生きて帰れたら、言いたいことがあるんだ。
全米が固唾をのんで成り行きを見守ったその大事件は、2001年5月15日にアメリカ北東部で起こったもの。それをもとに映画化となった。
MOVX京都にて鑑賞。
トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンがまたタッグを組んだ作品「アンストッパブル」を初日に鑑賞して来ました。
一見「サブウェイ123」と何処か重なるような気もしたり、、、、。っていうのは全編がスリル全開というところでしょうか。前作は地下鉄で乗客たちが人質に捕らえられ、デンゼル・ワシントンが救うために犯人トラブルタ相手に闘うというものでしたが、今回はデンゼルが若手クリス・パインと組んで、暴走列車相手に闘うというお話。設定や相手が変わるものの、その危険をどう喰いとめるかはやはり似ているように思います。
クリス・パインといえば、「スタートレック」
危険を承知で奮闘するという主人公たちの勇ましい姿は多くの観客に受けるでしょうし。実際に本物の列車を脱線させたらしいので、これは凄いことだと思います。こんなことは普通では出来ないでしょうから。
デンゼル・ワシントンも自らスタントをこなしたり、電車の運転も事前に習得したそうです。56歳という年齢なのに、よくぞやられたと。役者冥利に尽きます。
実際に屋根に乗ったとは凄いですね。
1206と777を繋ぐために悪戦苦闘するウィル。足を怪我してしまいます。
ストーリー(Moviewalkerより拝借)
ペンシルバニア州の操車場。ベテラン機関士のフランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)と若い車掌のウィル・コルソン(クリス・パイン)が初めて顔を合わせる。しかし、年齢も家庭環境も異なる2人の間には大きな溝があり、ぎこちない雰囲気のまま機関車1206号へと乗り込むことに。やがて、2人の耳に貨物列車777号がトラブルを起こしたという情報が飛び込んでくる。運転士の操作ミスにより、無人のままの777号が暴走を始めたというのだ。しかも、777号には大量の化学物質が搭載されていることが判明。操作不能に陥った777号は、一つの街を壊滅させるだけの威力を持った巨大ミサイルも同然だった。様々な手段を講じて777号を停止させようとする鉄道会社。だが、そのいずれもがことごとく失敗してしまう。777号と同じ路線を走っていたフランクは、1206号を緊急待避線にすべり込ませて間一髪で衝突を回避すると、すぐさま777号の追跡を開始。777号の最後尾に連結して、1206号のブレーキで停車させる計画だった。フランクと口論を繰り返してきたウィルは、当初その計画に反対するが、彼の機関士としての経験と直感を信じ、命懸けのその計画に同意する。警察と鉄道会社は被害を最小限に食い止めるために、777号の人為的な脱線を計画するが、これも失敗。全米の目は、追跡を続ける1206号の行方に注がれていた。テレビでその様子を見守る人々の中には、父親との関係がギクシャクしているフランクの2人の娘、そしてウィルと別居中の妻の姿もあった。家族との絆を取り戻したいと願う一方で、鉄道マンの使命を果たそうとする2人の男。いつしか、彼らの間にはわだかまりを乗り越えた男同士の絆が芽生えていた。だが、時間は刻々と経過、777号は高架下に多くの燃料タンクが設置される魔の急カーブに近づいて行く。果たして、彼らは未曽有の大惨事を防ぐことができるのか……。
列車はまるで怪物に見えます。
フランクは先頭車両まで行くつもりだったが、途中で渡れるような状況ではない事に気づき、、、、、断念せざるおえないように。
最初はひょいひょいと上手く行ったのだけれど、、、、。
1206のブレーキが途中燃え尽きてしまいます。そのため益々777は加速して行きます。もう止めるのは難しいようです。
フランクも行けません。結局ウィルが手立てをうたなくてはならなくなりました。えぇ~一体どうなるの?残された時間は後少しです。
解説(allcinemaより拝借)
無人貨物列車が突然暴走を始め、人々を未曾有の恐怖に陥れる戦慄のタイムリミット・サスペンス・アクション。ベテラン機関士と新米車掌が、化学物質を大量に積んだまま暴走する列車が引き起こしかねない大惨事の未然防止に命懸けで挑む姿とその運命の行方をスリリングに描く。主演はオスカー俳優デンゼル・ワシントンと「スター・トレック」のクリス・パイン。監督は「サブウェイ123 激突」のトニー・スコット。
製作裏話
2007年6月、20世紀フォックスはマーティン・キャンベルを本作の監督にするべく交渉していたが、結局2009年3月までにトニー・スコットが務めることが決まった。同年4月、デンゼル・ワシントンとクリス・パインの参加が決まり、2011年公開を目指して製作準備が開始された。
2009年7月、同じくトニー・スコット監督、デンゼル・ワシントン主演の『サブウェイ123 激突』の興行成績低迷により『アンストッパブル』の資金調達が困難となり、製作がストップしていることが明らかとなった。これに伴い20世紀フォックス側は製作費を1億ドルから9000万ドル、スコットの監督料を900万ドルから600万ドル、ワシントンの出演料を2000万ドルから1600万ドルまで下げようとし、これに反対したワシントンは7月17日までにプロジェクトから離脱した。その後フォックスとスコットとワシントンで協議が行われ、ワシントンは復帰し、同年秋の撮影開始に向けて製作準備が再開される。
メディア | 映画 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(FOX) |
初公開年月 | 2011/01/07 |
ジャンル | アクション/サスペンス/パニック |
映倫 | G |
※確かに迫力はありましたが、どうもワンパターンぽいようにも思えるのですが、、、如何でしょうか?