評価点:55点/2001年/アメリカ
監督:トニー・スコット
二大俳優が競演するサスペンス。
※古い記事なので、作品紹介はありません。
▼以下はネタバレあり▼
ブラッド・ピット主演という事で否応無しに、期待してしまったのがいけなかったのか、少々期待外れ。
この映画の基本構成は現在の状況と、そこにいたるまでの回想とを交互に配置している。
しかしそこがいけない。
別に回想がいけないというのではないが、感情移入を妨げる要因になってしまっているのだ。
現在の状況がすごく説明不足でありながら、それを理解しかけたと思ったら過去に飛ばされる。
過去と現在を振り子の様に行き来させられるのだ。
しかも現在の状況がはっきりするのが後半以降であり、理解した時にはもう解決されているという印象だ。
そこまで事態のいきさつを語るのに時間が必要だったのか、疑問だ。
ペンタゴン側が時間を稼ぐのは理解できるが、レッドフォードは無駄に焦らしていたように思う。
解決した方法もかなり強引で唐突な感じがした。
すぐに解決できるならペンタゴンが渋っていた理由が不透明になる。
全体的に展開に必然性を感じない部分が多い。
主人公の動機が恋人だったのもスパイらしからぬ印象がある。
カメラワークは緊張感があって良かったが無駄にまわしていた気もする。
役者はいい味を出していたが完成度は低い。
最近の傾向か、俳優に頼っている感じがする。
映画の人気もそろそろ転換を考えないとヤバイかも。
(2002/03/05執筆)
これは劇場鑑賞したものですね。
こちらもあまり映画になれていない、そして映画について書くことになれていないころの批評です。
記録のためだけにアップしておきます。
監督:トニー・スコット
二大俳優が競演するサスペンス。
※古い記事なので、作品紹介はありません。
▼以下はネタバレあり▼
ブラッド・ピット主演という事で否応無しに、期待してしまったのがいけなかったのか、少々期待外れ。
この映画の基本構成は現在の状況と、そこにいたるまでの回想とを交互に配置している。
しかしそこがいけない。
別に回想がいけないというのではないが、感情移入を妨げる要因になってしまっているのだ。
現在の状況がすごく説明不足でありながら、それを理解しかけたと思ったら過去に飛ばされる。
過去と現在を振り子の様に行き来させられるのだ。
しかも現在の状況がはっきりするのが後半以降であり、理解した時にはもう解決されているという印象だ。
そこまで事態のいきさつを語るのに時間が必要だったのか、疑問だ。
ペンタゴン側が時間を稼ぐのは理解できるが、レッドフォードは無駄に焦らしていたように思う。
解決した方法もかなり強引で唐突な感じがした。
すぐに解決できるならペンタゴンが渋っていた理由が不透明になる。
全体的に展開に必然性を感じない部分が多い。
主人公の動機が恋人だったのもスパイらしからぬ印象がある。
カメラワークは緊張感があって良かったが無駄にまわしていた気もする。
役者はいい味を出していたが完成度は低い。
最近の傾向か、俳優に頼っている感じがする。
映画の人気もそろそろ転換を考えないとヤバイかも。
(2002/03/05執筆)
これは劇場鑑賞したものですね。
こちらもあまり映画になれていない、そして映画について書くことになれていないころの批評です。
記録のためだけにアップしておきます。
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