銅版画制作の日々

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ザ・ウォーカ―(2010)THE BOOK OF ELI

2010-06-21 | 映画:シネコン


運べ、西へ。
世界に残る
たった一冊の本を──。

20日(日)は、MOVXディ。1000円で鑑賞出来るということで行って来ました。観たのは、19日より公開されたこの作品です。
アカデミー賞受賞俳優、デンゼル・ワシントンゲイリー・オールドマンの共演ということで、ちょっと期待もあったり。。。。。


さて観終わってどうだったか?う~んところがですね。えぇこれでお終いなの?っていうような結末、、、、。それから少々中弛み状態となり、途中でzzzzz状態となり、ちょっと見逃す場面もあったり(汗)
ゲイリー・オールドマンの気合いの入った演技も悪くはないのですが。何なのでしょうか。実は結末もそんなに驚くようなものではないんですよ。
私はデンゼルが演じる主人公イーライが視覚障がいを持っていることにも気付かず。よくよく思いだしたら、イーライの聴覚がかなり凄かったことを後で分かるような事でした。かなり遠くの音に敏感に気づいていたのは目が不自由だったからなのね。本の中身を見てようやく気づいたような次第です。


目が不自由という設定ですが、拳銃の使い方は見事。勘の鋭さなのでしょうね。

良い役者さんが出ているにも関わらず、何故か物足りなさを感じます。多分ありがちなストーリーということもあるのかもしれませんね。もっとわくわくさせて欲しいものです。


モノクロぽい映像は、滅びてしまった世界を現しているような、、、、、。

さてお話は、、、、、。(キネマ旬報さんより拝借)

 
戦争によって文明が崩壊したアメリカ大陸。“ウォーカー”(デンゼル・ワシントン)と呼ばれる男が、広大な大地を一人歩き続けていた。バックパックには護身用の短刀とショットガン、そして世界に一冊だけ残されたある“本”を携えて。皮の表紙で覆われ、鍵のかかった分厚いその本に触れようとするものは、すべてウォーカーの手にかかって命を落としていく。だが彼自身、その本を誰に、何のために届けるのか、一切の理由も目的も知らずに30年間、ただひたすら西へ向かって歩いていた。やがて、汚染されていない水脈を独占するカーネギー(ゲイリー・オールドマン)が独裁者として君臨する街を訪れるウォーカー。カーネギーもまた、ある本を必死に探していた。その本に記された言葉だけが、真に人々の心を支配できるというのだ。ウォーカーが部下たちを一瞬にして倒したことを知ると、その腕前に興味を抱き、宿の提供を申し出るカーネギー。案内された屋敷にはカーネギーの盲目の情婦クローディア(ジェニファー・ビールス)とその娘ソラーラ(ミラ・クニス)が暮らしていた。ソラーラはウォーカーが本を持っていることに気付き、カーネギーに伝える。それこそ自分が捜し求める本に違いないと考えたカーネギーは、部下とともに立ち去ろうとしていたウォーカーを包囲。本を巡って両者の間で開始される銃撃戦。だが、ウォーカーは銃弾をかいくぐり、次々と敵を倒していく。なす術もなくカーネギーは負傷、ウォーカーも取り逃がしてしまう。歩き出したウォーカーの後を追うソラーラ。だが、2人は立ち寄った家で、追跡してきたカーネギー一味の襲撃を受ける。やむなく本を差し出すウォーカー。だが、その体を銃弾が貫く。本を奪われ、朦朧とする意識のまま最後の力を振り絞って歩き出すウォーカー。果たして彼は何のために歩き続けるのか……?カーネギーの手に渡った本はどうなるのか……?


トレードマークの髭は剃ってしまっていたゲイリー・オールドマン。

悪役に徹し、熱演でしたね。

ベテラン俳優がたくさん登場!

立ち寄った家の、高齢の夫婦ですが。夫ジョージはよく見たら、ハリポタのダンブルドア校長役のマイケル・ガンボンだった。

イーライがウォークマンのような機械の修理を頼むエンジニア役にはトム・ウェイツ

そしてイーライが本を渡すために訪れた謎の男ロンバルディにはマルコム・マクダウェル。ラストにちょこっと登場。

とまあ顔ぶれの豪華かな事!それなのに内容は意外にオチが見え見えだった。
もう少しひねっても良さそうな気もします。でもどうひねったら良いのでしょうか?
それは分かりませんが(笑)


サングラスだったのは目が不自由だったということ。そんな風には見えませんよ。

色々難癖つけております。

ちょいとネタばれ

カ―ネギ―は本をせしめて喜んでいましたが、何と本の文字は全て点字だったのです!悔しがるカ―ネギ―でした。イーライは内容をすべて暗記していました。本を奪っても意味がなかったというわけです。
銃弾によって体を撃ち抜かれたイーライは亡くなってしまいます。あっけなく、、、、。

そして彼の遺志を継いだソラーラがイーライに代わってウォーカ―になります。この後はやはり本を持って何処かへ行くのかしら?

これって続編あり??

 

解説(allcinemaより抜粋)

「フロム・ヘル」のヒューズ兄弟デンゼル・ワシントンを主演に迎えて描くSFサスペンス・アクション。文明が崩壊した終末世界のアメリカ大陸を舞台に、世界に一冊だけとなったある本を襲撃者から守り、西へと運ぶ謎めいた男の姿を、ハードなバイオレンスとスタイリッシュな映像で描き出す。共演に「ダークナイト」のゲイリー・オールドマンと「マックス・ペイン」のミラ・クニス

メディア 映画
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(角川映画=松竹)
初公開年月 2010/06/19
ジャンル SF/アクション/サスペンス
映倫 PG12

  

オフィシャル・サイト
http://www.thewalker.jp/


 

 

Comments (3)
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