京都シネマにて初日に鑑賞。
18歳で即位し、英国を最強の国家に導いた若き女王。その愛と真実の物語。
この国と、あなたを守る。
初日から大入り満員。100席ちょいのシアターも半分以上埋まっていました。人気あるのかな?こういう王室物って。。。。。
お恥ずかしい話ですが、イギリスの王と言うと、エリザベス1世しか思いつきませんでした。そうそうヴィクトリア女王もいたんですよね。
エリザベス1世の場合ですが、王位に巡っては陰謀や愛憎が渦巻くというかなりややこしい話でしたが。ヴィクトリアにおいては、誕生時から王位を約束され、好きな男性と結婚ができ、多くの子供を儲け、インドの初代皇帝に即位するなど世界各地を植民地支配し、公私ともにエリザベス1世よりはるかに恵まれた女王だそうです。
また誰もが知っている彼女は、喪服を着た老人としての姿かもしれない。そんなヴィクトリア女王がひとりの女性として、イギリス国王として、最も輝いていた時代の知られざる日々と、その立役者であったアルバートとの愛の記録を描いたのが本作の「ヴィクトリア女王 世紀の愛」であります。
ヒロインのヴィクトリア女王を演じるのは、あのエミリー・ブラント。おぉ~「サンシャイン・クリーニング」のダメ妹を演じた彼女が何と主役のヴィクトリア女王を演じるとは。今まで脇役での出演が多い人なので、主役で女王役とは正直驚きました。
ヴィクトリア女王役のエミリー・ブラント とアルバート役のルパート・フレンド
ルパート・フレンドと言えば、「縞模様のパジャマの少年」では若きナチス兵を演じた方で、キーラ・ナイトレイとお付き合いしている俳優さんでしたね。役柄で誰だが分かりませんでした(汗)
生まれた時からプリンセスとして大事され、蝶よ花よと育てられてはいたが、その実態はなかなかどうして大変だ。決まり事や束縛された息苦しい生活。階段を下りるのにも侍女の手を借り、就寝も母と一緒。監視され、行動も指示される。きっとヴィクトリア自身、どれだけ自由になりたいと思ったことでしょう。
時期女王のヴィクトリアは、母(ミランダ・リチャードソン) と母のAIZIN・コンロイ(マーク・ストロング) に「摂政令」にサインを求められるが拒否、日々の生活はますます重苦しくなる。
母の名前はヴィクトリア・オブ・サクス=コバーグ=ザールフィールド。
非常に長いお名前です。横にいるのがあのコンロイです。ヴィクトリアの変りに政治に首をつっこみたい。。。。権力を我物にしょうという企みが見え見え。
1936年、時の王ウイリアムが病に倒れ、王位継承者だったヴィクトリアは、王室の権力争いに巻き込まれていた。次期女王の夫の地位を巡り、ヨーロッパ中の列強国の思惑が複雑に絡み合い、水面下で様々な工作が進められていた実はいとこのアルバートも当初はそんな1人だった。イギリスを思い通りにしたいベルギー国王が、甥であるアルバートをヴィクトリアのもとへ送り込んだのだ。
2人はお互い正直な気持ちを打ち明けあって急速に惹かれあっていく。2人はでやりとりを始める。
叔父の後を引き継ぎ、ついに女王の座に。。。。。
初めての出会いでお互いにときめいた2人。しかし、当時、女王への求婚は禁じられていたため、アルバートは次期女王であるヴィクトリアからの言葉を待つしかなかった。ヴィクトリアは女王になってから、幾多の危機に直面し、自分を利用しない唯一の存在であるアルバートにプロポーズした。
“Marry me(結婚して)”と逆プロポーズ。
そして本作で忘れてはならない人物がこの人です。
メルボルン子爵ウィリアム・ラム。ヴィクトリアが信頼してやまなかった首相。彼を個人秘書として抜擢。ポール・ベタニー が好演していました。
1840年、ヴィクトリア女王とアルバートは晴れて結婚する。華々しく、そして幸せそうな表情を見せる2人のロイヤルウェディングに、イギリス国民は熱狂した。輝く純白のウェディングドレスに身を包んだヴィクトリア女王は、当時の女性の憧れの的となった。しかし、3日間の愛に満ちた結婚休暇を過ごした2人に、マスコミが書き立てるスキャンダル、それに怒る国民の暴動など、幾多の試練が待ち受けていた――。
当初はアルバートからの統治に関するアドバイスに反発したヴィクトリア女王も、やがて愛ゆえの指摘と受け入れるようになり、危機に直面するたびアルバートに支えられ、イギリスの最盛期を築いた。また、私生活では9人の子供を授かり、愛情いっぱいのロイヤルファミリーとなる。
2人の終焉は1861年。アルバートは病のため、42歳という若さでこの世を去る。ヴィトリアはその後81歳まで君主の座にとどまったそうだ。在位64年。これは最も長いということらしい。
(envy、INTRO、ウィキぺディアより抜粋)
イギリス史上最も繁栄した時代を築いた女王ヴィクトリアの若き日に焦点を当て、政争やスキャンダルなどさまざまな試練に見舞われながらも、その都度絆を深めて乗り越えてゆく夫アルバートとの美しくも純粋な愛の軌跡を描く感動の歴史ドラマ。主演は「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントと「プライドと偏見」のルパート・フレンド。共演にポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント。監督はカナダ出身の期待の映像作家ジャン=マルク・ヴァレ。
そして製作にはあのマーティン・スコセッシが関わっています。
メディア | 映画 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | イギリス/アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ギャガ) |
初公開年月 | 2009/12/26 |
ジャンル | 歴史劇/ロマンス/ドラマ |
映倫 | G |
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