村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

357.巨大災害のしっかりとした想定及び予防と準備は万全か

2014-01-15 09:09:20 | 防災
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい滋賀人生勉強会
村上原基今日の一言

最近は東北の巨大震災や巨大洪水などとんでもない自然災害が多発している
滋賀県安曇川や京都の北部では2013年夏かつて無いとんでもない集中豪雨だった
京都嵐山の旅館や店は大打撃、琵琶湖周辺の畑や別荘も大半が冠水したとか
安曇川でも畑が冠水し、山からは大量の水が滝のように流れ、
その恐怖は生まれてこのかた、尋常でなかったそうだ


田舎では、最近、新米や果実や農機具や蜜蜂が盗まれる、今までなかったことだ
日本の農村では、一般に、全てについて、予防らしい予防はあまりしていない
熱帯地域の人が自然に恵まれ、イージーな暮らしで貧困に苦しんでいるが
先進国も平和・裕福・便利さ・保護によって予防や準備がひどく甘くなっている
鍵もかけずに開けっ放しの家が多い、倉庫も鍵はかけない農機具もほったらかし
超高齢化で多くの老人が「まさかこんなに長生きするとは思はなかった」と言う

私も京都のマンションがバリアフリーでなく致命的欠陥で今になって困っている
最近‌になって別に狭いマンションの一階を購入するはめになった、まさに想定外

老後を想定しない家をよく見受けるが、60歳くらいで大問題に気付くはずだ

大災害直後、聞かれるのが「生まれてから今までこんな事はじめて」「想定外」
「健康・健康」と言うのもよいが、健康な人が大病をしないのではない、むしろ
健康に自信のある人ほど突然とんでもない大病・難病にかかり急死する
「油断大敵、火がぼうぼう、家流され、放射能で家離れ、高齢化で寝たきり」

・長く業績の良い会社
・日の出の勢いの国家
・出世街道まっしぐらでずーっと順調な人
・美人で若い時から、もてまくる女性や男性
・人気爆発の俳優やミュージシャンや漫才師
松下電器・ソニー・シャープ・・・日本・・・
なんて、順調なものほど、順調が続いたものほど、実はすごく危険なのだ
何故かというと、甘くなる・注意しなくなる・予防や備えをしなくなる
「私はいつも不幸」なんて人のほうが、小さいけれど、案外幸福を手にしている

「これ迄も、今も何もないから、順調だから」大丈夫ではないのだ
痛みや悩みや苦しみというのは、警告を発してくれている有難き恩人なのだ

・業績の悪く必死に頑張っている会社
・地味でそこそこ紛争があり奮闘している国家
・あまり出世せず一生懸命頑張っている人
・並みの女性でいろいろ努力している女性
・病気がちで元気なく、なかなか治らず病気と付き合っている人
のほうが良いのだ、彼等は謙虚・創意・工夫・改善・努力家だ
膨大な借金を始め、満身創痍の日本は、ある意味、健全かもしれない
獣は、絶対に油断しない、油断したらすぐに命がなくなる

でも人間というのは平和や優良や出世や美人や健康を求め、そして
一旦手に入れると、いつしか傲慢になり、油断が始まり、油断が定着し
「想定外でした」「まさか」「なぜ私に」に、ある日遭遇することになる
その出会いは阪神や東北大震災のように突如であり衝撃的・壊滅的だ

・1)想定外だと言う人はまだ立派なほうだ
 「想定外」と言うからには、かなり想定していたということだが本当だろうか?
・2)想定しているとは程遠いいい加減な人が多い
・3)更に全く想定していない人がほとんどだ
よくあるのが
・避難袋・避難先決定・非常食準備・火を消す・ドア開ける
なんて程度で誤魔化し、ひどくお粗末で良しとする人が圧倒的なことだ
耐震化・災害以後の暮らし、雨露しのぐ算段、倒壊・焼けた家の再興は・・・

地震の規模、火災の可能性・倒壊の可能性・液状化の可能性・水がどうなる
・ガスがどうなる・防寒は・寝る場所は・雨露しのぐ場所は・炊事は・帰宅は
食糧は・寒さ対策は・お金は・病人は・病院・薬は・乳児は・トイレは・・
それぞれ細かく想定しているだろうか?

「想定外でした」なんて真っ赤な嘘・誤魔化し、ろくに想定してないのだ
東京電力もしかり、東北の海沿いの鉄道道路住人もしかり、
企業もしかり、ガソリン確保もしかり、原発しかり、・・・・
想定無なのである、万一かなり想定したとしても、大した予防はしてない
私の周囲の人でも、再三再四「想定しろ」と言っても何故か全くしない人ばかり
想定しないのだから予防も準備もいい加減・思いつき・受け売り的なものだ

東京の巨大地震の場合、単に日本国内の問題だけでは済まなくなる、そのとき
世界はどう見て、どう対応してくるかも想定しておかないといけない
今すぐに考えておかないと手遅れになってしまう、「いつですか?}「今すぐです」
昔のように日本と世界は完全につながっている、単なる関東大震災では済まない
大震災それ自身も大きな問題だが、日本全体や世界に与える影響は計り知れない

ちなみに必しも完璧ではないが、私は、次のような基本理念で以前から対処済みだ
 ①海・川・水の傍は住まない
 ②東京・大阪・名古屋など大都会は住まない
 ③埋立地や元沼地などは住まない
 ④自分流で日々、地震予測する
人生勉強会 大地震予知
 ⑤ペットボトルやタンクで水を確保
 ⑥缶詰め米確保
 ⑦京都の自宅以外に滋賀にも別荘
 ⑧その別荘はログハウス(倒壊しない)
 ⑨更に小さな安いマンションをもう一軒確保
 ⑩滋賀はプロパンガスと薪豊富
 ⑪滋賀は水道以外に当然自然水も豊富
 ⑫火災保険、地震保険加入
 ⑬倒壊防止、落下防止
 ⑭東京の大震災で円暴落に備え金融資産分散
 ⑮テントを確保
 ⑯電動大工道具や土木道具は一式確保
 ⑰高層ビルは避ける(凄まじい揺れ・避難困難)
 ⑱木造家屋及び木造家屋密集地域は避ける
 ⑲危ない建物の傍には住まない
 ⑳独自の格安バイオトイレ確保
  (ほんの一部しか出してない、山のようにあるが省略する)

管理の分野では、監視・測定・点検・ルール化・予防処置が大事とされている
しかし予防処置の中身を意外に知らないし、当然のことだが実行していない
ただただ面倒なのだ、近い内に起こると決まっていればすぐにでも動くのだが

一口に予防と言ってもその内容はいろいろだし多岐にわたっているのだが
病気や巨大地震や津波や大洪水などを想定して次の方法を考えて欲しい
さて健康・災害・資産について完璧な予防が出来ているだろうか?
例えば病気についても
  歩く・運動・野菜食・早寝早起き・暴飲暴食しない・禁酒禁煙・健康保険・
  定期健診・油控え目・良い生活習慣・ストレッチ・毎食後と就寝前歯磨き・身体計測
  ・入浴・ストレス解消・規則的暮らし・事故防止・安全運転・早期治療・・・・・・
などと多彩だし、その予防方法も多岐にわたる

予防には、主に次のようなものがある
まず大きくは
1.予防処置(災害などが起きても被害が出ないようにする)
2.緩和処置(災害などが起き被害があっても最少にするようにしておく)
3.非常時対応の準備(いざ災害などが起きたら迅速に対処できるように準備しておく)

具体的にまとめてみると、予防や緩和や対応処置としていろいろあるのだ
 ①強化・補強・余裕
 ②冗長・二重三重
 ③馬鹿除け
 ④予防処置・再発防止
 ⑤緩和処置
 ⑥規則化・マニュアル化
 ⑦補助・保護
 ⑧予防保全・定期事前取替え
 ⑨点検チェック・チェックリスト
 ⑩監視測定警報
 ⑪定期検査
 ⑫保険
 ⑬非難先確保
 ⑭非常持ち出し、備蓄、機材準備
 ⑮確認・指差呼称・復唱
 ⑯分散・バランス
 ⑰予知予測
 ⑱手入れ・調整
 ⑲整理整頓清掃清潔
 ⑳危険を遠ざける、排除、改善

しかし予防方法はあまりに沢山あり全部を紹介しきれない
巷の家や店や機器のあちこちに予防の対策がいろいろ仕込まれている
街を歩くときに、
どこにどんな予防処置が組み込まれているかをチェックし学ぶのも楽しい
一例に過ぎないがあげておこう
・予防接種
・免疫
・筋かい
・免震装置
・自動停止
・警報器
・避難、消防訓練
・健康診断
・色表示
・両手スイッチ(プレス機械など)
・自動車の2系統ブレーキ
・防護壁・防火壁
・地震保険
・感熱感気器
・浮き輪・救命胴着
・耐震化
・飛行機や自動車の定期検査・修理
・都会の地下の大規模貯水槽
・地震予知計測器
・崖下や川の付近やガソリンタンク付近から引っ越し
・土嚢
・耐火構造
・自動停止装置
・防災規則・防災マニュアル
・資産分散投資
・ヘルメット
・発電機
・バイオトイレ
・海上輸送
・テントや寝袋準備
・非常食・非常飲料水
・準備段取り・・・・・・・・・・・・・・・・・
幾ら挙げてもきりがないが、要するにいろいろな予防処置方法がある
いろいろ二重・三重・四重に、これでもかとばかり、やっておくべきだ
今回の巨大津波でも、一つか二重の予防しかされていなかった
大した根拠や裏付けもなく、それで万全と考えていた
巨大防波堤だけでなんとかなるではなく
 ①巨大防波堤
 ②コンクリート住宅(海に近い場所)
 ③高台の家
 ④巨大地震予知
 ⑤津波に強い構造の家
 ⑥全く違う地域の別住宅確保
 ⑦早期避難
 ⑧避難場所
 ⑨避難ルール
 ⑩避難手段・方法
 ⑪地震予想して数日前に早期警戒と避難
 ⑫地震保険
など自分なりでもいいから、最低限きめ細かく予防や準備をしておきべきだ

もっと予防処置について勉強し実践することだ
万一想定外でも大丈夫にしておかなければならない
想定外が三つ四つ五つ三つ来ても大丈夫にしておくべきなのだ

地震国家日本で、家の耐震化してない家が沢山ある
私に言わせれば耐震化は当たり前で、それだけでは駄目だということだ
そんな人は「想定外でした」をいつか必ず100%口にするはずだ

例えば私も巨大地震については、次の基本的なことを予防している
 ①京都の比較的安全な場所住む
 ②海や川に近い場所には住まない
 ③コンクリート住宅3階以上(耐震化)
 ④巨大地震予知(地震実績分析・地震雲など)
 ⑤倒壊防止
 ⑥早期避難
 ⑦避難場所、滋賀県安曇川にログハウス
  京都にも更に一軒ワンルームマンション1階
 ⑧バール、テント、シュラフなどを準備
 ⑨独自の簡易村上バイオトイレ確保
 ⑩地震保険
 ⑪非常食・飲料水
 ⑫円資産の分散
まあかくのごとく何事も一つも予防していないとか、一つだけというのは全く駄目
「想定外」なんて言わないように、十分想定しても100%大丈夫ではない
想定する⇒更に想定する⇒予防・準備する⇒それで良しとせず⇒更に予防・準備
これで良い・完璧だと言う想定なり、予防・準備はないのだ

ことほど左様に平和ぼけで先を読まない、平和必しも人類にとって最善ではないのだ
江戸時代末期の農村改革者、幕府の御普請役挌に登用された二宮尊徳(金次郎)曰く
 ①大農は草を見ずに草を刈る、中農は草を見て草を刈る、小農は草を見ても草を刈らず
 ②貧富の分かれ道「遠きを図る者は富み、近くを図る者は貧す」
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