THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
東宝シネマズ二条にて鑑賞。エンドクレジット中、席を立たれた方、特報が流れましたよ。何と第2部の映画化のお知らせがちょこっとありました。それもそのはず、本作の小説は3部作なんですね。
スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説だそうです。残念なことにラ―ソンは第1部の発売も、シリーズの成功も見ることなく、2004年に心筋梗塞で急死したということです。
本作の紹介、スト―リー等(ウィキぺディアさんより抜粋)
原題であるMAN SOM HATAR KVINNORは直訳すると「女を憎む男」であり、シリーズ全篇を通して、女性への偏見・軽蔑・暴◇がテーマとなっています。
本国スウェーデンでは、小説はもちろんのこと、2009年2月27日に公開されると、公開日週末の観客動員数は17万人を超え、人口の少ないスウェーデンでは滅多に見られない盛況ぶりで、スウェーデン映画としては大成功といえる結果だったとのこと。ベストセラーで、、「読まないと職場で話題に付いていけない」と言われるほどであった。また、フランス、ドイツ、アメリカをはじめ30カ国以上で翻訳され、全世界で800万部以上を売り上げた。第2部、第3部はテレビドラマ化のみだったようだが、第1部の興行成績が良かったということで映画化されることになったらしい。
そんな凄い作品らしいですが、少々上映時間が長くないでしょうか。もう終わりそうかなと思っていたら続くので、ちょっとくどいんじゃないのと思いました。原作の方はどうなんしょうかね?
またお国柄か?サスペンスでありながら、やはりヨーロッパティストぽいものがあるような感じがします。ハリウッドのようなカラッと雰囲気ではないです。むしろ暗いし重いという映像かもしれません。
STORY
実業家・ヴェンネルストレムの不正を報道した、雑誌『ミレニアム』の発行責任者のミカエル・ブルムクヴィスト。だが、名誉毀損の有罪判決を下され、『ミレニアム』から離れることを決める。それでもミカエルは、ヴェンネルストレムの違法行為を確信していた。
ミカエル・ブルムクヴィス役 (ミカエル・ニクヴィスト)
時を同じくして、大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが、弁護士フルーデを通じて、ミカエルの身元調査を依頼していた。調査を担当したのは、背中にドラゴンのタト○ーを入れた、少年と見紛うような小柄な女性、リスベット・サランデル。
リスベット・サランデル 役(ノオミ・ラパス )
ヘンリック・ヴァンゲル(スヴェン=ベルティル・タウベ)左
リスベットの調査から、ミカエルを信用に足る人物だと判断したヘンリックは、ミカエルにある仕事を依頼する。それは、36年前に一族が住む島から忽然と姿を消した少女ハリエット・ヴァンゲルの失踪事件の調査だった。ヘンリックは36年経った今も尚この事件に頭を悩まされ続け、一族の誰かがハリエットを殺したのだと信じきっていた。法外な報酬と、事件の謎を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させることもできる証拠を与えるという条件から、ミカエルは、この如何にも難解そうな依頼を引き受ける。
調査は予想通り難解を極めるが、36年の時を経て、ミカエルは新しい手がかりを発見する。
ところで、ヘンリックの依頼で秘かにミカエルの身辺調査を行っていた天才女性リサーチャー、リスベット、その後もミカエルのパソコンをハ○キ○グし続け、偶然にも事件を巡るある重要な切り口に気づきミカエルに助け船を出すことになる。情報提供者の正体を知ったミカエルは、リスベットに協力を要請、2人はコンビを組み真相究明に当たるのだったがやがて明らかになったのは、恐るべき連続殺人の真相とヴァンゲル家の繋がり、そしてハリエット失踪事件の顛末だった。
ヴァンゲル家の人々、この中に犯人がいるはず・・・?とヘンリックは睨んでいた。
- ※ハリエット・ヴァンゲル失踪事件 とは。。。。。
1966年9月22日、ヴァンゲル家は夕食会のためにヘーデビー島に集っていた。その日、島と本土を結ぶ橋で大きな事故が発生し、橋は約1日間不通状態であった。その日の夕食会にハリエットは姿を現さなかったが、皆さほど心配しなかった。翌朝、緊急事態に気付き、島中を捜索したが、ハリエットもその遺体も見つかることはなかった。
犯人はヘンリックの予想通り、ヴァンケル家の人間でした。観ていても、あまりに多くの人が登場するので、わけがわからないくらい複雑です。ミカエルが警察の資料や写真から割り出すのですが、どうもその詳細や経緯が観ていても非常に理解しにくい感じです。犯人となる人物が異○性格者だということは分かりましたが。だけどリアルさはあまり感じとれないんですよね(う~ん何だかわけわからない)
むしろ前半のリスベットの生い立ちや彼女に絡む人たちの話のほうが言い知れぬドロドロさを感じさせ面白かったと思いました。
ニルス・エリック・ビュルマン弁護士(ペーター・アンデション)
パルムグレン弁護士が脳卒中で倒れ、リスベットの後任の後見人になった奴。
リスベットを精神異○者だと決めつけ、自分の意のままになると思い、レ○プするが、体に「私はサ○ィストの豚、恥知らず、レ○プ犯です」という入れ墨を入れられるという報復に遭い、逆らえなくなる。このシーンはかなりエグさのありましたが、見ごたえあり。。。。。
パソコンを購入したいと申し入れるリスベットの弱みにつけ込む嫌な弁護士。
リスベット・サランデルの人物像
24歳。ミルトン・セキュリティーのフリーの調査員。情報収集能力に長けており、調査対象の人物の秘密を暴き出す能力がずば抜けて高い。感情表現が乏しい。映像記憶能力がある。
髪を極端に短く刈り、鼻と眉にピアスを付け、左の肩甲骨から腰の当たりにかけてドラゴンのタト○ーを、首には長さ2cmのスズメバチのタト○ーを、左の二の腕と足首の周りに帯状のタト○ーを施している。赤毛の髪を黒に染めている。遠目に見たら痩せぎすの少年と見紛うほど、拒○症のように痩せた青白い肌をしている。身長154cm、体重42kg。
中学校を中退し、高校には進学していないが、文章能力が大変優れている。またコンピューターの知識にも優れ、ハッ○ング能力も高く、“ワスプ”という名ではハッカー仲間から畏敬の念を抱かれているほど。質問されても何も答えずに黙っているため、責任能力がない問題児の烙印を押され、後見人を付けられる。
コンピュータ―の故障をプレイグに依頼するリスベット
リスベットより3歳年上の友人。身長189cm、体重152kg。ハ○カー。
正常な社会生活ができないため、障○年金を受け取って生活している。
日本でも2009年のミステリー界に一大センセーションを巻き起こすなど全世界で話題騒然となったスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を映画化した北欧発のミステリー巨編。本作はその第1弾。社会派ジャーナリストの主人公と社会を拒絶して生きる小柄な天才ハ○カーのヒロインが手を組み、孤島に暮らす大企業の経営者一族を巡る血塗られた謎に迫っていくさまを、巧みなストーリーテリングでスリリングに描き出していく。主演は「歓びを歌にのせて」のミカエル・ニクヴィスト。かつてない個性的なヒロイン像で熱狂的なファンを生み出したリスベット役には本作が初の大役となるノオミ・ラパス。
メディア | 映画 |
上映時間 | 153分 |
製作国 | スウェーデン/デンマーク/ドイツ |
公開情報 | 劇場公開(ギャガ) |
初公開年月 | 2010/01/16 |
ジャンル | ミステリー/サスペンス |
映倫 | R15+ |