銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

マイ・ブラザー○◆BROTHERS(2009)

2010-06-09 | 映画:シネコン

 世界の果てをみた兄に、まだ声は届くだろうか。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。これってリメイクだったんですね。オリジナル版は2004年のデンマーク映画「ある愛の風景」。上映されたけど、行けなかった。未見なので、比べようがありません。オリジナル版をちょっと調べたところ、リメイク版とはほぼ同じようです。
さてリメイク版に登場する3人はかなり豪華で演技派の方たちばかり。だからかなり期待していたのですが、、、、、。えぇ~!ちょっと尻切れじゃないの?と思うようなラストにがっくりしました。中途半端ではないでしょうか?盛り上げておいて、そりゃないよ!と言いたい。そんな結末なんだもん。拍子抜けって感じ。

さてSTORY (今回はキネマ旬報より抜粋しました)

サム(トビー・マグワイア)とトミー(ジェイク・ギレンホール)は2人きりの兄弟だが、対照的な人生を送っていた。アメフトのスター選手として学生時代を過ごした兄のサムは、チアリーダーのグレース(ナタリー・ポートマン)と結婚、2人の娘に恵まれる。その後、米軍大尉として功績を残し、人望も厚い男だった。一方、弟のトミーは、長年定職にも就かず、挙句の果てに銀行強盗で服役する。トミーの出所日、サムは数日後に戦地への出発を控えていたが、車で弟を迎えに行く。だが、出所したトミーの居場所はどこにもなかった。元海兵隊の父・ハンク(サム・シェパード)は厄介者の次男に辛辣な言葉を投げつけ、グレースと娘たちも彼への嫌悪を隠そうとしない。トミーが唯一心を開くのは、母親を亡くし、寂しい子供時代を共に支え合ったサムだけであった。ところが、サムが戦地へ旅立って間もなく、サムの一隊がアフガニスタンで撃墜されたとの知らせが届く。現実から逃げるかのように酒に溺れるトミー。そんな彼は次第に、兄が何よりも大切にしていたグレースと娘たちを、自分が支えなくてはと思い始める。以前からグレースが使いづらいと嘆いていたキッチンのリフォームを進めるうちに、娘たちは徐々に笑顔を取り戻し、最初は迷惑そうだったグレースの気持ちも救われていく。グレースの誕生日にキッチンを完成させてからも、トミーは手直しを口実にグレースたちを訪ねる。
 

ナタリー・ポートマン、妻・母役を演じる。揺れる女心を上手く演じている。
ところで、ナタリーの娘役イジ―を演じたベイリー・マディソンちゃん、凄かったですよね。妹マギーへの嫉妬に父サムに向かってのあの言葉もかなりのもの、、、、、。
彼女は「テラビシアにかける橋」やテレビドラマ等で活躍している子役さんだそうです。
 
そしてある夜、初めて本音を語り合ったトミーとグレースはどちらからともなく唇を重ねるのだった。罪悪感を覚えながらも、互いに惹かれていく2人に、ある日一報が届く。サムが生きていたのだ。グレースやトミーたちは、空港に降り立つサムの痩せ細った姿に驚きながらも再会を祝う。

サム・ケイヒル役トビー・マグワイア
狂気的な雰囲気もなかなか、、、、、。
 
だがサムは、もはや以前のサムではなかった。突然わけもなく激怒しては、娘たちを脅えさせ、やがて彼は、執拗にトミーとグレースの仲を疑い始めるのだった……。
 
ここからちょっとネタばれ、、、、、。
 
サムは運よく死を間逃れるも、サムの部下ジョー・ウィリス二等兵とともにアフガニスタンでテロ一味に拘束されてしまう。凄まじい拷問を受けることになり、死以上の苦しみを味わう。挙句の果て、部下のウィリスに手をかけなければならない事になるわけだ。生きて家族の元に帰るために一人の命と引き換えに、、、、、。無事に生きて帰ることが出来たサムだが、彼の中には人を犠牲にして生き延びた自分への罪悪感があったということ。
 
イラクやアフガニスタンでの戦争で徴兵された兵士たちの心理を描いた作品はここ最近いくつか紹介されています。戦争によって人々の心が病んでいく姿はやはり色々考えてしまいます。戦争がどれだけの人々を苦しめているか?アメリカという国はいつまでこんな戦争を続けるのかしら?と、、、、、。
 
メッセージ性のある作品ではありますが、でも物足りなさを感じるのは何でかな?これだけ良い役者さんが出演しているのに、、、、。
 

トミー・ケイヒル役ジェイク・ギレンホール
私はプリンス・オブ・ペルシャのダスタン王子役よりこちらの方が好きですね。
 

グレース・ケイヒル役ナタリー・ポートマン
最近は映画監督にも挑戦。やっぱり綺麗です。
 
※そうそう出演場面は少なかったですが、ジョー・ウィリス二等兵の妻キャシー・ウィリスであのキャリー・マリガンが出ていましたね。
 
 
解説(allcinemaさんより抜粋)
 
スザンネ・ビア監督の2004年のデンマーク映画「ある愛の風景」を豪華キャストでハリウッド・リメイクしたヒューマン・ドラマ。戦地での体験によって心に大きな傷を抱えて帰還した男の苦悩と、それを受け止めようと葛藤する家族の姿を描く。出演はトビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン。監督は「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のジム・シェリダン

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/06/04
ジャンル ドラマ/戦争
映倫 G

 
 
  
オフィシャル・サイト
http://my-brother.gaga.ne.jp/
 
 

 

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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009)◆VENGEANCE

2010-06-06 | 映画:シネコン

 復仇
記憶を失くした男に
復讐の意味はあるのか──

カケラ鑑賞後、T・ジョイ京都へ、、、、。先日鑑賞出来なかった本作を鑑賞しました。この日もグランドオープン記念ということで、1000円で鑑賞できる日でした。
以降は、サービスディを選んで鑑賞するしか手はないです。また他のシアターで上映されない作品も来るようなので、その時はこのシアターを利用するつもりです。

さて随分前から楽しみにしていたジョニー・トー監督のこの作品、ようやく鑑賞できる日がやって来ました。一足早く、大阪アジアン映画祭で上映されたときは、残念ながら行けませんでした。監督も来られたということで本当に残念です(涙)
京都での上映がないのでは?と思っていたら、嬉しいことに新しいシアターでの上映が決まったので、良かった!!


渋いですよね。

香港の映画監督であるジョニー・トーが、フランスのプロデューサー・俳優と共に製作した映画だそうです。 2009年の第62回カンヌ映画祭コンペティション部門で上映され、香港では8月20日公開。あら日本での上映が先なんですね。

主演のジョニー・アリディさん、フランスでは国民的人気歌手だということをまったく知りませんでした。もちろん俳優としても長いキャリアを持つベテラン。そんな素晴らしい俳優を迎えて「エグザイル/絆」のジョニー・トー監督とのタッグ。そして共演者はエグザイルに出演したアンソニー・ウォンラム・カートン、ラム・シュー。悪役で登場のサイモン・ヤム。エグザイルを思い出しましたね!

いやいや凄かったです。ドキドキハラハラ、、、、。手に力が入るあぁ~何とかやっけて欲しい!なんて思わず、口から出そうです。う~んとにかく格好良い。見ていて惚れ惚れですわ。お洒落でスタイリッシュ、ハードボイルドというのはこういう作品なのでしょうね。それぞれの個性も活かされている。久々に興奮しました。

STORY

マカオの高級住宅地で、料理をしながら中国人の夫と2人の子供の帰りを待つ、フランス人女性・アイリーン(シルヴィー・テステュー)3人が帰宅した瞬間、玄関のドアベルはやがて銃声へと変わり、幸せな家庭は血の惨劇の場と化した・・・・。


アイリーン役には「サガン、悲しみよこんにちは」でサガンを演じたシルヴィー・テステュー

病院を訪れた、帽子にコート姿の初老の男・コステロ(ジョニー・アリディ)。フランスでレストランを経営する彼は、全身包帯を巻かれ、喉を切開された愛娘・アイリーンと再会する。

コステロは新聞記事を使い、口がきけない彼女から、彼女が発したい言葉を見つけ出す。家族を殺した犯人は見知らぬ3人。そのうちの1人の耳を彼女が銃で撃ち抜いたこと。そして、夫と愛児の仇を討って欲しいというものだった。その後、地元警察のウォン刑事(マギー・シュー)から見せられた現場写真を盗み出したコステロは、そこにマジックで「Vengeance(復讐)」と書いていった。

一方、クワイ(アンソニー・ウォン)、チュウ(ラム・カートン)、フェイロク(ラム・シュー)の3人は、組織のボスであるファンから殺しの依頼を受けていた。ホテルの一室でターゲットを仕留めた3人だったが、偶然にも廊下ですれ違ったコステロに、フェイロクが手にしていた銃を見られてしまう。瞬間、緊迫した空気が張り詰めるが、彼らは何も言わずにすれ違う。やがてホテルで男女の死体が発見され、ウォン刑事からマジックミラー越し並ぶ容疑者から真犯人を見つけるように依頼されるコステロ。

その中にチュウの姿を見つけた彼だったが、「ここにはいない」と証言。釈放されたチュウを尾行するコステロ、チュウと合流したクワイたちに「仕事を依頼したい」と告げるのだった。
悲惨な状況が生々しいアイリーンの自宅に訪れたコステロたちは、独自の感覚から事件の様子と犯人たちの特徴、さらに使用された銃の種類を見極めていく。
その後、ゴミ捨て場で銃の調達や改造を請け負うトニーから、香港の海鮮街で店を営む男の情報聞きつける。食卓を囲み、銃の腕を競い合った彼らは、いつの間にか友情という絆で結ばれていたのだった。


コステロと殺し屋たちが射撃の腕を見せるために原っぱで自転車を標的にする場面は凄かった!またその自転車が無人なのに走り抜けるシーンには驚きです。


コステロがポライド写真を見ながらクワイたちの顔を記憶に残そうと一生懸命だったのは、記憶障害を克服するためのリハビリのようなものなのかしら?

香港にやって来た4人は、耳を負傷した男ら3人を探しだし、夜の森林を舞台に激しい銃撃戦を展開する。しかし、敵を前にしたコステロは、なぜか茫然と立ち尽くしてしまう。結果肩を負傷してしまった彼だったが、自らの秘密をクワイたちの明かすことになる。実は彼も20年前までクワイたちと同じ殺し屋稼業をしていた。過去の銃撃戦で脳に銃弾が残っていると言うのだ。そのため定期的に記憶を失くしてしまう難病を患っており、自分がいつまで生きるかも、わからないという。

一方、クワイの元にはファン(サイモン・ヤム)から、自分の部下たちが白人1人を含む、4人の男に襲撃されたという情報が入って来た・・・・。
ということで、コステロの娘家族を殺した犯人は誰に指示されてやったということが分かってきましたよね。まさか?クワイたちの近くいたとは、、、、。
さてクワイたちはどうするのでしょうか?そしてコステロはすべての記憶が消えてしま
えてしまう前に、復讐を遂げられるのでしょうか、、、、?

 

以下ネタばれ、、、、。

彼らに助力を求め、さっそく香港にいる実行犯にたどりつく。しかし、コステロは突如古傷の記憶障害に襲われる。

そのため、3人はコステロを知人に預け、より強大な上部組織のギャングと闘う。その際も、古紙のキューブに身を隠しながらの銃撃戦。


絶対絶命の3人です。散り際もなかなか素敵ですよ。
コステロとの約束を果たすため、3人はファンに立ち向かうんですがね。。。。。

コステロを残して3人は散ってしまいました、、、、。復讐は立ち切れか?と思ったら、いやいやそんなことはありません。その後も続きます。いよいよ主人公コステロの出番です。


1人残ったコステロは、ファン一味との戦いに挑みます。

 


そして、、、、、。

解説(allcinemaより抜粋)

 香港の鬼才ジョニー・トー監督が、フランスの国民的歌手でもある「列車に乗った男」のジョニー・アリディを主演に迎えて贈る香港・フランス合作のノワール・アクション。娘家族を殺されたフランス人男性が、異国の地で3人の殺し屋を雇い、過酷な復讐に乗り出す姿を、激しいガン・アクションと次第に芽生えていく男たちの友情とともにスタイリッシュに描き出していく。共演に「サガン -悲しみよ こんにちは-」のシルヴィー・テステューと「エグザイル/絆」のアンソニー・ウォン、ラム・カートン、ラム・シュー、サイモン・ヤム。


ジョニー・アリディとジョニー・トー監督

  映画
上映時間 108分
製作国 フランス/香港
公開情報 劇場公開(ファントムフィルム)
初公開年月 2010/05/15
ジャンル アクション/犯罪/サスペンス
映倫 R15+

オフィシャル・サイト
http://judan-movie.com/
 
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カケラ◆◇(2009)

2010-06-04 | 映画:ミニシアター

 東京発ガールズムービー誕生!!

俳優で監督でもある奥田瑛二の長女、安藤モモ子の監督デビュー作です。先週彼女の舞台挨拶があったのですが、残念ながら行けませんでした。ということで今週ようやく鑑賞して来ました。

2人の女性が主役です。その一人はあの「愛のむきだし」で可愛いけれど、インパクトのある女の子を演じたあの満島ひかりさん。そんな彼女は今回は本当に普通の女の子。個性のある女性ではありません。そしてもう一人の主役、中村映里子さんはこの作品で初めて知ったのですが、、、、。彼女の演じるキャラはなかなか強烈でした。
実は素顔で言うと、今回はキャラで例えると逆キャスティングだとか?そう言えば、中村さんの素顔を見るとおとなしい女性って感じかしら?でも刺激的なリコは意外にぴったりハマっていたように思えますが、、、、、。

さてお話は、、、、。


冒頭のシーンが結構印象的だった。男と女の表情の明らかな違いがよく描写されている。了太君はやることやったから疲れたって感じですね。

これといって夢も目標もなく、なんとなく毎日を過ごすごく普通の大学生、ハル(満島ひかり)。恋人の了太(永岡佑)とは心が通わず、どこか満たされない。いつも何かが欠けているような気分に陥っていたとき、カフェで見知らぬ女の子に声をかけられる。“素敵だなと思う人とすれ違うことってない?”と語りかける彼女の名前はリコ(中村映里子)。“気が向いたら電話してね”と電話番号を渡されて呆然とするハルだったが、どことなくミステリアスな雰囲気の彼女のことが気になりだす。リコの職業はメディカルアーティスト。病気や事故で身体の一部をなくした人たちの精巧なパーツを作っていた。ハルからの電話を受け、リコは大喜びで仕事を切り上げてハルをデートに連れ出す。“ホントに女の子が好きなの?” と恐る恐る尋ねるハルに、リコは答える。“私はハルちゃんだから好きなんだよ。男も女もヒトでしょ。男だ、女だって思うから苦しくなるの”。リコとの時間に安らぎを感じる一方で、了太との関係に疑問を感じてゆくハル。やがて、了太との関係をズルズル続けていたハルは、苛立ったリコと大喧嘩になってしまう。自分の気持ちのやり場を失ったハルは、了太に“会ってセ●クスするだけ。恋人って何?付き合うって何?”とぶちまけ、“好きな人ができた”と宣言してしまう。とはいえ、まだリコのことを愛しているとは言えないまま。近づいては遠のき、微妙に揺れ動くハルとリコの関係は一体どうなるのか……?


リコは見たところおとなしそうで優等生的なタイプなんだけど、実は裏の顔があったのだ!一見そう見えないリコの隠れた魅力にハルが惹かれるのは何となく理解出来る。

それはリコが仮に男性だったとしても同じなんじゃないかしら。こんな風に強引に引っ張るなら、誰しもその気になるんじゃない?

まあ変化のない日々を送っていたハルにしたら、リコのような人物が現れたらそりゃ刺激的ですよね。まさにハルの心のスキマを埋めてくれる運命の人なんだから。


2人の関係は次第に深まって行く、、、、、。


このシーン、結構エ●い感じも。

光石研根岸季衣がリコの両親役、そしてあの志茂田景樹が祖母役で登場。でもワンシーンのみ。でも結構強いキャラなのでちょっと印象深かった(笑)もちお化粧していました。
津川雅彦はリコの上司田中 正役。

主役の2人以外では、かたせ梨乃がリコに胸のパーツを依頼した山城陶子役で登場。結構絡みあり。

同性に惹かれ合うというのは、女子高なんかでよくある話ですね。女子高出身の私はその昔、先輩に憧れるという同級生がいたので、この作品を観て、学生時代を思い出しました。その思いでと少し重なりましたね。


ところで、満島ひかりさん、中村映里子さんよりお姉さんだったんですね。

かなりきわどいセリフが飛び交いましたが、あまり気になることもなく。それなりに楽しめました。

解説(allcinemaより抜粋)

父・奥田瑛二監督作などで現場経験も積んできた安藤モモ子が、人気少女漫画家・桜沢エリカのコミックを原作に記念すべき監督デビューを飾ったガールズ・ムービー。満たされない気持ちを抱えていたヒロインが、対照的な女性と出会い、葛藤しながら成長していく姿を繊細なタッチで綴る。主演は「愛のむきだし」の満島ひかりとモデル出身の中村映里子。


桜沢エリカさんとトークする安藤モモ子監督

メディア 映画
上映時間 107分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ピクチャーズデプト)
初公開年月 2010/04/03
ジャンル ドラマ/ロマンス

オフィシャル・サイト
http://love-kakera.jp/



 

 


 

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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂☆★

2010-06-02 | 映画:シネコン

 PRINCE OF PERSIA: THE SANDS OF TIME
砂よ──時間を巻き戻せ!

6月1日ファーストディに鑑賞。東宝シネマズ二条に2週間ぶりに行きました。ポイントを貯めて、1ヶ月フリ―パスポートを目指しています。現在約3500ポイントです。後2500貯めないとゲット出来ません。頑張ろう

さて本作ですが、何でも2004年発売の同名ゲームの実写化作品。ただし、ストーリーは映画オリジナルであり、ゲームのストーリーとの関連性は全くないらしいです。
パイレーツシリーズのジェリー・ブラッカイマー製作の、ファンタジーアドベンチャーものです。でも出演者は意外に地味めかな、、、、、?

主役はあのジェイク・ギレンホールが務めるということで、驚きだったんですが。ジェイクが飛んだり、跳ねたり、一回転している!これにはびっくり。鍛えたのでしょうね。ジェイク、筋肉りゅうりゅう姿にちょっとイメージが変わりました。
相手役のタミーナ王女には、タイタンの戦いでも登場した、ジェマ・ア―タ―トン。個人的にはあまり好みの女優さんではないんですがね。何故かブレイクしているような?この方良いのかしら、、、、、。

その他、オスカー賞受賞俳優のベン・キングズレ―が大変重要な役どころで登場しております。そういえばシャッターアイランドもかなり重要な役どころだったな。
そうそうもう一人、後で分かったんだけど、悪徳商人のシーク・アマールですがあの17歳の肖像で、頭の硬いパパを演じたあのアルフレッド・モリ―ナだった事に気づきました。いやあまったく分からなかったわ。

さてさてお話は、、、、。

 強大なペルシャ帝国の第3王子であるダスタン(ジェイク・ギレンホール)は、“ペルシャのライオン”と呼ばれる勇猛果敢な若者だ。2人の兄と異なり、ダスタンは偉大なるシャラマン王の実の息子ではなく、かつては親のない浮浪児だったが、シャラマン王に見込まれ養子となったのだ。自由奔放すぎるのが欠点だったが、ダスタンの勇気、英知、そして類いまれな身体能力は、王子の名にふさわしい彼の非凡さを証明していた。


 ダスタンの運命を変えたのは、ペルシャ軍による聖地アラムトへの攻撃だった。“敵国へ武器を提供している”という未確認情報を元に、シャラマン王の腹心の弟ニザム(ベン・キングズレー)と3人の王子はアラムトを制圧。だが、王は聖地に対する弟と息子たちの暴挙に激怒し、武器供与の証拠を示すよう息子たちに迫る。
 その夜─ シャラマン王は酒宴の席で毒殺され、その疑いは無実のダスタンにかけられる。

危機一髪のダスタンの逃走を助けたのは、絶世の美女と名高いアラムトの王女タミナ(ジェマ・アータートン)だった。追手を逃れたダスタンは、王暗殺の汚名をそそぐため、真犯人を追求しようとする。だが、タミナの目的は、ダスタンが戦利品としてアラムトで手に入れた、不思議な短剣にあった。

飛んだり、跳ねたり、、、、。大昔でもこんなアクションあったのかしら、、、、?というくらい軽業師のようなダスタン。


 聖地アラムトに封印された秘密─ この地のどこかに聖なる神々の砂時計が隠されており、その中を流れる《時間の砂》を操る者は、時をさかのぼり、過去を自由に変える禁断の力を手に入れる。そして、この《時間の砂》を操るのに不可欠なのが、ダスタンの戦利品である短剣だったのだ。


王女タミナは可憐さはなくて、その上口が達者で可愛くな~い!でもダスタンは彼女に惚れてしまうのね、、、、。理解できない!!まあ人それぞれ好みがあるので仕方ないですが(笑)

砂のおかげであっちへ飛んだり、こっちへ戻ったり、、、、。



アクションは見ごたえあったけれど、お話そのものはう~ん普通でしょうか?キャストはもう少し華がある方が良いかもしれませんね。

解説(allcinemaより抜粋)

 ジェリー・ブラッカイマー製作で放つ古代ペルシャ舞台のアクション・アドベンチャー。父王殺しの濡れ衣を着せられた王子が、その真相を解く鍵となる“時間の砂”を求め繰り広げる未知の冒険を壮大なスケールでファンタジックに描き出す。主演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール。共演は「007/慰めの報酬」のジェマ・アータートン、オスカー俳優ベン・キングズレー。監督は「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェル

メディア 映画
上映時間 117分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2010/05/28
ジャンル アクション/アドベンチャー
映倫 G

 中央はジェリー・ブラッカイマー

オフィシャル・サイト
http://adisney.go.com/disneypictures/princeofpersia/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.disney.co.jp/movies/persia-movie/

 

 

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隣の家の少女◆THE GIRL NEXT DOOR

2010-06-01 | 映画:ミニシアター

 少女は、嬲られ続けた


5月31日、京都みなみ会館にて鑑賞。これが5月最後の鑑賞になりました。
実際にあった事件を元に映画化したそうです。
実際の事件の犯人はガ―トル―ド・バニシェフスキーという名前の人物で1990年まで生きていたようです。

それにしても凄い話です。残虐な描写シーンは映らないにしても、本当に酷いと憤りを感じました。これってホラーのジャンルなんですね。う~ん微妙ですね。どちらかといえば、暴力による犯罪ですよね。

今問題となっている児童●待と同じでしょう。まさに今も何処かでこのような事件は起こっているはず。そりゃ自分の子供に手をかける時代ですから、伯母が手をかけるというのはそんなに不思議ではないかもしれません。それにしても現代の世の中に限らず、何十年も前からこういう事件は存在したのですね。

このルースという女性の猟奇的な性格はどのように形成されたのか?そのことが個人的に気になるところです。精神的に異常をきたしているのは間違いありませんし。生育歴にももちろん何かあるはずです。ルースはある意味、大人になりきれない大人のように見えます。人間ほど怖いものはないということを改めて感じました。

STORY(goo映画より抜粋)

冒頭は何十年後のディヴィッド(ウィリアム・アザ―トン)が街を歩いていて、交通事故に遭遇するというくだりから始まる。真っ先にこの被害者を救うディヴィッド。そんな彼は自分が被害者だった方が良かったとつぶやく。あのいまわしい出来事へのトラウマが彼を襲う。

1958年、閑静な郊外の町での、ひと夏の出来事…。12歳の少年デイヴィッド(ダニエル・マンチ)の隣に住むチャンドラー一家に、ミーガン(ブライス・オーファース)とスーザンのローリン姉妹が越してきた。凄惨な交通事故で両親を失い、孤児になってしまった二人は、伯母のルス・チャンドラー(ブランチ・ベイカー)の元に身を寄せることになったのだ。デイヴィッドはミーガンと親しくなり、美しく可憐な彼女に恋心を抱き始める。だが、デイヴィッドは気づいてしまう。隣家で人知れず繰り広げられているのは、伯母による姉妹への、嫉妬と憎悪が入り混じった理不尽な暴力であることに…。ルスによる姉妹への仕打ちは、最初は言葉による罵倒のみだったが、徐々に肉体的な暴力へとエスカレート。やがてルスの息子たちや近所の少年たちさえもが姉妹への●待に加わっていく。そして、ルスのもと拷●に加担する少年たちの中に、なんとデイヴィッドの姿もあった…。そのひと夏の出来事は、デイヴィッドのその後の人生から永遠に消えることのない、暗黒の闇となる。

ディヴィッド目線で観てしまいます。何とか姉妹を助けたいという切ない思いが伝わります。観ている私も彼に感情移入状態になりました。ネタばれになりますが、警察が入ったことでこの恐ろしい事件は結末を迎えますが、、、、、。この事件のトラウマはいつまでもディヴィッドの心に消えることなく。


※ルースの究極のとどめはガスバーナーを使い何とメグの・・・・!何という酷いばばあやあ~!地獄に堕ちろ!!と叫びたくなったよ。

メディア 映画
上映時間 91分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(キングレコード=iae)
初公開年月 2010/03/13
ジャンル サスペンス/犯罪/ホラー

解説(allcinemaより抜粋)

人間の心の闇をえぐり出す狂気と暴力を極限まで追求する戦慄のホラー作家ジャック・ケッチャムの衝撃の問題作を映画化した禁断のバイオレンス・ドラマ。60年代にアメリカで起きた実在の少女監禁事件をモチーフに、主人公の少年が隣の家の地下室で目の当たりにする理不尽な暴力とその凄惨な悪夢の行方を描き出す。監督は、これが長編2作目となる新鋭グレゴリー・M・ウィルソン。

オフィシャル・サイト
http://www.kingrecords.co.jp/tonari/

 


 

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夏はやって来るのか?6月が始まった。今月の気になる作品、観たい作品!

2010-06-01 | 映画全般

雨降りが続き、寒い5月だった。そしていつのまにか6月に突入。一体どうなっているのか?さて暦では初夏ということだが、夏は来るんでしょうかね?
夏らしい夏がやって来るかどうかは分かりませんが、今月の観たい作品、気になる作品を紹介して行きたいと思います。

まずはシネコン上映作品

6月4日公開作品

マイ・ブラザー

デンマーク映画『ある愛の風景』を、トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンらの豪華共演でリメイクした家族ドラマ。秘密を抱えた元兵士の男と妻、そして二人の娘に男の弟を巻き込んで、家族の崩壊と再生を情感豊かにつづる。監督は『マイ・レフトフット』『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』などのジム・シェリダン。戦争のもたらすあらゆる悲劇と家族のきずなが胸を打つ珠玉の感動作。

6月11日公開作品

アイアンマン2

自ら発明したパワード・スーツで平和のために死闘を繰り広げる天才科学者兼経営者トニー・スタークを描き、大ヒットを記録したアクション大作『アイアンマン』の続編。アイアンマンであることを公表したトニーに、新たな敵が襲い掛かる。ロバート・ダウニー・Jrが引き続きアイアンマンを演じ、監督もジョン・ファヴローが続投。対する敵役には『レスラー』のミッキー・ロークや『ブラック・ダリア』のスカーレット・ヨハンソンなど実力派俳優たちがふんし、スリリングで迫力あるアクションが期待できる。

6月12日公開作品

アウトレイジ ※新しいシネコン、T・ジョイ京都にて上映予定

ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、「世界のキタノ」こと北野武監督が放つ本格バイオレンス・アクション。タイトルは極悪非道を意味し、登場人物すべてが悪人という異色のドラマが展開する。主演のビートたけし以外、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮ら北野作品初登場の豪華キャストが集結。これまで繊細な役柄が多かった加瀬が、監督が絶賛するほどの迫真のキレ演技を見せているのにも注目。

ラスト・ソング

『きみに読む物語』などの原作者としても知られるベストセラー作家ニコラス・スパークスの書き下ろし小説を映画化。人気テレビシリーズ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で大ブレイクし、今やアメリカを代表するトップアイドルの一人となったマイリー・サイラスが多感な10代の少女にふんし、ひと夏の青春ストーリーを織り成す。映画女優としてのスタートを本格的に切ったマイリーの熱演はもちろん、彼女が歌う主題歌も作品の感動を深めている。

THE AGE OF STUPID

不都合な真実に続き、温暖化に突き進む地球に警告を鳴らす必見の話題作

6月19日公開作品

ザ・ウォーカー

「サブウェイ123 激突」のデンゼル・ワシントンと「ダークナイト」のゲイリー・オールドマン共演のサスペンスアクション。文明崩壊後、世界に唯一残された本を運ぶ男と、それを狙う盗賊との戦いを描く。デンゼル・ワシントンのブレード・アクションも見どころ。監督は「フロム・ヘル」のアルバート&アレン・ヒューズ兄弟。  

サバイバル・オブ・ザ・デッド

ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督による前作ダイアリー・オブ・ザ・デッドの続編のゾンビ映画。

6月26日公開作品

エルム街の悪夢

ホラーの古典を現代にアレンジした『エルム街の悪夢』で、フレディ・クルーガーが戻ってくる。フレディ・クルーガ―にはあのジャッキー・アール・ヘイリーだ!

ミニシアター上映作品

6月1日~7日

『ユリ子のアロマ』

 

6月5日公開作品

ブライト・スター いちばん美しい恋の詩

 1795年生まれの英国の若き詩人ジョン・キーツは、1818年に18歳のファニー・ブローンと出会い恋に落ちる。しかし彼は弟と同じく重い結核に冒される…。『ピアノ・レッスン』のカンピオン監督が描く、短くも純粋な愛の物語。
久々にベン・ウィショ―が登場!

6月12日公開作品

クレイジー・ハート

本年度アカデミー賞で主演男優賞と主題歌賞の二部門を制覇した話題作。
孤独な主人公をジェフ・ブリッジス(「ビッグ・リボウスキ」など)が演じ「酔いどれで自暴自棄のならず者を鮮烈に演じている」と評され、音楽への愛情によって自らを救おうとする男を好演。「ダーク・ナイト」のマギー・ギレンホールが母としての生き方と新たな愛との間で揺れるシングルマザー役を熱演。ちょっとレスラーと重なるような感じも、、、、、。

「クロッシング」

世界を揺るがす収容所国家「北朝鮮」脱北と引き裂かれた家族の衝撃

6月19日公開作品

あの夏の子供たち

映画プロデューサーとして精力的に働き、家族を愛する魅力的な父が、ある日突然自ら命を絶ったー。喪失の悲しみを乗り越えようとする母と3人の娘たちの再出発への道を、慈愛溢れるまなざしで描いた珠玉の感動作。

ジョニー・マット・ドッグ

主人公を演じるのは実際の元少年兵。
西アフリカ・リベリアの内戦を背景に、反政府軍の指揮下にあった少年兵の実情を、フィクション仕立てで描いている。

 

6月26日公開作品

空とコムローイ ~タイ、コンティップ村の子どもたち

タイ最北端・コンティップ村に住む山岳民族「アカ族」の子どもや女性150人と、彼らを支援するイタリア人神父の生活を追いかけた7年間のドキュメンタリー。

それからもう1本、新しいシネマ、T・ジョイ京都でただ今上映中、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」、これも今月鑑賞予定です。

耳より情報です!8月に公開されるあの話題作「キャタピラー」が、関西で先行上映されることになりました。日時、場所は下記のとおりです。

6月25日(金)、18:30開場、19:00開演。大阪市中央公会堂 大集会室

当日は主演の寺島しのぶさん、若松孝二監督の舞台挨拶があります。

チケットが購入出来ましたので、私も参加します。今から楽しみにしています。チケットはチケットぴあ、テアトル梅田、第七藝術劇場、京都シネマにて6月初めに発売予定です。

 

 

 

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