村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第68号 村上和隆の人生塾「一言」     勇気を持って向こう岸に渡れ

2009-04-28 08:52:04 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所 ■安曇川・朽木半日案内ボランテイアします(自動車で来る人に限定)
12~3月は京都市伏見の本部事務所に常駐しています

68、勇気を持って向こう岸に渡れ、向こう岸からこちら岸を眺めて見よう
よりによって、女性を引き合いに出して恐縮ですが、
女・子供ということを言いますが、こんなこと言うと女性にこっぴどく叱られそうですね
しかし、冷静に観察すると、女性は大人になっても幼児的なものを持ち続けるものです。
子供とは、又は女性とは、
  ①現実にこだわる
  ②外見にこだわる
  ③他人と比較する
  ④小さなことにこだわる
  ⑤感情的・情緒的
  ⑥ヒステリック
  ⑦泣き喚いて訴える
  ⑧物を欲しがる
  ⑨怖がり
  ⑩自己愛
  ⑪独占欲
  ⑫買い物好き
  ⑬真実より嘘を信じる
  ⑭やさしさを求める
  ⑮保守的
………・
断っておきますが、私は、これらの子供のような女性の特性が悪いこととは言っていませんよ、むしろ良い特性でもあるのです。
男はロマンチスト、女は現実的な生き物と言いますが、まあ大方、そんなところですね(無論、人によって多少のばらつきはありますがね)
「私は、そうではないという」女の人は、男性的な人かもしれませんね。女性であることを極度に嫌う女性もおられますからね。
男はロマンチスト、女は現実的な生き物ですから、同じことやっても大きな違いが出てくるのです。
従来の感覚では男性の仕事と思っていたことが、案外女性のほうがむいている場合も出てきたのです。
現実に最近では、女性社長や役人や技術者や大学教授が活躍するなんてことがあったり、男性が、からきし駄目だったりしているのです。

しかし女性だけでなく男も同様な男としての特性を持っていますから、あいこです。
サラリーマン・営業・技術者・職人・芸術家・スポーツマン…それぞれ人によって、それぞれの特性を持っているのです。
女は女・男は男・サラリーマンはサラリーマン…であって良いのですが、全く問題がないというのではありません。
それぞれの特性は特性であると同時に、悪性にもなりうるのです。
それぞれの特性の裏返しとして、落とし穴・アキレス腱・弱点が存在するのです。

女は素晴らしい女・男は素晴らしい男・サラリーマンは素晴らしいサラリーマン…であることを前提にして、その上で自分の弱点を正しく認識しておくことが大事です。
女らしさが良く出ている場合は良いのですが、えてして悪い面が出てしまうことがあります。そういうことは女がドプリ女に浸かり、そこにアグラをかいてしまうからなのです。
人間には、それぞれ本来の人間が存在しているのです。
女は女として男は男として、…・・皆それぞれに、自分の立場を演じているだけなのです。
女も男も元々は人間なんですが、この社会で暮らしていると嫌でも応でも女性や男性を演じるようになってしまうのであります。

あくまで、日常、女は女の側で、男は男の側で生きるのです。女の向こう岸や男の向こう岸には本来の人間の側があるのです。
それは女や男だけではなく、どんな人もその人の自分の側で生きているのであって、それぞれの人の向こう岸には本来の人間の側があるのです。
本来の向こう岸に渡ろうとする人は少ない、渡ろうとする人は本当に珍しいのです。
「向こう岸もあるから一度渡ってみなさい」と強く勧めてあげても、渡ろうとしないのです。

川の幅は広い・深い・流れは急だ
だから敢えて向こう岸に渡ろうとする勇気もない、決断もしない
そしてこちら岸に閉じこもる、安住する
こちら岸でも、まともに生きられていないのに閉じ篭る、だから向こう岸からこちら岸を一度眺め直すということもできない、なんとも情けないことだ。

そして多くの女も男も、本来の向こう岸に渡るキッカケを掴むことなく一生を終える。
人間は人間として生まれ、やがて人間の側からこちら岸に来て安住するのです。ちょうど田舎から都会に出てきた若者のようなものなんですね。
そして田舎出の若者同様に、田舎に帰ることなく都会に埋もれて、やがて都会の片隅で寂しく死んで行く運命なんです。

こちら岸は
固定観念  既成概念  常識・良識  保守性  自堕落  殻  閉じ篭り  引き篭もり

向こう岸は
反対側  相手側  自然  人間  本質  本来  仏性  革新  

いつもこちら岸からだけ見ようとしないようにしましょうね、また少しづつでいいですから、向こう岸からも見られる人間に成長しましょうね。

変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない
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第67号 村上和隆の人生塾「一言」 厳しい時期に伸びるのが本物の人・本物の会社・本物の国

2009-04-21 13:10:39 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所
12~3月は京都市伏見の本部事務所に常駐しています

67、厳しい時期に伸びるのが本物の人・本物の会社・本物の国

昨年から未曾有の不景気が世界を震撼せています。ニューデイール政策などと、またぞろ無能な政治家が大きな顔して、更に借金を増やし、ばらまきをし”救済”を打ち上げつつあります。
日本人なのに何故か欧米のやり方に追従しようとする「あたかも欧米流が最高だ」と言わんばかりですが、今回の原因は欧米がやった悪さなんですがねー?

もっと日本独自・自分独自のピンチへの対応をすべき時期が来たと思うのですが、私は、もっぱら自分流・日本流で自分なりの改革をここ10年くらい独自にやって、かなり成功しているのですがねー?欧米流は誤魔化し・一次しのぎ・テクニカル・・・で決して良い結果にはならないことはすでに証明済みだと思うのですが、もっと日本独自の暮らし方・人生・社会を世界標準にしたいですね。

本当にこんなことで良いのでしょうか?ピンチをピンチとして応急手当で凌ぎ、国民に媚を売り、選挙の票集めをするのです。
戦後日本は急速な経済成長をしました、いろいろな支援もありました、しかし根本は国民のへこたれない精神・がんばり精神によるものであったことを忘れてはなりません。

現代で最も危険なことは愚かな政治家や親が介入し、不自然な保護や救済をし、安易に大盤振る舞いすることではないでしょうか?
世界にはその日に食べるものにも困っている国民が大多数というのに、先進国では更に国家や県がこれでもかこれでもかと救済してくれるのです。
動物が減ったので、動物保護と称して、エサを与えたところ、動物が増えすぎ、生態系が崩れ、結果的に環境を更に悪化した事例は枚挙に暇がないのです。

一例に過ぎませんが私の生い立ちからピンチをチャンスに変えてきた自分史を振り替えらせて戴きます。多くの同世代の日本人は同様な道を歩んできたはずです。そういう点では、私の体験なんか、さほど大したものではないかもしれませんね。
ところで私個人は、多額な税金を払い続けてきましたが、どんな厳しい時期や状況においても、国や県からお金を補助されたり救済を受けた経験が皆無です、幸せと言えば幸ですが、なんとも割り切れません。一方ではピンチをチャンスにして頑張っている国民や会社も多いのです。

■ 私、村上和隆のピンチをチャンスに変えた経歴の一部紹介
1・昭和18年、第二次大戦の真最中、東京の浅草に生まれ、母におんぶされ大空襲の東京からやっとのことで逃げおおせ、戦後の暮らしも貧乏で着るものや食べるものにも困る時代が続きました。
しかしその後、ご存じのように、日本は、その苦しさや貧しさに耐え忍び、勤勉とがんばりで世界ビリから世界一へと成長するのです。
2.医療事情の悪い戦争中、ジフテリアという病気にかかり、鼻の穴と鼻自身が萎縮、身体に電気治療のアザができ、幼少時に長いことコンプレックスになっていました
しかし今となっては、そういう幼少時の身体的なコンプッレクスと戦って克服できたことは、他人への思いやりや優しさなど、むしろ幸いであったと思っています。
3.我が家は親も兄弟も皆記憶力は弱い、私もご多分に漏れず記憶力が弱い、更に早生まれや、体力もさほどではなく、学校の成績は中の上、頑張るがそれだけの結果は出ない
しかし記憶力が悪いハンデをなんとか努力でカバーし、ついに国立一流大学の東工大に入ってしまった、親族あげてびっくりしたようだ
4.その後、大学院を修了し、大阪の松下電器に就職しましたが、当時は松下幸之助さんの下、無借金経営で破竹の勢いでした
しかし当時日本一優れた経営を標榜しながら、この会社は大企業病のような状況に陥り、その後伸び悩むのです。そういう中でなんとか独自に成果をあげたのを契機に転職する
5.さほど魅力を感じなかった大企業の松下電器を10年で退職し、京都の零細企業の電子部品会社のエンゼル工業に就職しました。
就職したときこの会社は会社をたたもうかというような最悪の状況でしたが、独自の新製品や設備開発と必死の頑張りで急速に業績を回復したのです
6.さすが身体がボロボロになり、休暇をとった後、京都の半導体電子部品のローム㈱に転職しますが、この会社は当時業界最低の地位でしたが、とにかく私も頑張りました。
この会社は、有能な専務などの幹部と社員の必死の頑張りにより、ついに日本一の高収益企業にと脱皮したのです。
7.東京から大阪へそして京都へ、ますます故郷は遠くなり、京都弁や京都の習慣にもなじめないまま、生来の口下手・お世辞下手・社交下手で出世も思うようにできませんでした
しかしそういう中で万年課長で、身寄りのない京都で、管理畑の実務畑やいろいろの会社や職種を体験し成果をあげてきたことは大きなプラスになる
8.青天の霹靂、元気なはずの妻が突如、癌で闘病生活となり、関西に身寄りがいない状況で、仕事との両立もままならず、55歳でロームを退職し、介護を1年くらいしました、そして平行して経営コンサルタントの道に踏み込むのです
コンサルタント会社に入社しましたが、あまりのひどさお粗末さにあきれ、3カ月で退職し、コンサルタント業を自営独立をしてしまいます。当時ISO14001支援はコンサルタントがいないために非常に儲かりました
9.しかしISO14001支援もひとわたりすると、ISOコンサルタントも増え、営業力の弱い私どもの会社は受注が不安定になってきます
そんな折、業界に先駆けて、ISO14001支援のやり方を根本的に見直し、180度大幅に独自の改善を敢行します、それによって支援の成果もあがり、受注は急増します。営業もインターネットの充実で安定化しました。
また個人でコンサルタントをやる場合の障害は営業力の弱さですが、これも独自にホームページを相違工夫し検索で上位をキープしてこられたのです。今では苦手だったパソコンやインターネットについて教える立場に変身したのです。
10.妻が癌で死去し、その後、私も前立腺癌になり、関西で一切身寄りのない私は、本当の困ったを実感しました。治療の副作用や高齢化により、どんどん体力も衰えていきます。
そういう中で、田舎暮らしを開始し、独自の健康体操など健康管理を根気よく続けることによって、年齢を重ねるほどに。健康や体力に大きな自信を再度とり戻したのです。
11.長年私は管理畑の実務畑を黙々と歩いてきたのですが、55歳で未経験の経営コンサルタントをやることになったのですが、当初は全く自信なんてなかったですね
しかし長年いろいろな会社やいろいろな職種いろいろな困難及び会社の再生を経験してきた私は経営コンサルタントを背負うような意気込みでのめりこんでいきます
12.また私は社交下手・会話下手で、友人や人々との交流をむしろ避けてきたほうですが、交友関係かなり狭いものでした。
しかしコンサルタントを自営するにつれて自信や望ましい会話のやり方を順次習得していき、以前に比較して人付き合いに前向きになり、ついに会話支援までやるよう大きく脱皮したのです。

「厳しい時期に伸びるのが本物の人・本物の会社・本物の国」なんです

「金を残す人は、不景気のときに金を使う人」だと言います(景気の良い時は倹約して金を貯める)
すなわちピンチの時こそ前向きに動くということでしょうか?良い時はむしろ自重しているということでしょうか?
多くのそうではない人は、逆のことをしてしまうものだそうです

昨年、百年に一度の未曾有の不景気は自分や会社が本物かどうかを試すチャンスなんです

いいですか、このピンチをピンチのまま、政府などの救済を得て、なんとなく2~3年を過ごす人や会社は間違いなく将来はありません。
しかし、もしこのピンチに、むしろ伸びる会社は人がいたらその人は間違いなく確実に将来が期待されるはずです。
お嬢さん貴方もそういう頼もしい人や会社を選ぶべきなんですよ!

さあ自分自身や自分の周りを見ていて下さい、こんなピンチでも
伸びる会社があります
伸びる人がいるのです
そういう人や会社になるかどうかは、心がけ次第です。

ピンチのとき、ドップリ困って、そこでもがいて、なんとかアイデアや勇気を出して独自の対処を果敢に実施することが大事なんですね

日本政府は、今度のピンチにおいて、「国民が必死にがんばる」「死ぬ気でがんばる」ようにリードすべきなんですが、
保護政策・とにかくお金を与える政策・甘やかし政策・場当たり政策・その場しのぎ政策をするのです

その結果ピンチはチャンスにはならず、むしろ遠い将来において更なる大きなピンチに結びつくような構造にさせてしまう結果になるのです
甘えてはいけません
ピンチにあたって誰かが助けてくれる」と思ってはいけません
トコトン困って・困って・困り抜くことこそが大事なのです
トコトン困るからこそ、アイデアが生まれる・正しい路線に戻る・必死になるのであります

生まれ故郷の東京を離れ関西で全く身寄りもなく、数々のピンチを乗り越えてきた私には、「天は自ら助ける者を助ける」ということを自らの人生で体験してきました
安易に助けてくれる身寄りの人達が周囲にいることは、良いことのようで結果的には最悪なんです。

「可愛い子には旅をさせよ」「他人の飯を喰わせろ」というのは真実なんですが、これを避けてしまう人は多いですね
国民は可愛くないのです、政治家にとって国民は、単なる票なんです。可愛くないから、ご機嫌とって、甘やかすのです。

私の体験では、すごく困ったときでも関西には身寄りがなく、国も社会も会社も、誰も何の助けもしてくれなかったことが自分を強くしてくれたことを改めて思い出すのです。そういう意味では、誰も助けてくれなかったことに感謝したいくらいのものです。
とにかくつらいですよ、下手するとノイローぜや自殺しかねない状況ですから怖い面もありますが、「安易に助ける」ことはいつまでたっても結果は出ませんよ。
禅の修行はそれはそれは厳しいと聞きますが、その禅の精神は、我々俗人にも基本的に必要だと思います。

変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない

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第17号 村上和隆の健康「一言」     不自然なことやっている、だから幸せにも健康にもならない

2009-04-15 08:40:06 | 健康・医療
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所
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第17号 不自然なことやっている、だから幸せにも健康にもならない

56歳で滋賀県の安曇川の山中で暮らしはじめてから思ったことは、自然の意義でした。(平成21年66歳)
長年、都会暮らしをしていると、自然というものを日常意識することはないのですが、山の本物の自然の中に長年暮らし慣れてくると、否応なしに「自然」との一体感を感じ出すのです。

自然とは、短期間では一見崩壊したようになることもあるが、長い年月経っといつの間にか、正常な状態を維持しているのです。
人間のやる数々の不自然さは短期間は良いように見えて長い年月では、確実に崩壊につながるのです。

現代で人間のやることはほぼ100%不自然なことです。不自然が経済の基礎であり、不自然さを助長する技術開発や商品開発をむしろ好んでやるのです。
家電製品や自動車やパソコンや便利な器具なんか皆一見素晴らしいもののようですが、自然か不自然かで切り分けると100%不自然に分類されてしまうのです。
人間のやることは皆不自然ですからこれが不自然ですなんて言う必要もないのですが、あえて挙げますと次のようになります。
① 不自然な自然
② 不自然な食事
③ 不自然な暮らし
④ 不自然な冷暖房
⑤ 不自然な人間関係
⑥ 不自然な家庭
⑦ 不自然な姿勢
⑧ 不自然な行動
⑨ 不自然な機械・装置・家電製品・自動車など
⑩ 不自然な管理
⑪ 不自然な金儲け
⑫ 不自然な町並み

問題は、不自然さの程度です。不自然を完全になくすのは不可能なんですが、現代の自由主義社会の下あまりにも極度に不自然が周囲に蔓延ってしまっているのです。
そしてその不自然さを是正するために更なる不自然な対策が次々に講じられてしまうことです。目下の未曾有の不景気も本来はできるだけそのまま自然に行くべきところが、これでもかこれでもかと巨大な借金を背負う政府が介入し、もう倒産させたほうが良い瀕死の企業や無気力な人間や、更に金持ちの企業や国民にまでお金をばら撒くのです。過保護政策です。

アメリカのオバマの政策も一見良さそうですが、結果的にはアメリカを更に悪い状況にしてしまうことでしょう。

私としては日本だけは、アメリカや欧州の真似をしないで「ほしがりません勝つまでは」みたいに新たな目標をかかげ、じゃぶじゃぶと金をばら撒くような安易で不自然なことをせずに、必死に国民あげて頑張るような動きにすべきだと思いますがね。

折りよく、日本は、団塊の世代が社会に多数、暇をもてあましているんですが、こういう人の能力を活用しようとする、政治にそれだけの力も指導性もないのですね。あいかわらず、不自然な解決法で切り抜けようとするのです。

日本人が何百年と続けてきた健康な食事や暮らしは、戦後急速に欧米化したことで一挙に崩壊させてしまったのです。
そのために肥満・体力低下・高血圧・糖尿病・大腸癌などの成人病が増えたということです。
同様に、環境問題や青少年の非行・家庭崩壊・自殺・引きこもり・財政破綻…全て不自然というものから来ていると言っても過言ではありません。

不自然とは何か、自然とは自然のままにしておけば望ましい状況に維持できるのですが、それに対して不自然は放置すると確実に崩壊に結びつくのです。
自然と簡単に言ますが、自然とは奥深いもので、自然というものを突き止めていくと、すごく巧妙にできていること、しかもそのしかけが意外に簡単(シンプル)なことです。
それに対して人間のやることは複雑怪奇で自然に真っ向から敵対しており、その結果不自然な結果、どんどん悪い方向に行ってしまうのです。

階段は歩いて登れば良いのです。ところがエスカレーターがどこでもあるために人間はいつしか足腰を使わなくなってしまったのです。
歩けば良いのです。ところが自動車やいろいろな乗り物が当り前にどこでもあるために人間はいつしか足腰を使わなくなってしまったのです。
身体使って働けば良いのです。ところが家電製品があるので、人間は身体を使わなくなってしまったのです。
そこで人々は、わざわざお金を出して時間を無駄にしてスポーツジムなんかに出かけて運動するのです。
現代はそんなことばっかりです。環境問題も原因は、そういった不自然な人間の暮らし方なんですが、
やれリサイクルだのゴミ減らしだの、燃費の削減だの、Co2の削減だの、太陽光発電だのと更に不自然な解決法を懲りずにやりだすのです。

自然は問題を自然のやり方で解決するが、人間は不自然なやり方を更に不自然なやり方で解決する

私は階段は10階ぐらいでしたら歩きます。ところが現代人は階段を歩くのは損だ、しんどいと考えるのです。
私の目下の取り組みは、「半分にする」「やめる」という行動です。
詳細は、次のホームページへどうぞ、
半分にするのホームページへ
止めるのホームページへ

まず都会に暮らすことが不自然です。現代は都会に住まなくてはならない理由はなくなっているのですが、人間は未だに都会に住みたがるのです。
あらゆる面で不自然なことが、むしろ当然のこと、良いことのように認識されているのです。
私のように田舎で山の中に暮らすことが私にとってはごく自然のことであるのに、現代人には不自然と認識されてしまっているのです。
私のように10階を階段で上り下りすることが私にとってはごく自然のことであるのに、現代人には不自然と認識されてしまっているのです。
私のように冷暖房をしないことが私にとってはごく自然のことであるのに、現代人には不自然と認識されてしまっているのです。

ところで最近昨年から次のような食事に切り替えました。これも私なりの「自然」に戻す取り組みの一つなのであります。
① 玄米食
② パン食は止める
③ 肉や脂の料理は減らす
④ 牛乳なんかもそんなに多くとらない
⑤ 飲料を水中心にする
⑥ 野菜中心
⑦ ご飯の量を少なめにする
⑧ 絶対に間食をしない
⑨ 毎日30分健康体操と朝の散歩と階段の上り下りと歩くことを続ける
⑩ 納豆・豆腐・味噌・海草を毎日とる
⑪ リンゴとヨーグルトを毎朝とる
⑫ 歯を毎日4回きちんと磨く、食べ物をゆっくりよく噛む

面倒くさいと自然から遠ざかろうとしないで、もっと自然に近寄る・自然に親しむことが大事なんですがねー

人生を明るく元気で幸せに生きるために基本的に大事なことは、「自然への回帰」ですよ
何だかんだと難しいことを考えたりわざわざ金と時間をつぶして妙なことをしないことですよ
頭の良い人や金持ちのやることを真似ないことですよ

①こだわりを捨てよ
②つまらん欲望を捨てよ
③足元を観よ
④田舎に暮らし・自然に親しめ
⑤物より心を大切にしろ、心の触れ合いを大切に
⑥つらいとか面倒だとか思うな
⑦機械に頼りすぎるな
⑧質素・倹約・もったいない
⑨当り前こそ素晴らしい
⑩自然から貰い自然に帰せ
⑪ゆっくり・ゆったり・じっくり
⑫権威者の言うことを安易に信じるな


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186.急速にすすむ森の荒廃/禿げ山化:自分に損にならないことは、ニュースにならなくてよいのか?

2009-04-14 07:55:56 | 森の暮らし
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186.自分に損にならないことは、ニュースにならなくてよいのか?
「ミツバチ不足で野菜や果樹ができなくなる」というニュースが流れましたが、都会の人には「一体それがどうしたの?」「何か問題なの?」「ミツバチなんてどうにかなるでしょ」という浅はかな思いだけでしょう。
しかし農家にとっては死活問題なのです。山に暮らしている私のような人間にはその問題のあまりの大きさを実感できます。

そして、農家に打撃ということは、消費者である都会の人の経済にも大きくふりかかってくることを知るのには時間が必要なようです。
「自分に直接の損にならないことは関係ない、どうでもいい」現代はそういうことがあまりにも多いのです。
企業も企業の業績さえよければ社員が首切られるのも正当なこととされるのです、政治も法律もそのような方向に向いているのです。

私は10年山の中で暮らしていますが、2~3年前から山の木が急速に枯れていくことをホームページで報告してきました。
しかし昨年・今年の山は木の枯れ方が半端でなくなっているのです。
今年は冬に雪が少なかったにもかかわらず例年より倒木が増えたのです。高島市周辺の山でも、高い木の真ん中でポッキリ折れている木が山肌に目立ちます

政治家・有識者・マスコミの人、一例にすぎませんが、是非私の住む安曇川長尾にでもお出で下さい、日本中に進む山の木の枯れていくあまりの凄まじさを見て下さい。いつでも案内と説明を致します。

山は管理放棄され、間伐されないので、陽も当たらず、温暖化によってか、虫も増え、木が弱ったこともあって枯れが加速しているのでしょう。
しかし周辺に住む田舎の人もそういう光景を見ても特に問題だからと行動を起こそうとはしない
その理由は次のようなものだと思う。
① 輸入材に依存し、山の木を長い間、使用してこなかった(無用の長物になっている)
② 山の木が枯れても地元の人は直接困らない
③ 高齢化で山を管理する経済力・体力・気力がない
④ 過疎化で山の管理ができない
⑤ 政府も格別すぐに困ることはない、選挙にもあまり関係ない
⑥ 政府や役所への働きかけもない
⑦ 木が枯れても10年も経てば山は再生すると思っている
⑧ 対策しようにも、県も村の役所もお金がない
⑨ 関心が薄いのでマスコミも話題にしても価値がない
⑩ 都会の人も山の実情を知らないし、直接あまり被害者意識はない
⑪ 山へ出入りする山林がなくなっており、放置されて道路も荒れている
⑫ 限界集落など山の森や木以前の問題が解決できなり状況である

したがって多分日本中の管理放棄された森がここ数年木が大量に枯れていくまま放置され話題にもなっていないと思う。
ミツバチなんかもすでに2006年ごろから問題になっていたのですが、今年はもうどうしようもない状況に追い込まれている
昨年までマスコミでもそれほど話題になっていないことが、環境問題に追加してミツバチの問題が食料の自給に暗い影を落としている

日本は島国と言われているが、実は山国である。
その山が例え一時的にしろ全国的に木が枯れ又は立ち枯れたままの状態が続くのは相当に大きな問題ではないのだろうか?
山に長年暮らす私はとしては、大きな問題だと思うのですが、なぜマスコミでも政治でも問題にとりあげていないのだろうか?
① たち枯れた木、立ち枯れ寸前の木が山に増える
② 大量の木が一挙に枯れてしまう
③ 森は大量の枯れ木の倒木で一杯に覆われる
④ 森の保水力が急速かつ大幅に減ってしまう
⑤ 年中高いはずの山の湿度、今後急速に低下し乾燥する
⑥ 弱った木、湿度の低下、強烈な太陽の日射が直接長時間当たるようになり更に状況は悪化する
⑦ 温暖化や山の乾燥によって、更に山の温度が上がる
⑧ 虫が繁殖する
⑨ 虫が、元気な木までを加速度的に食い荒らす
⑩ 山の気温・湿度・寒暖差・暖冬・真夏の高温化などによって生態系が更に崩れる
⑪ 木が枯れると鹿や動物の食料がなくなり更に木の皮やタネなどを食い荒らす
⑫ 木が枯れ、根っこが弱り、保水力もなくなり大雨・台風で地すべりなどが多発し山肌がむき出しになる

ゆっくり進む山の木が枯れる現象も、ミツバチ以上に、そろそろ我慢の限界を超え今後加速度的に進行するように思う
山に10年も暮らしているとその気配がわかるが、地元の人も含めて山に暮らす人は激減している
山で10年暮らしているが、地元の人も役所の人も、政治家も山の見学や調査や聞き込みなんかに来られることはない
山の森の木は自分ではどうしようもない、木々(植物達)は、動物でないから動けない、座して死を待っしかないのである

本来都会の人間である私が、何故か、たまたま山に暮らしていることという理由だけで、一人孤軍奮闘して間伐や清掃をしている
しかしそんな私の努力なんかしれたもの、ご覧なさいここ3~5年日本の山の問題は大きくなりやがて麓の村や町そして都会にも大きく影を落とすことになりはしないのだろうか?
ミツバチも山の木も最初は現地の問題であるがやがて都会の人に大きな重石となって来るがそのときはすでに取り返しがつかないのである。
「大丈夫です20~30年経てば山は元通りになります」というがそれも局地的な出来事の場合はそれでもいいかもしれないが、
ミツバチ問題同様にこれが全国規模で一斉におきると、短期間であっても、自然災害や山の砂漠化みたいなものは都会の人も含めて大きな被害を覚悟しなくてはならいと私は確信するものです。

日本の国は都会だけでできているんじゃない都会の上流に山があることを忘れてはいけません
日本の国は都会だけでできているんじゃない都会の上流に農家が頑張っていることを忘れてはいけません

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