村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

79.知ることがいいとは限らない

2007-02-26 09:34:39 | 人生
『知性や教養が邪魔する』という言葉がありますが、生やさしいものでなく、現実は、大いに邪魔しているんです。『知性や教養は確実に自分を蝕む』一面をもっているものなんです。それにいつ迄も気づかないと貴方は地獄に落ちるのです。

  「人は知れば知るだけ賢くなると思い込んでいる
   ところが人は知れば知るほど馬鹿になるものだ
   なまじ、少しばかり知るくらいならば
   何も知らないほうが、よっぽど良かったに違いないのだが
   知るとは一体なんなのだろう
   いくら多くを知ったとしても、わかることにはほど遠いのだ
   知るということを知った・知っていると間違う
   人はなまじ知ることによって遠回りしてしまうのだ
   そして多くの人は肝心なもを知ることなくあの世へ旅立つ」
  ----------------------------
   人は日々学び・これでもかこれでもかと知り続ける
   それは良いことであるには違いない
   食事と同じで、生きるために必要であることは間違いない
   しかしである、良いからと言って過ぎたるは及ばざるが如し
   食べ過ぎると肥満になり、ついに病気へと進むのと似ている

   食事と同様に考えてみると、知るということも

   ①必要な時に・要なものを・必要なだけを知ること
   ②必要以上に知識をほうばらないこと
   ③知識に偏重しないこと
   ④知識はわかることが目的であること
   ⑤自分の知識を疑ってみること
   ⑥録でない知識は整理し、知識の質を高める
   ⑦なんでもかんでも知ればいいという考えを改める
   ⑧知らない人はもっと知れ
   ⑨過剰に知っている人は、むしろ減らせ
   ⑩人間は生まれて以来頭に刷り込まれた知識がありそれが邪魔しているものだ
   ⑪知識以前に人間としてあるべき姿をまず描け
   ⑫知識が人間のあるべき姿への前進に役立つことが重要だ

知識も食事も生きるために大事なことには違いないが、肝心なことは、そのとり方・使いかたである。
物事万事がなんとなくやっていると過食になりただただ肥満になり、病気に役立つだけとなる。
食事も選んで食べ・噛み砕き・消化し・きっちり吸収することが大事です。
知識も同様です。選らんで知り・考え・理解し・きっちり身につけて実践することが大事です。
http://www.meico.org/zayuunomei.html
http://www.meico.org/p14.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする