高島市安曇川町田中(通称:竹の里)     
村上原基人生勉強会
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
    ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

出来た・出来ます

テーマ:近所の家財整理を2軒体験しての感想

長い友人の大工さんがある日、いつものように世間話に来て、
家財処分の作業を76歳の私に手伝って欲しいと言って来た
腰痛の私に出来るのか自信はなかったが、トライすることにし
私自身にとっても他人事ではないことで無視できない気がした

3月、近所の家を壊し平地にする前提に家財を廃棄処分した
老人になって久しくなかった体験が出来、すごく楽しかったが
世間の人には楽しくはないかもしれないが、私には楽しい一日だった
皆さんにも”他人はつまらなくても自分だけ楽しいもの”ありますか?

3月につづき4月、その家の隣の家の一階部分の家財を全て出して
大半の家財を処分する作業を丸一日手伝った
部屋のほぼ全家財を分別し箱や袋に収納しトラックに積み込む
8区画の部分を一つづつ順番に、部屋毎に片づけていく

友人の大工さんと若い人が3人と高齢者は私一人と計5人
私の役どころは、大工や人生経験や管理経験や明るさなど
若い人への指示と全体的な作業監督や難しい作業を担当し
仕事が的確に分担されスムースに進行するようにすること
やることは①確認②分別③箱・袋詰め④搬出⑤掃除

年寄りは、自分に出来る得意なことを担当すればよい
この日の作業も実にテキパキと進められ、ほどよい疲れや
空腹を催す。私のように一日外で作業している者でも
こんなことは高齢になって滅多にない体験だと気づかされる

友人の大工さんとは安曇川長尾の山荘に住み始めて以来20年の
付き合いで、あれこれごく普通のつきあいを続けて来た
私に大工さんの友人がいるのが不思議だが、互いに良いことも多い
その影響もあって、私もそれ以来自分自身も大工を趣味にしてきた
技術を盗むというやつですかね、見様見真似で技術を磨いてきた
大工を自分の趣味にしたことが、我が人生にいかに大きかったことか!

さて今回の経験で七つのことが分かってきました
 1)高齢化とともに家主が他界し家財の整理が今後増加する
 2)これらを自分が処分することなく、赤の他人が荒っぽく処分する
   出来ればリサイクルや引き取りする人がいるのが望ましいのだ
 3)まだ使える多くの家財がいとも簡単にゴミとして処分される
 4)それにつけても、人は無用なものを無駄に多く所有している
 5)こういう家財処分の仕事を高齢者がやったらよいと思う
 6)同様な無駄なことをやっている自分を大いに反省するのによい
 7)便利さ・豊かさ・平和はあまりに多くの無駄を生み地球を汚染する

高齢化に伴い最近増えている家財の整理・処分の仕事
まあ、ほとんどがまだ十分に使えるような品物ばかり、
こんなものが大量に処理されるのは、すごい無駄で環境破壊で異常なことだ
使える物が大量に平然と捨てられる、はたして滋賀県はエコな県なのか?

今後こんな仕事が急増する、いつまでもこんな仕事が出来るはずがない
資源の枯渇・汚染・処分地の枯渇・温暖化
いろいろな思いが心をよぎる、かく言う私も我が家の物を整理しているが
長年お金を出して買い揃えたものを捨てるには勇気というか決断がいる

家財整理作業の感想:
1)老人は月又は週に1回くらい力仕事を少なくとも一日やるべきだ
2)老人が週一回力仕事をすれば国の無駄な出費も10~20%は減る
3)身体を動かさないと食事はまずい、力仕事をすると食事が実に美味しい
4)老人とは、動けなくなることでも、動かなくてよいことでもない
5)老人よ金はいらない、身体を動かせ、若者と仕事せい、会話しよう
6)部屋で座り続け、身体の各部位に負荷を与えない日々を反省しよう
7)老人ホームはホームは質素にし、一日身体を動かすことを課そう
8)国は介護ゼロを目指せ、老人は介護に依存しない
9)もし出来ないのであれば、政治家は全村や町に卓球台でも設置して
   老人が身体をもっと動かす仕組みを考え実行すれば
   戦闘機1台分の費用すらかからないはずだが効果は大きいはずだ
10)近代人特に都会人よ頭使うより身体を使え、金使うより自分でやる
11)要らないものはきっぱり早めに処分し部屋をすっきりすべきだ
12)本当に必要なものだけを買う、物を安易に買わない世の中にすべきだ
13)せめて年取って無駄な買い物で無用な物を増やしたりため込まない

ところで76歳の私ですが、小規模大工、庭、片づけ、部屋模様替えなど
何か一日仕事で作業することあれば、気軽に老人の私めにお申しつけ下さい
安曇川 田中 竹の里区 村上和隆
但しあまりに重い作業や危険な作業は駄目ですが、
 老人を怠け者にしてはいけません
 老人を病人にしてはいけません
 老人を介護が当たり前にしてはいけません
  為せば成る、為さねば成らぬ何事も、為さぬは・・・


私も断捨離を開始しました。 次のように分類し約半分を目安に廃棄
 1)使う  2)使ってないし今後も使わない  3)使ってないが今後使う 
一応一月は前の空き地に並べ「お持ち帰り下さい」と再利用を図っています
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474.50歳以降の人生で守るべき私なりの45のこと

2019-04-05 08:41:42 | 人生
指導や講演を依頼出来ます    村上原基 
講演例
  ・自分の人生論 ・山暮らし ・会話上達  ・老後の暮らし ・自主防災 ・資産運用 ・

   滋賀事務所: 滋賀県高島市安曇川町田中(通称:竹の里)     
村上原基人生勉強会
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
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テーマ:50歳以降の人生で守るべき私なりの45のこと

東京生まれ、超大企業松下電器から小中規模の2社転職し京都に移り住み、
55歳でロームを退職し経営コンサルタントを自営し、妻が他界
滋賀県で山暮らしを始めて以降私が守ってきたことを次に列挙した

今回45項目にまとめて表したので参考になればと思っている
私なりに45項目がかなり確実に実行していることは当然
真面目に実行されて初めて意味があります、自分を追い込む

誤解のないように言っておくが、私はまだまだ未熟・不完全で
76歳だが、まだまだ勉強中・人生半ばの未熟者である

50歳以降の人生で守るべき私なりの45のこと
 1.あらゆる嘘誤魔化しをしない
 2.勝ち負けを気にかけない、拘らない
 3.「俺がやってやったんだ」と思わない
 4.物事は出来るだけ分散させる
 5.理屈や情報や見ただけを鵜吞みにしない
 6.どちらの結果になってもよいように計らう
 7.チャレンジ精神で、新しい多くの経験を積む
 8.好適な時期がくるまでゆったり待つ
 9.有名人を好く、ひいきしたり、応援しない
 10.外見を見て、安易な判断をしない
 11.先読みをし先回りして手をうつ
 12.親の学力・知能・才能・性格に応じた職業を選択する
 13.生まれた場所や親元から遠ざかる
 14.人口が少ない、都会近郊の田舎に住み自然に親しむ
 15.駐車場と作業場と庭のある広い平屋に住む
 16.社会や組織に流されないで自分自身で決定する
 17.出来るだけ安い家を、借金しても買う
 18.物を簡単に捨てずに有効利用する
 19.夜は10時以降同じ時間に寝て、起きる
 20.歯を磨いたら水以外の間食はしない
 21.タバコは飲まない、酒はごく少量
 22.きちんと定期的に点検し厳密に確認する
 23.物は決まった場所に置く・保管する
 24.安易な感覚で無理・無駄はしない
 25.物は安い時に買う、高い時は売る
 26.金持ちでも、基本は質素・倹約・工夫
 27.買わない・安い方法・自分でやって出費を減らす
 28.大工は自分でやる、やれるようになる
 29.会社など物事は少なくとも3回以上変わる
 30.一日中、動く、作業する、座り続けない
 31.社会や人を疑う、自分自身で判断する
 32.他人は長所を見つけ褒める、他人を非難しない
 33.自分の見解に固執しない
 34.災害時に大被害を受ける場所には住まない
 35.リスクを予防・緩和・対応の準備をする
 36.野菜や草木を育て・管理する
 37.出来ないではなく、やってみる
 38.何かに異常なほど拘り過ぎない
 39.誰とも気軽に会話する、会話を深める
 40.文章を書いて投稿する、物書きを深める
 41.説教しない、文句言わない、喧嘩しない
 42.物見遊山や食べ物目当ての観光旅行はしない
 43.子供が独立したら、家族とも夫婦とも別居する
 44.歳のせいなど、何かのせいにしてあっさり諦めない
 45.法律違反しない、規則違反もしない


ぜひ一度ご自分の場合の45項目を出してみて下さい
私が好きで、出来る範囲でモットーにしている諺など
 ・来る者は拒まず、去る者は追わず
 ・為せばなる為さねばならぬ何事も、為さぬは人の為さぬなりけり
 ・足るを知る   ・不立文字教外別伝
 ・衆生本来仏なり   ・仁・義・礼・智・信
 ・平常心是道   ・断捨離   ・守破離
 ・無功徳   ・照顧脚下   ・備えあれば憂いなし
 ・口では城も建つ   ・句を作るより田を作れ
 ・大農は草を見ずして草を刈る、中農は草を見て草を刈る、小農は草を見ても草を刈らず
 ・人を見たら泥棒と思え   ・美人薄命
 ・仏道を習うというは自己を習うなり、自己を習うというは自己を忘るるなり、
  自己を忘るるというは、万法に証せらるるなり、万法に証せらるるというは、
  自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり
 ・吾我のために仏法を学することなかれ


最近軽自動車を売却した。田舎では一人一台車を保有しているが
老人の私はあえてバイクと自転車だけで暮らそうと思い直した
長尾から田中への引っ越し用に3年前に使っていたが、
その後ほとんど使用していない
自動車がなくなってみると玄関先の屋根付きのリビングが突如出現し、
そこでご飯を食べ、読書し、語らい、珈琲を飲む楽しみを実感している
すげーのったりして最高に素晴らしい


ここ竹の里は空き地がかなりある。これが大事で暮らし易さの一つの理由
都会や人気別荘地や旧の村では空き地がなく圧迫感があり、ゆとりがない
住まいというものは実際に住んでみると意外な評価項目があると分かる
私なりにはやや古びた、静かで、広々とした安曇川田中の竹の里はぴか一
多分全国的評価だと、最下位に近いはずですが、実際は違う
都会の人は都会が日本一住み易い場所と思っているはずだが、
全くそんなことはない、私は自信をもって断言します。
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