今後、急速な少子化が進行していく見込みです。
2023年の大学入学者は約63万人です。
しかし、2040年には約46万人になり、大学は現在の定員の7割程度しか埋められなくなります。
それを見越して、今後は大学や学部の設置認可要件を厳しくしていくことになるでしょう。
大学は、「冬の時代」に入ります。
大学・学部の新設を抑えられることになります。
文科省は、教育の質が十分見込めない大学には縮小や撤退を促すことになります。
国立大は学部定員を見直し、大学教育の重点化を打ち出しました。
今後、留学生や社会人などの受け入れを拡大するとともに、認可審査で財産保有や経営状況などに関する要件がチェックされます。
教育効果の評価では、学生が在学中にどの程度力を伸ばしたかなども審査されることになります。
今までは高等教育の充実ということで、大学の新設、学部の増設は比較的容易でしたが、今後は難しくなります。
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