箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

届け、平和への願い

2018年05月13日 13時18分52秒 | 教育・子育てあれこれ



3年生は、6月の沖縄修学旅行で歌う合唱曲「HEIWAの鐘」の練習に、目下はげんでいます。

平和祈念式典では、全校生徒でつくる千羽鶴をささげ、箕面三中平和セレモニーを行います。

その際、この「HEIWAの鐘」を学年合唱します。

いまは、クラスごとに練習をしています。

次の「練習風景1」をクリックしてください。ビデオをみることができます。

「HEIWAの鐘」 「練習風景1

また、あわせて、「涙そうそう」も練習したいます。次の「練習風景2」をクリックしてください。ビデオをみることができます。


「涙そうそう」 「練習風景2

修学旅行では、沖縄の自然、文化、食べ物、習慣などに触れるとともに、沖縄の人との出会いを大切にします。

それだけでなく、平和への願いを高める学習も、三中では大切にします。



時間を自己管理する

2018年05月13日 07時55分16秒 | 教育・子育てあれこれ



もうすぐ中間テストです。

私の中学生時代には、「中1時代」とか「中1コース」いう学習雑誌があり、これらは学年にあわせ、「中2時代」やら「中3コース」というように、学年ごとにありました。

その雑誌では、定期考査に向け、準備学習の計画を立てるように、家庭学習のアドバイスも書かれていました。

たとえば、1日のテスト前の家庭学習は、二つの教科を、試験範囲にあわせて復習をする。

予定通りいかなかった場合に備え、調整時間を1回盛り込んでおく。

このようなアドバイスが、計画表のサンプルと共に書かれていました。

それに則り、私も学習計画を1週間前から立てて学習しました。

中学生にとって、考査1週間前というのは、生活全体を、テスト勉強を軸とした生活に切り替える、特別な期間です。

だから、部活も原則、停止になっています。



さて、中学生のなかにも、時間管理がうまい生徒と、苦手な生徒がいます。

時間管理が苦手な生徒は、前もってしっかりとした計画を立てず、いきあたりばったりでテストに臨みます。

時間管理のうまい生徒は、計画的にテスト前の生活を送ります。

あわてることなく、黙々と日々の家庭生活・学校生活を送ります。

時間に追われるような生活をするのではなく、自ら時間管理をするような習慣づけも、学習習慣を形成するうえで、重要です。

とかく、「勉強しなさい」だけで、どれほど勉強したかという量や長さだけで、子どもの学習を評価する傾向があります。

しっかり時間管理をすることは、社会人になってからでも、大切な力になります。

時間に追いかけられるのではなく、時間をコントロールできる中学生になってほしいと思います。

(本文の内容と写真は、関係ありません)