もうすぐ中間テストです。
私の中学生時代には、「中1時代」とか「中1コース」いう学習雑誌があり、これらは学年にあわせ、「中2時代」やら「中3コース」というように、学年ごとにありました。
その雑誌では、定期考査に向け、準備学習の計画を立てるように、家庭学習のアドバイスも書かれていました。
たとえば、1日のテスト前の家庭学習は、二つの教科を、試験範囲にあわせて復習をする。
予定通りいかなかった場合に備え、調整時間を1回盛り込んでおく。
このようなアドバイスが、計画表のサンプルと共に書かれていました。
それに則り、私も学習計画を1週間前から立てて学習しました。
中学生にとって、考査1週間前というのは、生活全体を、テスト勉強を軸とした生活に切り替える、特別な期間です。
だから、部活も原則、停止になっています。
さて、中学生のなかにも、時間管理がうまい生徒と、苦手な生徒がいます。
時間管理が苦手な生徒は、前もってしっかりとした計画を立てず、いきあたりばったりでテストに臨みます。
時間管理のうまい生徒は、計画的にテスト前の生活を送ります。
あわてることなく、黙々と日々の家庭生活・学校生活を送ります。
時間に追われるような生活をするのではなく、自ら時間管理をするような習慣づけも、学習習慣を形成するうえで、重要です。
とかく、「勉強しなさい」だけで、どれほど勉強したかという量や長さだけで、子どもの学習を評価する傾向があります。
しっかり時間管理をすることは、社会人になってからでも、大切な力になります。
時間に追いかけられるのではなく、時間をコントロールできる中学生になってほしいと思います。
(本文の内容と写真は、関係ありません)