アーティストやアスリート、また芸術家、演奏者、芸能を仕事にしている人にとって、ファンの存在はありがたいものです。
ファンの中にも、いわゆる「オタク」というコアなファンがいます。
その人たちは、気に入った「推しメン」をもっていて、その人のタオルや写真、うちわなどのグッズをもっています。
この「オタク」を海外から来た人に説明するには、どんな英語を使うといいか。
They are the people who have a great enthusiasm for the artists they like.
They spend a lot of time and money on character goods, and it seems they know everything about these things.
さしずめ、こんな感じでしょうか。
人気がなくなると、一目散に離れている人が多いなかで、コアなファンはそのアーティストのもとに集まってきて、一生懸命に応援します。
これはこれで、素晴らしいことです。
そんな時、コアなファンは、どれほどそのアーティストを励ますことになるか。
人を励まし、応援することは尊いことです。
今はコロナ禍で、無観客のライブやコンサートで、オンライン配信をすることも増えてきました。
以前に浦和レッズのサポーターが「JAPANESE ONLY」という横幕を掲げた制裁で、当時にしては異例の無観客試合を課せられました。
レッズの選手は、「応援がないと力が何となく出ない。普段のサポーターの応援のありがたさを、あらためて感じた」というコメントを出していました。
わたしは、このエピソードを挙げて、中学生の体育祭でクラスの応援をしっかりしょうと呼びかけました。
応援や声援を受けると、人は全力で走っていても、あと一歩の力を出せることもあるのです。
他者を励まし、応援して勇気づける存在は、やはり大きいのです。