★ネタバレなし★
こちらも長らく積ん読になっていた小説。
井上ひさしはずいぶん前から読もうと思っていたのに、手に取ってこなかった。
「吉里吉里人」は昔学生時代に勧められたが、結局買ってもいない。
日本語についてのエッセイも数多く執筆している井上ひさしの短編だが、とてもおもしろい。
なぜ今まで読んでこなかったのか、後悔している。
短編でありながら、数行で私たちの心を掴む描写、そして結末の数行で私たちの心をさらうストーリーテイリング。
収録されている殆どの作品が、うなるほど上手い。
そして面白いのは、昭和の日常を描いているのに、古くささを感じさせないということだ。
それは既に古典になっているということだろう。
ある時代のある人間たちを精確に切り取っている。
だから、古くささを感じさせないし、単純に面白い。
こういう小説家、これからは出てこないのだろう。
もう少し立て続けに読みたいと思う。
こちらも長らく積ん読になっていた小説。
井上ひさしはずいぶん前から読もうと思っていたのに、手に取ってこなかった。
「吉里吉里人」は昔学生時代に勧められたが、結局買ってもいない。
日本語についてのエッセイも数多く執筆している井上ひさしの短編だが、とてもおもしろい。
なぜ今まで読んでこなかったのか、後悔している。
短編でありながら、数行で私たちの心を掴む描写、そして結末の数行で私たちの心をさらうストーリーテイリング。
収録されている殆どの作品が、うなるほど上手い。
そして面白いのは、昭和の日常を描いているのに、古くささを感じさせないということだ。
それは既に古典になっているということだろう。
ある時代のある人間たちを精確に切り取っている。
だから、古くささを感じさせないし、単純に面白い。
こういう小説家、これからは出てこないのだろう。
もう少し立て続けに読みたいと思う。
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