村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

359.夜寝るときにどれだけいろいろ配慮・気配りをしているだろうか?

2014-01-31 10:28:40 | 健康・医療
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい滋賀人生勉強会
村上原基今日の一言

夜寝るときにどれだけ、工夫改善し、あれこれ配慮しているだろうか?
見掛けは「まだお若いです」なんて言われる私でも、夜寝るのも大変な大仕事
「美しい肌は夜作られる」「健康は夜作られる」「発明は夜作られる」と言う
寝ている時間は人間にとって案外大事だが、歳とると逆に多くの障害が発生する

老後は「老化は夜作られる」「病気は夜作られる」「不調は夜作られる」ようになる
若い皆さんも、60歳を過ぎる頃から確実かつ急速に忍び寄って来るから要注意
72歳の私はかなり健康で元気なほうだが、それでも日々老化との戦いが続いている
歴史上類を見ない超高齢化の時代、各自の対処の真剣さ・良し悪しが厳しく試される

・寝ているうちに虫歯が悪化する
・寝ているうちに血流が悪化する
・冷えで身体が弱る
・よく寝られないと免疫低下
・鼻つまりで口呼吸や無呼吸
・枕や布団による首・肩・腰の懲り
・いびき
・歯ぎしりによる歯摩耗
・口中の細菌増加し虫歯や肺病など
・胸痛、心筋梗塞、脳卒中
・大量のダニによる被害
・不規則な就寝による体内時計の狂いによる諸障害
・水分不足、熱中症
・口臭、口内炎

60歳還暦を老人一年生とすれば、まだ12年生の鼻垂れ老人だが、
私の老後の生き方だけでも、すでに分厚い本が出来そうだが、人によって内容はかなり個人差がある
社会で汗まみれで働きづめの長い若い時期より、暇な老後のほうが中味の濃い人生かもしれない

①すぐに寝つけない
②睡眠が浅い
③朝早く目が覚める
④夜間頻尿
⑤喉がかわく
⑥痰がたまる
⑦眼が乾く
⑧皮膚の弾力がなくなり、床ずれ、痛む
⑨腰痛・肩こりで寝られない
⑩冷え・しびれでよく寝られない
⑪枕の部分、頭や首が痛む
⑫鼻の粘膜も乾き鼻詰りで口呼吸になる、口はひどく乾く
⑬内臓や心臓などが不調で寝れない
⑭慢性不眠症
⑮熟睡できず、何度も目が覚める
これ以外に人によっては、病気や寝たきりや貧乏や生きがいなどで老人性鬱病に近い人も多い
どちらにせよ、老後は若い頃の想像を超えるつらい、自分自身との格闘の20年30年なのだ
殆どの人は「歳のせい」にし、いい加減に済ましてしまい老化を加速させてしまう

老人になると寝るのも一苦労になってくる、寝たきり老人なると最悪だ
若い時には全く想像も意識すらもしないが、ある日確実にやって来る
これら大問題を意識することは、若い人に到底無理なことだと思うが
歳をとれば当然のことになり、老化により身体不調は100%誰にも到来する
最近の若者は便利・快適さに慣れ過ぎ老後について安易で無防備だ
しかし
私が観察する限り、現代の若者は、我々世代よりもっと悲惨な老後を迎えるだろう
肉体的にも精神的にも経済的にも弱く、老人鬱病もかなり増加することだろう

老後は無論寝ている時、起きている時も、歩いている時もつらい日々になる
初老期において、早めに寝ることも深く探求し最適化しておくことは大事だ
若い時から努めて、夜はいつまでも合理的かつ快適に寝ないといけない

例えば、現代人は
・自動車に乗ることが多く足腰が弱い
・姿勢が悪い、猫背、背骨曲り
・コンタクトレンズを使用、長く使うと目に悪い
・忍耐、我慢ができない
・暴飲暴食、夜更かし、寝だめ
・インターネットやパソコンに一日中しがみつく
・一年中、空調に当たり放し、陽を浴びない
・掃除、蒲団干しせず、不衛生
・自然に交わらない、特に山とは無縁
・汗かき肉体労働や作業をやらない
・結婚しない、家族関係がない、子供は頼りにならない
・洗濯・掃除・炊事・布団干し・片付けができない
・大工仕事、力仕事、電気工事、修理修繕などがほとんど出来ない・・・等等

そういう身体的にも精神的健康にも望ましくない暮らしを続けるのは大問題だ
若い時には気づかないが、若い時のずさんな健康管理が老人になって仇になる
我々不便で貧しい時代を生き抜いてきた人間でさえ老後は寝ることも大変になる
寝ると言えば、楽なことと考えがちだが、
腰が、足が、肩が、口が、目が、鼻が、内臓が、皮膚が・・・悲鳴を上げるのだ
唾液が出ない、口が渇く、涙が出ない、血液が循環しない、血管は細り・弱る

私が60歳頃から少しづつ積み上げてきた就寝時の対処法を紹介する
もっと良い方法があれば、是非どんどん紹介して戴たいが
現実のとこと、目下このやり方で私自身はやっと快適な睡眠を確保できている
特に老後は私程度に真剣にやらないと、たかが寝ることさえも、つらくなる

早期認識ー早期着手ー早期確立である
特に老後寝る時に目、鼻、口、肌が乾燥しどんどん老化を加速する
まさに木の葉っぱのようだ、放っておくと枯れてしまう
木の様に、木本体より末端の葉っぱから枯れ出し、葉っぱから死んで行く
木の場合、葉っぱは春に又生えてくるが、人間の手足・目鼻や皮膚は毎年再生しない
空調・エアコンは更に悪化させる凶器なのだ
私は冬は夜洗濯し、寝る部屋に洗濯物を干している、乾燥を少しは緩和する

   乾燥 + 汚れ + 劣化 + つまり = 老病死

 ①寝る直前に歯磨き(毎食後も当然磨く)
 ②冬、寝る直前20分前に電気毛布で布団を温める
  ※ちなみに猛暑の夏に空調をつけ放しは厳禁
 ③寝る30分前に足上げ、足腰を中心に軽くストレッチをやる
  かなり冷える場合は、10分の足湯をすることもある
 ④冷え性なので靴下や腹巻や首マフラー、冬はやや厚着する
 ⑤敷き蒲団は綿布団とソフトな敷蒲団の計2枚
 ⑥賭け蒲団は足のほうは折り返し袋状に、
足のほうから冷気が入らないようにする⇒●写真添付

 ⑦枕元にうがい用にペットボトルの水と痰ツボを用意⇒●写真添付

  ※うがいと水飲みは口や喉が渇く人には必須だ
 ⑧飲料用に別途濾過したペットボトルの水を用意(うがい用とサイズを変える)
 ⑨口、喉、鼻が乾かないように私特製のマスクをつける⇒●写真添付

  マスクの紐の一方は上、他方は下を切り二本を結び顔につける
  苦しくない、鼻と口が潤い鼻づまりや口渇きが改善され効果を実感
  花粉症もかなり良くなりますから是非お試し下さい
  ※売っているままのマスクでは、きつ過ぎ息苦しく、跡がつく


 ⑩寝る直前に目薬する、目薬は寝床付近において夜も必要に応じて点眼
 ⑪枕は上向き用に2つ、薄く形状を変えられる枕一つ⇒●写真添付

 ⑫長細い抱き枕一つ
 ⑬寝床で身体全身のストレッチ10~20分、顔のマッサージ、
お腹全体や痛む箇所を揉む
 ⑭朝方、4時~6時半まで、寝ながらラジオを聴く
 ⑮6時50分起床(冬)夏は6時起床
 ⑯寝床にはメモを常備しアイデアが出たら、即書き留める
(寝床では良いアイデアが生まれる) ⇒●写真添付

寝床周辺には必要な器材が多数置いてあるが、テニスボールも指圧に最適な、なくてはならぬ道具だ
 ⑰排尿は尿瓶(使用済牛乳パック利用)夜起き上がって、便所に行くのは危険
  転倒や骨折の原因になるし、目が冴えて眠れなくなってしまい良くない
 ⑱寝る姿でひたすらじっと待つ、そうするといつの間にか寝ている
  ※深刻な考え事をしない
 ⑲布団温度や体温がやや高くなるように、深めに掛け布団をかけて寝る
 ※私は明け方、40°くらいに布団の中の温度を上げて15分くらい維持する
 ⑳タオルケットと掛け布団は軽くて暖かい羽毛布団にする

以上が私の寝る時のポリシーというか理念、方策、ルールだ
写真を見る限り満身創痍・重装備な感じは否めないが、残念ながら、こんなもんなのだ
家の中だし、夜だけだ、まあ見てくれに、拘わってはいられない
今後更に後期高齢化すると、こんなものでは済まないことだろう

私は寝る以外にも清掃、台所、歯磨き、玄関、洗面所、風呂、トイレ、パソコン・・・
等についても、それぞれに自分なりにポリシーいうか理念、方策を定めている
そのためには自分自身の心と身体、身の回り、暮らしをより深く考え直すことだ
日本人というのは、文化を導入するとき自分なりに更にかなり独自の改良を加える
すぐには完成しない、やり始めて改良していると5年10年かかってしまう
それぐらい大変であり奥が深いのだ、しかも自分の感性や資質が試されるのだ

是非暮らしの一つ一つにしっかり気配り、自分なりの創意工夫を生かして欲しい

ルールを作る⇒守る⇒続ける⇒効果を検証する⇒問題があれば是正する
私の例のように問題は何としても、どんな方法を用いても解決、対処することだ
こんなこと嫌だ、そんなこと馬鹿馬鹿しい、面倒だ、恥ずかしい・・・・はもっての外
夜寝るのを誰も見ちゃいない、体裁なんか構わず何でも手当たり次第やってみる
歳とって汚らしくなるのは嫌だが、寝るのは家の中のこと、恥ずかしいこともない
歳とったら歳相応にやること、若さや美しさや元気さは二の次にすることだ

たかが寝ると云っても
人により工夫をしているかどうかは現在も将来も大きな差になってくる
暮らしは寝るだけではないから、その他全面について自分なりに工夫することだ
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358.まず掃除から、まず掃除から学べ、掃除が完璧にできずに何をなせるのか

2014-01-26 09:35:45 | 暮らし
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
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台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
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村上原基今日の一言

第二次大戦後、家もおんぼろ、自動車もなく、食料も着る物も乏しい時代、
私が小さい頃の東京は焼け野原や自然があり、毎朝の掃除は子供がやっていた
母は朝早くから夜遅くまで本当に一日中、想像を超えるほど働きづめだった
当時昭和20年代の道路は土で、草木も多く、葉っぱやごみも散らかってた
今思うと不思議だが毎朝起きると食事前、子供が竹ぼうきで掃除していた

当時、京都も奈良も大阪でもそうだったらしい、日本には掃除の文化があった
無舗装のため家の中も土埃で朝晩母や女中が掃き掃除と拭き掃除をしていた
会社勤め後もエンゼル工業やローム時代、会社で私はせっせと掃除をしていた
毎朝早く出社し掃除していた。ところで古都京都も公共の場は案外汚い
滋賀の山に移住後当初から清掃をやって来て、山もスッカリ綺麗に変わった
私は几帳面ではないと思っているが、普通の人が嫌う掃除が好きだった

世の中には①掃除好き派と②そこそこ掃除派と③掃除嫌い派がいる
①掃除好き派は極めて少ないが、地味で目立たないが、私には共感出来る
掃除が好きとは、おもてなしであり、自分のためだけでなく社交も意識している
汚い・混沌・だらしなさ・不衛生・暮らしにくさに我慢できない自分である

掃除癖は最近70歳になった今も続いており、掃除をしないで放置が出来ない
さすが最近は毎日とはいかないし、一頃より掃除する頻度はかなり減ったが
一方私の子供は掃除をしない、そこで必然的に私が掃除するはめになっている
今の若者は、皆そうかもしれないが、布団は干さない、埃だらけでも平気だ

禅寺などでも掃除は、座禅と同じか、それ以上に重要なものなのだ
確かに禅寺に限らず日本の寺社は少なくとも境内は、ごみ一つ落ちていない
俗世間とはよく言ったもので、我々俗世間の人間は掃除をしない
意外に世界的には珍しいらしい、欧米に行ったことはないが案外汚いらしい

最近は日本の街も必しも綺麗ではない、関西特に大阪はゴミが散乱している
京都も観光地以外はゴミが散乱し、疎水に堂々とゴミを捨てる住民も多い
また周辺の県の山や河川にわざわざゴミ捨てに来る不心得者が絶えない

広い寺には仏様や仏壇飾りが沢山あるが、埃やごみをほとんど見受けない、すごい
我が家程度の狭い家でも、よくよく見るとあちこちにゴミ・埃がある場所が多い
台所・洗面所・トイレ・風呂、水回りの汚れが放置されているのをよく見受ける
嘘だと思うならば意地悪婆さんのように隅々を指で触りながら細かくみることだ

私が最近気づいたことは、掃除しているようで、かなり掃除していないことだ
やり易い場所だけしか掃除していなく、長いこと放たらかしの場所が多い
即ち、「掃除が嫌い・面倒」という気持ちが見え見え、明々白々なのだ
とても偉そうに「掃除してます」「掃除好き」とは言い難いということだ
人間の弱さが見える、まだ幼稚な子供だと指摘されている気がする

最近掃除についても、改めて、より深く考えるようになってきた
①整理(無用なものを減らす)
②整頓(区分しきちんと収納する)
③識別(どこになにがあるか容易にわかる)
④清掃(細部まで徹底して拭き掃除も)
⑤清潔(意外に多い不衛生の除去)
⑥かなり汚い非衛生な水回り(台所・風呂・洗面所・便所)
⑦無用な物であふれた収納場所(押し入れ・箪笥・机・引出)
⑧外回り(庭・ベランダ・玄関の外)
⑨放置しがちな玄関の掃除
⑩放置しがちな寝所の掃除
⑪放置しがちな居間の掃除
⑫面倒な絵画や小物や花・飾りの掃除

テレビでも有名人ですごく完璧な掃除をしている人が紹介される
そういう人は何となく嫌味な小ぽけな人間に見えてしまうのだが
よくよく考えれば、若いのに、そこ迄出来るのは自分よりずーと自立できている
私の幼稚さに気づき、こりゃいかんと京都のマンションを自己流で綺麗にし始めた

そこでの基本を次のようなものにしている
 ①自分でやる
 ②古いものを捨てない
 ③和を取り入れる
 ④現状を大きく変えない
 ⑤無駄な場所・死に場所を放置しない
 ⑥手作り感を出す
 ⑦他人の真似しない
 ⑧動線を良く
 ⑨レイアウト的にも良い
 ⑩お金をかけない  ※数百万円もかけるリフォームは反対、せいぜい数万円で
 ⑪新しいものを買わない
 ⑫落ち着く
 ⑬暮らし易い
 ⑭省エネ
 ⑮面白さ・楽しさ
 ⑯隅々までゴミがない
 ⑰汚れもない
 ⑱不要なものが少ない
 ⑲きちんと余裕のある収納にする
 ⑳来客を考慮、お客の宿泊にも対応する

少し脱線したが、掃除もやってみれば奥が深いが、普通はそこまで到達できない
たかが掃除だとか、清掃オバちゃんを見て軽蔑又は無視する人が多い
最近はマンションの清掃おばちゃんを尊敬の目で見ている自分がいる
日本文化の伝承者であり、禅僧と同じかそれ以上にきつい作業をやっている
暑さ寒さ雨風に関係なく黙々と全館を清掃している、私より数段出来ている

「掃除をしろ」と言われて喜ぶ人なんかいるはずもなく
掃除はこの世の中で一番嫌がられ・軽蔑される存在なんだろう
掃除を嫌う人がほとんどだが、だからこそ掃除をやり続ける意義がある

たかが掃除でも、自分なりに掃除の理念を決め、心を籠めてやることが良い
禅僧の修行は座禅だけだと思う人が多いが、そうではない
座禅ばかりしていたら、人は物を飲み食いしないと当然死んでしまう
それならば座禅と食事と排便と睡眠だけかというと、そうではない
掃除とか薪割とか修繕とか洗濯や炊事やその他多くの作務がある
その中でも掃除、整理整頓清掃清潔は最も大事なものの一つなのだ

昔、店に丁稚に入ったり、新米の職人に入ると、最初何年間は毎日掃除だ
誰も嫌がる仕事は、新米にやらせておけ、ということはあるにはあるが
掃除に耐えられないと早晩落伍する、昔掃除は人としての基本中の基本だった
掃除が出来るから立派になるという保証はないが、重要な必要条件だ、
掃除程度のことが完璧にできない人間は大した人間にはなれないということだ

実は日本の文化は、掃除に始まって掃除に終わると言ってもよいかもしれない
最近、物の片付けにおいて断捨離と言う言葉がよく用いられるようになった
掃除=断捨離であり、断捨離=整理・整頓・清掃・清潔・識別なのだ

私も案外掃除を続けてきた一人だが、最近やっと掃除の奥深さが分かってきた
言い変えると人間の弱さ・至らなさを掃除を通じて思い知らされる
最近では、掃除をやる習慣を身につけさすことが物事の始まりだと思っている

ところで、問題を抱え、あれこれやっても解決できない人を私は支援している
まず云うことは「半年かけて自分の家を隅々まで完璧に掃除しろ」である
それ以外にも頼むべきことはあるが、沢山言っても出来こないのは明らかだが

掃除以外に、もう幾つかお願いしていることは
禁煙・節酒・節食・早寝早起きである、これらを半年やってから
はじめて、悩める問題の解決支援をする、禅寺の入門と同じようにしている
いきなり支援をしてあげるとどうなると思いますか、多分問題解決できない
問題解決は原因究明と対策に過ぎないが、肝心なことは本人の素質素養である
意志の弱い人間・決めたことが続けられない人間には、問題解決は出来ない

問題解決がうまくいかない理由は一体何なのだろう?
いかなる問題も必ず解決する、解決できない理由は
①解決しようとする意志がない②解決を始めない③解決が続かない
占い・医者・宗教・賭け事・酒・麻薬・嘘・誤魔化しに依存し、解決を誤魔化す
一口で言ってしまえば、意志の弱さと徹底して断捨離をできないことだ
掃除は毎日やらなくてはならない、つまらん事でもやり続ける強い意志が必要だ

同様に私は支援を願い出た人に次の要素の大切さを強調している

きっかけ+弱さの自覚+素養・素質+意識改革+継続+支援

この要素のどれかが欠けても問題解決は成功しない

またまた話しが少し飛んで恐縮だが
日本昔話しも、しみじみ味わってみると、奥が深い、舌きり雀・桃太郎・・・
例えば花咲か爺、そのはじめの部分は次のような内容

真面目で正直・心優しい老夫婦が、川で一匹の白い仔犬を拾い
わが子同然にかわいがって育てる。
あるとき犬は裏の畑の土を掘りながら「ここ掘れワンワン」と鳴き始める。
驚いた老人が鍬で畑を掘ったところ、金貨(大判・小判)が掘り出される。

という話だが次のそれぞれを自分や現代社会に置き換えてその深さを味わって欲しい
こういう何ともないようなお伽ぎ話の深さが理解できないようでは何も始まらない
・真面目な優しい人間=?やはりいつの時代も真面目で真摯なことが大事
・川で拾った犬=?些細なことでも、きっかけをつかめ
・かわいがる=?そういう芽を大事に育てること
・裏の畑=?表ではなく裏にこそなにかが隠れている
・犬がここ掘れ=?人間ではなく、犬畜生が言ったことさえ採り入れてみる
・鋤で=?やはり道具なり方策をきちんと用いることは大事、手では深く掘れない
・掘ったなら=?馬鹿馬鹿しいと頭ごなしにせず、とにかく掘ってみる
・大判小判がざくざく=?素晴らしい結果や幸福がもたらされる


掃除に当てはめてみると
馬鹿にせずに真面目にきちんとやり続けると長い間には何か大きな得るものがある
ということになる
自分の弱さの自覚は大切であって、掃除さえ完璧にできない自分を反省すべきなのだ
そこに自分の弱さ、駄目さが隠れている、悲しいかな弱さとは人間本来の姿なのだ
人間と言うのは、強がりを見せようとするが「弱い」ものだ、弱さの塊なのだ

嘘だと思うのならば、一か月でよいから完璧な掃除をしてみて欲しい
昔の丁稚でさえも嫌々ながら、掃除を3年も5年も必死に続けたのだ
些細な日常の事をやり続ける凄さと自分の弱さを認識しないといけないのだ
また掃除から多くの基本的なことを学び取らなければならないのだ

お金かけて、つまらん旅行やグルメや遊びなんかするんだったら掃除をせい
掃除に人生を発見しろ、掃除の奥深さを知れ、掃除で自分を強くしてみろなのだ
掃除塾・掃除訓練なんてのがあってもいいかもしれない

私が迷って未だに出来ていないことは衣服やこまごました物が捨てられないこと
過去、すでにかなり捨てて来たが、ほとんど使わないのに捨てられない
まだまだ掃除さえが満足に出来ない私なのであります
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357.巨大災害のしっかりとした想定及び予防と準備は万全か

2014-01-15 09:09:20 | 防災
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
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村上原基今日の一言

最近は東北の巨大震災や巨大洪水などとんでもない自然災害が多発している
滋賀県安曇川や京都の北部では2013年夏かつて無いとんでもない集中豪雨だった
京都嵐山の旅館や店は大打撃、琵琶湖周辺の畑や別荘も大半が冠水したとか
安曇川でも畑が冠水し、山からは大量の水が滝のように流れ、
その恐怖は生まれてこのかた、尋常でなかったそうだ


田舎では、最近、新米や果実や農機具や蜜蜂が盗まれる、今までなかったことだ
日本の農村では、一般に、全てについて、予防らしい予防はあまりしていない
熱帯地域の人が自然に恵まれ、イージーな暮らしで貧困に苦しんでいるが
先進国も平和・裕福・便利さ・保護によって予防や準備がひどく甘くなっている
鍵もかけずに開けっ放しの家が多い、倉庫も鍵はかけない農機具もほったらかし
超高齢化で多くの老人が「まさかこんなに長生きするとは思はなかった」と言う

私も京都のマンションがバリアフリーでなく致命的欠陥で今になって困っている
最近‌になって別に狭いマンションの一階を購入するはめになった、まさに想定外

老後を想定しない家をよく見受けるが、60歳くらいで大問題に気付くはずだ

大災害直後、聞かれるのが「生まれてから今までこんな事はじめて」「想定外」
「健康・健康」と言うのもよいが、健康な人が大病をしないのではない、むしろ
健康に自信のある人ほど突然とんでもない大病・難病にかかり急死する
「油断大敵、火がぼうぼう、家流され、放射能で家離れ、高齢化で寝たきり」

・長く業績の良い会社
・日の出の勢いの国家
・出世街道まっしぐらでずーっと順調な人
・美人で若い時から、もてまくる女性や男性
・人気爆発の俳優やミュージシャンや漫才師
松下電器・ソニー・シャープ・・・日本・・・
なんて、順調なものほど、順調が続いたものほど、実はすごく危険なのだ
何故かというと、甘くなる・注意しなくなる・予防や備えをしなくなる
「私はいつも不幸」なんて人のほうが、小さいけれど、案外幸福を手にしている

「これ迄も、今も何もないから、順調だから」大丈夫ではないのだ
痛みや悩みや苦しみというのは、警告を発してくれている有難き恩人なのだ

・業績の悪く必死に頑張っている会社
・地味でそこそこ紛争があり奮闘している国家
・あまり出世せず一生懸命頑張っている人
・並みの女性でいろいろ努力している女性
・病気がちで元気なく、なかなか治らず病気と付き合っている人
のほうが良いのだ、彼等は謙虚・創意・工夫・改善・努力家だ
膨大な借金を始め、満身創痍の日本は、ある意味、健全かもしれない
獣は、絶対に油断しない、油断したらすぐに命がなくなる

でも人間というのは平和や優良や出世や美人や健康を求め、そして
一旦手に入れると、いつしか傲慢になり、油断が始まり、油断が定着し
「想定外でした」「まさか」「なぜ私に」に、ある日遭遇することになる
その出会いは阪神や東北大震災のように突如であり衝撃的・壊滅的だ

・1)想定外だと言う人はまだ立派なほうだ
 「想定外」と言うからには、かなり想定していたということだが本当だろうか?
・2)想定しているとは程遠いいい加減な人が多い
・3)更に全く想定していない人がほとんどだ
よくあるのが
・避難袋・避難先決定・非常食準備・火を消す・ドア開ける
なんて程度で誤魔化し、ひどくお粗末で良しとする人が圧倒的なことだ
耐震化・災害以後の暮らし、雨露しのぐ算段、倒壊・焼けた家の再興は・・・

地震の規模、火災の可能性・倒壊の可能性・液状化の可能性・水がどうなる
・ガスがどうなる・防寒は・寝る場所は・雨露しのぐ場所は・炊事は・帰宅は
食糧は・寒さ対策は・お金は・病人は・病院・薬は・乳児は・トイレは・・
それぞれ細かく想定しているだろうか?

「想定外でした」なんて真っ赤な嘘・誤魔化し、ろくに想定してないのだ
東京電力もしかり、東北の海沿いの鉄道道路住人もしかり、
企業もしかり、ガソリン確保もしかり、原発しかり、・・・・
想定無なのである、万一かなり想定したとしても、大した予防はしてない
私の周囲の人でも、再三再四「想定しろ」と言っても何故か全くしない人ばかり
想定しないのだから予防も準備もいい加減・思いつき・受け売り的なものだ

東京の巨大地震の場合、単に日本国内の問題だけでは済まなくなる、そのとき
世界はどう見て、どう対応してくるかも想定しておかないといけない
今すぐに考えておかないと手遅れになってしまう、「いつですか?}「今すぐです」
昔のように日本と世界は完全につながっている、単なる関東大震災では済まない
大震災それ自身も大きな問題だが、日本全体や世界に与える影響は計り知れない

ちなみに必しも完璧ではないが、私は、次のような基本理念で以前から対処済みだ
 ①海・川・水の傍は住まない
 ②東京・大阪・名古屋など大都会は住まない
 ③埋立地や元沼地などは住まない
 ④自分流で日々、地震予測する
人生勉強会 大地震予知
 ⑤ペットボトルやタンクで水を確保
 ⑥缶詰め米確保
 ⑦京都の自宅以外に滋賀にも別荘
 ⑧その別荘はログハウス(倒壊しない)
 ⑨更に小さな安いマンションをもう一軒確保
 ⑩滋賀はプロパンガスと薪豊富
 ⑪滋賀は水道以外に当然自然水も豊富
 ⑫火災保険、地震保険加入
 ⑬倒壊防止、落下防止
 ⑭東京の大震災で円暴落に備え金融資産分散
 ⑮テントを確保
 ⑯電動大工道具や土木道具は一式確保
 ⑰高層ビルは避ける(凄まじい揺れ・避難困難)
 ⑱木造家屋及び木造家屋密集地域は避ける
 ⑲危ない建物の傍には住まない
 ⑳独自の格安バイオトイレ確保
  (ほんの一部しか出してない、山のようにあるが省略する)

管理の分野では、監視・測定・点検・ルール化・予防処置が大事とされている
しかし予防処置の中身を意外に知らないし、当然のことだが実行していない
ただただ面倒なのだ、近い内に起こると決まっていればすぐにでも動くのだが

一口に予防と言ってもその内容はいろいろだし多岐にわたっているのだが
病気や巨大地震や津波や大洪水などを想定して次の方法を考えて欲しい
さて健康・災害・資産について完璧な予防が出来ているだろうか?
例えば病気についても
  歩く・運動・野菜食・早寝早起き・暴飲暴食しない・禁酒禁煙・健康保険・
  定期健診・油控え目・良い生活習慣・ストレッチ・毎食後と就寝前歯磨き・身体計測
  ・入浴・ストレス解消・規則的暮らし・事故防止・安全運転・早期治療・・・・・・
などと多彩だし、その予防方法も多岐にわたる

予防には、主に次のようなものがある
まず大きくは
1.予防処置(災害などが起きても被害が出ないようにする)
2.緩和処置(災害などが起き被害があっても最少にするようにしておく)
3.非常時対応の準備(いざ災害などが起きたら迅速に対処できるように準備しておく)

具体的にまとめてみると、予防や緩和や対応処置としていろいろあるのだ
 ①強化・補強・余裕
 ②冗長・二重三重
 ③馬鹿除け
 ④予防処置・再発防止
 ⑤緩和処置
 ⑥規則化・マニュアル化
 ⑦補助・保護
 ⑧予防保全・定期事前取替え
 ⑨点検チェック・チェックリスト
 ⑩監視測定警報
 ⑪定期検査
 ⑫保険
 ⑬非難先確保
 ⑭非常持ち出し、備蓄、機材準備
 ⑮確認・指差呼称・復唱
 ⑯分散・バランス
 ⑰予知予測
 ⑱手入れ・調整
 ⑲整理整頓清掃清潔
 ⑳危険を遠ざける、排除、改善

しかし予防方法はあまりに沢山あり全部を紹介しきれない
巷の家や店や機器のあちこちに予防の対策がいろいろ仕込まれている
街を歩くときに、
どこにどんな予防処置が組み込まれているかをチェックし学ぶのも楽しい
一例に過ぎないがあげておこう
・予防接種
・免疫
・筋かい
・免震装置
・自動停止
・警報器
・避難、消防訓練
・健康診断
・色表示
・両手スイッチ(プレス機械など)
・自動車の2系統ブレーキ
・防護壁・防火壁
・地震保険
・感熱感気器
・浮き輪・救命胴着
・耐震化
・飛行機や自動車の定期検査・修理
・都会の地下の大規模貯水槽
・地震予知計測器
・崖下や川の付近やガソリンタンク付近から引っ越し
・土嚢
・耐火構造
・自動停止装置
・防災規則・防災マニュアル
・資産分散投資
・ヘルメット
・発電機
・バイオトイレ
・海上輸送
・テントや寝袋準備
・非常食・非常飲料水
・準備段取り・・・・・・・・・・・・・・・・・
幾ら挙げてもきりがないが、要するにいろいろな予防処置方法がある
いろいろ二重・三重・四重に、これでもかとばかり、やっておくべきだ
今回の巨大津波でも、一つか二重の予防しかされていなかった
大した根拠や裏付けもなく、それで万全と考えていた
巨大防波堤だけでなんとかなるではなく
 ①巨大防波堤
 ②コンクリート住宅(海に近い場所)
 ③高台の家
 ④巨大地震予知
 ⑤津波に強い構造の家
 ⑥全く違う地域の別住宅確保
 ⑦早期避難
 ⑧避難場所
 ⑨避難ルール
 ⑩避難手段・方法
 ⑪地震予想して数日前に早期警戒と避難
 ⑫地震保険
など自分なりでもいいから、最低限きめ細かく予防や準備をしておきべきだ

もっと予防処置について勉強し実践することだ
万一想定外でも大丈夫にしておかなければならない
想定外が三つ四つ五つ三つ来ても大丈夫にしておくべきなのだ

地震国家日本で、家の耐震化してない家が沢山ある
私に言わせれば耐震化は当たり前で、それだけでは駄目だということだ
そんな人は「想定外でした」をいつか必ず100%口にするはずだ

例えば私も巨大地震については、次の基本的なことを予防している
 ①京都の比較的安全な場所住む
 ②海や川に近い場所には住まない
 ③コンクリート住宅3階以上(耐震化)
 ④巨大地震予知(地震実績分析・地震雲など)
 ⑤倒壊防止
 ⑥早期避難
 ⑦避難場所、滋賀県安曇川にログハウス
  京都にも更に一軒ワンルームマンション1階
 ⑧バール、テント、シュラフなどを準備
 ⑨独自の簡易村上バイオトイレ確保
 ⑩地震保険
 ⑪非常食・飲料水
 ⑫円資産の分散
まあかくのごとく何事も一つも予防していないとか、一つだけというのは全く駄目
「想定外」なんて言わないように、十分想定しても100%大丈夫ではない
想定する⇒更に想定する⇒予防・準備する⇒それで良しとせず⇒更に予防・準備
これで良い・完璧だと言う想定なり、予防・準備はないのだ

ことほど左様に平和ぼけで先を読まない、平和必しも人類にとって最善ではないのだ
江戸時代末期の農村改革者、幕府の御普請役挌に登用された二宮尊徳(金次郎)曰く
 ①大農は草を見ずに草を刈る、中農は草を見て草を刈る、小農は草を見ても草を刈らず
 ②貧富の分かれ道「遠きを図る者は富み、近くを図る者は貧す」
コメント
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