村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

73.宮崎県東国原知事頑張れ、国民あげて腐敗をえぐり出せ

2007-01-30 09:55:25 | 政治
・国、地方を問わず日本の与党政治家や役人の腐敗はすさまじい
・与党政治家は既得権益を手放さず国民・県民のためでなく自分のための政治をやってきた
・驚くことに彼らが国民や県民に与えたのは害毒や膨大な借金や痛みだけであった(飼い犬に全身咬まれる)
・昔アメリカのリンカーン大統領が「国民の国民による国民のための政治」と言った
・現在のアメリカもそうだが、自民党を中心にした日本の政治は長いこと何をやってきたのか
・「自分の自分による自分のための政治」どこにも国民や県民は出てこない
・高速道路も公共工事も空港や新幹線駅など、国民や住民がどう恩恵を受けるか、そんなんことはどうでもいい
・むしろ県民・住民の犠牲を承知で、自分の利益のことしか考えない、日本の近く北の方に同じような国がありましたね
・現代にリンカーンは存在しないどころか、日本を筆頭に世界中、俗悪な政治家で溢れている
・しかし野党も猛反省しなくてはならない、民主党も社民党も別の意味で頼りなく国民から離れてしまった
・私も10年前から極悪な政治について訴えてきたが多くの国民は全く関係ないという姿勢が続いてきた
・それどころか、国民は県民はそういうけしからん政治家をむしろ喜んで選んできたのだ
・選挙も行かない人が増大したから、これ幸いとばかり、こういう不貞の政治家や役人がゴキブリのようにはびこってきた
・最近やっとひどい腐敗が次々に表に出されてきた
・やっと国民も県民も騙されたことを知り、これはいかんと、あまりの政治のひどさを認識し始めた
・まあやっと、どんどん飢え死にする北朝鮮国民の意識なみになってきたのだ
・とてつもなく遅かったが、でもやっと国民や県民は、自分と政治が結びついてきた
・そういう中で、宮崎県で予想もしない東国原知事が圧倒的差で当選した
・チャンスだ今年夏に選挙がある、ここで政治を変えるのは国民の重大な役割だ
・マスコミは少なくとも選挙に行けキャンペーンをするべきだ、国民の選挙権という権利意識の回復だ
・その上、意外であったが、無能不誠実な現議員どもより、ずーと東国原知事のほうがきちんとやりそうだ
・滋賀県も楽しみだがやっとこういう楽しみや政治への関心が出てきた
・次は大阪市と京都市と奈良市だろうか、ここも大変なことになっている。市民よゴキブリ退治しっかりしましょう
・日本の与党政治家は、無能・無知・不誠実・犯罪集団・不埒・盗賊・・・でしかない
・日本は、戦後あまりにも長く自民党一党のヒットラーや金正日みたいな独裁国家になってきた
・今回も県民の代表東国原知事 と 私服のための代表宮崎県議員団(悪党)の対決である
・信じられないがやっと、善と悪の戦いが始まる、日本も北朝鮮なみだ、そろそろ抜け出さなくてはいかん、そうでないと何とも情けない
・今年日本の国民・県民は、恐れず果敢に、腐りきった体質を打破しなければならない
・北朝鮮の金正日のように、もう理屈で考える範囲を超えて、ここらへんで大手術をしなくてはならない
・宮崎県知事今度は宮崎県民だけでなく、国民あげて今後の宮崎県議員どもの腐敗したおぞましい体質を洗いざらいえぐり出そうではないか
・もう現在の与党議員やそれと同じ穴の狢は一切要らない、久しぶり40年目の大掃除大作戦だ
・テレビでどんどん放送し宮崎県を事例に国民の前に政治の恥部を全部さらけ出せ、ぶざまな悪代官どもをノックアウトしなくてはいけない
・まあ長いこと同一与党が政治を握ってきたことで、悪臭を放つドブのように汚れきった政治を大掃除しなくてはならない時期だ
・安倍さんも『美しい日本にする』と言うのだから汚いものの象徴である自民党をぶっ壊すくらいの心意気を見せて欲しいものだ
・もっと女性を議員にして行くとか、少なくとも改選時に半数は現職者の再当選を禁止にすべきだ
・何故、女性はもっと女性議員に投票しないのか?これも不思議だ
・常に新しい空気をいれないと腐る、汚れるからだ
・物事は同じことを長く続けると確実に、いろいろな弊害が出てくる
・ところが金正日やヒットラーのように誰もそれに対抗できなくなる
・日本でも選挙投票率の継続的低下という形で現れてきた、半数の良識な国民は諦めてしまたのだ
・今回の柳沢厚労省大臣の「女は子供を生む機械発言」のように「国民は税金を納める機械」としか考えていない
・安倍さんも柳沢を変えろと言われましても、こんな無能な人でも使わざるをえない、変える別の人がいないんだ皆これ以下の能無しばかり
・まあそういうとんでもない理解を超えた認識が今の与党政治家にある
・その税金を無駄でも、湯水のように使う又は搾取する流用する裏金にする借金を残しているんです
・怒らない国民、女性議員に投票しない女性達、男の私だが、今後女性に投票すると決めた、男は駄目かもしれない
・これだけ腐敗しているのに、相変わらず自民党に投票する馬鹿国民、馬鹿県民、意外にも日本国民の体質は北朝鮮とあまり変わらない
・「青春とは心の若さである」という松下幸之助さんの言葉を思い出せ
・国民、県民にとって、最も大事な政治・選挙をこの際見直す時期ではないのか
・与党がどうのこうのではなく政治を正常に戻すことがまず先決だ
・そうしないと無能で不誠実で悪党の与党の世襲男議員にこの世は虫食い・カビだらけ・汚物だらけの汚い国惨めな国になりますよ
・子供さんやお孫さんのためにも皆さん政治を真面目に考え直す時期ですよ
・子孫のためにもっと真面目にやろうよ、つけを孫子にまわすのだけは止めようよ
 『猛反省』
 『土壇場』
 『覚 悟』
 『回 帰』
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72.拝啓不二家様ISOコンサルタント引受けます(コンサルタントとして黙っていられない)

2007-01-27 09:19:38 | ISO
知らぬ人のいない有名な御社の今回の事件には、世間の多くの人々のように「まさかー」と大きな驚きを禁じえません。ISO14001とISO9001とHACCPを認証取得されているようでございますが、何故一体どこにどんな問題があったと言うのでしょうか?不思議でたまりません。きちんとISOの認証取得している会社で、今回のような事件の発生は考えられません。「笛吹けど踊らず」じゃありませんが「ISOのマネジメントシステムを導入すれども運用せず」であったのだろうと想像します。通販でいかに良い健康器具を買っても、使わなけれ健康になるわけがありません。

ISO審査機関や審査員が到底きちんとした審査なんかやっていないことは、すでに多くの専門家の周知の事実ですから、今更ISO認証機関が悪かったのどうの、こうのとは言いませんが、http://www.meico.org/ISOsinsafuman.html御社については、恐れ多くも歴史も古く多くのファンをお持ちで、東証一部上場の日本の誇り高い最先端企業様です。ましてや例の雪印さんの不祥事が、ああいうことを絶対にやってはいけないという教訓を与えたはずなのに?

そういう本来きちんとしているはずの会社で起きた今回の不可解な怪奇事件について、御社自身だけでの本物の解決はできるのでしょうか?御社の社長様が辞任する即ち社長様もお手上げということですから、失礼ですが、多分おできにならないのだと想像致します。手に負えない大きな病気になったら医者に行くように、今回の不可解な不祥事を発した経営問題も外部の専門コンサルタントに依頼して徹底した改善・改革を実施すべきでしょう。
万一、当社にコンサルテーションのチャンスを与えて戴ければ、しっかり調査分析・対策立案させて戴けると存じます。

ニュースを見ますと、社長様の辞任とか専門家でもない有名人を社外取締役とするといった原因と無関係な手や誤魔化しのようなことを見るにつけ、御社独特の体質と社内の混乱が目に見えて参ります。小手先の是正対策を考えておられるように感じますが、そんなことでは根本治療はできません。大きな病気であれば、自力ではなく、しかるべき専門家にお金を出して指導の依頼しなくてよろしいのでしょうか?私も何度か経験がありますが、『ピンチは絶大なるチャンス』ですが、その際してはならないことは、中途半端な改革です。

お聞きするところによると、不祥事以前に会社は赤字続きのようでございますが、そこら辺に問題の根っこがあるように思います。ペコちゃんポコちゃんファンは、皆さん心配しておられます。食品会社は、食の安全という重大な責務を担っているはずですが、食品業界やその他の過去の不祥事の事例を見ますと、意外にも今回の御社のような状況やレベルの会社が多いのかもしれません?

もし同様な状況の会社様がおありでしたら、転ばぬ先の杖、この際、躊躇せず是非専門家に診断と手術のようなコンサルテーションをご依頼願いたいものです。一部にはISO自身に問題があるように言う方がおられますが、とんでもない言いがかり、ISOへの偏見です。当社は企業経験豊富なISO14001・ISO9001・ISO22000・安全衛生・経営革新を支援できる実務型コンサルタントを擁しており、お金と少々のお時間を頂戴できれば、御社の問題を調査分析し是正策を立案するのにさほどの困難も感じておりません。関西ISOシニアコンサルタントネットワークhttp://www.meico.org

今回の御社のケースは、事件発覚事後で緊急で特殊のケースではありますが、一応支援概要をお示ししておきます。一般的に他社で事件発覚以前であれば、もっと期間もゆとりもあり、費用もかなり安くできると存じます。

◎今回の不二家さんの事後支援の場合特急で
1)診断~結果の報告期間:2週間
2)是正の検討:2週間
3)最終報告:2週間
4)総合期間:1カ月
5)対象工場:2カ所
6)派遣コンサルタント:4名(ISO9001・ISO22000・経営とコストダウン・安全衛生)
7)費用:4人*6日*2工場*5時間*10万円=2400万円

会社の状況に応じて今回の不二家様のような状況が予想される会社様で、自社だけの再生ではなく、第三者によるコンサルタントを導入するおつもりがございましたら、是非お待ちしております。
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71.「青春とは心の若さである」

2007-01-26 09:37:21 | 人生
http://www.meico.org/kokoronowakasa.html
まず老化とは心の老化から始まる「歳をとった」「歳のせいだ」「歳はとりたくねー」・・・・こういう風に一言で心の若さを失ってしまう、あっさりと、吐き捨ててしまう人が多い。多くの人は老化は身体から始まると信じているものだが、そうではない、もしそうだとしても、歳をとるほど、心を若くしていく努力が必要だ。そうすれば身体もピンシャンしてくるが、どうしても心が萎えてしまう、そうすると、老化は釣る瓶落としである。人は年齢を数える。そして自分は老人だと思い出す。そうすると何かあると歳のせいにするようになる。そして歳とともに納得させていく。無理やりでなく自然に自分を納得させてしまう。

◎一般人は、  歳の数=身体の衰え=元気という気を失う=またまた身体の衰え=老人

◎いつまでも若い人は、 歳の数=単なる数値=心が若ければ=身体も元気=若人

歳を数えることを忘れろとは言っていない。歳とるほど、気をつけて心を若く保てと言っているんだ.
たったこれだけだが、簡単なようで難しい。当り前のようでわかっていない。できそうでできないのだ。年寄りの多くは勝手というか、疑いもせず「自分は年寄りだ」と思込んでしまう。そういう思込みは蟻地獄のようなもので、一旦はまると容易に抜け出せなくなるから十分注意して戴きたい。特に理屈の好きな男にその傾向がある。無論、男でもそうでなく充実した老後を過ごす人もいる。そういう人は心が充実している。適度に忙しく、適度に暇で、適度に遊んでいる私は幸か不幸か53歳で退職して自営に転換した。自営と言えば、いかにも格好がいいが、まあ路頭に迷うようなもんであった。幸いにも、私はそこで早々と老後の充実した生きかたのヒントを確実に掴み、やっとのことで、自分をその軌道・路線に乗せることができた。

団塊の世代の皆様、皆様も、私の歩んできた老後への階段を、段階的に歩むことになるが、皆様に心から楽しき老後の暮らしをゲットするようにエールを送りたい。間違っても、吸血鬼ドラキュラに、心の若さを全て、吸い取られたような血の気の失せた爺さんにならないで欲しい。

■歳とるとは
   こうならんように、気づけよ・直せよ・心がけよ、そうしないと心まで歳とる

①仕事なくなる
    (何でもいいから納期仕事・義務的仕事・他人からの依頼仕事を歳とっても永遠に持て!
     嫌でもしないといけないもの=仕事   仕事は、かなり大事なこと、
     そうしないと怠惰・腑抜けになり老人(小人)閑居して不全をなす)
②体力なくなる
③人付き合いがなくなる
④趣味がなくなる
⑤元気がなくなる
⑥気力がなくなる
⑦家に篭る
⑧運動しなくなる
⑨こんが続かなくなる
⑩汚くなる
⑪臭くなる
⑫背筋が曲がってくる

■危険信号

①朝起きるのがしんどい
②どんどん太る
③こんをつめて一つの事ができない、すぐに気が散る
④家の中に引きこもる、外に行ってもやることがない
⑤なんとなく、すぐ疲れやすい、身体に自信がない
⑥腰や肩が慢性的に凝る、マッサージして欲しい
⑦面倒くさくて、運動をしないのが当然と思ってくる
⑧何かやるのが億劫だ、服装もあまり変えない
⑨階段を上がるのが、ハーハーいってかなりしんどい
⑩夜眠れない、朝早くおきてしまうが苦痛でならない(苦痛でない人は大丈夫)
⑪掃除・洗濯や料理なんかも全くやる気がしない
⑫こてこてケチで金も使わず、異常に質素・倹約になった

・「老人も様々、すごい元気人も元気ない人も安易に真似ない」
・「老人とは優れた人という意味だ、歳のせいにするな」
・「歳を数えるな・数えるならマイナス50歳だ」
・「老後は、木の杖と心の杖が必要だよ」
・「歳とったら、まず肩書き・理性という邪魔を除け」
・「やっと時間が持てたのに、する事がないなんて」
・「頑張らず・楽せず」
・「歳のせい・奥さんのせい・政治のせい・病気のせいにしない」
・「明るく・元気で・楽しく・仕事し・背筋伸ばして・くよくよしない」
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70.不二家の事件はISO的に何が問題なのか?

2007-01-22 18:37:17 | ISO
大阪市の裏金事件・京都市の不祥事・宮崎県の談合・不二家の事件・カラオケの火災での死者発生・姉歯のマンション偽装・・・・もう次々にとんでもない事件が多発している。これらの事件の原因は、それぞれであるが、共通することは、何なのであろうか?
最近はISO14001が多くの会社や役所で導入されているから、不二家等の事件についてもISO的に問題を分析してみるのは意味あることだと思う。
ISO14001のマネジメントシステムの要素は、ご存知のように次のようなものである。
1)環境方針
2)環境側面(重要要因特定)
3)法的及びその他の要求事項
4)目的、目標及び実施計画
5)資源、役割、責任及び権限
6)力量、教育訓練及び自覚
7)コミュニケーション
8)文書類
9)文書管理
10)運用管理
11)緊急事態への準備及び対応
12)監視及び測定
13)順守の評価
14)不適合並びに是正処置及び予防処置
15)記録の管理
16)内部監査
17)マネジメントレビュー

これらの要素において、不二家のケースは一体どこに問題があったのだろうか?全部駄目だったのだろうか?

重要原因についての私の見解は、12)の監視及び測定がずさんであったのではないかと思う。その次は16)内部監査、その他にも経営者の食の安全に対する1)方針や理念が出鱈目であったことや日常の10)運用管理ができていなかったことがあげられそうだ。

私のこれまでの企業経験でももっとも大事なことは経営層のきちんとした方針の提示と監視測定と内部監査がきちんとできているかどうかがポイントであるように思う。
万一いい加減な会社の場合でも、監視測定や内部監査がきちんとできていれば、今回の不二家のような事件は、簡単に防げるはずであり、起きようがない。

一般的に会社では、不二家と同様に、方針の提示や監視測定・内部監査はかなりいい加減なものである。
不二家の業績は、かなり悪かったようだが、業績の良い、利益を安定してあげている会社・不景気にも強い会社というのは、ここら辺が当たり前にできている会社なのである。
こんなことを申し上げても、多分多くの会社の社長さんには、わかってもらえないか又はわかって戴いても、やり方がずさんになりがちである。
多分会社でなくても、貴方の家や家の暮らしや健康管理や資産管理や子供の教育・・・・のについてきちんと方針を明確にしルールを決めて運用しそれを監視測定し監査をやっているかというと多分できていないし、今回も不二家のこの事件を教訓にして、これからは真面目にやろうなんて言う人はいないのだ。
まあ日本政府や日本企業や日本人は意外にもマネジメントが下手・苦手なんです。だからせっかくISO9001やISO14001のマネジメントシステムを導入しているが、このような不祥事や事件はまだまだ潜在化しており、続発するはずである。特に怖いのは政治・役人の世界だ、ここら辺のマネジメントは、もう絶望的に出鱈目だ。市民や国民が監査なんかやろうと言うもんなら、あっさり拒否するくらいだから。http://www.meico.org関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
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69.ISO22000最近の動向と今後の動き

2007-01-15 08:14:14 | ISO
http://www.meico.org/ISO22000.html
(関西ISOシニアコンサルタントネットワークISO22000認証取得支援:担当本部長清水正敏)
最近またまた不二家の食品不祥事が発生しました。なんで一流企業であんなことが起こるのでしょうか?信じられません。あれは事故や不注意ではないのです、管理マネジメントシステムの問題なんです。こういう企業は一挙に売り上げが大幅に減り、そのダメイジは図り知れないものがあります。かつての雪印乳業や不二家みたいな企業は多いのです。
そういう中でいよいよISO22000「食品安全マネジメントシステム認証取得」が本格化しつつありますが、日本企業ではこんな一流企業でさえも、信じられないほどマネジメントシステムがずさんで、レベルが低いのには今更ながら驚きです。
かつての雪印や今回の事件は、万引き犯罪と大差なく、結果的に大して儲けにはならないのに、警察に捕まるのに、「少々のことやわからんやろ」と安易にこういう罪を犯してしまうようですが、不二家ほどの一流会社の経営者が万引きと同じレベルだったということが十分あり得ることを知ったのは、ある意味、意義深いことかもしれません。一部上場会社にして、影でとんでもないことをしている経営者が存在しているのです。世の中、簡単に人を信じられませんなー。
また、不二家の事件で言えることは、ISOのマネジメントシステムで大事なことは内部監査や日常の運用管理ですが、監査の専門家が育っていない又は外部の専門家に内部監査を依頼するなど監査を強化しない会社が日本では多いのです、支援をしていて最近内部監査についての指導は力を入れています。目下の日本企業の状況から推察しますと、マネジメントシステムで最も大事なことは厳格な監視・監査及び的確な是正なんです。意外に、ここが弱点なんです。http://www.meico.org/ISOsinsafuman.html
ISO22000規格が発行して約1年半、食品関連業界ではじわじわとその意義が理解され、取り組みに向けての意欲も強くなってきているように感じます。
食品安全の基準には、食品衛生法に基づくいわゆるPP「一般衛生管理プログラム」もしくはSSOP「衛生適正作業手順」といったものと、HACCP「危害分析重要管理点」があったわけですが、PP「一般衛生管理プログラム」には重要管理点というものがなく、HACCP「危害分析重要管理点」では食品衛生の基本であるPPがあいまいでした。
またいずれにもマネジメントシステムという思想がありませんでした。食品安全の管理にはPPとHACCPの双方が必要です。これをマネジメントシステムとして統合した基準が国際規格としてのISO22000だったわけで、ISO22000に適合するということは、今まで築いてきた各企業のPPやHACCP原則による食品安全への取り組みを検証し、経営の道具として完璧な形で仕上げるという意味が濃厚にあります。この意義が次第に理解され始めたということです。
したがって今後は、経営マインドのある企業トップは必ず、ISO22000への取り組みを積極的に経営に取り入れていくはずです。不二家の不祥事は、マネジメントシステムとしての食品安全システムがなかったこと、経営層の方針や理念のゆがみ、監視や監査がいい加減だったゆえに起きた事件です。この事件も一つの契機となって、ISO22000への取り組みが進むでしょう。早く取り組んだ企業が市場での優位を獲得することは明らかなことですから。
ISO22000は食品安全の経営システムの規格です。そこには食品安全の確保のための要求事項だけでなく、企業を危くしないための要求事項もあります。第三者認証の取得は時期尚早であったとしても、食品安全のマネジメントシステムを構築することは、食品関連企業であれば時期尚早ということはないはずです。とりあえずは第一者認証=内部監査による適合宣言でもいいと思います。食品安全のこれまでの体制を調査し分析して検証し、ISO22000の規格に沿ってマネジメントシステムとして仕上げることは、食品関連企業の社会と従事者に対する責務だと思うところです。同じISOでも9001では食品安全に対しては要求事項が欠如していますから不十分です。不二家の例を見ても、PP及びHACCP原則を明確に統合したISO22000によって、食品会社は食品安全システムを早急に完璧に仕上げて欲しいと思います。企業がどんなに小さくても食品安全システムの調査と構築に、時期尚早はないのです


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68.マネジメントとは(ISOのマネジメントシステム)

2007-01-10 21:38:06 | ISO
ISO14001とかISO9001とかISO22000とかISO27001とか最近は、「ISOの○○マネジメントシステム」というのがどんどん増加している。企業で何らかのISOのマネジメントシステムをやってないところは極めて少なくなった。現在ISOのマネジメントシステムを導入していない会社(認証取得という意味ではなく)があったとしたら、導入することができないくらい駄目な会社か、それとも、そんなものを必要としない、よほど優秀な会社のどちらかです。
早い会社でISOを導入して13年になる企業が出始めているのですが、まあ日本では、まだ歴史が浅いと言えるでしょうね。しかし経営管理の専門家の見地からしても、ISO9001の品質マネジメントシステムやISO14001環境マネジメントシステム等々は、非常に素晴らしいツールであることは間違いありません。
過去日本では、QCやIEやVE等といった管理技術手法やデミング賞をはじめ管理に関する認証制度というものがありましたが、どれも何かお祭り的というかやたらに形式的なものが多かったような気がしています。当時は日本が陽の出の勢いで経済を発展させて世界一になった頃ですから、その原因・秘訣はそういう管理手法や認証制度にあると言われたものです。
しかし私は特に松下電器時代、そういう管理手法や制度真っ盛りの中で、違和感や不審感をずーと抱いていました。松下電器入社以来そういうものが日本の発展の原動力であると教え込まれてきせいか、どうしてもそういう呪縛から逃れられないで10年以上が過ぎてしまいました。
そういう固定観念から解き放たれたのが、京都のエンゼル工業での3年間とローム株式会社の16年間でした。
エンゼル工業やローム株式会社には、松下電器のように、無借金、多くの有名大学卒、磐石な松下経営なんてものは一切なかったばかりか業績不振に喘えいでいたのです。「松下電器は完成した会社」一方、「エンゼル工業やローム株式会社は未完成の会社」でした。だから管理手法や制度なんてものにはおかまいなく、ひたすら業績向上と日々の問題処理に追われていました。そういう泥まみれ・汗まみれの日々の中で、初めて「管理手法や制度」は日本の企業を発展させてきた決定的な要因ではないと確信しました。むしろあまり形式的な管理手法や制度にこだわり過ぎると、経営を阻害したり経営にとって邪魔になることがあるという認識に変わっていったのです。
松下電器経営という立派なしくみは、形骸化しすでに経営を阻害しつつあり、エンゼル工業やロームは、日々必死にあるべきマネジメントシステムを模索していたのです。それと松下電器の場合、マネジメントシステム自体がマネジメントできていなかったのだと思います。幸之助さんもあの世で、つくづくそのことを後悔していることでしょうね。往々にしてはまる落とし穴なんです。
確かに管理手法には非常に有益なものが多いです。しかし、そういうものは常識として知って的確に活用するのは、特別なことではなく、ごく当たり前のことなんです。
企業にとってもっと大事なことは、『企業のマネジメントシステム』だということに気づいたのです。また『マネジメントシステム』というのはごく簡単なようで、使いこなして大きな効果を上げるのはすごく難しいことだということもわかってきました。2~3年ISOのマネジメントシステムを導入したくらいで、ISOの良し悪しなんか論ずるようなそんな軽いものではないのです。数十年苦しみ抜いてやっとできるようなもんなんです。しばしば、「ISOを導入したが役立たん」なんて得意気に言う人がおられますが、自分の愚かさを披瀝しているようなもんですよ。
1994年にISOのマネジメントシステムが導入されてから、裾野は広がり、導入する企業は非常に多くなっているのですが、実態はかなり消化不良を起こしているのです。実を言うと、元々日本人は、マネジメントが苦手なんです。そういう苦手な日本の企業に黒船のようにISOのマネジメントシステムが導入されてしまったのです。「寝りを覚ますISO、認証取得で社員ヘトヘト」というような状況になったのです。
そこで出てきた日本企業の発言が「ISOは役立たない」「ISOは無駄なことばかりやらせる」とISO攻撃になったのです。こういう後ろ向きの発言が企業の社長や取締役や担当者の口から出てくる背景には、①日本人のマネジメント苦手と、②マネジメントの元々の困難性にあるのです。ところがゴルフでも何でもそうですが、上達するのはごく一部の人せいぜい数%くらいのものです。マネジメントシステムの場合は、もっと低く、うまくいった企業は1~2%くらいのもんなんです。
嫌がる馬に無理やり水を飲ますようなもんで、ISOがうまくいかないのは、ISOやマネジメントシステムに問題があるのではないのです。ゴルフが上達しない人の多くが、「このクラブのパンチがないとかボールの飛びが悪い」とか、自分以外の道具のせいにすることと同じなんです。
それほどゴルフもマネジメントも、一見やさしいようで難しいもんなんです。
難しいということは裏返せば、非常に重要なことなんです。業界最下位のローム株式会社が日本一になった時の体験では、技術力や社員のやる気・頑張りも大切だがそれと同じくらいダイナミックで厳しいマネジメントシステムの重大性を嫌というほど実感しました。ゴーンさんが何故日産自動車を見違えるように立ち直らせたのか?それは多分マネジメントのやり方の良し悪しだったのです。また昔、長期低迷していたプロ野球球団が優勝した同様なことがありました。
逆に顕著に問題なのは、マネジメントシステムが極めてずさんなお役所の世界です。一見頑固なほどきちんと仕事をしているが、肝心なマネジメントシステムが脆く、機能せず、お粗末なんです。日本の政治にも、政治家がどうのこうの以前に、そういう面がかなりあるのです。自民党だ民主党だではなく、どちらにしろマネジメントシステムという考え方自身が欠落しているのです。
しかし偉そうに政治や役人の欠点をあげ批判して満足していてはいけません。というのは貴方方も99.99%マネジメントが苦手なんです。貴方もご多分に漏れずマネジメント下手な日本人ですから、技術とガンバリには自信があっても、マネジメントは二の次なんです。何故かというとそれほど難しいことだからなんです。
マネジメントシステムをわかり易く一言で言えば、変化する環境の中で自らをきちんと律することなんです。例えば家の掃除や片付け健康管理なんてささいなこともマネジメントできていないのではないですか?

「あーきちんと自分を律すること確かに最も苦手だ、確かに全然できていない」となりませんか?皆さんが苦手のように、企業も同様に大の苦手なんです。どこの会社でも、社長や取締役クラスにお会いになったら「御社のISO14001はうまくいってますか?」と質問して下さい。「一向にうまくいってません」という回答が帰ってきた会社の多くは、たいしたことないですよ。
日本は、粗忽者やだらしない者が多く、とにかくやってみて、失敗したらやり直すというのがとてもうまいんです。

『誤魔化しと尻拭いは天下一品ですがね』

こういうやり方を否定はしませんが、万事がそうなってしまうことは大いに危険なんです。例えば会社が倒産したら、国が破産したらその時は一生懸命にやり直すみたいなもんですな。
ISO9001品質マネジメントシステム・ISO14001環境マネジメントシステム・・・などを真剣に取り組み、是非苦手意識を克服し、トヨタやロームや日産のように優良なマネジメントシステムを構築し運用して大きな効果をあげて戴きたいものです。しかしくれぐれも昔の管理手法やデミング賞のように形式にこだわってはいけませんよ。日本人は本来の目的や中身より見得や上辺に拘るおかしな癖がありますからね。豪華な車や豪華な着物や高い豪華な宝石などが好きなんです。マネジメントシステムというものは、いい加減導入し、運用の仕方が悪いと効果が出るというよりむしろ大きな弊害があります、刃物みたいなもので使い方を間違えると偉い目に遭いますよ。

環境マネジメントシステムの主なステップは次のようなものですが、これは企業だけでなく、個人にもお役所にも有効に通用するものです。

①初期調査
②重要要因特定
③方針設定
④目的・目標・計画設定
⑤管理手順書制定
⑥教育訓練
⑦運用管理
⑧法令順守
⑨改善活動
⑩監視測定
⑪記録の管理
⑫文書類及び文書管理
⑬不適合是正処置・予防処置
⑭緊急事態対応
⑮内部監査
⑯マネジメンとレビュー
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67.環境報告書が特定事業者に義務化されます

2007-01-04 09:24:18 | ISO
●関西ISOシニアコンサルタントネットワークは、このたび地球環境報告書をWEBに掲載しました。当社は小企業ですが、環境に配慮した活動を9年間展開してきました。是非一度ご覧下さい。
http://www.meico.org/kankyouhousin.html
環境配慮促進法で同法上の「特定事業者」は、毎年環境報告書を作成し、公表することが義務化されました。ISO14001認証を取得した企業は同法の趣旨に従って環境報告書の開示をすべき時期がきています。

関西ISOシニアコンサルタントネットワーク環境報告書

 ■①挨拶:地球環境への取り組みについて:代表責任者村上和隆
 ■②方針:地球環境方針
 ■③組織:環境推進組織
 ■④法令:環境該当法令順守
 ■⑤資格:環境関連資格など
 ■⑥事例:当社環境対策の事例紹介
 ■⑦改善:環境改善紹介
 ■⑧側面:環境側面
 ■⑨目標:環境目的・目標
 ■⑩成果:環境パフォーマンス
 ■⑪歴史:環境保全活動年表

●参考情報1.
「事業者の環境配慮促進法」による環境報告書公表義務化
 平成16年5月26日に成立した「環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律(事業者の環境配慮促進法)」で法の対象となる特定事業者として環境報告書を作成・公表しなければならない法人を定める政令、17年3月11日の閣議で閣議決定され、17年4月1日から施行されました。
 「事業者の環境配慮促進法」は、事業者が環境報告書などを通じ、環境情報の開示を進め、その情報が社会の中で積極的に活用されるよう促すことを目的とした法律で、(1)国が自らの事業活動の環境配慮状況を毎年公表すること、(2)自治体が自らの事業活動の環境配慮状況を毎年公表するよう努めること--を規定するとともに、(3)独立行政法人など特別の法律によって設立された法人の中から「特定事業者」を指定、年1回の環境報告書公表を義務づけるとともに、作成した環境報告書への第三者評価の実施など信頼性を高める努力を求めている。
 今回「特定事業者」とされたのは25独立行政法人、61国立大学法人および、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構、大学共同利用機関法人自然科学研究機構、核燃料サイクル開発機構、日本原子力研究所、日本環境安全事業株式会社の5機関
引用先:
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=9750

●参考情報2.
環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律、通称「環境配慮促進法」が平成17年4月1日より施行されました。これにより、同法上の「特定事業者」は、毎年環境報告書を作成し、公表することが義務化されました。また、「特定事業者」を除く大企業も、環境報告書の公表とその内容の信頼性向上に努めることになりました。
環境報告書の作成・公表の義務化は、単なる情報開示以上のことを意味します。特定事業者は、まず事業活動に係る環境配慮を実行・促進するための仕組み、すなわち環境マネジメントシステムの構築の着手が必要になると考えられます。また、外部からの信頼の確保や次年度以降の環境配慮活動の健全な促進のためには、情報の信頼性を高める必要があります。同法においても定められているように、第三者審査の受審に努めること等が肝要です。これらを一連の環境経営の流れとして体系的に進めること、そして将来的には、より幅広く、社会的責任経営を志向することも視野に入れた取り組みが望ましいと考えられます。
引用先:
http://www.kpmg.or.jp/serviceline/sustainability/eco_law.html
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