9月4日、京都みなみ会館にて鑑賞。世界中が熱狂した傑作『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』から5年。ジョン・キャメロン・ミッチェルが待望の最新作を遂に完成させたでもこの『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』は未見な上、全然知らない私。実はアメリカの、オフ・ブロードウェイで1997年に舞台化された人気作品だそうで・・・・・。カナダ・ドイツでもキャストを変えて上演されている。そして我が日本でも三上博史主演で、2004年、2005年と舞台化され、人気を博している。そして今年、2007年は山本耕史主演で上演ということだ。
そのジョン・キャメロン・ミッチェルの待望の最新作『ショートバス』。何とオーディションで集めた俳優たちと二年に及ぶワークショップで脚本を作り上げたという異色作だ。
そもそも“ショートバス”とは?アメリカの黄色いスクールバスの短い版。ハンディのない子は長いスクールバスだが、ハンディを持った子どもが利用するバスのことだ。作品の中では、“ショートバス”はNY、ブルックリンのD・U・M・B・Oエリアにある、サロンの名前だ。ここには、ドラッグクイーン、アーティスト、引退した高齢者とさまざまな人たちが集まる愛を求め、幸せを求め、人とのつながりをもとめている人々の姿が印象的。奔放的で過激なS○X描写も満載で・・・・ちょっと戸惑うところもあるが。監督が描こうとしているのは“愛”そしてが永遠のテーマらしい
ソフィア(スックイン・リー)
STORYーーーー
ソフィアはカップルカウンセラー、様々な人々の悩みを解決していく一方で、自分自身、一度もオー○ズ○を感じたことはなく深く思い悩んでいたジェイムズとジェイミーというハンサムなゲ○のカップルも愛し方が違い、なかなか想いが通じ合わない。その二人に憧れる美男子セス、そしてセスをストーカーするカレブ。(複雑に絡む男たち) ソフィアの夫、ロブはダメ男プロのS○の女王、セヴリン。こんな7人の行き着く先は???何処かでみながつながり、“ショートバス”のサロンに集う。ある日、NYは大停電に陥る暗闇の中、それぞれの心に一体どんなが灯るのか・・・・。
夫ロブとの愛の○○○は一見上手くいっているように見えるが、実は・・・・・
全編そんな描写がばかりなので、最初はと嫌悪感を感じたけど・・・・。監督の言う“愛”についての物語を、愛をもって観客に届けたいという意味合いが何となく、観た後少しづつ分かったような?気もする。表現はさまざまだから、こんなのもありってところかな。それから、S○X描写も観ているうちに慣れになるのか?すんなり観れちゃうようになりましたね。
ショートバス 公式サイト
このNYの街のミニチュアが可愛くてでした。夜になると、が灯り・・・・。素晴らしい夜景の世界になります