銅版画制作の日々

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ぴあフィルムフェスティバルイン神戸2010 片岡監督作品「くらげくん」

2010-11-07 | 映画:ミニシアター
 2010年、11月5日(金)~7日(日) 神戸アートビレッジセンター

migさんの弟さん、片岡 翔監督が来館されるということで作品鑑賞とご本人に会うため神戸新開地まで足を伸ばしました。

14時の回に翔さん監督作品「くらげくん」と奥田庸介監督作品「青春墓場~明日と一緒に歩くのだ」の2本が上映予定。

ということで、14:00までには神戸新開地に到着するように京都を出発しました。神戸は三宮から向こうには行ったことがなく、新開地初体験です。阪急河原町からおよそ1時間10分弱。
三宮を過ぎると、地下に電車が入りました。花隈や高速神戸の駅を通り、新開地に到着!地下の通路は独特の雰囲気があります。地下を出たらゲームセンターがすぐにありました。

 
                      競艇場の場外券発売所だそうです。おじさんたちの出入りが多いようです。

同じ通りに神戸アートビレッジセンターがあります。


 
13:00到着、10分前開場ということで、しばらくぶらぶらしました。

 映画はこの下の階で上映ということで、、、、。



これがシアターの入り口です。もうしばらく待つことに。。。。。

いよいよ開演時間です。
まず映画館のスタッフの方の挨拶。片岡監督は私の後ろの席に座られてましたよ。migさんから聞いていたとおり髪は金髪でした。
まず「くらげくん」の上映から。その後監督とぴあフィルムフェスの実行責任者の方とのトークがあるという事でした。

さて、くらげくんです。まったく初めての鑑賞です。何と527本のエントリー作品の中から4ヶ月かけて選ばれたのが16作品だそうです。そしてさらに受賞されたのは7作品なんですね。
片岡監督は準グランプリ!凄いです。16作品の中で最も短い14分。短いですが、中身は充実しています。

主役は2人の男の子、1人はくりくり頭の男の子。昔懐かしい雰囲気の少年虎太郎君。お顔も昔風で貴重なキャラです。
そしてもう一人の男の子はタイトルのくらげくんです。一見見たところ、女の子じゃあないの?という感じ。ひらひらスカートに、可愛い靴。この服装がくらげに似ているから、くらげくんなんだって!
くらげくんと虎太郎くんの会話が絶妙、くらげくんのママは4回も離婚を繰り返している。そんなママが彼は嫌いだと話す。可愛いこどもの会話が意外にも大人ような会話なので、そのアンバランスさが何ともいえず、笑ってしまうのだ。


虎太郎くんは片岡監督作品の常連。

くらげくんは虎太郎くんに友情?いや恋心?どうも揺れているような気もする。将来結婚したいなんてびっくりの告白も。
終いにはじゃんけんで将来のことを決めちゃうんだから、いや驚きです。
大人の知らない子供の世界、実は大人以上に大人なのかもしれないね。
ラストに流れるインディ―ズバンドの音楽がこの映画をひきたてる。

さて上映後、片岡監督とぴあ実行スタッフ荒木さんのトーク。質疑応答も設けられたが、、、、、。どうも皆さん苦手な様子。という私も何をどう聞いてよいものか?分からず。
様々な映画祭にて多くの受賞。賞金も貰えたのでこつこつ貯金をされているそうです。
独学で映画を勉強されたということで、いや凄い人だなあとまたびっくりしました。
それから監督からセリフをアフレコで行っていると聞き、それにはまたまた驚きでした!2人の小さな出演者たちもアフレコでの録音を上手くこなしてくれるということで、、、、。う~ん本当に凄いことです。
この後2本目が上映され、監督も一緒に鑑賞となりました。

上映終了後、ちょうど出られるところお声をかけさてもらいました。繊細な雰囲気で、物静かな印象の方でした。数分でしたが、話す機会があって良かったです。すっかりあがってしまい何を聞いていいかわからず、、、、、。頑張って下さい!としか言えなかった。


写真撮影はOK!一緒に撮りましょうと言ってくださったのですが、お客さんと話をされていたので。。。。。残念でした

また機会があったら、ぜひ会って映画製作について聞きたいものです。
migさんとのおつきあいでこうして片岡監督と出会えて良かったと、、、、、。







Comments (12)
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