銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

クリスマス・ストーリー(2008)☆彡UN CONTE DE NOEL

2011-01-07 | 映画:ミニシアター

降る雪が、待ちに美しい魔法をかけるように。
映画が、人生に魔法をかける。

「ボローニャの夕暮れ」の後、本作を鑑賞しました。フランスの超有名俳優が一堂に集結したかなり贅沢な作品です。とてもリッチな雰囲気が漂っていますね。


お目当てはそうあの人です!今やハリウッドにも進出しているマチュー・アマルリック。今回は家族から嫌われてしまった次男アンリで登場。でも何かこのキャラ、マチューさんにピタリとハマっています。特に長女エリザベートに嫌われ、またその旦那にも嫌われているという役どころ。マチューがちょいと可哀想な気もしました。

憎きエリザベート!って感じになった。マチュー演じるアンリに感情移入してしまった。エリザベートが怒るのも無理はない。5年前の劇場回収の際、沢山の借金をしたアンリのため借金を肩代わりしたんだから無理もないけど、、、、。面と向かってアンリを罵り、嫌いいだとはっきり言う。まあストレートで良いんだけれど(笑)でも何か憎めないアンリなのでした。


このシーンは驚いた。上手くこけたものです。笑ってしまいました。

母親ジュノンにまで嫌いだと言われる始末


ドヌーヴさん、今年68歳だそうですが、、、、。お美しいですね。


シルヴィアのキアラ・マストロヤンニ ドヌーヴの実娘です。今回は嫁役で共演。
「ゼロ時間の謎」にも出演していましたね。

シルヴィアの夫がジュノン夫婦の末っ子イヴァン。イヴァン役のメルヴィル・プポー。彼も「ゼロ時間の謎」に出演していた。本当に超有名な方ばかり!

ストーリー(Movie Walkerより拝借) 以下ネタばれ含みますので、、、、。

フランス北部の街、ルーベ。アベル(ジャン=ポール・ルシヨン)とジュノン(カトリーヌ・ドヌーヴ)のヴュイヤール夫婦が最初に授かった子供は、男の子ジョゼフ。その2年後には長女エリザベートが誕生。だがジョゼフは幼稚園の時、白血病と診断される。治療法は骨髄移植だけであったが家族の誰も骨髄が不適合、長男を救うため夫婦は次男アンリをもうける。ところが彼の骨髄も適合せず、ジョゼフは6歳で亡くなってしまう。それから数十年、ヴュイヤール夫婦はすでに初老にさしかかっていたが、ある日ジュノンにジョゼフと同じ病気が見つかる。クリスマス。母の病気をきっかけに、疎遠になっていた子供たちが家に集まってきた。長女エリザベート(アンヌ・コンシニ)は戯曲家として成功し、優秀な数学者の夫クロード(イポリット・ジラルド)がいるというのに、彼女の心にはいつも悲しみと怒りがあった。彼女は母のために骨髄検査を受けるが、不適合と診断される……。次男アンリ(マチュー・アマルリック)は、恋人フォニア(エマニュエル・ドゥヴォス)を連れ立って久しぶりに家族のもとを訪れる。妻を亡くしてからアル中だった彼は、5年前に詐欺まがいの劇場買収で多額の借金を重ね、それを肩代わりした姉エリザベートに代償として家族からの追放を言い渡されていた……。三男で末っ子のイヴァン(メルヴィル・プポー)は、若い頃は病的に内気で友達もなく、アンリと従兄弟のシモン(ローラン・カペリュート)だけが遊び仲間だった。今では妻シルヴィア(キアラ・マストロヤンニ)や小さな息子たちと暮らしているが、イヴァンはシモンやアンリが、シルヴィアを好きだったことを知っている。もしかしたら、シルヴィアが本当に愛するのは自分ではなかったということも……。アベルは、骨髄移植の危険を怖れていたジュノンを叱咤し勇気づける。やがてジュノンは、アンリの骨髄を受け入れることを決意するのだった……。


クリスマスパーティで子どもたちとお芝居を演じるっていうのも何かお洒落ですね。


アンリの恋人役には、「キングス&クイーン」で共演したエマニュエル・ドゥヴォス
ココ・アヴァン・シャネルにも登場していた。


エリザベート役にはアンヌ・コンシニ 夫クロード役にはイポリッド・ジラルド


父アベル(ジャン・ポール=ルシヨン)が一番アンリのことを思いやっていたかな。この親子関係が見ていて微笑ましかった!


シルヴィアがシモンと寝ちゃったのに、イヴァン、心中穏やかではなかっただろうね。う~ん微妙な雰囲気でしたが、、、、、。

クリスマスはやはり特別な日なのでしょうか。全部許される?

結局ジュノンは一番嫌いだった息子アンリから骨髄を提供されることに。何とも皮肉な結果になったのでした。

解説(allcinemaより拝借)

「エスター・カーン めざめの時」「キングス&クイーン」のアルノー・デプレシャン監督が、母の病気をきっかけに、疎遠になっていた子供たちがクリスマスに集い、愛憎の中で波乱含みのひとときを送る姿を描いた家族ドラマ。主演はカトリーヌ・ドヌーヴ、共演にマチュー・アマルリック、メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、エマニュエル・ドゥヴォス。

ちなみにデプレシャン監督作品は「キングス&クイーン」のみ鑑賞しています。

マチューさん目当てで鑑賞した作品でしたね。いやあ良い味出してました♪

メディア 映画
上映時間 150分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ムヴィオラ)
初公開年月 2010/11/20
ジャンル ドラマ

 

  ジュノン カトリーヌ・ドヌーヴ

オフィシャル・サイト
http://a-christmas-story.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.bacfilms.com/site/conte/ (仏語)

 

 

 

 

Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする