銅版画制作の日々

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抱擁のかけら☆LOS ABRAZOS ROTOS

2010-02-13 | 映画:シネコン

 愛から逃げて、愛と出逢う

MOVX京都にて鑑賞。いやあこれだけぺネロぺちゃんを見るだけでも価値がある作品ではないでしょうか?まさに彼女あっての、この作品だと思いました。いろんなぺネロぺに出会えます。モンロー風だったり、ヘップバーン風だったり。。。。同性の私も彼女の美しさには魅了されそうです。

こんな魅力的で綺麗な女性だったら誰しも虜なるのは当たり前。そんな男が2人が登場します。一人はそんな彼女を自分の所有物のように独占する富豪のおじさん。もう一人は物語の主人公となる脚本家であるハリー。彼はその美しい女性レナとの恋に堕ちるということになるわけなのですが。。。。。

そのくだりは後半に詳しく描かれていきます。


STORY(livedoorニュースより抜粋)

物語は2008年のマドリードから・・・・。
脚本家のハリー・ケイン(ルイス・オマール)は、ある事件をきっかけに、名前を変えて違う人生を生きている。14年前、彼は本名のマテオ・ブランコを名乗り、映画監督として活躍していた。その事件で視力を失った彼は、もっと大切なものを同時に失くしたことを、心の奥深くに封印した。
すべての事情を知るエージェントのジュディット・ガルシア(ブランカ・ポルティージョ)と、彼女の息子のディエゴ(タマル・ノバス)の助けを借りて、ハリーは仕事も私生活も何不自由ない日々を送っていた。
ある日、ライ・X(ルーベン・オチャンディアーノ)と名乗る男が現れ、自分の監督作の脚本をハリーに依頼する。彼が望むのは、「父の記憶に復讐する息子の物語」。自分向きではないと断るハリーは、その男が誰かを思い出していた。記憶から抹殺した男、エルネスト・マルテル(ホセ・ルイス・ゴメス)の息子だ。どうやら、決別した過去が、ハリーを捕らえようとしていた。おりしそのとき、新聞の見出しを読んでもらい、マルテルの死を知ることに。
隠されたハリーの過去に興味を抱くディエゴに求められるまま、ハリーはマテオ時代の物語を語り始める。それは、甘美な恋と激しい嫉妬、恐ろしい裏切りに満ちた男女の愛の物語だった……。

1994年、マドリード。初めて会った時からマテオは、その女が何者なのか知っていた。彼女の名前はレナ(ペネロペ・クルス)、有り余る富と絶大な権力を誇る実業家エルネスト・マルテルの愛人だ。何もする必要のない退屈な日々の中でレナは、一度は諦めた、女優になる夢を追いかける。新進監督のマテオが、新作のコメディ「謎の鞄と女たち」を撮ると聞きつけたレナは、オーディションを申し込む。プロダクション・マネージャーのジュディットが「美しすぎる女」だと評した彼女をひと目見た瞬間、マテオは心を奪われ、素人同然の彼女を主役に抜擢する。レナもまた、才能に輝くマテオに惹きつけられる。二人が恋に落ちるのに、時間はかからなかった。


モンロー風もいけてる♪



ヘッバーン風も良い。
どれをとっても綺麗で魅力的なレナ。本当に美しすぎますわ~!マテオが虜になるはずです

二人は相思相愛となるが、あのおっさんが黙っているわけがない。
そうあのマルテルです!


レナ(ペネロペ・クルス
マルテルの独占的な愛にがんじがらめ状態のレナ。スケベな奴です。このおっさん、彼女にベタぼれレナの心変わりに指をくわえているだけならまだしも。

何とレナの監視を始める!

エルネストは、出資を申し出てプロデューサーになり、息子のエルネストJr.を撮影現場に送り込む。Jr.はメイキングを撮るという建前でカメラを回すが、それは父の命令によるレナの監視だった。強く激しい二人の愛は、もはや隠すことはできない。離れていくレナの心を、力で繋ぎ止めようとするエルネスト。二人の関係を嫉妬と羨望で見つめる、かつてはマテオの恋人だったジュディット。父の望み以上に、執拗にレナを追いかけるJr.。

マルテルは映像を盗み見して、口パクで何を話しているかをチェックするという入念さ。口パク通訳したのはボルベールでぺネちゃんの妹役だった人?ではないかしら。

 


映画の酷評を見たマテオは。。。。。


それぞれの感情が渦巻くなか撮影は終了、レナとマテオは、カナリア諸島のランサロテ島へ逃避行を遂げる。何度も何度も抱擁を重ね、死ぬ瞬間もこうして抱き合っていたいと願う二人。しかし、マドリードでは裏切りと復讐が始まっていた。手始めは、マテオが中断した「謎の鞄と女たち」が完成したという広告、そしてプレミア上映での酷評記事。マテオが、状況を調べるために戻ろうとした前日、事件は起きた。

レナを繋ぎとめておこうとして果たせなかったマルテのル執念は、露骨な報復手段はとどめなく続く。そして二人の愛を奪ったあの事故は、偶然だったのか、それとも罠か──?

奪われた愛、破り捨てられた写真、それでも人生は美しい──

二人が滞在した部屋のごみ箱には、大量の写真が捨てられていた。抱き合うレナとマテオを一枚一枚、手で破って引き裂いた写真が……。

マテオとレナの恋に嫉妬、憎しみを持っていたのは、マルテルだけではなかった。マテオのかっての恋人だったジュディットもそうだ。マルテルに二人の居場所を教えたのは彼女だった。

ハリー(マテオ)は封印していた愛を解いた。もう真相を知ることも怖くない。ライ・Xを訪ねたハリーは、事故の夜のレナとマテオを撮影したフィルムを受け取る。
果たして、そのフィルムに永遠に焼き付けられたのは、愛か憎しみか、それとも──?


マテオの14年間の愛が解き離たれた。視覚を失ってしまったが、レナの姿は彼の記憶の中にず~と残ることだろう。愛し合った二人の姿が眩しく感じた。


可愛くて美しいぺネちゃん!

「ボルベール <帰郷>」に続いて4本目の共作となるペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルス主演で贈る愛と再生のドラマ。生涯をかけた愛が崩壊して以来、視力や人生までも失った映画監督が封印していた悲劇の記憶を解き放ち、再び生きる道を見出していく姿をミステリアスかつ情感豊かに描き出す。共演に「バッド・エデュケーション」のルイス・オマール。

マテオ役のルイス・オマールも良かった

メディア 映画
上映時間 128分
製作国 スペイン
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2010/02/06
ジャンル ドラマ/ロマンス
映倫 PG12

公式サイト (スペイン語)

公式サイト (日本語)

※受賞・ノミネートされています。

第62回カンヌ国際映画祭

ノミネート:パルム・ドール - ペドロ・アルモドバル

第67回ゴールデングローブ賞

ノミネート:外国語映画賞

第63回英国アカデミー賞

ノミネート(未決定):外国語映画賞

第22回ヨーロッパ映画賞

ノミネート:監督賞 - ペドロ・アルモドバル

ノミネート:主演女優賞 - ペネロペ・クルス

受賞:音楽賞 - アルベルト・イグレシアス



 


 

Comments (4)
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