ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

クロス

2006年02月21日 | 見る聴く感じるその他
 クロスのネックレス、大好きです。
 今では半ばジンクスと化していて、演奏する時とか、大切な用がある時などは、必ず身に付けていきます。忘れたまま外出すると良くないことが起こりそうな気がして、何となく落ち着かないのです。


 好きだからといって手当たり次第買うわけじゃないんです。
 今持っているのは4つ。特に高価なものではないですけれど、どれも気に入っています。こういう物って、縁があって自分の手元に来るんだ、と思ってますから、本当は気に入ったものがひとつあるだけで満足なのです。だから、たいていいつも同じものばかりを身に付けています。


 クリスチャンというわけではありません。でも、なんとなく厳かな雰囲気の漂うあのシンプルな形が、小心者(笑)のぼくに安心感を与えてくれる気がするんですね。ほら、よく言うでしょう?、「鰯の頭も信心から」って。
 クロスと鰯の頭を一緒にするのはちょっとバチ当たりかな。


 7年ほど前に、長崎の平戸の教会で頂いた小さなクロスが好きで、お守りがわりにいつも身に付けていました。運というものは自分の努力次第でやって来るのだ、と思っているので、「効き目」を期待していたわけではありませんが、それでも身に付けているだけで安心感が得られていたわけだから、そういう意味では「効き目」はあったと言えるのかもしれません。


     
     今の一番のお気に入り。


 そのクロスは、縁があって、今は再び九州にあります。先月、九州に住む友人が会いに来てくれました。その時、ある理由があって、「このクロスはこの人のところへ行った方がいい」と強く思えたので、貰って頂いたんです。
 その代わりに、とその友人がプレゼントしてくれたクロスが、ぼくの今の一番のお気に入りです。
 なんと言うか、九州へ戻ったクロスも、ぼくが頂いたクロスも、「納まるべきところに納まった」、という気がしてならないんです。
 こういうのも縁なんでしょうね。


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コメント (10)
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