エレベーターは法律で月1回の定期検査を義務づけられていますが、人の命や怪我に関する機器は、その他多くの法律でこういう定期検査が義務づけられています。検査は専門能力が必要ですから、ユーザーは、ほとんどの場合、どこかの専門業者に委託するのですが、ここに重大な落とし穴があるのです。
話をマンション建設の場合に置き換えますと、マンション建設の場合、
設計者等によるチェック、指定確認検査機関の確認検査段階、施工段階の確認によってその強度の確認が厳密が実施されているはずですが、
姉歯建築士によるあんな信じられない事件が起きたのです。
ということは、本来信じて良いはずの法律も専門家もメーカーも販売業者も、皆いい加減で、信じられないということを証明しているのです。
狂牛病の肉の場合も、アメリカの検査がいい加減だということが問題になっていますが、どうも本来きちんと実施されているはずのものが、それが隠れ蓑になっていて、存外信用できないということなのです。
ISO14001環境マネジメントシステムでも、廃棄物回収・運搬・処理や浄化槽の点検清掃のような委託検査や委託処理については、委託する側の人の責任も問われるというのが一般的です。
「専門の業者が定期検査を実施していますから、問題ありません」と言われる会社の方が多いのですが、我々コンサルタントや審査員は「業者の検査に問題ないということを貴方はどうやって確認されましたか?」と聞くのです。そうすると、会社の担当者は、「確認はしていませんが、お金を払い、許可書をもった専門業者が定期的にきちんとやっているから大丈夫なはずです」と言われるのです。
しかしそういうことを言っていて事件・事故を起こした会社の例は非常に多いのですが、こういうレベルの低い回答を言するようでは、プロとして会社勤めをする資格はないのです。
手抜き工事・手抜きリフォームというのも、ここ数年問題になっていますが、「大工さんだからきちんと仕事をして当たり前」という間違った認識があることが災いしているのです。
大工にも、素人もいます、未熟者もいます、いかがわしいのもいます、詐欺もいるのです。
とんでもない手抜き工事にあって「けしから業者だ許さん」などと言っている人を見ていると、「あんたが悪い」ときつく言ってあげたくなるのは私だけでしょうか?
政治家や役人はどうでしたか、相変わらず国民や県民の目を盗んで、日夜懸命に税金の無駄使いや不正を働いているのです。国民の監視・監督が必要なんです。
工事の場合も、開始・基礎・土台・木組み・壁そこら辺までは、自分の目で、現場で大工と一緒になって確認をしなくちゃ駄目なんです。
問題が出る場合とは、「工事も手抜きだが監視・監督が手抜き」だからなんです。
駄目なことは、
●他人まかせ
●他人を安易に信じる
●自分の目で確認しない
なんです。
『他人に委託する=他人まかせ』
ではないのです。
『他人に委託する=委託した人の仕事内容を監視し監督する』
ことが大事なんです。
ところで、エレベーターの検査なんてのは、まずほとんどの場合、現場立会いをしていません。貴方のビルでも立会いなんか全くせず「完全なおまかせ」ではありませんか?業者はそういうユーザーには100%手抜きをするんですよ。
私が元勤めていた京都の会社では、工事や検査は社内の従業員が立ち会うようにして、大事なポイントを直接確認し立会い結果を記録・報告するようにルール化されていました。
まあ、こういうきちんとしたルール化をしている会社や家庭は、日本では皆無と言っても過言ではありません。
不詳村上和隆の場合は、工事でもなんでも必ず立会いじろじろ見て、いろいろ質問します、写真も撮ります。自分では工事や検査作業それ自身はしませんが、監視・監督はできるのです。時々大工さんが私の質問や指摘に対して「村上さんの言われるとおりです、早速村上さんの言うとおりに、やり直します」なんてことも、かなりあるんですよ。
大工や検査や政治自体はできなくても、それを監視・監督の能力を有することも大事ですよ。そうしないと人生で何度か、とんでもない痛いめに遭いますよ。
ところで、「俺なんか、人生全て他人任せだよ」なんて若者がどんどん増えています。大事な自分の人生を他人任せにしても良いのですか?「あー嘆かわしい、世も末じゃ」
話をマンション建設の場合に置き換えますと、マンション建設の場合、
設計者等によるチェック、指定確認検査機関の確認検査段階、施工段階の確認によってその強度の確認が厳密が実施されているはずですが、
姉歯建築士によるあんな信じられない事件が起きたのです。
ということは、本来信じて良いはずの法律も専門家もメーカーも販売業者も、皆いい加減で、信じられないということを証明しているのです。
狂牛病の肉の場合も、アメリカの検査がいい加減だということが問題になっていますが、どうも本来きちんと実施されているはずのものが、それが隠れ蓑になっていて、存外信用できないということなのです。
ISO14001環境マネジメントシステムでも、廃棄物回収・運搬・処理や浄化槽の点検清掃のような委託検査や委託処理については、委託する側の人の責任も問われるというのが一般的です。
「専門の業者が定期検査を実施していますから、問題ありません」と言われる会社の方が多いのですが、我々コンサルタントや審査員は「業者の検査に問題ないということを貴方はどうやって確認されましたか?」と聞くのです。そうすると、会社の担当者は、「確認はしていませんが、お金を払い、許可書をもった専門業者が定期的にきちんとやっているから大丈夫なはずです」と言われるのです。
しかしそういうことを言っていて事件・事故を起こした会社の例は非常に多いのですが、こういうレベルの低い回答を言するようでは、プロとして会社勤めをする資格はないのです。
手抜き工事・手抜きリフォームというのも、ここ数年問題になっていますが、「大工さんだからきちんと仕事をして当たり前」という間違った認識があることが災いしているのです。
大工にも、素人もいます、未熟者もいます、いかがわしいのもいます、詐欺もいるのです。
とんでもない手抜き工事にあって「けしから業者だ許さん」などと言っている人を見ていると、「あんたが悪い」ときつく言ってあげたくなるのは私だけでしょうか?
政治家や役人はどうでしたか、相変わらず国民や県民の目を盗んで、日夜懸命に税金の無駄使いや不正を働いているのです。国民の監視・監督が必要なんです。
工事の場合も、開始・基礎・土台・木組み・壁そこら辺までは、自分の目で、現場で大工と一緒になって確認をしなくちゃ駄目なんです。
問題が出る場合とは、「工事も手抜きだが監視・監督が手抜き」だからなんです。
駄目なことは、
●他人まかせ
●他人を安易に信じる
●自分の目で確認しない
なんです。
『他人に委託する=他人まかせ』
ではないのです。
『他人に委託する=委託した人の仕事内容を監視し監督する』
ことが大事なんです。
ところで、エレベーターの検査なんてのは、まずほとんどの場合、現場立会いをしていません。貴方のビルでも立会いなんか全くせず「完全なおまかせ」ではありませんか?業者はそういうユーザーには100%手抜きをするんですよ。
私が元勤めていた京都の会社では、工事や検査は社内の従業員が立ち会うようにして、大事なポイントを直接確認し立会い結果を記録・報告するようにルール化されていました。
まあ、こういうきちんとしたルール化をしている会社や家庭は、日本では皆無と言っても過言ではありません。
不詳村上和隆の場合は、工事でもなんでも必ず立会いじろじろ見て、いろいろ質問します、写真も撮ります。自分では工事や検査作業それ自身はしませんが、監視・監督はできるのです。時々大工さんが私の質問や指摘に対して「村上さんの言われるとおりです、早速村上さんの言うとおりに、やり直します」なんてことも、かなりあるんですよ。
大工や検査や政治自体はできなくても、それを監視・監督の能力を有することも大事ですよ。そうしないと人生で何度か、とんでもない痛いめに遭いますよ。
ところで、「俺なんか、人生全て他人任せだよ」なんて若者がどんどん増えています。大事な自分の人生を他人任せにしても良いのですか?「あー嘆かわしい、世も末じゃ」