ドクター・ヘリオットの愛犬物語(上) (ドクター・ヘリオットシリーズ) (集英社文庫) | |
ジェイムズ・ヘリオット | |
集英社 |
Dr.ヘリオットはイギリスの獣医で作家だった人ですが、その温かいユーモアあふれる作品のファン
は未だに多いようです。私もその一人。とくに彼は犬好きだったようで、猫や他の動物のお話もあ
りますが、犬にまつわるものが断然多くあります。
我が家のなっちゃんを見ていると、一日中丸くなって寝ているし、前足で顔を洗うし、
まるで猫のよう。他にも変わっているなあと思うところがたくさんあります。
ところが、ヘリオット先生のお話を読んでいると、それぞれの犬の変人(変犬)ぶりは、
なかなかのものです。一生に一度しか吠えなかった犬や、子どもたちと一緒に滑り台
を楽しむ犬や。犬も十犬十色だということがよく分かります。
なっちゃんなんか、ごく普通の犬らしい犬かもしれません。
この足を交差させるポーズ、優雅でしょう?