カールじいさんが好きで、鑑賞したわけではありません。実は仕事で中学生1年生の男の子と一緒に観に行ってきました。ところが12月初めに鑑賞したのに、記憶に残っていない場面があまりにも多く・・・・。いやあ情けない話です(汗)そんなものでしょうかね?
前回は3D・字幕版を鑑賞。3Dじゃあなければいけない!というこだわりも少しあったりして。。。。。でも3Dの良さを満喫したか?と言えばそれほど感じるところもなかったような。そして今日シンプルな通常版の映像を見て、これならそんなに変らないんじゃあないのと思ったりしました。
若いカールとエリーの慣れ染めから夫婦となって、そして熟年夫婦が別れを迎える。その二人の人生の歩みは、ほとんどセリフなしで流れるように映像で語られる。この何分かのドラマは素敵なストーリーだなあと改めて感じました。ただこの部分は最初の前振りのようなもので。この後からが本筋の話なんですよね。
吹き替えは抵抗ありましたが。。。。実際観たら吹き替え版の方が分かりやすいような感じもする。キャラクターの個性も、声優さんが持ち味を活かして演じているので入りやすい。カールじいさんが、ラッセル少年と出会って、性格がどんどん変っていく様子も微妙に言葉や雰囲気で感じ取れるところが、やはり吹き替えの良さではないかなあと思いました。
ダグ(松本保典) 犬語翻訳機をつけた犬。
マンツ犬軍団の1匹。このダグの声と話し方もなかなか味がありましたわ。
カール・フレドリクセン(飯塚昭三) カールの大事な杖の先のボールはいざというとき凄い武器に早変わりする。ケビンや犬たちをおびき寄せるのだ!しかし頑固そうなお顔。。。。。。
ラッセル少年(立川大樹)
呑気そうなメタボキャラ、動物好きの平和な少年。何処か東洋的な感じもある。
吹き替え版でのラッセルもこの体からキャラがわき出ているような雰囲気だった。
やはり2度鑑賞することで、また観方、感じ方が変るんだなあとつくづく感じた。お気に入りの作品なら、再度鑑賞するのが良いかもしれませんね。一緒に鑑賞した男の子はかなりお気に入りのようで、上映中、クスクスと笑っていました。
さてこの映画のトリビアを一つ紹介。
本作品の犬が会話する装置の元ネタはタカラトミーの玩具バウリンガルだそうです。
そして同時上映のこの短編アニメ「晴れ ときどき くもり」。何度観ても飽きない。
それから、第62回カンヌ国際映画祭のオープニング作品となっている(アニメ映画としては初)。
1月7日(木)、MOVX京都にて鑑賞。