2月2日 おはよう日本
全国で販売が始まったチョコブリ。
見た目はふつうのブリだが
実はチョコレートを食べて育ったブリである。
「全然チョコの感じはない。
おいしい。」
「絶対ブリとチョコ合わないと話してた。
甘みがあるかと想像してたけど
おいしい。」
なぜチョコレートをブリに与えようと思ったのか。
ブリは切り身にすると早く色が悪くなるのが課題だった。
そこで愛媛県はチョコレートに含まれるポリフェノールの効果に目を付けたのである。
チョコレートは通常のえさに混ぜて養殖ブリに与えられている。
(養殖業者)
「おいしそうに食べている。」
えさに混ぜるのは業務用のチョコレートである。
通常のブリとチョコブリを比較すると・・・
チョコブリは5日間たっても色が鮮やかである。
ポリフェノールの抗酸化作用で身の変色が抑えられている。
一方 通常のブリは色がくすみ商品価値が下がっている。
水揚げから5日間鮮やかな色を保つことができるチョコブリ。
日本食の人気が高い海外への出荷が期待されている。
(共同開発した水産会社 社長)
「鮮度が長持ちするので
持っていけない遠い国に持っていくことが可能になる。
日本
愛媛の技術力として世界に売っていきたい。」