村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

330.田舎や山の暮らしは都会からの一時的な避難でも一時的な癒しでもない

2013-06-11 09:23:48 | 人生
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

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今70歳の私が田舎、山にひっそり暮し始めたのが56歳のとき
当時はこてこての都会人でしたが、とりあえずなぜか山暮らしを始めたのです
当初は山にも山の暮らし方にも容易に溶け込めませんでしたね
都会人は、多分誰もそうでしょう

当初は経営コンサルタントを自営し多忙でしたので
都会暮らしが中心でしたし、山暮らしが板についていなかったですね
でも幸か不幸か仕事が少しづつ減ってきました
ISO14001の取得企業が増加に普及率がピークになってきたのです

そこで嫌でも山暮らしが多くなってきました
そして65歳以降は、ほとんど山暮らしという形が見えてきました
そういう意味で私は山暮らしに馴染む非常に上手く行ったケースなんでしょう
普通の人はこうはいきませんで、大多数が都会暮らしの一部で終わっているのです

立派なログハウスをお持ちなのに、田舎暮らしでなく、田舎旅行・田舎観光なんです
京都に来る観光者みたいなもので本当の京都なんか理解できっこないのです

毎週週末に田舎に行く、そして、やがて、月一になり
3か月に一度になってしまう人がほとんどです
また田舎、山でも矢鱈に都会的なものに固執します

山に住んだら私のように、徹底して田舎・山・自然な暮らしに溶け込むべきです
山とか田舎は、自然の生き方を取り戻す有効な手段なんです
都会で宗教をやったり、沢山の難しい本を読んでも、染みついた不自然な生き方は落ちません
私のように、幸い山の暮らしに徐々に馴染んだ者のみに、自然な生き方を取り戻せるのです

まあ何でもそうですが、本や知識だけで自然の生き方なんか理解できませんよ
都会の人工的な暮らしに埋没していて、自然の生き方を論じることは
京都に長年暮らしたことがない人が京都を語るようなもんです

自然というのは私の体験では深いものであり、根源的なものです
今や地元の農家の人も自然を忘れかけています
否、むしろ積極的に都会的な不自然さを貪欲に取り入れているほどです
ちょうど戦後日本が西欧文化をどんどん取り入れて日本的な生き方を喪失したように
もやは日本人に日本人を期待するのは困難です

同様に自然の生き物の一つである人間も自然を期待することは困難になっているのです
ところが、自然を忘れた人間は歌を忘れたカナリヤのように「後ろの山に捨てられる」
いえいえ、それはなりません
山に暮らしましょうそして、自然な生き方、人間本来の生き方を取り戻しましょう

でも私の体験から申し上げるとまず現代の都会人が自然の生き方を取り戻すのは
相当大きな変化でも来ないと無理でしょうかね
まあ当面は山国日本の一人とし、て山でひっそり暮して自然を深く味わいます

写真は夏に太陽光を利用して行水している風景です
50mのホースに水をため温まったお湯をシャワーで出します
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