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スポーツウェア市場が熱い!

2019-02-09 07:00:00 | 報道/ニュース

1月25日 おはよう日本



ファーストリテイリングが開いた記者会見。
来年の東京オリンピック・パラリンピックで
ユニクロがスウェーデンの選手団の公式ウェアを手掛けることになった。
(ファーストリテイリング 柳井正 会長兼社長)
「スウェーデンオリンピック委員会から光栄なオファーを受けて
 大変うれしく思います。」
(スウェーデンオリンピック委員会 ピーター・レイネボ CEO)
「これはオリンピックの素晴らしいパートナーシップだ。
 ユニクロの品質・革新性・接続可能性に着目して採用した。」
この契約獲得
ファーストリテイリングにとって大きな意味がある。
スウェーデンといえば
世界第2位のブランド H&M発祥の国。
これまで公式ウェアを受注してきたのはH&Mだったが
そのライバルの牙城を崩した。
ユニクロとしてはこの受注をきっかけに
ヨーロッパでの展開を強化したい考えである。
世界で活躍するアスリートにウェアを着てもらうことは
メーカーの重要なブランド戦略である。
アディダスは全豪オープンで決勝進出を決めた大坂なおみ選手と契約。
ウェアを提供している。
一方デサントはウェア用の新たな素材を開発。
売り上げアップを狙う。
開発を行う大阪の拠点。
人口的に雨を降らせる部屋でウェアの機能を実験している。
新たな素材は
体の表面にたまった熱を外に逃がす機能である。
通常のウェアに比べて3度ほど温度が低いという結果になった。
今後こうした高い機能をオリンピックなどで売り込み
ブランド価値を高める戦略である。
(デサントR&Dセンター)
「より良いウェアを提供していくことがミッションですから
 アスリートに安心して着てもらえる商品が提供できたことはうれしい。」
スポーツウェア国内市場は
2016年 5,244億円
2017年 5,353億円
2018年 5,554億円
2019年(予想)5,770億円
オリンピック効果もさることながら
大きくけん引しているのが
日常生活でも着用できるスポーツウェア=アスレジャー
athletic(競技) + leisure(余暇)
このようなファッションスタイルが広がっている。
各メーカーとも
おしゃれな高機能なスポーツウェアの開発に一段と力を入れている。





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