日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

売れてます!米粉製品

2018-01-09 07:00:00 | 経済フロントライン

12月2日 経済フロントライン


12月1日
日本の食品の輸出を増やそうと重点を置く7つの品目が決まった。
その1つが米粉。
日本の主食 米。
これを挽いて作るのが米粉である。
秋田県大潟村にある米の生産者で作る会社。
この会社では50種類の米粉製品を生産している。
去年売り上げが大きく伸び
海外からの注文も増えたという。
(大潟村あきたこまち生産協会 涌井徹社長)
「マーケットは世界に無限にあるということ。
 日本の米作り農家は最大のチャンスの時期を迎えている。」
売り上げが増えたのは“グルテンフリー”という言葉を打ち出したのがきっかえだった。
グルテンフリーとは
小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が入っていない食品のことである。
欧米ではダイエットなどで人気が高まっている。
プロテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手が食事に取り入れたことで
日本でも広く知られることになった。
都内にあるイタリア料理店。
この店では9年前から米粉を使ったグルテンフリーの料理を出している。
店内で製麺する自家製の生パスタは米粉と水だけで作られている。
小麦に比べて水分が多くもっちりとしたパスタ
米粉のペペロンチーノ。
米粉のグラタンはマカロニやホワイトソースが米粉でできている。
グルテンフリーの人気が高まるなか
売り上げが前の年と比べ10%以上伸びたという。
(米粉パスタの専門店 引間みずき店長)
「“グルテンフリー最近はやっているよね”
 “ゆるいグルテンフリー始めた”という人が周りに増えてきたという実感もあります。
 お客さんもやっぱり気にして。」
政府が設立したJFOODOは
世界で広がるグルテンフリーフードをにらみ
7品目に米粉を入れた。
今後アメリカとフランスで試食会をするなどして
米粉の輸出拡大を後押しすることにしている。
(JFOODO 大泉祐樹事務局長)
「世界の小麦粉市場は日本の米の国内需要の100倍くらいの規模。
 1%だけでも日本産の米粉が代替できれば
 日本もハッピー
 世界もハッピーになればいい。」


コメント