銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

隣の家の少女◆THE GIRL NEXT DOOR

2010-06-01 | 映画:ミニシアター

 少女は、嬲られ続けた


5月31日、京都みなみ会館にて鑑賞。これが5月最後の鑑賞になりました。
実際にあった事件を元に映画化したそうです。
実際の事件の犯人はガ―トル―ド・バニシェフスキーという名前の人物で1990年まで生きていたようです。

それにしても凄い話です。残虐な描写シーンは映らないにしても、本当に酷いと憤りを感じました。これってホラーのジャンルなんですね。う~ん微妙ですね。どちらかといえば、暴力による犯罪ですよね。

今問題となっている児童●待と同じでしょう。まさに今も何処かでこのような事件は起こっているはず。そりゃ自分の子供に手をかける時代ですから、伯母が手をかけるというのはそんなに不思議ではないかもしれません。それにしても現代の世の中に限らず、何十年も前からこういう事件は存在したのですね。

このルースという女性の猟奇的な性格はどのように形成されたのか?そのことが個人的に気になるところです。精神的に異常をきたしているのは間違いありませんし。生育歴にももちろん何かあるはずです。ルースはある意味、大人になりきれない大人のように見えます。人間ほど怖いものはないということを改めて感じました。

STORY(goo映画より抜粋)

冒頭は何十年後のディヴィッド(ウィリアム・アザ―トン)が街を歩いていて、交通事故に遭遇するというくだりから始まる。真っ先にこの被害者を救うディヴィッド。そんな彼は自分が被害者だった方が良かったとつぶやく。あのいまわしい出来事へのトラウマが彼を襲う。

1958年、閑静な郊外の町での、ひと夏の出来事…。12歳の少年デイヴィッド(ダニエル・マンチ)の隣に住むチャンドラー一家に、ミーガン(ブライス・オーファース)とスーザンのローリン姉妹が越してきた。凄惨な交通事故で両親を失い、孤児になってしまった二人は、伯母のルス・チャンドラー(ブランチ・ベイカー)の元に身を寄せることになったのだ。デイヴィッドはミーガンと親しくなり、美しく可憐な彼女に恋心を抱き始める。だが、デイヴィッドは気づいてしまう。隣家で人知れず繰り広げられているのは、伯母による姉妹への、嫉妬と憎悪が入り混じった理不尽な暴力であることに…。ルスによる姉妹への仕打ちは、最初は言葉による罵倒のみだったが、徐々に肉体的な暴力へとエスカレート。やがてルスの息子たちや近所の少年たちさえもが姉妹への●待に加わっていく。そして、ルスのもと拷●に加担する少年たちの中に、なんとデイヴィッドの姿もあった…。そのひと夏の出来事は、デイヴィッドのその後の人生から永遠に消えることのない、暗黒の闇となる。

ディヴィッド目線で観てしまいます。何とか姉妹を助けたいという切ない思いが伝わります。観ている私も彼に感情移入状態になりました。ネタばれになりますが、警察が入ったことでこの恐ろしい事件は結末を迎えますが、、、、、。この事件のトラウマはいつまでもディヴィッドの心に消えることなく。


※ルースの究極のとどめはガスバーナーを使い何とメグの・・・・!何という酷いばばあやあ~!地獄に堕ちろ!!と叫びたくなったよ。

メディア 映画
上映時間 91分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(キングレコード=iae)
初公開年月 2010/03/13
ジャンル サスペンス/犯罪/ホラー

解説(allcinemaより抜粋)

人間の心の闇をえぐり出す狂気と暴力を極限まで追求する戦慄のホラー作家ジャック・ケッチャムの衝撃の問題作を映画化した禁断のバイオレンス・ドラマ。60年代にアメリカで起きた実在の少女監禁事件をモチーフに、主人公の少年が隣の家の地下室で目の当たりにする理不尽な暴力とその凄惨な悪夢の行方を描き出す。監督は、これが長編2作目となる新鋭グレゴリー・M・ウィルソン。

オフィシャル・サイト
http://www.kingrecords.co.jp/tonari/

 


 

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏はやって来るのか?6月が始まった。今月の気になる作品、観たい作品!

2010-06-01 | 映画全般

雨降りが続き、寒い5月だった。そしていつのまにか6月に突入。一体どうなっているのか?さて暦では初夏ということだが、夏は来るんでしょうかね?
夏らしい夏がやって来るかどうかは分かりませんが、今月の観たい作品、気になる作品を紹介して行きたいと思います。

まずはシネコン上映作品

6月4日公開作品

マイ・ブラザー

デンマーク映画『ある愛の風景』を、トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンらの豪華共演でリメイクした家族ドラマ。秘密を抱えた元兵士の男と妻、そして二人の娘に男の弟を巻き込んで、家族の崩壊と再生を情感豊かにつづる。監督は『マイ・レフトフット』『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』などのジム・シェリダン。戦争のもたらすあらゆる悲劇と家族のきずなが胸を打つ珠玉の感動作。

6月11日公開作品

アイアンマン2

自ら発明したパワード・スーツで平和のために死闘を繰り広げる天才科学者兼経営者トニー・スタークを描き、大ヒットを記録したアクション大作『アイアンマン』の続編。アイアンマンであることを公表したトニーに、新たな敵が襲い掛かる。ロバート・ダウニー・Jrが引き続きアイアンマンを演じ、監督もジョン・ファヴローが続投。対する敵役には『レスラー』のミッキー・ロークや『ブラック・ダリア』のスカーレット・ヨハンソンなど実力派俳優たちがふんし、スリリングで迫力あるアクションが期待できる。

6月12日公開作品

アウトレイジ ※新しいシネコン、T・ジョイ京都にて上映予定

ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、「世界のキタノ」こと北野武監督が放つ本格バイオレンス・アクション。タイトルは極悪非道を意味し、登場人物すべてが悪人という異色のドラマが展開する。主演のビートたけし以外、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮ら北野作品初登場の豪華キャストが集結。これまで繊細な役柄が多かった加瀬が、監督が絶賛するほどの迫真のキレ演技を見せているのにも注目。

ラスト・ソング

『きみに読む物語』などの原作者としても知られるベストセラー作家ニコラス・スパークスの書き下ろし小説を映画化。人気テレビシリーズ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で大ブレイクし、今やアメリカを代表するトップアイドルの一人となったマイリー・サイラスが多感な10代の少女にふんし、ひと夏の青春ストーリーを織り成す。映画女優としてのスタートを本格的に切ったマイリーの熱演はもちろん、彼女が歌う主題歌も作品の感動を深めている。

THE AGE OF STUPID

不都合な真実に続き、温暖化に突き進む地球に警告を鳴らす必見の話題作

6月19日公開作品

ザ・ウォーカー

「サブウェイ123 激突」のデンゼル・ワシントンと「ダークナイト」のゲイリー・オールドマン共演のサスペンスアクション。文明崩壊後、世界に唯一残された本を運ぶ男と、それを狙う盗賊との戦いを描く。デンゼル・ワシントンのブレード・アクションも見どころ。監督は「フロム・ヘル」のアルバート&アレン・ヒューズ兄弟。  

サバイバル・オブ・ザ・デッド

ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督による前作ダイアリー・オブ・ザ・デッドの続編のゾンビ映画。

6月26日公開作品

エルム街の悪夢

ホラーの古典を現代にアレンジした『エルム街の悪夢』で、フレディ・クルーガーが戻ってくる。フレディ・クルーガ―にはあのジャッキー・アール・ヘイリーだ!

ミニシアター上映作品

6月1日~7日

『ユリ子のアロマ』

 

6月5日公開作品

ブライト・スター いちばん美しい恋の詩

 1795年生まれの英国の若き詩人ジョン・キーツは、1818年に18歳のファニー・ブローンと出会い恋に落ちる。しかし彼は弟と同じく重い結核に冒される…。『ピアノ・レッスン』のカンピオン監督が描く、短くも純粋な愛の物語。
久々にベン・ウィショ―が登場!

6月12日公開作品

クレイジー・ハート

本年度アカデミー賞で主演男優賞と主題歌賞の二部門を制覇した話題作。
孤独な主人公をジェフ・ブリッジス(「ビッグ・リボウスキ」など)が演じ「酔いどれで自暴自棄のならず者を鮮烈に演じている」と評され、音楽への愛情によって自らを救おうとする男を好演。「ダーク・ナイト」のマギー・ギレンホールが母としての生き方と新たな愛との間で揺れるシングルマザー役を熱演。ちょっとレスラーと重なるような感じも、、、、、。

「クロッシング」

世界を揺るがす収容所国家「北朝鮮」脱北と引き裂かれた家族の衝撃

6月19日公開作品

あの夏の子供たち

映画プロデューサーとして精力的に働き、家族を愛する魅力的な父が、ある日突然自ら命を絶ったー。喪失の悲しみを乗り越えようとする母と3人の娘たちの再出発への道を、慈愛溢れるまなざしで描いた珠玉の感動作。

ジョニー・マット・ドッグ

主人公を演じるのは実際の元少年兵。
西アフリカ・リベリアの内戦を背景に、反政府軍の指揮下にあった少年兵の実情を、フィクション仕立てで描いている。

 

6月26日公開作品

空とコムローイ ~タイ、コンティップ村の子どもたち

タイ最北端・コンティップ村に住む山岳民族「アカ族」の子どもや女性150人と、彼らを支援するイタリア人神父の生活を追いかけた7年間のドキュメンタリー。

それからもう1本、新しいシネマ、T・ジョイ京都でただ今上映中、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」、これも今月鑑賞予定です。

耳より情報です!8月に公開されるあの話題作「キャタピラー」が、関西で先行上映されることになりました。日時、場所は下記のとおりです。

6月25日(金)、18:30開場、19:00開演。大阪市中央公会堂 大集会室

当日は主演の寺島しのぶさん、若松孝二監督の舞台挨拶があります。

チケットが購入出来ましたので、私も参加します。今から楽しみにしています。チケットはチケットぴあ、テアトル梅田、第七藝術劇場、京都シネマにて6月初めに発売予定です。

 

 

 

Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする