銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

白いリボン(2009)☆★DAS WEISSE BAND

2011-02-07 | 映画:ミニシアター

美しい村 静かな暮らし 聴こえてくる魔物の足音

京都シネマにて鑑賞。公開2日目でしかも日曜日、その上第1回目の上映ということもあってか、多くのお客さんでロビーは賑わっていました。1時間前に行ったのですが、すでに64番目。

ハネケ監督作品がカンヌでパルムドール賞を取ったということも影響してか、かなり反響が大きいようです。
さて「ファニーゲームUSA」のような強い衝撃や恐怖が目に見えて感じる事はないですが、監督の独特な毒気はやはり要所でじわじわと伝わってきます。


鑑賞前は睡魔に襲われないかしら・・・。とちょっと心配していましたが。もうまったくそういう心配は吹っ飛び、最後まで食う入るように観ました。ハネケ監督作品、やはり期待通りでした!

まさに人間の心の底にある妬み、暴力、偽善、欲望、陰湿さ等、、、、、。

ストーリー(Movie Walkerより拝借)ラストはネタばれです。読みたい方は反転して読んで下さい。

1913年7月、北ドイツの小さな村。ドクター(ライナー・ボック)が自宅前に張られた針金のせいで落馬し、入院する。隣に住む助産婦(スザンヌ・ロタール)が、彼の子供たちの面倒をみる。牧師(ブルクハルト・クラウスナー)の娘と弟マルティンは帰りが遅くなり、牧師から“白いリボン”の儀式を言い渡される。翌日、男爵(ウルリッヒ・トゥクール)の家の納屋の床が抜け、小作人(ブランコ・サマロフスキー)の妻が亡くなる。教師(クリスティアン・フリーデル)は、男爵家の乳母エヴァ(レオニー・ベネシュ)と初めて言葉を交わす。秋、男爵家で収穫祭の宴が行われている頃、小作人の長男マックスは、男爵家のキャベツ畑を荒らしていた。その夜、男爵家の長男ジギが行方不明になり、杖でぶたれ逆さ吊りの状態で見つかる。後日、男爵夫人は子供たちを連れ、実家のあるイタリアに向かう。退院したドクターは、診察室で助産婦と情事に耽る。冬、次々起こった事件は一向に解決しない。さらに、部屋の窓が開いていたため家令(ヨーゼフ・ビアビヒラー)の赤ん坊が風邪をひくという出来事も起こる。エヴァが町で働くことになり、教師は求婚に行くが、父親から1年待つよう言われる。ある夜、男爵家の納屋が火事になり、小作人が首を吊って死んでいるのが見つかる。ドクターは助産婦に、一方的に別れを告げる。春、男爵夫人は子供と新しい乳母を連れ、戻ってくる。教師は家令の娘から、助産婦の息子カーリが酷い目に遭う夢を見たと聞かされる。その後、カーリが失明するほどの大怪我を負って発見される。自分の息子たちがジギを川に突き落としたことを知った家令は、杖で体罰を加える。カーリの事件の犯人が分かったと聞いた教師は、子供たちの関与を疑う。ドクターと助産婦と子供たちの姿が消え、一連の事件は彼らの仕業だと噂が広がる。その後、教師はエヴァと結婚し、徴兵される。終戦後は町で仕立屋を開き、村人たちとは2度と会うことはなかった。

純真無垢な白いリボンを!と最もな顔で子どもたちに諭す牧師先生。

ちょっと帰宅が遅くなっただけで、罰として鞭打ちに、白いリボン儀式!?それはないやろう!打たれるシーンは見えないが、打たれて泣き叫ぶマルティンの声が何とも言えず・・・・。

 

  牧師役 ブルクハルト・クラウスナー
父親であり、牧師の彼は、威厳ばっかり?子どもを思いやる気持ちはないのか、、、、、。

大人たちの身勝手な行動に言動・・・・・。


ベッドでは両手を縛られ、身動きが取れない・・・・。しつけにしては何かね。

いじめているようにしか見えない。

小作人の妻の死

男爵家の納屋の床が抜ける事故で命を落とす。このことがきっかけでドクターの息子ルディは初めて「死」というものを知るのだ。

秋の収穫祭の日、男爵家に2つの事件が起きる。キャベツ畑が無茶苦茶に荒らされた上、長男ジギが連れ去られ杖でぶたれて逆さ吊りされた。

「犯人は我々の中にいる」 男爵の問いかけに村中の不信感が呼び覚まされる。
そのことがきっかけで男爵夫人は子どもたちを連れて実家へ、、、、。
教師が思いを寄せる男爵家の乳母エヴァも村を去った。

入れ替わりに村へ戻ったのはドクターでした。

 ドクター役 ライナー・ボック
落馬事故から復帰したドクター。人々の命を救う大事な仕事を担っている人でありながら、彼の裏に潜むものは・・・・。

 ズサンネ・ロ―タ

 
ファニーゲームオリジナル版でウルリッヒ・ミューエと夫婦役をした女優さん。これがきっかけで結婚。
助産婦は、ドクターの妻亡き後の公私のパートナーであったが、、、、。

大怪我から復帰したドクター、彼女に屈辱的な言葉を浴びせてこれをきっかけに別れ話を始める。そんな仕打ちに助産婦は「無分別な行動を取ったらどうする」と脅すも、ドクターは意に介さない。
この場面はかなり凄い?言葉のやり取りもある。ドクターの非情な一面を垣間見ることに。欲望の塊?

それは後に娘アンナに忍び寄る。そう近親相○ってやつです。身震いのする場面でもあります。

 11月になっても今までに起こった事件は一向に解決せず、、、、、。
男爵夫人は戻らない。家令の赤ん坊が部屋の窓が開いていたことが原因で風邪をひくという不可解な出来事。
クリスマス後、男爵の荘園では火事が・・・・。小作人の子どもたちは黙って窓からその光景を眺める。

翌朝、小作人の首吊り死、、、、、。

年が明け、1914年。

牧師宅では、賢信礼に備えているクララと弟マルティンの白いリボンが外される。

 
男爵夫人はジギと新しい乳母を連れてイタリアから帰ってきた。

学校では賢信礼を準備する神学の授業で、クララが率先して騒いだとして牧師からの叱責で失神。このことが原因で、クララは熱を出して学校を休む。

帰宅した牧師のデスクには飼っていた小鳥が串刺しにされていた、、、、。


ピーピーは無惨な状態でデスクに、、、、。


息子はピーピーの代わりにこの鳥を父に。。。。

忌まわしい出来事はこの後も続きます。

助産婦の息子、カ―リ―事件に謎の失踪、、、、。

とこころで気になったのは、教師が誘ったピクニックで、エヴァが池に行くのを拒んだ理由は何故なのか?


教師が理由を問いただすこともしなかったので、、、、よくわからないが。。。。

そして子どもたちが留守である助産婦宅にいた理由も今一つ?  

結局は分からない事だらけで、、、、。不可解なままだったけど。

年老いた教師のナレーションで始まり、終わるというこの物語、、、、。解明されることなく。

でも男爵夫人の言うことではないけど、この村には嫉妬や邪悪があるから、居たくないと男爵に告げていた。その気持ちは何か分かるような気がしましたけどね。

  男爵:ウルリッヒ・トゥクール
「オ―ストリア大公がサラエボで暗殺された、、、」


「女め!君も深入りするな・・・・」

 解説(allcinemaより拝借)

「ピアニスト」「隠された記憶」の鬼才ミヒャエル・ハネケ監督が、ナチス台頭の時代の大人たちが子どもだった頃の北ドイツの田舎町を舞台に、人間の心の闇を痛烈に描き出すミステリー・ドラマ。敬虔な村人が暮らす田舎町で次々と巻き起こる悪意に満ちた不可解な事件と、それによってあぶり出される村人たちの不穏な素顔を、全編美しいモノクロ映像で綴ってゆく。2009年のカンヌ国際映画祭ではみごと最高賞のパルム・ドールを受賞

撮影風景

メディア 映画
上映時間 144分
製作国 ドイツ/オーストリア/フランス/イタリア
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2010/12/04
ジャンル ミステリー/ドラマ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.shiroi-ribon.com/
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/thewhiteribbon/ (英語)

 

 

 

 

 

Comments (5)
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ばかもの(2010)

2011-02-06 | 映画:シネコン

10年に渡って、額子を追い求めた。
──たとえ変わり果てた姿になっていたとしても。

 

絲山秋子さんの、「やわらかい生活」に続き、今回も彼女の小説が映画化されたので、観に行って行きました。「イップ・マン」鑑賞後に続けて鑑賞。

成宮君の映画はまったく初めてです。そいでもって成宮君が、俳優さんだとは知りませんでした(笑)失礼しました。

映画の舞台は群馬県高崎市、気ままな大学生活を送っている大須成秀は、ある晩父の使いでおでん屋“よしたけ”へ財布を取りに。
ここで彼は運命的な出会いをする。


店の女将の娘、額子との出会い。これが秀成のその後の運命を変えるとは、、、、。

内田有紀ちゃんが見事に変身!どちらかといえば、可愛いイメージだったのに・・・・。煙草はふかしてちょっとやんちゃな感じです。
秀成はそんな彼女に圧倒されぱなし。
偶然にもバイト先が一緒だったことで、再会となる。

ここからは額子の強引ともいえる誘いにたじたじ状態の秀成。


競馬場でのデート♪

その後、額子は秀成を自分の部屋に連れ込む・・・・。そして強引にも関係を持ってしまうのだ。
奔放な額子に圧倒されながらも、だんだんのめり込んでいく秀成。


ついに大学を留年。。。。

彼女の存在が秀成の生活を変えてしまった。


ところが別れは突然訪れた!額子は結婚することを決めたからと告げる。そしてそのまま秀成の前から消えてしまう。

いやあこれは痛いですよね。こんなに夢中にさせておいて、ぽいっと捨ててしまう。なんて酷い話なんでしょうか。初めての女性なのに、これはかなり打撃だ。

失恋の痛手はなかなか癒えそうにありません。留年後、何とか大学を卒業した秀成は量販店に就職。友人加藤の紹介で教師の翔子という女と付き合い始めて結婚を前提とした関係に。額子とはまったく正反対の真面目で清楚な翔子。しかし秀成の心は虚しさが募る。何か物足りないのである。それを紛らわすかのように、酒に溺れるような毎日となって行く。気がつけば、翔子も友人たちも秀成の元から去って行ってしまう。


アルコール依存症、、、、。

壊れていく秀成を成宮君、なかなかリアルに演じていましたね。こういう役は難しいだろうね。そういえば、浅野忠信君の鴨志田さんの役と少し重なったわ。

男性って意外に弱いのかしら?失恋の後遺症はかなり大きいものなのか?と思いました。う~ん世の男性が皆こうだとは思いませんが。

そうそう秀成の友人、山根ユキさんの存在も気になりました。結局彼女も秀成に好意があったのかな?後にあのような状況で彼女も逝ってしまうのが印象的でした。

ストーリー(Movie Walkerより拝借)ネタばれ含みます!

群馬県高崎市。地元の大学に通い、気ままな生活を送る19歳の“ヒデ”こと大須秀成(成宮寛貴)は、近所のおでん屋“よしたけ”で、店の女将(古手川祐子)の娘、27歳の吉竹額子(内田有紀)と出会う。数日後、偶然同じバイト先で働いていた2人は再会。その日、額子はヒデを部屋に連れ込み、半ば強引に童貞を奪ってしまう。年上女性の奔放さに戸惑いながらも、額子にのめりこんでいくヒデ。だが、2人の別れは突然だった。ある夜、額子は公園の木に後ろ手にヒデを縛り付け、彼の下着を降ろす。そして長いキスをすると、額子は唐突に結婚を決めたことを告げ、ヒデをその場に放置して去っていく。茫然自失のヒデ。大学卒業、そして就職と生活は変わっていく。ヒデは友人の加藤(池内博之)の紹介で知り合った翔子(白石美帆)と暮らし始める。額子とは違い、清楚で真面目な翔子。だが、ヒデの虚しさは募るばかりだった。それを紛らわすかのように、酒に溺れていく。やがて会社で疎まれ、恋人や友人も周囲から去っていく。仕事を休んで部屋で酒を飲み続ける息子の姿を見て、涙する母(浅田美代子)。それでもヒデの酒量は増える一方で、姉の結婚式では泥酔して暴れ、会社も辞める羽目に。そしてとうとう、飲酒運転で交通事故を起こしてしまう。これを機にようやく、ヒデはアルコール依存症の治療を受けるようになり、苦しみながらも快復していく。中華料理屋でバイトを始め、踏み出す新しい一歩。そんなある晩、ヒデは額子の母親と再会。額子の様子を耳にする。幼かった頃、そしてヒデと別れてからの惨い運命。額子と出会ってから10年もの歳月が流れていた。額子に会いたい。気持ちを抑えられないヒデは、彼女の住む街へ向かう。待ち合わせのバス停に佇む額子。その姿は変わり果てていた。それでも、忘れられなかった2人の10年に渡る想いが溢れ出す……。


再会した2人、額子は秀成への心配からこんなに白髪が増えたらしい。

再会したけど、以前のような関わりではありませんでした。額子は関係を持ちたいという気持ちが強かった?いやそうすることが秀成との一つのコミュニーケションなのだという彼女の言葉がとても印象的でしたね。
秀成はそうじゃないと思っていました。十年間の空白は、秀成を成長させたのだと思いましたね。

今こそ本当の2人の繋がりを見極める大切なときなのでしょうね。

浅田美代子さんに、古手川祐子さんというベテランさんの演技も良かった!

解説(allcinemaより拝借)

芥川賞作家・絲山秋子の同名小説を「DEATH NOTE デスノート」「プライド」の金子修介監督で映画化した恋愛ドラマ。年上女性に冷たく捨てられたダメ青年の転落人生と、10年後にどん底での再会を果たす不器用な2人の姿を赤裸々かつ優しい眼差しで綴る。主演は「ララピポ」の成宮寛貴と「クワイエットルームにようこそ」の内田有紀。

メディア 映画
上映時間 120分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ゴー・シネマ)
初公開年月 2010/12/18
ジャンル ドラマ/ロマンス/青春
映倫 PG12

 
成宮君は内田有紀さんのファンだったらしい

 

オフィシャル・サイト
http://www.bakamono.jp/
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イップ・マン 葉問(2010)

2011-02-04 | 映画:シネコン

 その心と技は、ブルース・リーに受け継がれた──

Tジョイ・京都にて鑑賞。ブルース・リ―の師匠だったという中国武術の“詠春拳”の達人、イップ・マンの壮絶な人生を描いた作品。
でもこれ、第2章だそうです。序章があるらしいのですが、何故かこちらでは公開されず?


イップ・マンには、ドニ―・イェン
香港の俳優さんだそうですが、まったく知りませんでした。アクションは凄かったですね。

久々に迫力のある作品を観ました。単にアクションだけ見せるというものではなく、武術を暴力的なことに使うのものではないという教えを弟子たちに伝えるのですが、、、。なかなか教えどおりには行かないようで。。。。。

とにかくイップ・マンの人柄に魅かれて多くの弟子がたちまち入門します。でも香港には同じような道場が複数にあり、競争が激しくなって行きます。


弟子を演じるウォン役(右)には、ホァン・シャオミン。この方、かなりイケメンです♪
 1977年11月13日、山東省青島生まれ。180cm、70kg。
 北京電影学院卒業。精悍かつ甘いマスクで「最も美しい中国人」に選ばれたそうです。なるほど納得ですね。私も素敵だなあなんて思いました。

ストーリー(allcinemaより拝借)

1950年、イギリスが統治する香港。家族と共に広東省佛山より移住してきた詠春拳の達人、イップ・マン。さっそく詠春拳の武館を開いた彼のもとに、血気にはやる若者ウォンが弟子入りする。そんなイップに、香港武術界を仕切る洪拳の師範ホンは武館開設のための掟を告げる。それは、他流派の師範たちの挑戦を受けるというもの。そしてイップは立ちはだかる挑戦者たちを次々と退け、ついにホンとの一騎打ちを迎えるが…。


ホンにはサモ・ハン・キンポー

サモはジャッキー・チェンの映画によく出演していることで、日本では有名な俳優さんです。イップ・マン序章にも出演しているそうだ。
ブルース・リ―のオマージュ作品である「燃えよデブゴン」で一躍知名度が上がった方らしいです。

今回は香港の道場を仕切る大元締め。裏では利益を得るため、悪いことにも手を出すような事をしていた。警察との癒着もあったり・・・。警察は統治しているイギリスの警察幹部の言いなり状態。あまりにも酷い仕打ちに、怒りは爆発寸前ではあった。

イギリス殖民政府によるボクシング大会がある夜、開催される。その席で統治下にあり香港に対して屈辱的な振る舞いを受ける事に。。。その憤りがとうとう爆発となり、ホン師範はボクシング選手の挑戦を受けることになるのだが、、、、。

その結果は思わぬ事故に繋がるのであった。イップ・マンは決意する!ホン師範の受けた屈辱を晴らすために、、、、。

 


中国武術か?イギリスの格闘技か?

いよいよ決戦が始まろうとしていた!!

解説(allcinemaより拝借)

伝説の映画スター、ブルース・リーにとっての唯一の師匠として知られる中国武術“詠春拳”の達人、イップ・マン(葉問)の壮絶人生を、「HERO」「セブンソード」のドニー・イェン主演で映画化した本格カンフー・ムービー。日中戦争時代を中心に描いた第1作に続き、本作では第二次大戦後の香港を舞台に、ライバルとの間に芽生える熱き絆と中国武術の誇りを懸けた決死の闘いの行方を、リアルかつ迫力のカンフー・アクション満載で描き出す。共演にサモ・ハン・キンポー。監督は「SPL/狼よ静かに死ね」のウィルソン・イップ。

※ところであのサイモン・ヤムが登場していました。イギリス人に暴力振るわれ、おかしくなった男の役だったようです。必死に鳥肉にかぶりついていましたね。


ドニ―・イェンもブルース・リ―の影響を受けた一人だそうです。

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(フェイス・トゥ・フェイス=リベロ)
初公開年月 2011/01/22
ジャンル アクション/格闘技/伝記
映倫 G

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.ip-man-movie.com/

※イップ・マン 序章には日本の俳優、池内博之君が出ているようです。出来れば公開して欲しいものです。
それから、ブルース・リ―の幼少時代の姿も、ラストで観れます。

 

 

 

 

 

Comments (6)
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デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~(2010)

2011-02-03 | 映画:シネコン

 しかし長いタイトルですね。

Tジョイ京都にて鑑賞。これ前売りチケットを購入していました。だから早く行かないと!と思い・・・・。

監督は「ハングオーバー~」のトッド・フィリップス。「ハングオーバー~」のヒットでまた同じようなヒットを狙ったのか?またザック君起用ですね。


さてどうだったのか?というと、「ハングオーバー~」ほど面白くはなかったですね。ザック・ガリフィナーキス君の何ともいえない醜態は相変わらずです。ロバートがあの気持ちの悪い腹が顔に当たるところなんかは気持ち悪いなあ~とは(笑)

彼が連れているワンちゃんは飼い主に似合わず、可愛いです。このワンちゃんもあんな飼い主に飼われていてお気の毒な場面もあります。

ロバート・ダウニー・jr演じるピーターが、妻サラ(ミシェル・モナハン)の初出産に立ち会うため、仕事先から自宅のあるロサンジェルスに帰る途中の飛行機の中で変な男のせいで、テロリストと間違えられ、、、、。搭乗拒否という目に遭遇。
気がつくと、身分証明書や財布をどうも飛行機の中に置き忘れたようである。そんな状況に陥ったピーター、途方に暮れる事に。

そんなピーターの前にまたしてもあの変な男が現れる。そしてこんな話を持ちかける。自前の車があるので、大陸横断しよう!と持ちかける。

彼の名前はイ―サン。俳優志望だと話す。彼はエージェントに会うため、ハリウッドに向かう途中だった。俳優?!どう見てもそんなふうには見えない・・・・。何と
帰る手立てがないピーターは仕方なく彼の車で妻の待つロサンジェルスへ。。。。何となく不吉な予感がするが。


途中ワッフルを食べにお店に入るが、、、、。イ―サンは、ワッフルアレルギーだと言いながらワッフルを食べます。案の定咳き込む

自称23歳だと言い張る!でもどう見ても23歳には見えない?何なのこいつ、、、、。ピーターは胡散臭そうな感じでイ―サンを見る。
これから先が心配です。

不吉な予感は的中!始まった2人の旅はとんでもない事に次々遭遇します。やはりイ―サンはトラブルの元のような男だったのです。
薬が必要だからとイ―サン、途中何やらややこしい知人宅へ、、、、。イ―サンはドラッグをやっている様子。ここでは知人ハイディジュリエット・ルイスの子どもにコケにされるピーター。怒り心頭となり、子どもを殴るというアクシデント。

お金をおろせない!お金をおろそうとして、窓口の男とトラブル、、、、。男はキレてピーターは殴られる。そんなことで一文無し(涙)そんなことで宿泊することも出来ない。
結局車の中で寝るはめになる。


居眠り運転の果て、車は大破~~!

イ―サンのおかげで散々な目に ピーターは腕を骨折することになってしまう。

怒り心頭のピーター、友人ダリル(ジェイミー・フォックス)に助けを求める。暫し身も心も休むことが出来るような、、、、?

ダリルがで、もてなしてくれたのは良かったが、何とそのはイ―サンのコーヒー缶を使ったというのだ!あぁ~中身はご承知の通り、あれですよ遺灰・・・・。それを知って吐きだしてしまう。ここは思わず笑っちゃいましたけど。

ダリルから車を借りて再び2人の旅は続きます。

道を間違い、メキシコ国境まで、、、、。パスポートがないということで、捕まってしまう。手錠を嵌めらるピーター。もうダメかと思いきや、あのイ―サンの勇気ある行動で、災難から脱出成功!

たまにはやるじゃん!あんなに嫌だと毛嫌いしていたピーター、いつしか妙な友情のような気持ちが芽生えた?ような、、、、。

ところがイ―サン、実は・・・・と話だしたその内容で、またまたピーターはキレてしまう!

ストーリー(Movie Walkerより拝借) ネタばれ含みます。

初めての赤ちゃん誕生を5日後に控えたピーター(ロバート・ダウニー・Jr)は、妻の出産に立ち会うため、仕事先のアトランタから自宅のあるロサンゼルスへ向かおうと飛行機に乗り込む。だが、目の前に現れた妙な男のせいでテロリストと疑われ、搭乗拒否に。これが彼にとって、悪夢よりも恐ろしい連続トラブルの幕開けだった……。財布も身分証も彼を置き去りにして飛行機とともに離陸。なすすべなく怒り爆発のピーターの前に、再び例の妙な男が車に乗って現れ、大陸横断を持ちかける。男の名はイーサン(ザック・ガリフィアナキス)。俳優志望の彼は、エージェントに会うためにハリウッドへ向かう途中だった。だが、どう見ても妙な男にしか見えない。父親の遺灰をコーヒー缶に入れて持ち歩き、ワッフルアレルギーにもかかわらず、ワッフルを注文して咳き込む。どこからどう見ても年齢は上にもかかわらず、23歳と言い張り、髪形もファッションも恐ろしいほどセンスが悪い……。唯一の友達はフレンチブルドッグのサニー。これはやばいと思いつつも、他に選択肢もなく、ピーターは観念して渋々助手席に乗り込む。だが実は、イーサンは世界中のあらゆるトラブルを引き寄せる、強力なマイナスオーラを発する男だったのだ。一文無し、車の大破、逃走、発砲……次々とトラブルがピーターを襲う。果たしてピーターは無事に愛する妻のもとに辿り着き、出産に間に合うのか?それ以前に、3,200kmの道のりを生きて無事に我が家へ帰れるのだろうか……?“ノートラブル・ノーライフ”史上最悪、災難テンコ盛りのアメリカ大陸横断が始まる……!!

笑いのツボは思うほどはありません。やはり、「ハングオーバー~」の方が断然面白いと思います。まあ無難にまとめられているって感じでした。ザックのキャラは「ハングオーバー~」で拝見しているだけに、あまり変わりばえしないというか、、、。そんな感じです。

解説(allcinemaより拝借)

アイアンマン」シリーズのロバート・ダウニー・Jrと「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のザック・ガリフィナーキス共演で贈るコメディ・ロードムービー。5日後に控えた妻の出産に間に合わせるべく家路を急ぐビジネスマンが、エキセントリックな男と出会ってしまったことから次々と災難に見舞われるトンデモ珍道中を描く。監督は「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のトッド・フィリップス。

メディア 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/01/22
ジャンル コメディ
映倫 R15+

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/duedate/index.html
オフィシャル・サイト
http://duedatemovie.warnerbros.com/ (英語)

※そういえば、チャーリー・シーン、テレビの番組に登場していましたね。

 

 

Comments (3)
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エリックを探して(2009)◆LOOKING FOR ERIC

2011-02-01 | 映画:ミニシアター

 人生なんて 意外に小さな勇気でかわるもの

京都シネマにて鑑賞。「小さな村の小さなダンサー」の後、続きに鑑賞したのですが、途中不覚にも睡魔、、、、(汗)

面白くなかったわけではありませんが・・・。そもそもサッカーにはそんなに興味がないのもあり。正直前半はちょっと退屈でした。すみません!

もちろんエリック・カントナというサッカー選手がどれだけ有名な選手だというのも、この映画を観たことで初めて知りました(笑)
ケン・ロ―チの作品は嫌いではないので、やはり気になるもので観ました。

そしてエリック・カントナが本人役で登場なんですね。私はてっきりそっくりさんだと思っていました。すでに引退されているようで、何と現在は俳優として活躍しているそうです。

さて主人公エリック・ビショップ。何だか冴えない表情。それもそのはず、ニ度も離婚しています。その上二度目の妻の連れ子2人の面倒みているんです。またその子どもたちが問題児ときている。
一生懸命面倒みているのに、最悪です。

そんなある日、エリックは交通事故を起こす。幸い怪我もなく一時的に病院で入院するものの、翌日は帰宅できた。

自宅ではこどもたちが好き放題!
ライアンはエリックの知らないところで怪しい奴らと付き合いをしている。


冴えない表情になるのは当たり前です。郵便局の同僚たちはエリックを励ましますが、効果はないようです。

そんなエリック、未だに最初の妻リリーのことを愛していた。彼女との間にはサムという娘がいる。サムは若いのに何故か子どもがいる。子育てをしながら大学に通っていた。
サムの子どもを一時預かるという状況となり、必然的にリリーと再会しなければならなくなります。


物影からリリーの美しい姿を見るエリック。


この姿に動揺するエリックでした。

若かりし姿のエリックが回想で映し出されます。結構イケメンでしたね。今のエリックは生活に疲れた感じで、まるで面影はないです。



憂鬱な気持ちを、エリック・カントナのポスターに向かって語りかけていたら、本物のエリック・カントナが現れた!

 

前半はあまり展開がないせいか、ちょっとうつらうつらしてしまいました。ところが後半からちょっと変化します。


同僚たちは個性的でなかなか良かった!

馬鹿にされていたエリックですが、カントナの励ましで、だんだん頼もしく変身して行く。。。。。
同僚たちには、カントナの姿は見えません。一人で叫んでいるビショップの姿のみ。何じゃあれ!って思うよね。

息子ライアンの危機に立ち向かうほどに変身するビショップでありました。それこそやるなら皆でやりましょう~!妙な正義感のようにも思いますが・・・・。


サッカー応援に行くのかと思ったら、、、、?違いましたわ。


真ん中の同僚の方がとても面白かったです。

ストーリー(Movie Walker) より拝借

エリック・ビショップ(スティーヴ・エヴェッツ)はマンチェスターの郵便配達員。7年前に出て行った2度目の妻の連れ子、10代のライアン(ジェラード・キーンズ)、ジェス(ステファン・ガンブ)との3人暮らし。人生失敗続きで、特にこのところ元気をなくしていた。そんなある日、彼は交通事故を起こしてしまう。翌日、病院から帰宅するが、家では子供たちが好き放題。落ち込むエリックには、郵便局の仲間たちの励ましも効果ない。その夜、彼は自室でサッカーのスーパースター、エリック・カントナのポスターに向かって話しかける。“俺の憂鬱の理由がわかるか?一生後悔するような失敗をしたことは?”……すると背後から、“君はどうだ?”と尋ねる声が。振り向くと、そこに立っていたのはカントナ(エリック・カントナ)本人だった。エリックの憂鬱の理由は最初の妻リリー(ステファニー・ビショップ)。30年前に恋に落ち、娘のサム(ルーシー・ジョー・ハドソン)が生まれたが、すぐに別れて以来、会わずにいた。今になって、子育てしながら大学に通うサムのために孫娘デイジー(コール&ディラン・ウィリアムズ)を預かることになり、リリーと再会。ところが、以前と変わらぬ美しい姿を目にしたエリックは、彼女に会うことができず、動揺して事故を起こしたのだ。自信喪失のエリックにカントナは“髭を剃って会いに行け”とアドバイス。その忠告のお陰で、ようやくリリーに話しかけることができた。カントナの励ましと助言に従い、少しずつリリーとの距離を縮めていくエリック。2人の間には温かい気持ちが通うようになり、遂にリリー、サム、デイジーを食事に招待する。だが、その一方で新たな厄介事が。ライアンが、ギャングから預かった拳銃を家の中に隠し持っていたのだ。エリックは家族と愛するリリーを守るために、カントナの励ましに背中を押され、仲間たちと共に一世一代の賭けに出る。

解説(allcinemaより拝借)

大のサッカー好きという社会派の名匠ケン・ローチ監督が、かつて名門マンチェスター・ユナイテッドでエースとして君臨した元フランス代表のスーパースター、エリック・カントナとの異色のコラボで贈る、心温まる人生一発逆転コメディ。なにもかも上手くいかず、どん底で苦しむ中年男が、突然現われた憧れのヒーロー、カントナのアドバイスに勇気を得て難局を乗り越えていく姿を仲間たちとの熱い絆を軸に描く。

少々地味ですが、、、。後半の展開に楽しめたので良かったかな。製作総指揮には、エリック・カントナも参加しているそうです。

メディア 映画
上映時間 117分
製作国 イギリス/フランス/イタリア/ベルギー/スペイン
公開情報 劇場公開(マジックアワー=IMJエンタテインメント)
初公開年月 2010/12/25
ジャンル コメディ/ドラマ/スポーツ
映倫 PG12

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.kingeric.jp/
オフィシャル・サイト
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2月公開作品彡気になる作品に観たい作品・・・・。

2011-02-01 | 映画全般

 

 

わあ~もう2月に、、、、。お正月が過ぎて、あっという間に1月が終了してしまいました。本当に月日の経つのは早いですね。
1月公開作品、やっぱり全部観ることは出来ませんでした。土台無理な話だけど(笑)

1日に2本観るのが精一杯でした。多分今月もスル―する作品もあるでしょうね。

 

シネコン作品紹介

2月4日公開作品

ウォール・ストリート 

オリバー・ストーン監督、マイケル・ダグラス主演、今回はあのシャイア・ラブーフやキャリー・マリガンらが共演。

2月5日公開作品

毎日かあさん

漫画家の西原理恵子が自身の体験を基にした人気漫画を、小泉今日子と永瀬正敏の共演で映画化したホームドラマ。

ザ・タウン

ベン・アフレックの監督第2作

2月11日公開作品

幸せの始まりは

久々の主演、リース・ウィザースプーン。

2月19日公開作品

ヒアアフター

クリント・イーストウッドがメガホンを取り、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた死と生をめぐる感動的なストーリーをつづるヒューマン・ドラマ、、、。昨年観たイーストウッド作品、「インビクタス~」私は今一つだったのでどうだろう・・・?

男たちの挽歌

1986年、ジョン・ウー監督作「男たちの挽歌」のリメイク版。オリジナル版を超えられるか?

2月25日公開作品

ナルニア国物語/ 第3章:アスラン王と魔法の島

『ナルニア国物語』シリーズの第3章。リトルランボーのウィル・ポールターも登場!

恋とニュースの作り方

華やかなテレビ業界を舞台に、低視聴率番組のプロデューサーに採用されたヒロインがさまざまなトラブルに振り回されながら、恋に仕事に頑張る姿を描いたサクセスストーリー。主演はレイチェル・マクアダムス。脇を固めるキャストは結構豪華ですが、、、。

2月26日公開作品

悪魔を見た

イ・ビョンホン、チェ・ミンシクという韓国2大俳優共演作。チェ・ミンシクの猟奇的殺人者が見もの?

英国王のスピーチ

吃音に悩み、自らを否定し続けてきた英国王ジョージ6世。アカデミー賞12部門にノミネート!英国王にはあのコリン・ファース。

 ミニシアター上映作品紹介

2月5日~25日

白いリボン

お待ちかね、ミヒャエル・ハネケ監督の新作!楽しみです。でも睡眠良く取っておかないとヤバいかも・・・・・

2月5日~

冷たい熱帯魚

そして園子温監督のこの作品、予告編を何度も観ましたが、、、、。かなりエキセントリックな?いやグロそうな?
東京では公開初日から立ち見状態らしい。実際にあった事件を元にインスパイアされたという作品。個人的にも楽しみです。

2月5日~18日

キック・アス

前代未見聞のなりきりヒーロー参上!ア―ロンにニコラス・ケイジにそしてあのクロエちゃんも。。。。。

2月5日~18日

ルイーサ

60歳女性のどん底から這い上がるというパワー溢れる作品!アルゼンチン映画です。

 2月19日~3月4日

君を想って海をゆく

ドーバー海峡を泳いで渡るという無謀な話ですが、、、。恋人に会いたい気持ちはここまでさせるんだね。凄い!

2月19日~

ハ―ブ&ドロシー

夫婦で無理なく集めたアートの数々は何と、2000点以上!中には凄いアーテイスト作品もあるらしい。

2月26日~3月18日

クレアモントホテル

人生の終着点がこのクレアモントホテル、そこにやって来たある老婦人が小説家志望の青年と出会い、心通わせるという素敵なお話。

2月26日~3月11日

義兄弟

そしてこの作品!あのソ・ガンホが登場。韓国映画にハマっております!

 

以上、シネコン作品、7作品。 ミニシアター作品、8作品です。

さて今月もシアター通いは続く、、、、、。

 

 

 

 

 

 

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