銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

リトル・ランボーズ(2007)◎●SON OF RAMBOW

2011-01-24 | 映画:ミニシアター

 ランボーに愛を込めて・・・!でもアメリカ映画じゃなかったのね。
ボクたちの、想像力と友情が
世界をちょっとだけ変えるんだ。

京都シネマにて鑑賞。日曜日の夕方、映画館へ・・・・。休日ということで、お客さん多かったです。

さて本作は、2人の少年が主人公です。まったく違った環境に育った2人がある日出会うことになります。舞台は1982年のイギリス郊外・・・・。

 ウィル役には ビル・ミルナ―。
ウィル・プラウドフット 父親がいない家庭で、母親と妹、おばあちゃんと暮らしている。

ビルは「Is Anybody There?」(2008)ではあのマイケル・ケインと共演しています。


厳格な家庭に育った彼は、宗教上、テレビに映画、そして音楽も一切禁じられた生活。学校での授業でテレビを見る場合は、廊下で一人自習である。プリマス同胞教会という宗教があるんですね。調べてみましたが、詳しくは分からず(汗)

とにかく厳しい宗教のようですね。子どもにとってどうなのか?なんて思いました。多感な時期のウィルにとったら、これは苦しいところです。その上教会の変なおじさんが、しげしげと通って来る。どうもウィル母に気があるようだ(余計な話ですが)

ウィルの楽しみは、思いつくままにオリジナルイラストや、パラパラ漫画を描く事でした。

  楽しいよね!

 リー・カーター役にはウィル・ポールター
2月25日から公開の「ナルニア国物語・第3章:アスラン王と魔法の島」にも登場。

さてもう一人の少年、リー・カーター。ウィルが通う学校の生徒。校内の不良少年だ。彼にも父親はいなかった。母親は不在がちで、兄と暮らしている。

横暴な兄貴ローレンスには、エド・ウェストウィック

そんな2人は知り合いになった。ウィルはリーの強烈な世界に一気に引き込まれていく。学校きっての問題児で、色々悪さを平気で働くカーターだったが、父親のいない家庭で育った彼は留守がちな母親に代わって横暴な兄の朝食も作る自立した少年だった。
気弱なウィルと悪ガキのカーター。一見、対照的なふたりだが、共に孤独で想像力豊かという共通点。友情が育まれるのに時間はかからなかった。

 

ある日、ウィルの日常を変える出来事が、、、、。それは老人ホームを営むカーターの自宅で、生まれて初めて観た一本の映画ーー「ランボー」のビデオだった!

シルベスター・スターロン演じるベトナム帰還兵の傷だらけのヒーローに、とても強い衝撃を受けた。そして、「僕はランボーの息子だ!」と名乗り、ランボーになり切った姿で、カータ―の前に現れる。

 
筋肉流々で格好良いね!ウィル。もうランボーになり切っていました。可愛いです♪


2人は友情の絆を結ぶ。ナイフで手を切り、、、、、。まるで映画のようだ。

カータ―は兄ローレンスのビデオカメラで自主映画を撮り始めていた。その作品に出演すると宣言するウィル。
ということで主演、ウィル、監督はカータ―。こうしてふたりのエキサイティングな映画作りがスタートした。

 

家族や教会に隠れて、秘密の共同作業にどんどんのめり込んでいくウィル。やがてふたりの過激なアクション映画作りは学校中の話題となる。


盗んだ犬の置物を飛ばしたのは良かったが、、、何とその犬の置物は学校の校舎に激突。。。。
カーターはこれで停学処分。。。。

カーターが不在中に、フランスからの超クールな交換留学生 ディディエ・レヴォルまでが俳優として映画作りに参加。
戻ってビックリ!カーターは疎外感を抱き始める。


ディディエは学校内の人気者となる。

ディディエの圧倒的な人気がお祭り騒ぎに拍車をかけて行く~~~!
騒ぎが大きくなるにつれ、ウィルとカ―タ―の友情が軋み出すことに、、、、。

せっかく仲良しになったのに、、、、。一体どうなるのかしら?ということで、ラストはちょっと内緒だけど(笑)

2人の少年の世界観、大人では味わう事の出来ない素晴らしいものなので、ぜひご覧頂きたいなあと思います。

 右がガース・ジェニングス監督、左は、プロデューサーのニック・ゴールドスミス。


撮影風景

ガ―ス監督のインタビューはこちら。製作の裏側が分かります!必見。

解説(allcinemaより拝借)

銀河ヒッチハイク・ガイド」のガース・ジェニングス監督が、自らの少年時代の体験をモチーフに、対照的な2人の少年の出会いと成長を描く感動ドラマ。シルヴェスター・スタローン主演の「ランボー」が大ヒットしていた1982年のイギリスを舞台に、厳格な家庭で子供らしさと無縁の息苦しい生活を送る少年が、札付きの悪ガキ少年と出会い、一緒に「ランボー」を真似た手作り映画の撮影に奮闘する中で友情を育み、心が解放されていく姿をノスタルジックかつハートフルに綴る。


可愛いのでいっぱい載せちゃいました!

メディア 映画
上映時間 94分
製作国 イギリス/フランス
公開情報 劇場公開(スタイルジャム)
初公開年月 2010/11/06
ジャンル コメディ/ドラマ
映倫 PG12

 

※ シルベスター・スタロ―ンも観たそうですよ!


ちょこっとネタばれです。RAMBOWのwはいらないって、カーターがウィルに話していました。お洒落なエンドクレジットでした♪

 

 

オフィシャル・サイト
http://rambows.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.sonoframbow.com/ (英語)

 

 

 

Comments (6)
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