先日の記事の流れで、「ベスト10」モノをいろいろと考えています。
今日はその中で、自分的10大「ピアノが印象的な曲」をあげてみることにします。
ピアノといっても、例えばジャズやクラシックにはピアノ曲がゴマンとあるので、今回は範囲をロック・ポップスに限ってツラツラと思い返してみました。
でも、膨大な数のあるポピュラー・ソング、その中から「ベスト10」を決めるのは至難の技であり、不可能に近いので、この記事ではあくまでぼくの脳ミソの中に、とりあえず浮かんだもののなかから10曲選んでみました。
でも、思い出せずに、のどのところあたりでつっかえているものもたくさんあるかもしれないなあ。
次点 アイ・シャル・ビー・リリースト(ザ・バンド)
ボブ・ディランが作った曲でしたっけ。ぼくはザ・バンドの演奏の方が気に入ってます。イントロの高音のシングル・ノートが印象的です。C&W系のバンドのセッションでよく演奏した記憶があります。
⑩オネスティ(ビリー・ジョエル)
弾き語り系の代表的なもののひとつではないでしょうか。これなら弾けそう、と思ってチャレンジしてみましたが、ぼくクラスの腕では結構難曲で、途中で挫折してしまいました(汗)。歌も、歌ってみるとかなり難しかったです。
⑨ボヘミアン・ラプソディ(クイーン)
オペラ風味をたっぷり取り入れた曲だけに、ピアノもどこか壮大な感じがします。イントロと最初のメロディ・パート、それにエンディングが、主にピアノだけで構成されています。そのシンプルさと、中盤のコーラス・パートやギター・ソロの対比が美しいと思います。
⑧グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード(エルトン・ジョン)
エルトン・ジョンもピアノの弾き語りスタイルだけあって、ピアノの印象が強い曲をたくさん残してますね。ぼくは「僕の瞳に小さな太陽」なんかも大好きです。「グッドバイ~」のピアノは、簡潔にして広がりがある、って感じがします。
⑦ザッツ・ミー(アバ)
ピアノ曲というと、しっとりしたイメージがあるんですが、ロックンロールやブキウギなんかの明朗系でもピアノは大活躍しますよね。軽快なアップテンポに乗った「ザッツ・ミー」もとっても楽しい曲です。コーラスの美しさもアバならでは。
⑥明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル)
ゴスペル・タッチの、荘厳で雄大な曲ですよね。ベスト・アルバム(2枚組レコード)の解説で、『バッハにインスパイアされた』とあったのを読んだ記憶があります。ぼくのピアノは、コードの構成音を主体とした弾きかたの、ナンチャッテ・スタイルですが、それでもこの曲は充分自分で楽しんでいます。
⑤イマジン(ジョン・レノン)
「シンプル・イズ・ベスト」という表現がピッタリなんですよね、この曲。バックはピアノ・トリオ主体なんですが、演奏が全然寂しくないんです。むしろどこか枯淡の味わいがあるような気がします。コード進行も単純なのに、とてもメロディアス。ジョンってやっぱりスゴいなあ、と思います。
④オール・バイ・マイセルフ(エリック・カルメン)
この曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(作品18)第2楽章のメロディーをアレンジしたことで知られていますね。とってもドラマティックなサビを持つ名曲だと思います。聴くならロング・ヴァージョンの方をオススメします。中間部のピアノ・ソロがとても泣けるのです。エリック自身、クラシック出身なので、ピアノも専門的に教育を受けているみたいです。
③いとしのレイラ(デレク&ザ・ドミノス)
「えっ、これギター曲でしょー」と言われる方もおられるでしょうね。でもぼくは、後半部分の、ボビー・ウィットロックの弾くピアノも大大大好きなのです~。その部分はぜひ自分でも弾いてみたい、と思って、耳コピー+市販の楽譜+自分流テキトー・アレンジでなんとか弾けるようになりました。このピアノ・パートに乗って流れているスライド・ギターも泣かせますよね。
②デスペラード(イーグルス)
邦題「ならず者」。多くの歌手がこの曲をカヴァーしてますが、ぼくはなんといってもイーグルス版! この曲もどちらかというと弾き語り系でしょうか。美メロにプラスされた渋さがなんとも言えません。哀愁漂う歌声もたまりませんね~ この曲も自分で弾いてみたくて、耳コピー+テキトー・アレンジでなんとかモノにしました。部屋で時々歌いながらピアノ弾いて遊んでます。
①レット・イット・ビー
この曲は、以前にも記事にしたんですが、初めて聴いた時の印象が強すぎて、自分の中ではおそらく永遠のベスト・ピアノ曲になるでしょう。小学校の時に、オレンジ色の夕日が差し込む中で聴いたゴスペル・タッチのこの曲がくれた感動、忘れられません。中3の時に音楽の先生に教えてもらって、左手でコード、右手でメロディを弾くというパターンでこの曲を弾けるようになった時の満足感も忘れ難いです。のちにビートルズの完全コピー譜を手に入れたので、この曲のピアノ・パートはみっちり練習して弾けるようになりましたよ~
「ピアノが印象的な曲 10撰」、とりあえずこんなところでしょうか。
ある曲を聴いて、「自分も歌ってみたい」とか「弾いてみたい」と思わされること、そして自分が実際に歌ったり弾いたりさせられることってすごいことなんですよね。自分をそうさせる巨大なエネルギーがその曲にはあるってことですもんね。
だから、ぼくにこんな記事を書かせた上記の10曲+1、やっぱり魅力あふれる名曲ぞろいだということが言えるんだと思います。
また何か他の「自分的ベスト10」、思いついたら記事にしてみます~(^^)
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