ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

お気に入りヴォーカリスト ベスト・テン

2009年04月05日 | ミュージシャン
  
 
 ここ最近、Nobさんのところイチロー・SUZUKIさんのところで記事になっているのが「好きな歌手ベスト・テン 男性篇&女性篇」です。
 楽しそうな企画なので、ぼくもさっそくそれに乗っかってみました~(^^)


男性篇
①ポール・マッカートニー(ビートルズ、ウィングス)
     
以下順不同
 フレディ・マーキュリー(クイーン)
 スティーヴィー・ワンダー
 沢田 研二
 フランク・シナトラ
 ドン・ヘンリー(イーグルス)
 尾崎 豊
 スティーヴ・ペリー(ジャーニー)
 忌野 清志郎(RCサクセション)
 ジョン・レノン
*番外…ボズ・スキャッグス、デヴィッド・ボウイー、ミック・ジャガー、イアン・ギラン、ロバート・プラント、などなど。


女性篇
別格 ジャニス・ジョプリン
     
以下順不同
 カルメン・マキ(カルメン・マキ&OZ)
 カレン・カーペンター(カーペンターズ)
 美空 ひばり
 アニタ・オデイ
 吉田 美和(ドリームス・カム・トゥルー)
 ちあきなおみ
 アレサ・フランクリン
 クリッシー・ハインド(プリテンダーズ)
 キャロル・キング
番外…山根麻衣、スージー・クアトロ、シルヴィ・ヴァルタン、グレース・スリック、ジョニ・ミッチェルなどなど。


 一応、あくまで「歌い手」としてぼくの琴線に触れたかどうか、というところを基準にしてみました。


 男性篇は番外にロック界の大スターが集ってしまいましたが。。。
 ポールは甘いバラードからハードなロックンロールまで幅広く歌いこなせ、しかも聴いているこちらに好感を抱かせてしまうようなマジックを持ってますね。
 シナトラ御大の圧倒的存在感は、まさに彼が大スターであることを示していますよね。フレディもステージングからして他の歌手よりひとランク違ってましたよね。ダイナミックかつシアトリカルなステージ、魅力たっぷりでした。
 スティーヴィーの歌は、曲もそうだけど、とにかくカラフル。いろんな鮮やかな色の数々が浮かんで来ます。


 日本代表はジュリー。歌の表現力、色気、スター性とも文句なしではないでしょうか。
 尾崎豊は、自分の身を削るような、悲痛な叫びが聴こえてくるような歌ですが、そこに共感を覚えます。歌に命をかけていたんではないでしょうか。
 「ボス」こと忌野清志郎、ガンから復活してくれましたね~(^^)R&Bに深く傾倒した彼の歌とステージングは実に個性的です。


 ドン・ヘンリーの甘く切ない声、相変わらずレディー・キラーぶりを発揮しているようですね。
 スティーヴ・ペリーは飛翔感のある、伸びやかな高音が魅力です。
 そしてジョン・レノン。いつもどこかトンガッたまま駆け抜けていったような気がしますね。ビートルズで最もロック・スピッリトを持っていたのは彼ではないでしょうか。


 女性篇、ジャニスは別格です!まさにブルーズを歌うために生きてきた女性。派手なパフォーマンス、潰れかけた声での魂のシャウト。どこをとってもカッコいいです~
 カルメン・マキは日本の女性シンガーの中で最も好きです。叙情的な歌も歌えば、ワイルドにキメたハード・ロックで聴衆を圧倒する、ヴォーカリスト中のヴォーカリストだと思ってます。


 カレン・カーペンター!彼女の声はポップス界の至宝です。ほどよい甘さ、ほどよい深み、抜群の歌唱力と表現力。未だにファンが多いのも頷けます。
 アニタ・オデイは映画「真夏の夜のJAZZ」で観て、いっぺんに大ファンになりました。バンドを手玉にとって自由自在に曲をリードしてゆく「おきゃん」なアニタ姐さん、可愛らしくもありました。驚異的なタイム感覚にも驚かされましたよ~


 ひばり嬢は、亡くなる少し前にテレビで観た「川の流れのように」を聴いて、鳥肌が立ちました。とにかくうまい!感情移入がハンパじゃない。とにかく凄い歌手だと思います。歌のうまさでゆくと、吉田美和嬢なんかもかなりのものですよね。難曲を柔らかくサラリと歌うその実力、もっともっと評価されても良いと思います。ちあきなおみさんの歌は、何と言うか演劇を観ているような気がします。彼女の歌への入り込み方もなまなかじゃないですよね~


 アレサ・フランクリンは「ブルース・ブラザース」でもお馴染みですね。ド迫力のR&Bシンガーですが、バラードを歌っても絶品だし、なんといってもゴスペルを歌う時の圧倒的声量と、神に全てを委ねて奔放に歌っているその姿勢には背筋に電気が走ります。
 80年代のロック界を疾走したプリテンダーズの看板娘、クリッシー・ハインドの持つロック・スピリットもまばゆい光を放っています。「クリッシー姐さん」と呼ぶ方が親近感が湧くかも~
 キャロル・キングの歌は、派手さはないんですが、じんわりと温かみが伝わってきます。いわゆるソウルフルなものなんですね。


 こうしてみると、ぼくのセレクトは1970~80年代に集中しているような気がします。かつての名歌手を超えるような存在が未だに現れないのか、ぼくの好みが1980年代でストップしているのか・・・(汗)
 でもあれやこれやと考えていると楽しかったですよ。
 この後もお気に入りギタリストとかピアニストとかやってみようかな(^^)



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コメント (14)
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