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(写真は、「中学保健ニュース」[少年写真新聞社発行]より)
本日、二度目の歯科検診でした。1年生全員と2年C・D・E組が受診しました。
昔は、検診というと、待っている生徒が騒がしくして、検診の声をかき消すことがあり、よくお医者さんに叱られました。
保護者のかたも、中学時代には、そんなことがあったのではないでしょうか。
でも、いまどきの生徒たちは、静かにして待つことができます。
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とくに、三中の子は、よく話を聞きます。校歌にあるささゆりのように、「人知れず咲き、謙虚に」生活している子が多くいます。
30年以上教職にたずさわる私からすれば、隔世の感をもちます。
全校生徒が集まっても、おしゃべりせず、顔を上げじっと話を聴いてくれます。
話が終わると、拍手をしてくれます。
私が、昔、学年集会などをしているときは、騒がしく雑然とした中で話をしていたことも、よくありました。
おそらく、親御さんも、自身の中学時代の頃とは、だいぶん子どもの様子が違っていると思われるでしょう。
ひとことでいうと、「ごんた・やんちゃ」な子がいなくなりました。
かといって、生徒たちにパワーがないかといえば、そうでもなく、行事とかでがんばる面は健在です。
「子どもが変わった」と世間では言います。
たしかに、見た感じや様子は変わってきています。
しかし、変わらないものがあります。
それは、中学生の思いや願いです。
・学習にがんばるねん。
・友だちといっしょに楽しく学校生活をすごしたい。
・学校行事で燃えたい。
・部活で、活躍したいな。
・先生とも、いい関係でいたいな。
こんな願いや思いは、昔の中学生と、なんら変わることはない。
こう、私は思います。
ならば、その三中生の願いや思いに応えていく学校でありたいと、あらためて想うのです。